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こども自然公園休憩管理棟(新築工事)
最終更新日 2019年2月12日
こども自然公園休憩管理棟
名称 | こども自然公園休憩管理棟 |
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所在地 | 横浜市旭区大池町65番1 |
構造規模 | 鉄筋コンクリート造一部木造 |
延べ面積 | 1,256.95(m2) |
設計 | 株式会社エス・デイ企画設計研究所 |
工期 | 平成27年4月20日~平成28年5月27日 |
施工 | (建築)株式会社安藤建設 |
東南側外観
北東側外観
休憩室
野球場受付
北部公園緑地事務所
北部公園緑地事務所内
ヤード建物全景
ヤード建物公園屋内作業所
設計者からのコメント
こども自然公園休憩管理棟は、コンパクトな施設の中に様々な機能の集約を求められた建物です。市民の休憩用のスペース、公園緑地事務所、自然体験施設の管理業務スペースなど、それぞれが機能を充分に完遂しつつ重なり連なることで、より相互の活動に広がりが持てるよう、プランや配置、構造の選定などに工夫を加えました。
市民の休憩スペースは、親しみの持てる木造の現しで、公園入り口からも大池の水面を伺えるよう、壁の無い透過性の高い構成とし、最も居心地のよい場所へ配置しています。休憩スペースに連なる事務機能をもつ部分は、耐久性高くRC造とし利用者側に面する部分は樹木が林立する木陰のような立体感をもつ面、管理従事者側からはシンプルで控え目な面をもつ建物とし、双方を明確に分離しつつもそれぞれに適した姿としています。
さらに、その奥に通路を挟み配置された倉庫棟は片流れの軽快な鉄骨造とし、外側の公園側は威圧感少ない背の低い姿ですが、内側の管理側は高く広く外部の作業用のヤードとも一体的に使えます。
また、これらの建物はできるだけ既存樹木を残したままの配置とし、事務機能の部分の建物は、付近の樹木の根の張りを阻害せぬよう基礎をできるだけ小さくし、2階部分がせり出すような形状をしています。
建物全体は風の通りを考慮した設計を行い、設備に頼らなくとも涼しく過ごせるよう深い軒と広い開口部を設けています。
加えて公共建築物は、通常の建物以上に高耐久です。また、将来の改修設計などを建設当時の設計者が手掛けることができるとも限りません。そこで、永く市民の皆さまに喜んで使っていただけるよう、十数年後に行われるであろう改修設計の際も、自由度高く、かつ躯体を損なわずとも改修できるように、シンプルな構造躯体とし、内部間仕切壁の多くは改築等にも対応可能な素材を採用しています。
公共建築部では、公共建築物の設計、建設を担当しています。
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頂きました貴重なご意見はこちらに掲載いたします。また、設計者、行政担当者と共有し、今後の設計等の参考とさせていただきます。
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電話:045-671-2956
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