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荏田西コミュニティハウス(新築)
最終更新日 2019年3月11日
荏田西コミュニティハウス
名称 | 荏田西コミュニティハウス |
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所在地 | 青葉区荏田西一丁目 |
構造規模 | 平屋建、木造 |
延べ面積 | 194.54m2 |
設計 | 有限会社エヌ,イー,ユウ総合計画事務所 |
工期 | 平成27年4月~平成27年11月 |
施工 | 【建築】石黒建設株式会社 【電気】株式会社大貫電興社 【空調・衛生設備】有限会社大橋水道設備 |
外観
外観
ポーチ
デッキ
外観
外観
内観
内観
(撮影:GEN INOUE)
設計者からのコメント
市の木材利用の方針に基づき計画された木造公共施設です。
公園内立地の特性を活かした開放的な構成、木造小屋トラスによる無柱空間構成など、積極的に木材利用を取り入れ、新たな市民利用施設のあり方を目指しています。
公園内に立地するために、建物の大きさに制限があり、200m2以内で設計を行う必要がありました。
地域住民による建設委員会を設置し、利用効率をいかに成立させるかを中心に議論を行い、以下の点を軸とした設計を進めました。
- 公園内立地の特性を最大に活かし、周辺環境・景観との調和をとる。
- 内部、外部空間との連続した中間領域となる軒下空間を有効に活かす。
- 無柱空間にすることより主要な諸室に時代の変化に柔軟に対応できる融通性を持たせる。
- 環境にやさしい建築性能を持つ木造とすることで、親しみやすさを持たせる。
以上により、公園内立地による豊かな外部空間を、施設内部でのコミュニティ活動の延長の場と捉え、そこに繋がる両面を大きな開口部を持つ軒下外部空間とし、可動テントで深い軒先を設け、夏場の直射光を遮りつつ、室内機能を補完させました。
中心となるコミュニティ機能は大空間のワンルーム無柱空間として、様々な地域活動を成立させるように利用形態に応じて可動間仕切りで対応できます。
また、木造と鉄骨を組み合わせた合成単純トラス構造により、無柱空間を成立させ、豊かな周辺環境に対比する、親しみやすさを持たせることとしました。
建物外観は自然に対峙することなく周辺環境に溶け込む落ち着いた佇まいとし、建物内部、軒下中間領域、外部空間で繰り広げられる様々なアクティビィティが、外から垣間見える設えとし、日常的にこの施設環境を豊かに彩り、地域活動の中心となる建築エントランスであり続けることを意図しました。
公共建築部では、公共建築物の設計、建設を担当しています。このページに掲載されている建物について市民の皆様のご感想を、公共建築部(営繕企画課)へお寄せください。
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