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横浜ヘリポート格納庫(新築)
最終更新日 2019年2月13日
横浜ヘリポート格納庫
名称 | 横浜ヘリポート格納庫 |
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所在地 | 金沢区福浦三丁目 |
構造規模 | 鉄骨造、地上2階建て |
延べ面積 | 1,176.64m2 |
設計 | 株式会社須山設計 |
工期 | 平成26年12月~平成27年11月 |
施工 | 【建築】馬淵建設株式会社 【電気設備】東邦電設株式会社 【空調・衛生設備】株式会社今野設備 |
旧格納庫 外観南面全景
新格納庫 外観南面全景
外観東南面全景
南側より格納庫をみる
北側より格納庫をみる
上階通路より見下
車庫
格納庫 夜景
設計者からのコメント
横浜ヘリポートは、災害時の消火、救助、情報伝達、復旧等に係る、重要な拠点です。大震災直後の緊急活動に支障が無いよう、十分な耐震性の確保と共に、液状化対策として、柱脚以外の床版下を含め、建物全体に杭を配置しました。
ヘリコプター2機を格納する、間口36m、奥行き20m、高さ12mの大空間は、鉄骨構造で架構しており、出入庫の大開口は、高さ3mのトラス梁が支えています。
鉄骨の塗装は重防食塗装仕様を選定し、上塗りにフッ素樹脂を使用しました。
間口が限られる敷地条件の中で、2機が同時に出動できる幅を得る為に、戸袋が無い、オーバーヘッドドア(中柱移動型)を採用しています。
オーバーヘッドドアの上部は透光するFRPを使用して、排煙を兼ねたハイサイド窓と共に、庫内への自然光をふんだんに取り入れました。
オーバーヘッドドア、排煙窓、格納庫背面にあるメンテナンス用のシャッターは、庫内で火災が発生した際、自動火災報知設備と連動して一斉に開放し、速やかな消火活動が行える仕組みになっています。
立地が沿岸地域であることから、仕上材や付属物は、塩害、強風対策を十分に考慮して選定しました。
格納庫の機能性を重視した、シンプルな平面、断面構成の建物となっています。
公共建築部では、公共建築物の設計、建設を担当しています。
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