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六ツ川中学校武道場
最終更新日 2022年8月3日
六ツ川中学校武道場増築その他工事
名称 | 六ツ川中学校武道場 |
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所在地 | 南区六ツ川三丁目81番地11 |
構造規模 | 木造 |
延べ面積 | 約431㎡ |
設計 | 株式会社ケー・アール建築研究所 |
工期 | 令和3年5月18日~令和4年3月10日 |
施工 | (建築工事)株式会社大勝 (電気設備工事)株式会社平岡電機工事 |
外観(南東)
外観(東)
外観(南)
玄関ホール
玄関ホール
道場
道場
剣道器具置場
畳収納庫
更衣室
設計者からのコメント
六ツ川中学校の武道場の新築工事です。
木造平屋とすることで建物を軽量化し、杭をなくすことでコストダウンを図りました。また、延焼線の発生しない建物配置とすることでサッシは高額な防火設備をなくしコストダウンを図りました。
平面計画はシンプルな長方形とすることで外壁面積を極力削減し、同一形状のキングポストトラスを連続させることで武道場の大きさに必要な13.65mスパンを確保しました。
平面計画・構造をシンプルにすることでコストを抑え、構造材と床のフローリング、家具は国産材を活用することが出来ました。
建築基準法施工令第114条第3項の小屋裏の界壁は、内装仕上げを難燃シナ合板とすることで界壁の無いすっきりとした空間にしました。天井に沿った梁をなくすことで、あらわし梁の見付面積は天井面積の1/10以下とする内装制限も余裕をもってクリアできました。
2本1セットのトラス梁の間を照明器具と配線のスペースとすることで意匠・構造・設備が一体となった合理的な設計としました。
ウッドショックの影響で木材の供給が安定しない中、設計当初の県産材は入手できませんでしたが、早めの調達を心掛けたことで国産材を採用することが出来ました。また設計で指定した樹種・強度が入手できない木材もありましたが、施工者および製材・プレカット会社と密に連絡を取り合うことで迅速に変更対応することができ、無事に工期内に完成することが出来ました。
このページへのお問合せ
建築局公共建築部営繕企画課
電話:045-671-2956
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