ここから本文です。
栄第二水再生センター(改修)
最終更新日 2024年12月11日
栄第二水再生センター特殊消火設備改築工事
名称 | 栄第二水再生センター |
---|---|
所在地 | 栄区長沼町82番地 |
構造規模 | RC造 |
延べ面積 | 5819㎡ |
設計 | 有限会社建築設備設計纏企画 |
工期 | 令和5年7月19日から令和6年3月29日 |
施工 | (消防設備工事)有限会社旭総合メンテナンス |
施設案内 | 栄第二水再生センター |
消化ボンベ
消化ボンベ
制御盤
閉止弁・選択弁ユニット
起動装置
スピーカー・噴射ヘッド
設計者からのコメント
当施設の特高電気室・主電気室の消火設備は、従来「二酸化炭素消火設備」によって整備されていました。しかし、令和2年から3年に起きた他都市の「二酸化炭素消火設備 保守管理に於ける事故」を受け、市担当部局・施設側としても安全性の高い消火設備に変更したい旨のご要望が有り、所轄消防署及び市担当者様、並びに「不活性ガス消火設備」の製造管理会社数社と協議を続けてまいりました。
一方で、平成4年末に前記事故を踏まえ、消防法の改正がなされ安全面の重視が定められています。協議・検討を加えた結果、既存の施設で「不活性消火設備」を導入する場合、一番の問題点として、消火剤噴射の際に急激に上昇する室内圧力を逃がす「避圧口約2.0㎡強」の設置が、開口部が少ない当施設の電気室には、建物構造上不可能との判断となり、改正された消防法に則った形で「二酸化炭素消火設備」の更新を行いました。
施工の際は、常時稼働している施設において、万一の自然災害発生への対応を含め、施設側ご担当、並びに施工会社と綿密な打ち合わせを随時行い、無事引き渡しを完了しています。
このページへのお問合せ
建築局公共建築部営繕企画課
電話:045-671-2956
電話:045-671-2956
ファクス:045-664-5477
ページID:857-808-302