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田中利明マイスター(洋服裁縫師)

最終更新日 2019年3月6日

田中 利明(たなか としあき)
洋服裁縫師

平成28年度選定(第21期)
泉区在住

  • 昭和17年生まれ、横浜市出身
  • タナカテーラー代表
  • 神奈川県洋服商工業協同組合の理事、技術部長などを歴任

お客様の理想の服作りに徹する

「人と接することがとにかく大好き」と田中さん。

1日の作業時間は約9時間。上下の型紙を作るだけで1日、芯作りだけでも半日かかるため、1着仕上げるだけでも非常に時間がかかります。

オーダーメイドの服を希望されるお客様は、それぞれに強い思い入れをお持ちですが、どんな要望にも対応する根気強さと柔軟性、何よりも仕事の丁寧さには自信があるそうです。

また、日本のテーラーの第一人者である真鍋恵勇氏が開催する「クリエイトクラブ」に参加するなど、技を研鑽しています。

県内の小・中学校で、生徒達にわかりやすく裁縫技術を伝えることを心掛け、「一人でも洋服裁縫師という職業に就きたいと思ってもらえたら嬉しい」と語られています。

マイスターの技

紳士服は、布地と様々な素材の芯を組み合わせて縫製されます。

田中さんは、紳士服の前身頃の芯が背広の要であり、肩から胸のライン、脇から腰にかけての美しいシルエットを決めると考えています。

前身頃の芯作りでは、布と芯の縦目線を合わせることにこだわります。前身頃と毛芯(けじん)の縦目線を合わせ、肩と胸、ウエストのダーツを取ります。本バス芯(じん)(馬の尻尾の毛を使用した芯)とウエストから下の裏地芯を毛芯の縦目線に合わせ、布地の目に沿って細かくジグザグミシンをかけます。

また、襟と芯を縫い留めるために湾曲にハ刺しをする工程も手で一目一目細かく縫い上げていくなど、注文服ならではの丁寧な手法で仕上げています。

布の持つ縦目、横目、斜目の伸縮性の違いを利用して仕上げたスーツは、長年着ても型崩れせず、美しいシルエットを保っています。

プロフィール

横浜生まれ横浜育ち。

高校卒業後、父と兄の経営するテーラーで紳士服の縫製を兄に仕込まれ、組合などで技術を学ぶ。

31歳の時に、兄が縫製「工房ツネ」を設立して分業となったのを機に、タナカテーラーを継ぐ。

神奈川県洋服商工業協同組合の理事を務め、組合ブランド「ビスコレ」の立ち上げを主導。

一貫して手作りのオーダーメイドの紳士服を手掛けている。

主な受賞歴

  • 平成18年 かながわ技能フェスティバル第38回技能コンクール紳士注文服製作の部神技連会長賞受賞(神奈川県知事)
  • 平成19年 横浜市技能功労者表彰受賞(横浜市長)
  • 平成23年 かながわ技能フェスティバル第43回技能コンクール紳士注文服製作の部優勝(神奈川県知事)

ここでマイスターの技に出会える!

タナカテーラー
横浜市泉区中田東1-30-33-5
電話:045-800-4129

このページへのお問合せ

経済局市民経済労働部雇用労働課

電話:045-671-2341

電話:045-671-2341

ファクス:045-664-9188

メールアドレス:ke-koyo@city.yokohama.jp

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