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緑山スタジオをフィールドとした実証実験募集に向けて見学会を実施します

最終更新日 2024年8月23日

横浜市の近未来技術開発支援について

 横浜市では、国内外の様々な企業・機関と連携を図りながら、オープンイノベーションにより付加価値の高い製品・サービスの開発や新たなビジネスの創出、新技術を活用した社会課題の解決に取り組んでいます。
 また、本市では様々な国際的なイベントが開催されており、都市の魅力の発信や経済の活性化など、今後の飛躍に向けたチャンスを有している一方で、少子高齢化や生産年齢人口の減少、郊外部を中心とした都市インフラの老朽化などの社会課題を抱えています。こうしたなかで、本市が抱える可能性や課題に対し、近未来技術を通じた課題解決、ニーズの開拓・充足を図るため、実証フィールドやテーマを事前に設定し実証実験提案を募集し、企業等のプロジェクト創出やビジネス化を支援するとともに、社会課題の解決に取り組んでいます。

新たな実証実験フィールド ~施設運営の課題解決~ 施設見学会の開催概要について

 横浜市では、これまでに「住まいの快適化」や「コロナ禍における商業施設の活性化」「都市部でのスマート農業」などをテーマとして設定し、横浜市住宅供給公社が管理する賃貸住宅や横浜南部市場、横浜市内の農地をフィールドとした実証実験を募集し、採択企業が実証実験を行っています。
 その一環として、昨年度に「施設運営の課題解決」をテーマとし、横浜市で大規模なスタジオ施設を持つ「TBS緑山スタジオ(以下「緑山スタジオ」)」をフィールドに、施設側のニーズを発掘することを目的としたワークショップを開催しました。ご参加された皆様におかれましては、施設側のニーズに関して理解を深めていただくことができたかと思います。
 今回は、実証実験を募集するにあたり、施設の管理を業務受託している緑山スタジオ・シティより改めて課題を説明し、実際の実証実験場所をご案内する施設見学会を開催します。
 施設運営管理のDX化を目指す、新たな製品・サービスの開発を手掛ける企業の皆様のご参加をお待ちしております。

緑山スタジオが期待すること

本取組において、フィールド提供者である緑山スタジオが期待することは、大幅な施設改修を伴わず、まずは短期的に実施可能な既存設備のDXに取り組むことで、設備のデジタル化を図り、施設利用者・訪問者にとって快適かつ魅力的な施設とすることです。

主な施設課題とソリューション例

緑山スタジオ 地図
緑山スタジオ地図

本事業では、屋外や大道具を一次保管場所となるセッティングスペース、ごみの分別をする荷捌き場等を主な実証実験のフィールドとすることを想定しています。
(※見学場所は変更になる場合があります。)
提案内容や分野を指定するものではありませんが、以下にソリューション例をお示しいたします。

1.警備

  • 入構システムの見直し(例.入退場の電子管理、ICチップ・QRコード入構証)
  • 敷地全体の効率的な監視(例.赤外線やドローンを利用した敷地境界の監視)

2.施設管理の省力化

  • 清掃の効率化・省力化(例.清掃ロボット、弁当容器と生ごみ分別作業の自動化)
  • 運搬輸送の効率化・省力化(例.美術資材の⾃動運搬のための⾃動⾛⾏⾞両)

3.敷地の有効活用・機能拡充

  • 駐⾞場問題の解消(例.センサー・ビーコン等を用いたスマートパーキング)

4.環境

  • 環境配慮策の有効活用(例.夏場の太陽光温⽔パネルで余った熱の利⽤⽤途)
  • 使用エネルギーの削減(例.EV・PHEVの利用)

5.害虫・害獣対策

  • 害虫駆除の徹底(例.動物が嫌がる⾳・光で侵⼊を阻⽌)
  • 害獣の侵入・発生の防止(例.侵⼊を検知する⾼精度センサー、AIカメラ)

6.その他

  • 施設の魅力向上等(例.催事やイベントの効果的な発信、IoT製品を使った遮熱・遮光や自動換気)

開催日時

令和6年9月17日(火曜日) 15時~17時
定員20名

開催場所

株式会社緑山スタジオ・シティ
住所:神奈川県横浜市青葉区緑山2100
アクセス:電車でお越しの場合(外部サイト)
     車でお越しの場合(首都高~中央道~稲城大橋 経由)(外部サイト)
     車でお越しの場合(東名~青葉IC・横浜IC~R246 経由)(外部サイト)
     ※車でお越しの場合は、申請フォームにてお申し出ください。

参加対象者

施設運営の課題解決に寄与する、近未来技術を用いた製品・サービスの開発に関心のある企業・団体等

  • 施設運営管理面の課題を浮彫りにし、近未来技術を用いた製品・サービスの商品化を目指して実証実験を構想している企業様が施設見学を行うイベントです。
  • 施設見学会開催後に実証実験を募集します。応募にあたり施設見学会への参加は必須ではありませんが、フィールドの課題に関する理解を深めた上でご提案いただくためにもぜひご参加ください。

申込方法・申込期限

横浜市電子申請から9月12日(木曜日)12時までにお申し込みください。
実施内容
  内容 説明者・参加者 時間
横浜市の先端技術開発支援について 横浜市経済局 10分
緑山スタジオについて
  • 施設の紹介
  • 施設運営管理の課題や期待する提案
緑山スタジオ・シティ 15分
施設見学 参加各社 60分
意見交換・質疑応答 参加各社 30分
まとめ・今後の流れについて 横浜市経済局 5分

主催

横浜市

このページへのお問合せ

経済局ビジネスイノベーション部イノベーション推進課

電話:045-671-2748

電話:045-671-2748

ファクス:045-664-4867

メールアドレス:ke-poc@city.yokohama.jp

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