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中田敞マイスター(釜師)

最終更新日 2019年3月1日

中田 敞(なかた たかし)
雅号 呂尚目平
釜師

平成10年度選定(第3期)
青葉区在住

  • 昭和7年生まれ、大阪府出身
  • 昭和30年 武蔵野美術学校西洋画科卒業
  • 釜師 根来実三氏に師事、独立し中田工房を設立

奥深い釜作りの世界を追求し続ける

「鋳物はできてみないとわかりません。型から傷一つなくでてきたときはほっとします」と中田さん。

一つの釜作りに費やす時間は約40日と量産はできません。

釜一つあれば茶の湯は成るといわれるほど重要な役割を果たす釜。炉にそえられた釜一つで空間が引きしまります。しかしながら、釜だけ主張すると場が落ち着かない。

「一番大事なことは際立って主張しないこと。道具ですから使いやすいと言われるのが一番うれしい」、「やればやるほど難しくなる。奥が深いから、追求するのが忙しい」と語ります。

後継者である息子さんが第31回神奈川県美術展で大賞を受賞するなど技能の継承にも熱心に取り組んでいます。

また、地元の小学校からの工房見学の受け入れ、チャリティー展への作品寄贈など、様々な社会活動を行ってきました。

マイスターの技

釜は、砂と粘土を練り合わせ成形した鋳型の外型(主型:おもがた)と内型(中子:なかご)との隙間に溶けた鉄を流し込んで作ります。

釜づくりは、一般的に、主型を作る人、中子を作る人、ふたを作る人、漆を塗る人と分業になっていますが、中田さんはデザインから仕上げまでの全ての工程を一人でこなします。

中田さんは、造形・釜肌を深く追求し、独特な雅趣を醸しだした作品を作り出しています。

プロフィール

大阪出身。武蔵野美術学校西洋画科在学中に、下宿先で知りあった先輩の父親である釜師 根来実三氏の仕事場を訪れ、初めて金属が溶けるところを見てその色に魅了される。

卒業後、根来氏に師事。32歳の時に独立して工房を持つ。

釜の製作は、日本古来の貴重な技能ですが、現在、釜師は県下で数人しかいません。

主な受賞歴

  • 昭和43年 準特選(神奈川県美術展委員会)

ここでマイスターの技に出会える!

中田工房
横浜市青葉区寺家町499
電話:045-962-2124

このページへのお問合せ

経済局市民経済労働部雇用労働課

電話:045-671-2341

電話:045-671-2341

ファクス:045-664-9188

メールアドレス:ke-koyo@city.yokohama.jp

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