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みなとみらい本町小学校
最終更新日 2019年3月11日
みなとみらい本町小学校
名称 | みなとみらい本町小学校 |
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所在地 | 横浜市西区高島一丁目2番3号 |
構造規模 | 鉄骨造 |
延べ面積 | 7,968.85(m2) |
設計 | 株式会社みかんぐみ |
工期 | 平成28年9月~平成30年3月 |
施工 | (建築)渡辺・根本・昭和建設共同企業体 (電気)シンデン・矢口建設共同企業体 (空調衛生)南・ホーセン建設共同企業体 (昇降機)中央エレベーター工業株式会社 (校庭整備)奈良建設株式会社 (緑化)相武造園土木株式会社 (防護施設)株式会社K.Y.S ※グランド舗装工事別途 |
南側正面外観
北側全景俯瞰
昇降口
階段ホール
EVホール・廊下
廊下
教室
多目的室
個別支援教室
図書室
コンピューター室
音楽室
理科室
家庭科室
図工室
PTA会議室・地域交流室
和室
配膳ホール
男子トイレ
女子トイレ
多目的トイレ
中庭
体育場
プール
設計者からのコメント
敷地は国道や高速道路に隣接し、周辺はビル建設ラッシュという、必ずしも恵まれた立地でないが、子ども達にとっては学び育つ環境としてのかけがえのない時間をすごす校舎であり、地域にとっては短期間でも開かれた拠点となることを目指した。一方で10年限定であることから、経済性、解体の容易さ、合理性をもつとともに環境配慮型建築として、鉄骨ブレース構造とし、リサイクル可能セメント系外壁材を採用し、内外装には極力乾式工法を用いている。
国道側に騒音を屋内体育館のボリュームでブロックするように配置して、教室群は中庭を挟んだ南北の2列棟として計画し、南棟には普通教室、北棟に特別教室群、その中間を図書室、集会室等で繋いでいる。普通教室群は適宜多目的室を配して学級編成等にも柔軟に対応できる様にし、掲示機能も備えた木製可動パーティションで可変性をもたせ、多様な活動を可能にしている。また、移動空間である階段は中庭からの光をとりこむ装置となり、踊り場や階段ホール脇、廊下の先などに溜まりの小空間を設けて児童が心地よさや自分の居場所等を感じながら生活することが出来る計画とした。
校舎北側境界は塀で閉ざさずに歩行者空間として開放し、そこに面して地域交流室を配し、児童の創作品のショーウインドウを設け、これから発展する周辺の都市環境と調和し、明るく緑豊かな小学校をアピールしている。そして、ピロティの天井や階段の壁に彩色した「エメラルドグリーン」は親校である横浜市立本町小学校の青色と同系色でありつつ、みなとみらい21地区の小学校としてのアイデンティティカラーとなっている。
限られた時間の中で児童の記憶に残る学校となることを願っている。
公共建築部では、公共建築物の設計、建設を担当しています。
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電話:045-671-2956
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