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西部児童相談所
最終更新日 2022年8月17日
西部児童相談所その他再整備工事
名称 | 西部児童相談所 |
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所在地 | 保土ケ谷区川辺町5番地10 |
構造規模 | SRC造 |
延べ面積 | 約7,129㎡ |
設計 | 株式会社渡辺建築設計事務所 |
工期 | 令和2年8月27日~令和4年3月11日 |
施工 | (建築工事)株式会社三木組 |
外観1
外観2
外観3
ウッドデッキ
待合ホール
ホール
事務室
事務室2
内観1
内観2
内観3
講堂
設計者からのコメント
既存施設は、現西部児童相談所と旧看護学校が同じ施設に共存しながら、地下一階では繋がっていましたが、地上階においては往来ができない別建物となっていました。横浜駅前の地下街と地上階の建物との関係に似ています。
旧看護学校の移転に伴い、空室となった学校施設を児童相談所に用途変更することで既存施設の有効活用を図り且つコスト縮減を実現できたと考えます。
現西部児童相談所を運営しながらの移転改修工事となることから運営業務の中断、現有機能を損なわない計画が必要となります。
また、法規上増築ができない施設となっています。
このような条件下で計画を行うにあたり、まず地上レベルでの往来の可能性について検証が必要となりました。
計画する上で要所要所に存在する既存の耐震壁が立ちはだかりました。耐震壁の機能を確保しながら再構築の可能性について建築指導課と協議を重ね、検討書の提出等により了承を頂くことができ無事スタートを切ることができました。
これにより、ゾーニングの明確化、平面計画上空間の有効利用が図れることになりました。
また、既存の電気室が地下にあり、隣接する帷子川からの浸水の影響等に配慮し、災害時にあっても継続的な施設運営が可能となるようメインの受変電設備を地上階である5階に設置する対応としました。
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