ここから本文です。
横浜美術館(改修)
最終更新日 2024年8月20日
横浜美術館改修工事
名称 | 横浜美術館 |
---|---|
所在地 | 西区みなとみらい三丁目4番地の1 |
構造規模 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
延べ面積 | 26,829㎡ |
設計 | 株式会社丹下都市建築設計 |
工期 | 令和3年9月29日から令和6年1月31日 |
施工 | (建築工事)清水・小俣・三木JV |
施設案内 | 横浜美術館(外部サイト) |
東側外観
西側外観
東側外観夜景
北側外観夜景
ポルティコ
グランドギャラリー
3階ギャラリー7
2階ギャラリー9
2階美術図書室
7階収蔵庫
2階こどものアトリエA
1階レクチャーホール
設計者からのコメント
横浜美術館は、みなとみらい21地区の将来開発の先導的プロジェクトとしての位置づけにより建設され、昭和63年に竣工しました。
竣工後30年にわたり市民の皆様ならびに、世界の皆様からもご利用されてきた横浜美術館も美術館へのニーズの変化への対応と、経年劣化への対応から、足掛け5年の改修設計、工事の期間を経て、この度改修工事が完了しました。
美術館の基本的な構成は、横浜市が提唱する<観る・創る・学ぶ>というコンセプトをもとに、中央部の展示・収蔵部と左右に配置された図書館・アトリエといった機能で構成されています。
この度の改修においても、この創建時の基本コンセプトと施設構成は継承されています。
主な改修部位としては、展示室は近年の展示作品の規模の大きさや、様々な形状の作品に対応すべく、折上げ天井だった天井をフラットにし天井高さも上げています。
また、収蔵品の増加に対応するため収蔵庫を新たに増設したほか、既存の収蔵庫も内装はすべて更新しています。この美術館の特徴であるグランドギャラリーでは、故障していたトップライト部のルーバーを当初の仕様と同様に開閉できるように改修したことで、創建時のように外光がふりそそぐ開放感のある空間が再現されました。また入口受付付近に、エントランスフロアーと展示室フロアーを結ぶ視認性の高いガラスシャフトのエレベーターを設置しました。その他、エレベーターの増設、車椅子ご利用者のための駐車スペースの設置等のバリアフリー化への対応工事、各種設備の更新工事、屋上の防水、各部シーリング材の経年劣化部位の改修工事を行っています。
横浜美術館がこの改修を経て、今後ともより市民に親しまれ、横浜を象徴する美術館となることを願っています。
このページへのお問合せ
建築局公共建築部営繕企画課
電話:045-671-2956
電話:045-671-2956
ファクス:045-664-5477
ページID:176-061-574