表紙 きらっとあさひプラン 第4期旭区地域福祉保健計画 令和3年10月 横浜市旭区役所・社会福祉法人 横浜市旭区社会福祉協議会 旭区連合自治会町内会連絡協議会・各地区別計画策定・推進組織 ごあいさつ 旭区長 権藤 由紀子 「地域で支え合い 安心して自分らしく暮らせるまち 旭区」の実現に向けて、区民の皆さま、関係機関・事業者の皆さまと行政が協働して、どのような取組を推進していくのかをお示しした、『きらっとあさひプラン(第4期旭区地域福祉保健計画)』がスタートします。 これまで3期15年にわたり、いかに身近な地域のつながりを育み、見守り・支え合いの関係づくりを進めていくかを共に考え、それぞれの強みを生かした取組を進めてまいりました。第4期の策定にあたっては、今まで以上に地域での見守りや支え合いの重要性が高まるなか、旭区地域福祉保健推進会議並びに策定検討部会の皆さまに熱心にご議論いただきました。さらに、関係団体へのアンケートや区民意見募集などを通じて、多くの貴重なご意見・ご提案をいただきました。心から感謝申し上げます。 きらっとあさひプランの推進を通じて、一人でも多くの方に、身近な地域に関心をお寄せいただき、自分事として、日常の行動や地域での活動につなげていただければと存じます。今後とも、誰もが安心して自分らしく暮らせるまちづくりに取り組んでまいりますので、引き続きのご支援ご協力をお願いいたします。 社会福祉法人 横浜市旭区社会福祉協議会会長 池田 宏史 第4期旭区地域福祉保健計画の策定にあたり、地域のみなさまと共に議論を重ね、検討してまいりました。心より感謝申し上げます。 旭区社会福祉協議会では、第3期旭区地域福祉保健計画において、交流や緩やかな見守りを通して、身近な地域におけるつながりや支えあい活動の充実に取り組んでまいりました。 地域では、少子高齢化や世帯の小規模化等、状況も大きく変化してきています。また、誰ともつながりがない「社会的孤立」や、関係性の貧困等を背景とした複合的・多様化する課題にも対応していくことが求められています。 こうした状況の中で、誰もが住み慣れた地域で生きがいをもって暮らし、共に支えあう「地域共生社会」の実現に向け、地域住民の皆さまや関係機関・団体の皆さまと一体となって取り組んでいくことが重要と考えています。 第4期計画は、これまでの取組による成果も大切にしながら、あらゆる区民の地域生活課題や、潜在化している課題に気づき、誰もが安心して自分らしく暮らせる旭区を目指しています。旭区社会福祉協議会も皆様と協力・協働しながら共に推進してまいります。引き続き地域の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。 旭区連合自治会町内会連絡協議会会長 山岸 弘樹 この度、第4期旭区地域福祉保健計画(きらっとあさひプラン)がまとまりました。これまでの第3期計画が複雑で難しく、区民には身近な計画と感じられず、区民意識調査での認知度も2割に満たないため、第4期の計画策定には、旭区連合自治会町内会連絡協議会や自治会町内会も新たに加わり、地域の方々の声を多く反映し、わかりやすい計画を目指しました。策定期間中に新型コロナウイルス感染症が流行し、地区別計画につきましても、地域のメンバーが集まることが難しい中でも話し合いの方法等を工夫し策定してきました。策定にご協力いただいた皆さまに厚くお礼申し上げます。 高齢化がますます進み、また、感染防止により地域での交流もままならない中で、これまで以上に住民同士の支え合いの必要性は高まっています。「地域を良くしていこう」という活動の一つ一つが、お互いに支え合える地域づくりに発展するものと確信しています。 自治会町内会は地域の声を一番近くで聞くことのできる組織です。第4期旭区地域福祉保健計画の推進につきましても、引き続き、各自治会町内会、地区社会福祉協議会、地域ケアプラザ、行政がそれぞれの強みを生かしながら連携・協働し、計画の推進に取り組んでまいります。 引き続き、皆さまのご理解、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。 第4期旭区地域福祉保健計画 目次 第1章 第4期計画策定の背景 (1)地域福祉保健計画とは…1ページ (2)旭区の福祉保健を取り巻く状況…3ページ (3)第3期計画(平成28年度~令和2年度)の振り返り…12ページ 第2章 計画の基本的な考え方 (1)大切にしたい視点…14ページ (2)目指すまちの姿…15ページ (3)区計画について…16ページ 第3章 区全域計画 (1)区全域計画とは…17ページ (2)目指すまちの姿…17ページ 目指す姿1 誰もが、ともに生きるまち…17ページ 目指す姿2 みんなが、声をかけあえるまち…21ページ 目指す姿3 ひとりひとりが、自分らしくいられるまち…23ページ 第4章 地区別計画 (1)地区別計画とは…25ページ (2)19地区の地区別計画…25ページ 鶴ヶ峰地区…26ページ 白根(しらね)地区…30ページ 旭北地区…34ページ 上白根(かみしらね)地区 …38ページ 今宿地区…42ページ 川井地区…46ページ 若葉台地区…50ページ 笹野台地区…54ページ 希望が丘地区…58ページ 希望が丘東地区…62ページ 希望が丘南地区…66ページ さちが丘地区…70ページ 万騎が原(まきがはら)地区…74ページ 二俣川地区…78ページ 二俣川ニュータウン地区…82ページ 旭中央地区…86ページ 旭南部地区…90ページ 左近山(さこんやま)地区…94ページ 市沢地区…98ページ 第5章 計画の推進 (1)区全域計画推進の体制…102ページ (2)地区別計画策定・推進組織の体制…103ページ (3)地区別支援チームとその役割…103ページ (4)振り返り…104ページ 第6章 資料編 (1)第4期計画の策定経過…105ページ (2)策定にあたっていただいた区民の皆さまからのご意見…106ページ (3)推進委員及び策定検討部会委員の名簿…108ページ (4)用語集…109ページ 第4期旭区地域福祉保健計画(きらっとあさひプラン)の策定期間中には、新型コロナウイルス感染症の拡大により、「新しい生活様式」に基づく活動が求められるようになりました。 私たちにとって今までにない経験であり、これまでの地域活動をそのままの形で継続することは難しい状況です。そこで、三密を回避するために活動の進め方を工夫したり、ICT(情報通信技術)などの新たな手法を活用したりすることもあると思います。 しかし、本計画で目指す姿が変わるものではなく、これまで以上に住民同士の支え合い活動が必要不可欠なことは言うまでもありません。区民の皆さまとともに地域のつながりについて考え、寄り添いながら、「誰もが安心して自分らしく暮らせるまち」を目指して取り組んでいきます。 1ページ 第1章 第4期計画策定の背景 旭区地域福祉保健計画(きらっとあさひプラン)は、旭区に住むすべての方が地域で支え合い安心して自分らしく暮らせるようにするための計画です。 住民や連合自治会町内会などの住民自治組織・事業者・公的機関(旭区役所・旭区社会福祉協議会、地域ケアプラザ等)が協働し、身近な地域の支え合いの仕組みづくりを進め、地域の福祉保健課題を解決するために策定・推進しています。「きらっとあさひプラン」は、旭区地域福祉保健計画の愛称です。 (1)地域福祉保健計画とは 社会福祉法第107条では、市町村は地域福祉の推進に関する事項を定める「市町村地域福祉計画」を策定することとされています。横浜市では、第2期計画より、「地域福祉」に健康づくりなどの「地域保健」の視点も取り入れて、「横浜市地域福祉保健計画(よこはま笑顔プラン)」として、福祉と保健の取組を一体的に推進しています。また、旭区では第2期計画より、区社会福祉協議会の「旭区地域福祉活動計画」と一体的に推進しています。 [計画の構成] 市全体の基本理念と方向性を示し、区計画の推進を支援する「市計画」、18区ごとの特性に応じた区民に身近な中心計画である「区全域計画」、より身近な地区の課題に対応するために住民が主体となり策定・推進する「地区別計画」で構成されています。 [計画期間] 第4期計画は、令和3年度から令和7年度までの5か年計画です。 2ページ コラム 地域福祉保健計画の推進における「自助(じじょ)」「共助(きょうじょ)」「公助(こうじょ)」の連携 より良い地域づくりを進めていくには、住民ひとりひとりが「私たちのまち」に関心をもつこと、住民・事業者・公的機関(旭区役所・旭区社会福祉協議会・地域ケアプラザ等)が協力して取り組むことが重要です。さらに、地域の福祉保健課題においては、 ・個人でできることは自分や家族で取り組む「自助(じじょ)」 ・一人では解決できないことを地域や仲間同士でお互いに助け合う「共助(きょうじょ)」 ・行政でなければ解決できない問題に取り組む「公助(こうじょ)」 それぞれが相互に連携して進められることが重要です。 地域福祉保健計画でも、生活課題や地域課題の解決に向けて「自助(じじょ)」、「共助(きょうじょ)」、「公助(こうじょ)」を組み合わせ、連携しながら総合的に進めていきます。 社会状況の変化と「地域共生社会」づくり 少子高齢化や人口減少の進展、世帯の小規模化、住民同士のつながりの希薄化、非正規雇用の拡大等、私たちを取り巻く社会の状況は大きく変化しています。これらを背景に、家族・友人・地域社会等との接点がなく、困ったときに支援につながりにくい「社会的孤立」や、長期にひきこもっている中高年の子どもの生活を高齢の親が支える「ハチマルゴーマル問題」、介護と育児の問題を同時に抱える「ダブルケア」等、複合的な課題や既存の制度では支援が難しい課題が増えています。 こうした中で、これまで対象ごとに整備が進められてきた公的支援が、今後、様々な課題に包括的に対応していくことが求められています。また、改めて地域を基盤にした支え合いが注目され、福祉保健分野を問わず、様々な主体が協力して課題を解決する力を高めていくことが必要とされています。 国では、このような状況を踏まえ「地域共生社会の実現」に向けた体制整備が進められています。 「地域共生社会」 制度・分野ごとの『縦割り』や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会 3ページ (2)旭区の福祉保健を取り巻く状況 旭区では、すでに人口は減少に転じており、出生数も減少傾向にある一方で、65歳以上の人口は今後も増加が見込まれます。第4期計画の最終年度となる令和7年度(2025年)には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に達する、いわゆる「2025年問題」に直面することとなります。 また、各種障害者手帳の所持者数は、市内他区と比べても多い状況となっています。区民意識調査によると、住民同士が取り組む課題として「住民同士の交流や助け合いの促進」を多くの人が挙げる等、ご近所同士の見守り・支え合いが望まれています。 このような状況を踏まえて、「第4期旭区地域福祉保健計画(きらっとあさひプラン)」では、分野を超えて横断的につながり、ひとりひとりが様々な課題を我が事として受け止め、支え合う地域づくりを進めます。 人口及び世帯数の推移 人口は緩やかに減少、一世帯当たりの人員も減少 ・令和元年10月1日現在、旭区の人口は245,169人(市内第5位)、世帯数は106,092世帯(市内第6位)となっています。 ・人口は緩やかな減少傾向が続き、世帯数は年々増加しています。 ・人口 昭和45年:161,187人 昭和55年:210,887人 昭和60年:234,544人 平成2年:248,882人 平成7年:251,052人 平成12年;252,828人 平成17年;249,708人 平成22年:251,086人 平成27年:247,234人 令和元年:245,169人 ・世帯数 昭和45年:44,057世帯 昭和55年:64,792世帯 昭和60年:73,961世帯 平成2年:83,415世帯 平成7年:89,096世帯 平成12年;94,596世帯 平成17年;96,519世帯 平成22年:100,980世帯 平成27年:102,683世帯 令和元年:106,092世帯 ・一世帯当たりの人員 昭和45年:3.66人 昭和55年:3.25人 昭和60年:3.17人 平成2年:2.98人 平成7年:2.82人 平成12年;2.67人 平成17年;2.59人 平成22年:2.49人 平成27年:2.41人 令和元年:2.31人 出典:データでみるあさひ2020[資料:昭和45~平成27年は国勢調査、令和元年は横浜市人口ニュース(各年10月1日現在)] 年齢5歳別人口の推移 5歳別人口数のピークは45~49歳へ ・平成22年には35〜39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45~49歳となっています。 ・0~40歳の人口が、10年前に比べて大きく減少し、70歳以上は顕著に増加しています。 4ページ 年齢別(4区分)人口の構成 大規模団地などを中心に高い高齢化率 ・旭区の高齢化率(65歳以上の人口割合)は29.2%で、横浜市の24.5%を大きく上回っています。 ・上白根(かみしらね)、若葉台、左近山(さこんやま)地区など計画的に開発が進んだ地域の高齢化率は、40~50%台と高くなっています。 ・鶴ヶ峰地区 0〜14歳:11.4% 15〜64歳:61.9% 65〜74歳:12.0% 75歳以上:14.7% ・白根(しらね)地区 0〜14歳:11.7% 15〜64歳:62.2% 65〜74歳:13.2% 75歳以上:12.9% ・旭北地区 0〜14歳:12.0% 15〜64歳:57.8% 65〜74歳:13.1% 75歳以上:17.1% ・上白根(かみしらね)地区 0〜14歳:7.2% 15〜64歳:47.2% 65〜74歳:18.4% 75歳以上:27.1% ・今宿地区 0〜14歳:13.4% 15〜64歳:59.0% 65〜74歳:13.1% 75歳以上:14.5% ・川井地区 0〜14歳:13.0% 15〜64歳:59.3% 65〜74歳:12.6% 75歳以上:15.0% ・若葉台地区 0〜14歳:6.4% 15〜64歳:42.6% 65〜74歳:25.8% 75歳以上:25.3% ・笹野台地区 0〜14歳:11.6% 15〜64歳:58.1% 65〜74歳:12.6% 75歳以上:17.6% ・希望が丘地区 0〜14歳:11.4% 15〜64歳:62.0% 65〜74歳:12.5% 75歳以上:14.1% ・希望が丘東地区 0〜14歳:12.8% 15〜64歳:60.5% 65〜74歳:11.6% 75歳以上:15.1% ・希望が丘南地区 0〜14歳:13.3% 15〜64歳:62.3% 65〜74歳:11.1% 75歳以上:13.3% ・さちが丘地区 0〜14歳:13.2% 15〜64歳:69.1% 65〜74歳:8.9% 75歳以上:8.8% ・万騎が原(まきがはら)地区 0〜14歳:11.3% 15〜64歳:58.4% 65〜74歳:12.5% 75歳以上:17.7% ・二俣川地区 0〜14歳:10.9% 15〜64歳:67.7% 65〜74歳:11.1% 75歳以上:10.3% ・二俣川ニュータウン地区 0〜14歳:10.4% 15〜64歳:55.1% 65〜74歳:13.3% 75歳以上:21.1% ・旭中央地区 0〜14歳:13.2% 15〜64歳:60.4% 65〜74歳:12.5% 75歳以上:13.9% ・旭南部地区 0〜14歳:14.4% 15〜64歳:65.0% 65〜74歳:10.1% 75歳以上:10.5% ・左近山(さこんやま)地区 0〜14歳:6.0% 15〜64歳:47.0% 65〜74歳:19.1% 75歳以上:27.9% ・市沢地区 0〜14歳:15.3% 15〜64歳:59.9% 65〜74歳:11.0% 75歳以上:13.8% ・旭区 0〜14歳:11.6% 15〜64歳:59.2% 65〜74歳:13.2% 75歳以上:16.0% ・横浜市 0〜14歳:12.1% 15〜64歳:63.4% 65〜74歳:11.8% 75歳以上:12.7% 出典:横浜市統計ポータルサイト(令和2年3月末現在) 5ページ 将来人口推計 少子高齢化はさらに進展 ・0~14歳の人口比率は徐々に低下していく見込みに対し、75歳以上の人口比率は今後も増加する見込みで少子高齢化がさらに進展します。 ・15~64歳の生産年齢人口比率は市内第17位(令和元年9月末現在)です。今後も、生産年齢人口については、減少していく見込みです。 ・2025年には、団塊の世代の全員が75歳以上に到達し、人口比率は20%を超えると推測されます。 ・0〜14歳以下人口 平成27年:30,835人 令和2年:28,679人 令和7年:26,471人 令和12年:24,393人 令和17年:23,173人 ・15〜64歳人口 平成27年:150,906人 令和2年:146,119人 令和7年:140,854人 令和12年:133,751人 令和17年:123,695人 ・65歳以上 平成27年:67,657人 令和2年:72,186人 令和7年:73,592人 令和12年:75,280人 令和17年:78,415人 ・75歳以上人口比率 平成27年:13.0% 令和2年:16.0% 令和7年:19.1% 令和12年:20.5% 令和17年:20.8% ・0〜14歳以下人口比率 平成27年:12.4% 令和2年:11.6% 令和7年:11.0% 令和12年:10.5% 令和17年:10.3% 出典:令和2年まで:横浜市統計ポータルサイト(各年3月末現在) 令和7年以降:横浜市将来人口推計 高齢化率の推移 高齢化率は年々増加 ・昭和45年には33人に1人であった高齢者人口は、令和元年には3~4人に1人となっています。 ・旭区では、横浜市に比べ、平成の時代に急速に高齢化率が進展しました。 ・旭区 昭和45年:3.1% 昭和55年:5.1% 昭和60年:6.1% 平成2年:8.1% 平成7年:11.2% 平成12年:15.0% 平成17年:19.3% 平成22年:23.4% 平成27年:27.4% 令和元年:29.1% ・横浜市 昭和45年:4.5% 昭和55年:6.2% 昭和60年:7.3% 平成2年:8.6% 平成7年:11.0% 平成12年:13.8% 平成17年:16.9% 平成22年:19.7% 平成27年:23.1% 令和元年:24.4% 出典:データでみるあさひ2020[資料:昭和45~平成7年までは国勢調査、平成12年以降は登録人口(各年10月1日現在)] 65歳以上の人がいる世帯数の推移 65歳以上の単身世帯は5年間で約30%増加 ・65歳以上の人がいる世帯は、平成22年から平成27年までの5年間で、5,574世帯増えています。高齢夫婦のみの世帯や単身世帯も増えています。 ・高齢単身世帯 平成22年:9,828世帯 平成27年:12,728世帯 ・高齢夫婦のみ 平成22年:13,076世帯 平成27年:14,696世帯 ・その他の世帯 平成22年:15,985世帯 平成27年:17,039世帯 出典:横浜市報告書(横浜市統計ポータルサイト・国勢調査から抜粋) 6ページ 要介護認定者数の推移(1・2号被保険者) 要介護認定者数が年々増加 ・平成27年から平成31年までに要支援・要介護認定者数は、2,249人増えています。 ・要介護認定者数は、横浜市内で1番多くなっています。 ・要介護者数 平成27年:8,676人 平成28年:9,119人 平成29年:9,492人 平成30年:9,648人 平成31年:9,926人 ・要支援者数 平成27年:2,785人 平成28年:2,945人 平成29年:3,127人 平成30年:3,336人 平成31年:3,784人 出典:データでみるあさひ2020[資料:旭区役所高齢・障害支援課(各年3月31日現在)] 認知症高齢者の推移 認知症高齢者は年々増加 ・認知症日常生活自立度2a以上の人数は、平成29年から令和元年までに494人増加しています。また、65歳以上人口に対する比率も微増しています。 ・認知症日常生活自立度2a以上の人数 平成29年:7,233人 平成30年:7,502人 令和元年:7,727人 ・65歳以上人口に対する比率 平成29年:10.22% 平成30年:10.50% 令和元年:10.74% 出典:健康福祉局地域包括ケア推進課、旭区高齢・障害支援課資料(各年9月現在) 「認知症日常生活自立度2a以上の人数」は、要介護認定を受けている方の内、認知症日常生活自立度が2a以上と判定された方の人数です。 「認知症日常生活自立度2a」に該当する行動や症状の例としては、「たびたび道に迷う、買い物や事務、金銭管理などそれまでできていたことにミスが目立つ」などがあげられます。 少子高齢化の進行とともに、高齢単身世帯や高齢夫婦のみ世帯も増加しています。また、高齢者人口に加え、要介護認定者数も市内で最も多く、今後も増加していくことが見込まれます。 こうした現状から、健康づくりや介護予防の取組と併せて、元気なうちから支援が必要となったときに備え、隣近所との関係づくりや困ったときの相談先を探しておくなど準備をしておくことが有効です。 現役世代も我が事として捉え、離れて暮らす親子の間でも将来について話をする機会を作りましょう。 7ページ 出生数と合計特殊出生率の推移 出生数は減少傾向 ・平成29年の出生数は、1,611人でした。 ・平成29年の旭区の合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に産む子どもの数)は、1.29で、全国や横浜市に比べて、少ない傾向にあります。 ・出生数 平成25年:1,803人 平成26年:1,710人 平成27年:1,678人 平成28年:1,606人 平成29年:1,611人 ・全国 平成25年:1.43合計特殊出生率 平成26年:1.42合計特殊出生率 平成27年:1.45合計特殊出生率 平成28年:1.44合計特殊出生率 平成29年:1.43合計特殊出生率 ・横浜市 平成25年:1.31合計特殊出生率 平成26年:1.34合計特殊出生率 平成27年:1.37合計特殊出生率 平成28年:1.35合計特殊出生率 平成29年:1.32合計特殊出生率 ・旭区 平成25年:1.28合計特殊出生率 平成26年:1.26合計特殊出生率 平成27年:1.27合計特殊出生率 平成28年:1.25合計特殊出生率 平成29年:1.29合計特殊出生率 全国数値は厚生労働省公表数値 母親の年齢階級は5歳階級別、年齢別人口は住民基本台帳人口を使用 出典:健康福祉局資料 各種障害者手帳所持者数の推移 精神障害者保健福祉手帳と「愛の手帳」(療育手帳)所持者数は増加 ・身体障害者手帳の所持者数はほぼ横ばいに推移していますが、知的障害者の「愛の手帳」(療育手帳)と精神障害者保健福祉手帳の所持者数は増加しています。 ・市内他区と比べて各種手帳の所持者数は多い状況となっています。(身体障害者手帳市内第2位、知的障害者「愛の手帳」(療育手帳)市内第3位、精神障害者保健福祉手帳市内第3位) ・身体障害者手帳 平成27年:7,503人 平成28年:7,521人 平成29年:7,592人 平成30年:7,544人 平成31年:7,512人 ・知的障害者「愛の手帳」 平成27年:1,955人 平成28年:2,056人 平成29年:2,135人 平成30年:2,225人 平成31年:2,304人 ・精神障害者保健福祉手帳 平成27年:2,025人 平成28年:2,199人 平成29年:2,320人 平成30年:2,459人 平成31年:2,621人 出典:データでみるあさひ2020[資料:旭区役所高齢・障害支援課(各年3月31日現在)] 8ページ 生活保護受給者数の推移 生活保護受給者数は減少傾向 ・生活保護受給者数は、平成26年から緩やかに減少しており、平成30年は4,765人となっています。 ・今後の生活保護受給者数は、新型コロナウイルスによる経済不安の影響を受け、増加する可能性があると考えられます。 ・旭区 平成26年:4,992人 平成27年:4,932人 平成28年:4,881人 平成29年:4,828人 平成30年:4,765人 ・横浜市 平成26年:71,370人 平成27年:71,289人 平成28年:71,008人 平成29年:70,537人 平成30年:69,633人 出典:横浜市統計ポータルサイト「健康福祉局資料」(各年3月末現在) 外国人住民数の推移 外国人住民数は緩やかに増加傾向 ・外国人住民数は、平成28年から増加し、令和2年は3,248人(市内第13位)となっています。 ・旭区 平成28年:2,336人 平成29年:2,538人 平成30年:2,739人 平成31年:2,975人 令和2年:3,248人 ・横浜市 平成28年:82,489人 平成29年:87,563人 平成30年:92,139人 平成31年:98,760人 令和2年:105,287人 出典:横浜市統計ポータルサイト(各年3月末現在) 9ページ 旭区の区民意識(平成30年度旭区区民意識調査より) 近隣との関係 実際の隣近所との付き合い方は、「困ったとき、相談したり助け合ったりする」割合は12.0%ですが、望んでいる隣近所との付き合い方は、21.6%の方が「困ったとき、相談や助け合いができる」付き合いを望んでいます。実際の近隣との付き合い方よりも、深い関係を望んでいる傾向がみられます。 隣近所との付き合い方 区全体の回答数は1,694 困ったとき、相談したり助け合ったりする:12.0% 一緒に買い物に行ったり、気のあった人と親しくしている:6.0% たまに立ち話をする:30.0% 道で会えば挨拶ぐらいする:39.0% 顔もよく知らない:6.1% 無回答:6.9% 望んでいる隣近所との付き合い方 区全体の回答数は1,694 困った時に相談や助け合いができる:21.6% 常から簡単な頼みごとができる:7.2% 助け合うまではしなくても、立ち話や世間話ができる:37.2% 顔をあわせたら挨拶する程度:27.5% その他:0.6% 隣近所でのつき合いは必要ない:1.3% 無回答:4.5% 住民同士が取り組むべきと思う課題(複数回答) 住民同士が取り組むべき課題は、「防災・減災や災害時への備え」が最も多く、次いで「住民同士の交流や助け合いの促進」や「高齢者や障害者などへのサポートや見守り、介護をしている人への支援」となっています。 防災・減災や災害時への備え:48.0% 住民同士の交流や助け合いの促進:41.9% 高齢者や障害者などへのサポートや見守り、介護をしている人への支援:40.6% 子どもの見守りや子育て中の人への支援:39.3% 交通安全や防犯:39.1% 身近な道路や公園の清掃などの美化:25.1% スポーツや健康づくりなどを楽しむ場やイベントの開催など:16.5% 花壇づくりなどの緑化や身近な自然環境の保全:13.7% 文化・芸術などを楽しむ場やイベントの開催など:13.6% 青少年の居場所づくりや健全育成:13.5% まちなみや景観の創出や維持:10.3% 区全体の回答数は1,694 10ページ 孤立する高齢者等に必要と思う見守り(複数回答) 孤立する高齢者等に必要と思う見守りは、「区役所・地域ケアプラザ・民生委員等の公的な訪問による見守り」と同程度に、「ご近所の顔見知り関係による声掛け見守り」が多くなっています。 区役所・地域ケアプラザ・民生委員等の公的な訪問による見守り:53.2% ご近所の顔見知り関係による声掛け見守り:53.1% 地域住民による定期的な訪問見守り:39.2% ライフライン事業者(水道、電気、ガス)や食品等の配達による見守り:36.5% センサーなど機器装置を設置しての見守り:22.0% 定期的な電話連絡による見守り:13.6% 定期的に地域で開催される行事(サロンなど)に参加した人を見守る:8.6% 区全体の回答数は1,694 健康で自分らしい生活・生きがいを感じる生活のために必要な場と機会(複数回答) 多くの方は、健康で自分らしい生活・生きがいを感じる生活のためには、「からだを自由に動かせる」ことや「仲間と趣味を楽しめる」ことが必要と感じています。 からだを自由に動かせる:53.3% 仲間と趣味を楽しめる:47.8% 知識を得られる:29.4% 自分の経験を活かせる:17.6% 自分の知識や能力を伝えられる:10.6% 区全体の回答数は1,694 「平成30年度旭区区民意識調査」は、旭区の地域特性や地域活動、防災、福祉・健康などについて、区民の皆さまのご意見、ご要望を把握し、今後も住みよいまちをつくるための基礎資料とすることを目的とした調査です。 11ページ コラム 地域福祉保健計画と分野別計画との関係 横浜市では、様々な福祉保健の分野別計画を策定・推進しています。 地域福祉保健計画では、地域の視点から、各分野別計画に共通する理念や方針及び取組推進の方向性を明示し、対象者全体の地域生活の充実を図ることを目指しています。 地域包括ケアシステムと地域福祉保健計画との関係 地域包括ケアシステムは、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、介護・医療・介護予防・生活支援・住まいが一体的に提供される包括的な支援・サービスの提供体制のことです。旭区では高齢者を支援する関係機関等が取組の方向性を共有するために「旭区地域包括ケアシステム行動指針」を策定しますが、住民・事業者・公的機関が協働して地域課題を解決するために、旭区地域福祉保健計画(きらっとあさひプラン)における取組との整合性をとりながら進めています。 旭区地域包括ケアシステム行動指針と旭区地域福祉保健計画との関係 名称:旭区地域包括ケアシステム行動指針 目的:介護・医療・介護予防・生活支援・住まいが一体的に提供される仕組みづくり高齢者を支援する関係機関等が取組の方向性を共有するために策定 対象:高齢者 取組分野(共通):介護予防、生活支援、見守り、認知症対策、防災等 取組分野(独自):在宅医療 名称:旭区地域福祉保健計画(きらっとあさひプラン) 目的:住民、事業者、公的機関が福祉保健などの地域の課題解決に協働して取り組む、身近な地域の支えあいの仕組みづくり 対象:高齢者、子ども・若者、障害者も含めた全ての区民 取組分野(共通):介護予防、生活支援、見守り、認知症対策、防災等 取組分野(独自):子ども・若者施策、障害者支援等 出典:横浜型地域包括ケアシステムの構築に向けた旭区行動指針 12ページ (3)第3期計画(平成28年度〜令和2年度)の振り返り 第3期計画の成果 [区全域計画] 柱1 地域の福祉力アップ 地域住民が主役となり地域課題に取り組むための基盤をつくる ・地域の課題について、解決に向けて住民同士で話し合う機会が増え、生活支援ボランティアや移動販売の誘致、地域サロン等、具体的な取組が進んだ。また、団体同士の横のつながりにより、情報や課題を共有する機会がつくられている。 柱2 安心して自分らしい生活ができる地域づくり 支援を必要とする人が的確に支援へつながる仕組みをつくる ・身近な地域での集いの場や生活支援ボランティアの活動等により、交流や緩やかな見守りの実践が進んでいる。 ・認知症サポーター養成講座を企業や事業者等を対象に実施することで、新たな層の理解者、見守りの目を増やしている。 柱3 地域の取組で元気力アップ 幅広い市民参加から地域福祉保健の取組が広がる仕掛けをつくる ・ウォーキングを軸とした健康づくりが広がった。連携・協働による健康づくりの普及啓発が進展した。 ・より身近な地域でのサロン等が増加するとともに、担い手・参加者の区別ない活動の場も増加した。 ・研修や講座、イベント等への参加をきっかけとした新たなボランティアの発掘や育成を行った。活動をコーディネートし、つながりづくりの支援ができた。 ・様々な工夫により、ジュニアボランティア活動が充実し継続されている。区社会福祉協議会、地域ケアプラザ、学校、地域の協力団体等の連携により、福祉体験・福祉教育の拡大など将来のボランティアの担い手を育成する基礎ができた。 [地区別計画] ・従来からの高齢者等の見守りに加え、住民ボランティアによる生活支援や移動支援、買い物支援、多様なサロン活動の実施などにより、身近な地域での見守り・支え合いが進んだ。 ・子どもの頃からの地域活動やボランティア活動への参加促進、子育てサロンの実施、登下校時の見守りなど、地域で子どもを育む機運が高まった。 ・多世代交流イベントや防災訓練などへの参加を通し、多様な方々の日頃から顔の見える関係づくりが進んだ。 ・地域住民向けの障害理解講座の開催、障害事業所利用者との交流事業の実施など、互いの違いを知り、受けとめあえる土壌づくりが進んだ。 ・ウォーキング、ラジオ体操の実施、サロン活動への運動プログラムの導入などにより、健康意識が高まるとともに、住民の参加、交流の機会が増え、つながりづくりが活性化した。 13ページ 第3期計画を踏まえた課題 第4期に向けて [区全域計画] ・第3期計画は複雑で難しく、区民には身近な計画と感じられなかったため、わかりやすく、親しみやすい内容の計画にする。 ・困りごとを抱える人に必要な情報や支援が届くよう、住民と支援機関等が協働し、より積極的な情報の共有や発信を行う。 ・より身近な地域での見守り、支え合いの仕組みづくりをさらに進める。 ・さらなる見守り支援体制の構築に向け、重層的なつながりによるネットワークを充実強化していくことが必要。 ・どの地域においても必要なときにお互いに支え合えるよう、より多くの人、特に若い世代への普及啓発を進める。 ・幅広い世代の区民に向けて、地域のつながりを大切にした健康づくりの推進が必要。 ・誰もが地域で安心して自分らしく暮らせるよう、気軽に参加できる場や機会を増やす。 [地区別計画] ・あいさつや声かけによる顔の見える関係づくりや、日常の生活の中でできる見守りなど、地域住民同士のゆるやかなつながりづくりを一層進める。 ・より小さな単位での多様なサロン活動や生活支援・買い物支援等の取組の充実などにより、見守り・支え合いの仕組みづくりを一層進める。 ・住民アンケートでボランティア希望者を把握する、自治会町内会役員経験者のサポートを得るなどの取組も行われているが、担い手が固定化しており、更なる人材発掘・育成が必要。 ・幅広い年代の住民に向け、健康づくりの取組を通じた地域参加やつながりづくりを一層進める。 ・イベントや様々な取組を行っているが、必要な人に情報が届いていないなど、情報周知の工夫が必要。 ・障害者との交流事業などを行っているが、互いの違いや多様性を認め合い、支え合う意識の啓発をさらに進める。 ・推進組織等、特定のメンバーだけの取組とせず、地域の様々な組織・団体の取組やネットワークを活かし、一人ひとりの住民の参加を広げることが必要。 14ページ 第2章 計画の基本的な考え方 (1)大切にしたい視点 横浜市の地域福祉保健計画は、市計画、18区の区全域計画及び地区別計画で構成されています。市計画は、市としての方向性を示し、区計画の推進を支援する計画として、現在、第4期計画(計画期間:令和元年度~5年度)が推進されています。 第4期区計画は、第4期市計画で示された市としての方向性や、第3期区計画の振り返りをもとに検討しました。検討にあたっては、旭区地域福祉保健推進会議や旭区地域福祉保健計画策定検討部会などを通して、区内の福祉・保健・医療の関係機関・団体の代表や住民の代表の方々から、第4期区計画の方向性についてご意見をいただきました。 また、多くの関係団体の皆様からヒアリング等でいただいた様々なご意見(約700件)を受けて、第4期区計画で目指す旭区の姿や推進していくうえで大切にしたいこと等を積み重ね、計画を策定しました。 区全域計画、地区別計画ともに基本理念と目指す姿を共有し、次のことを大切にし、計画を策定・推進していきます。 第4期区計画策定にあたり大切にしたい視点 ・あらゆる区民の地域生活課題に目を向け、誰もが安心して自分らしく暮らせる旭区にするための計画であること。 ・身近な地域における「見守り・支え合い」の関係や活動と、団体・組織間の横のつながりによるネットワーク構築を充実させる計画であること。 ・地域住民や地域の組織、施設、事業者、地域ケアプラザや区社会福祉協議会、行政等の多様な主体が柔軟に連携・協働して取り組む計画であること。 ・区民にわかりやすく、誰もが自分に関わること(我が事)として捉えられる計画であること。 ・これまでの取組による成果を大切にし、さらに目指す姿に向けて継続の工夫や新たな課題解決に取り組む計画であること。 ・区全域計画が地区別計画推進を支援するための計画であること。 第4期市計画の5つの特徴(参考) 1 より身近な地域での基盤づくり、体制づくりの推進 2 人材の確保・育成 3 包括的な支援体制における早期発見・支える仕組みづくり 4 多様な主体の連携・協働による地域づくりの推進 5 成年後見制度利用促進基本計画との一体的策定及び生活困窮者自立支援方策の推進 15ページ (2)目指すまちの姿 第3期区計画を引き継ぎつつ、旭区の目指す姿について広く区民の皆さまからいただいたご意見を踏まえ検討を重ねた結果、これからの旭区を見据え、皆さまの想いを反映させた新たな基本理念を設定することにしました。 中長期的な考え方として「基本理念」を掲げ、「目指す姿」を示しました。着実に「目指す姿」を実現できるよう、区全域計画や地区別計画の中で具体的目標を設定し、推進していきます。 基本理念 「地域で支え合い安心して自分らしく暮らせるまち旭区をつくろう」 [目指す姿1 誰もが、ともに生きるまち] 地域には子ども、障害者、高齢者、外国籍の方、生活に困りごとを抱える方等、多様な人が生活しています。立場や背景の異なる様々な人が接点を持ち、互いの違いを知り、受けとめ合えるまちを目指します。 ・区民の皆さまからいただいた主なご意見 他者の痛みがわかる、様々な人と接点がある、互いを理解し合える、自分が認められる、失敗してもよい、孤立しないまち、障害のある方が地域にいることが自然、障害者やいろいろな人が表に出て行ける、人の目に触れる [目指す姿2 みんなが、声をかけあえるまち] より身近な地域や場面で交流を持ち、互いを気にかけ見守り合い、困ったときには声を上げ、支え合えるまちを目指します。 ・区民の皆さまからいただいた主なご意見 身近な場所に気軽に参加できる場、発信していける、どこかにつながりがある、安心して声が出せる、知っている人がつなぎ役になれる、話し合える場づくりが大切 [目指す姿3 ひとりひとりが、自分らしくいられるまち] それぞれの存在を尊重し、できることや得意なことで参加しながら、いきいきと暮らせるまちを目指します。 ・区民の皆さまからいただいた主なご意見 誰もが活躍できる、小さな負担で活動、得意なことや経験を活かす、できるときにできることを、高齢者が担い手に、子どもたちが参加できる場 16ページ (3)区計画について [区全域計画と地区別計画] 区計画は、区内の19地区連合ごとに地域の特性や課題に合わせて策定する「地区別計画」と、地区別計画の推進支援や、地域では課題解決や十分な取組が難しいテーマ等について区全域を対象として取り組む「区全域計画」で構成されています。 区計画の基本理念や目指す姿を「区全域計画」と「地区別計画」で共有し、それぞれの役割を果たしながら連動していくことで、旭区全体としての取組を進めていきます。 [区民と支援機関の協働] 地域の地理的特徴や人口・世帯構成、住宅、交通事情等の特徴から見える「地域の困りごと」もあれば、地域全体で考えるべき「一人ひとりの困りごと」もあります。 区役所・区社会福祉協議会・地域ケアプラザは、連合自治会町内会や地区社会福祉協議会等と協働し、これらの困りごとに対して区民の皆さまが課題解決に向けて話し合い、よりよい地域の未来図が描けるよう、支援していきます。 コラム 地域における『発見』『検討』『解決』の仕組みづくり 現在、地域には様々な困りごとを抱える方が増えています。それらの困りごとに早期に気付くことができるのは、身近な地域で暮らす住民の皆さんです。しかし、その気づきを支援につなぐことができる体制がなければ、気になりながらも、その気づきを活かすことができません。 気づいたことを住民同士や支援機関で話し合い、地域社会からの孤立を防ぎ、ともに解決に向かう仕組みづくりを進めていくことが大切です。 参考:個別支援と地域支援の融合「身近な地域のつながり・支えあい活動推進事業」の取組から(平成27年3月 社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会) 旭区 ご近助(きんじょ)ほっこり活動てびき(令和3年7月 社会福祉法人 横浜市旭区社会福祉協議会) 17ページ 第3章 区全域計画 (1)区全域計画とは 区役所・区社会福祉協議会・地域ケアプラザは、目指す姿に向けてそれぞれの役割を果たし、強みを活かしながら、連携・協働して取り組みます。また、区民の皆さまや関係機関、事業者などとの連携・協働を大切にし、重層的・持続的な取組を進めます。 (2)目指すまちの姿 [目指す姿1 誰もが、ともに生きるまち] 取組目標1 違いや多様性を認め合い、支え合える意識の醸成を進めます。 [主な取組] 1.違いや個性を知り、認め合うための相互理解に向けた普及啓発・人材育成を進めます。 (認知症サポーター養成講座、障害理解講座、生活困窮者自立支援事業、アウトリーチパートナー養成講座等) 2.地域自立支援協議会等と連携し、障害のある当事者が地域住民に対し、自らの可能性を発信できる機会をつくり、多様性を理解し、支え合える風土づくりを進めます。 3.寄付がそれぞれの立場でできる支え合いの活動の一つであることを広めます。 取組目標2 子どもの頃から思いやりの心を育むとともに、地域の一員としてのつながりづくりを進めます。 [主な取組] 1.地域と学校、区役所、区社会福祉協議会や地域ケアプラザ、ボランティア、福祉施設などが連携し、子どもの頃から思いやりの心を育みます。(ジュニアボランティア体験事業、小・中学校で実施する命の授業、福祉教育等) 2.地域子育て支援拠点「ひなたぼっこ」や親と子のつどいの広場、地域の子育てサロン、区役所、地域ケアプラザ等が連携し、地域のなかで安心して子育てできるつながりづくりを進めます。 地域ぐるみでの子育て支援「横浜子育てサポートシステム」 地域で安心して子育てができるよう、仕事と育児を両立できる環境づくりを目的とした会員制の有償のささえあい活動、「子育てサポートシステム」があります。 地域の中で子どもを預けたり、預かったりすることで人と人のつながりを広げ、地域ぐるみでの子育て支援を目指しています。 18ページ コラム 認知症サポーター養成講座…取組目標1 認知症サポーター養成講座は、認知症を正しく理解することで偏見や誤解をなくし、認知症のある方やそのご家族を温かく見守り、自分のできる範囲でそっと手助けする応援者を養成する講座です。学校や銀行・郵便局などの民間企業でも講座を開催し、受講した証として「認知症サポーターカード」を配布しています。 認知症サポーターが増えることで、より多くの人が認知症について正しい知識をもち、温かく見守ることができれば、身近な家族や友人、ご自身が認知症になっても今まで通り住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らすことができます。 障害児者と家族への理解と支援を深める取組…取組目標1 旭南部地区では、地区別計画の取組の一つとして、『障害児者への地域の理解と支援』を位置づけており、平成27年から「知的障害者と地域との関わり方」をテーマとした講演会を毎年開催しています。講演会は、制度・サービスの紹介から日頃の接し方の説明、障害児者の家族の体験談などを通じて、地域住民が障害への理解を深める機会となっているとともに、障害児者の家族にとっては、日頃の不安や悩みなどを相談・共有する場にもなっており、毎年参加を心待ちにしているという人も少なくありません。 令和2年には、新たに発達障害についての寸劇などを交えた講座を開催し、地域の方からは「認識が大分違っていたので参考になった」、「関わり方についてもっと知りたい」等の意見も寄せられました。 障害児者の家族も参加し、当事者の声を聴きながら地域ぐるみで取組を進めることで、多様性の理解を深め、支え合う風土づくりを進めています。 豊かな心を育むジュニアボランティア…取組目標2 ジュニアボランティア体験事業は、旭区内の市立小に通う5、6年生から参加者を募集し、地域の福祉活動や施設の見学、赤い羽根共同募金の募金活動などに取り組む、民生委員児童委員協議会が実施する旭区独自の事業です。20年にわたる取組の中で、卒業後もボランティア活動に参加する、福祉の仕事に就くなど、ジュニアボランティアの経験が豊かな心を育み、未来の福祉人材の育成にもつながっています。 地域と学校、区役所や区社会福祉協議会、地域ケアプラザ、ボランティア、福祉施設等が連携し、子どもの頃から思いやりの心を育み、地域とのつながりづくりを進めています。 19ページ 取組目標3 世代や分野を超えたつながりづくりを進め、受け手・支え手を区別することなく、自然な交流から生まれる対等な関係性を大切にします。 [主な取組] 1.住民同士が支え手・受け手を区別せず、つながり、支え合う、地域共生社会の実現に向けて普及啓発・人材育成を進めます。 2.いざというときに助け合える地域を目指し、自治会町内会への加入促進など、日頃から住民同士の顔の見える関係づくりを進めます。 3.世代や分野を超えたネットワークの活用により、地区社会福祉協議会の活動が充実・強化されるよう支援します。 取組目標4 誰もが人権をはじめとした権利を守られ、尊重されるべき存在であるという権利擁護の取組を進めます。 [主な取組] 1.普段の生活に支援が必要な人も地域で安心して暮らせるよう、区役所や相談支援機関が連携して必要な制度や支援につなぎ、家族支援も含めた環境整備に取り組みます。(あんしんセンター、成年後見制度利用促進、生活困窮者自立支援事業、虐待防止等) 2.区役所や相談支援機関は相談分析や課題検討、研修等を通して支援の質の向上に努めます。(成年後見サポートネット、セーフティネット会議、要保護児童対策協議会等) 3.地域住民やユースプラザ等の関係機関・団体と連携しながら、生活に困難を抱える青少年を地域でサポートする体制を整えます。(青少年の学習支援、就労支援、学習支援ボランティア等) 障害のある人とともに地域を考える『旭区地域自立支援協議会』 旭区地域自立支援協議会では、障害のある方が住み慣れた地域で暮らし続けるために『必要なもの』は何かを、当事者をはじめ、保健・医療・福祉・教育・就労・行政機関の関係者、地域で関わる方が一緒に考え、活動しています。毎年開催している啓発イベント『旭区地域生活支援フォーラム』は、障害のある方が地域で生活するうえでの課題を知り、考える機会になっています。 20ページ コラム 障がい者事業所との“つながり”から生まれた地域交流の場…取組目標1・3 鶴ヶ峰自治会では、障がい者地域作業所「まどか工房」と協力して、誰でも気軽に立ち寄れる、地域の集いの場として『おしゃべりカフェ つるがみね』を開催しています。 地域の取組に、まどか工房が得意とする出張喫茶店で協力してもらうことで、集いの場が充実するとともに、障がいのある方が地域で活躍したり、住民と交流する機会にもなっています。 無理せずできる範囲で、得意なことを活かして、お互いに楽しみながら、人と人とのつながりと相互理解を大切にし、垣根のない地域を目指しています。 鶴ヶ峰地区では「障害」(漢字表記)を「障がい」(がいをひらがな表記)と表記しています。 地域で行う生活困窮者等への見守り支援「アウトリーチパートナー」…取組目標1・4 旭区では、様々な事情で経済的にお困りの方へ、それぞれの状況に応じた支援を行っています。さらに、困りごとを抱える人が早期に相談や支援につながり、地域で孤立せずに課題解決していけるための仕組みづくりにも取り組んでいます。 地域で困りごとを抱える人に気づき、相談先につないだり、見守り役になってくれる相談協力者を「アウトリーチパートナー」と位置づけ、その養成をしていくことで支援の輪を広げていきます。また、アウトリーチパートナー養成研修等を通じて、生活困窮が他人ごとではなく、年代を問わず、誰にでも起こりうる身近な課題であるということの理解も広まります。 「研修受講者にはアウトリーチパートナーのピンバッジをお渡ししています。また、気軽に学んでいただけるDVDの貸出しもしています。関心のある方は旭区役所生活支援課へお問い合わせください。」 21ページ [目指す姿2 みんなが、声をかけあえるまち] 取組目標1 より身近な地域での見守りや支え合い・つながりづくりの取組を一層進めます。 [主な取組] 1.地域の多様な主体が連携・協働し、自治会町内会単位やより身近な地域の中に誰もが気軽に参加できる地域カフェやサロン等の居場所を増やし、住民同士の見守り・支え合いの関係づくり「ご近所福祉」を進めます。 2.災害発生時も地域で助け合って乗り越えられるよう、平時から防災訓練やその他の地域行事に多様な方々の参加を促し、地域での支え合い・つながりづくりを進めます。 取組目標2 みんなで話し合い、考えるプロセスを大切にし、地域課題の解決に向けた取組を進めます。 [主な取組] 1.地域の組織・団体、区役所、支援機関、学校等が、地域課題の解決に向け協議・協働し、地域での見守りや支え合いの取組を一層進めます。(地域ケア会議、生活支援体制整備事業、セーフティネット会議等) 2.誰もが地域福祉保健計画の趣旨や地域の目指す姿を共有し、みんなで取り組む機運の醸成を図ります。 3.住民の話し合いによる課題解決を支援するとともに、区役所は「地域と向き合う体制」で横断的に連携し、より効果的に地域支援を行います。 取組目標3 地域での見守り・支え合いの取組を多面的に支援します。 [主な取組] 1.地域課題の解決に取り組む団体の活動の立ち上げや継続的な運営について、助成金・資金確保の手法・活動拠点の整備など、多面的に支援します。 2.地域の居場所づくり、仲間づくり、お互いさまの助け合いの取組を、いろいろなかたちで発信し、必要な人に情報を届けます。 3.学校や企業、社会福祉法人、NPO法人等の多様な活動を行う団体との連携を通じ、資源やノウハウを活かした取組につなげるとともに、それらの取組事例を発信し、連携・協働の広がりを促進します。 22ページ コラム ラジオ体操仲間同士の見守り…取組目標1 二俣川ニュータウン地区では、高齢者がいくつかの公園に定期的に集まり、ラジオ体操をしています。この活動は、歩いて行ける身近な場所で行われており、地域住民であれば誰でも参加することができます。続けて欠席している方を気にかけ連絡を取り合ったり、持ち回りでお茶飲み会を開いたりするなど、楽しみながら自然な見守り合いにもなっています。 参加者それぞれに特別な役割があるわけではありませんが、より身近な地域の中で、誰もが気軽に参加でき、住民同士がお互いを見守り、支え合う場となっています。 地域ぐるみで困りごとを解決…取組目標2 地域では、より身近な困りごとを受けとめ、支援機関と住民等が連携して解決していけるよう、様々な立場の方々が一緒に考える「地域ケア会議」などを開催しています。ここでは、その一例を紹介します。 ・認知症の方が住み慣れた地域で自分らしく生活していくために 認知症のお母さんと息子さんの2人暮らし。お母さんはデイサービスを利用していましたが、息子さんが帰宅するまでの間に外に出てしまい、警察に保護されることもしばしばありました。 このような状況のなかで、息子さんは地域の皆さんに現状を打ち明けることを決意。そこから、息子さん、地域ケアプラザ等の支援機関、自治会等でどうやってお母さんを見守っていくか話し合い検討しました。現在は、お母さんが好きなグラウンドゴルフや草木の手入れなどに、地域で見守るなか参加し、趣味を楽しみながら安心して自分らしく暮らすことができています。 空き家を活用したコミュニティカフェ…取組目標1・3 希望が丘の住宅街にある空き家となった実家を改装し、令和元年6月にパン屋カフェとしてオープンした「ブルーベル」(現在(令和3年3月末時点)はパンの販売は行っておりません)。 孤立しがちな子育て世代や高齢者、障害者など誰でも気軽に立ち寄り、交流できる居場所となっています。最近は音楽部を立ち上げ音楽を楽しみながら動画配信も行うなど、イベントやカフェでの交流を通じ、地域住民同士のつながりづくりの場にもなっています。 区役所が地域課題解決を支援する「きらっとあさひ地域支援補助金」を活用して立ち上げ、エスディージーズの啓発活動も行っています。地域に根ざした居場所として定着してきています。 エスディージーズは、2015年に国連サミットで採択された持続可能な世界を表現するための開発目標です。17の目標で構成され、誰一人として取り残さないことを目標としています。 23ページ [目指す姿3 ひとりひとりが、自分らしくいられるまち] 取組目標1 ひとりひとりの思いや力が大切にされ、自分のペースで参加できる場・機会を増やします。 [主な取組] 1.誰もが気軽に参加でき、できることや得意なことを活かせる機会づくりを進めます。 2.地域活動に関心のある人が、自分にあった参加方法を見つけられるよう、相談場所のPRやコーディネートを進め、より多くの区民の地域参加につなげます。 取組目標2 健康づくりをきっかけに、つながりが増え、支え合える地域づくりを進めます。 [主な取組] 1.趣味やサークル活動などでの健康づくりをきっかけとした仲間づくりや、自分らしく楽しみながら居られる場づくりを行います。 2.ひとりひとりがいつまでも自分らしく元気に暮らせるよう、様々な世代に対し気軽に取り組める健康づくりを展開するなど、健康寿命を延ばすための取組を進めます。 取組目標3 地域活動を活発にするための人材づくりを進めます。 [主な取組] 1.地域課題解決に取り組むために、地域で次世代のリーダーの役割を担える人材を育成します。 2.地域で活躍する活動者の取組を、より多くの区民に知ってもらえるよう広報啓発に取り組みます。 3.地域活動の楽しさを発信し、広く区民の地域参加を促す取組を展開します。(ジュニアボランティア、次世代育成、ボランティア養成講座、生涯学習支援等) 24ページ コラム 精神障害者の地域活動の場…取組目標1 左近山(さこんやま)地域ケアプラザでは、近隣の精神障害者の方が所属する団体から「地域での活動の場を探している」との相談を受けたことがきっかけで、ケアプラザ周辺の清掃や花壇整備、軽作業などのボランティア活動の場を提供しています。 ボランティア活動による社会参加を通して『はたらく』ことを最終目標としており、外出の機会や人との関わりが少なくなりがちな精神障害者にとって、社会参加の貴重な場となっています。 また、今後の活動内容を自身で提案していくなど、ひとりひとりができることや得意なことを活かしながら、自分のペースで地域活動に参加できる場となっています。 ウォーキングフレンズ講座 地域でのウォーキング・運動習慣の普及…取組目標2 運動習慣の大切さや忙しくてもできる効果的なウォーキングを学び、身近な地域の方や友人にちょっとしたアドバイスができる人材を育てる旭区独自の健康づくりの事業です。地域ケアプラザと連携し、その地域の健康課題や新たな人材発掘、仲間づくりの支援などを協力しながら行っています。 講座を受講した方は、地域のサロンやイベントなどの場で、若い世代を中心とした幅広い世代の方に、運動習慣の普及啓発に取り組んでいます。 ひとりひとりの健康意識が高まるだけでなく、楽しみながら地域での仲間づくりができるきっかけにもなっています。 新あさひみらい塾卒業生による居場所づくり…取組目標3 先駆的な地域活動の視察やグループワークなどを通して受講生同士が互いに学び合う「新あさひみらい塾」。 卒業生の旭北地区社会福祉協議会副会長さんは、視察を通して、プログラムがなく誰でも参加でき、自由に過ごせるサロンに共感。自宅ガレージを開放し、サロン活動を始めました。参加者が手作りのお菓子を持ち寄ったり、参加の声かけをし合うなど、参加者と担い手が分かれることなく、みんなで作り上げる居場所になっています。 新あさひみらい塾は、平成31年度~令和2年度まで旭区役所・旭区社協の協働により実施しました。 25ページ 第4章 地区別計画 (1)地区別計画とは 旭区の地区別計画は、おおむね19の連合自治会町内会単位のエリアで策定・推進しています。 地区の多様なニーズや課題に対応するため、地区が主体となり、区・区社会福祉協議会・地域ケアプラザと協働して策定・推進する計画です。 (2)19地区の地区別計画 1.鶴ヶ峰地区 2.白根(しらね)地区 3.旭北地区 4.上白根(かみしらね)地区 5.今宿地区 6.川井地区 7.若葉台地区 8.笹野台地区 9.希望が丘地区 10.希望が丘東地区 11.希望が丘南地区 12.さちが丘地区 13.万騎が原(まきがはら)地区 14.二俣川地区 15.二俣川ニュータウン地区 16.旭中央地区 17.旭南部地区 18.左近山(さこんやま)地区 19.市沢地区 26ページ 第4期きらっとあさひプラン 鶴ヶ峰地区 鶴ヶ峰地区は、鶴ヶ峰駅周辺の商店街と周辺の住宅地、南部の市街化調整区域により構成されており、区民生活の要所です。また、障がい者・高齢者・子ども等の福祉施設が多く立地しています。 将来人口推計 ・人口 2015年:26,651人 2020年:26,945人 2025年:26,391人 2030年:25,731人 2035年:25,022人 ・14歳以下 2015年:11.6% 2020年:11.4% 2025年:11.4% 2030年:11.1% 2035年:10.7% ・65歳以上 2015年:25.6% 2020年:26.7% 2025年:28.4% 2030年:30.6% 2035年:33.3% ・75歳以上 2015年:13.1% 2020年:14.7% 2025年:16.8% 2030年:18.3% 2035年:19.2% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、2020年以降は減少が推測され、65歳以上の比率は2030年頃には30%を超えます。 14歳以下の比率は、緩やかに減少し、2035年に10%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35~39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45~49歳となっています。また、平成22年・27年に比べて年少人口は横ばい、85歳以上の人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には25.6%、令和2年には26.7%となり、高齢化が進んでいますが、区平均の29.2%は下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:27,121人 平成27年:26,651人 令和2年:26,945人 平成22年〜令和2年増減数:176人減少 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:3,237人 平成27年:3,085人 令和2年:3,073人 平成22年〜令和2年増減数:164人減少 平成27年構成比:11.6% 令和2年構成比:11.4% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:1,486人 平成27年:1,462人 令和2年:1,427人 平成22年〜令和2年増減数:59人減少 平成27年構成比:5.5% 令和2年構成比:5.3% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:17,630人 平成27年:16,734人 令和2年:16,685人 平成22年〜令和2年増減数:945人減少 平成27年構成比:62.8% 令和2年構成比:61.9% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:6,254人 平成27年:6,832人 令和2年:7,187人 平成22年〜令和2年増減数:933人増加 平成27年構成比:25.6% 令和2年構成比:26.7% 令和2年区平均構成比29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:3,352人 平成27年:3,349人 令和2年:3,220人 平成22年〜令和2年増減数:132人減少 平成27年構成比:12.6% 令和2年構成比:12.0% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:2,902人 平成27年:3,483人 令和2年:3,967人 平成22年〜令和2年増減数:1,065人増加 平成27年構成比:13.1% 令和2年構成比:14.7% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:12,419世帯 平成27年:12,484世帯 令和2年:13,213世帯 平成22年〜令和2年増減数:794世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.18人 平成27年:2.13人 令和2年:2.04人 平成22年〜令和2年増減数:0.14人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 27ページ 私たちが描く地区の未来図 『垣根のないまち、新しい鶴ヶ峰スタイル!』 様々な人が暮らす鶴ヶ峰の地域性を生かして幅広く地域福祉を支え、繋がり・情報・地域の行事を大切にする鶴ヶ峰を作って行きます [目標と主な取組] 目標A オールトゥギャザー 多くの人に参加してもらおう ・会いたい 住民同士が触れ合う機会や企画を増やしていく 知恵・工夫を出し合い、地域活動を通して会える機会を作る ・情報の発信 世代やニーズにあわせてコミュニケーション方法を検討していく(インターネット、広報誌、口コミなど) ・繋がりからの広がり 得意なことで参加できる環境を作り、繋がりを広げていく 挨拶をすることで地域での繋がりを深めていく ・新たな工夫 様々な団体がよりよく連携できる方法を考えて、地域活動を盛り上げていく 地域活動の敷居を低くして多くの方に参加してもらう 目標B オールプレイヤーズ 担い手を増やそう ・元気な高齢者は地域を支える大事な人的資源 高齢者が地域の支え手になるような場をつくる ・新たな担い手 イベントを通してきっかけ・つながりを作り、新しい関係性を築いていく ・多様な人材の参加 インターネットを活用して、若い世代を巻き込む 得意分野で参加できるような場づくり 目標C スタンドバイユー 見守り支えあうまちづくり ・参加・繋がり・見守り 気楽に参加できる活動を増やして、見守りにつなげる 助けられ上手・助け上手を広げていく 組・班単位で見守り、声掛けを進める ・情報を伝える・伝わる 世代や個人に合った多様な情報収集・伝達により取り残される人を作らない 地域活動が分かりやすいように情報を発信していく 28ページ [鶴ヶ峰地区の取組] それぞれの連絡会の情報や課題を共有しています ・鶴ヶ峰地区支えあい連絡会 ・鶴ヶ峰地区子育て支援連絡会 ・鶴ヶ峰地区障がい者地域作業所連絡会 鶴ヶ峰地区には、分科会として子育て支援連絡会と、障がい者地域作業所連絡会があり、さらに令和2年には、新たな取り組みとして直売所マップ分科会を発足!野菜等の直売所マップ作成を目指しています。 [推進体制] ・鶴ヶ峰地区支えあい連絡会… 地区社会福祉協議会、自治会・町内会、民生委員・児童委員協議会、 老人福祉部、保健活動推進員会、婦人部、子ども会、学校、保育園、福祉・保健施設 ・鶴ヶ峰地区分科会… 鶴ヶ峰地区子育て支援連絡会、鶴ヶ峰地区障がい者地域作業所連絡会、直売所マップ分科会 ・鶴ヶ峰地区社会福祉協議会… 鶴ヶ峰地域ケア部、かるがもサロン、ふれあいサロン、ふれあい昼食会 [第3期の振り返り] 鶴ヶ峰地区では積極的なコラボ活動を進めることで地域活動の活性化を図ってきました。 ・老人福祉部による小学生との交流 ・地域と障がい者地域作業所が協働で実施する「地域カフェ」が3つの町内会でスタート ・子育て支援連絡会をきっかけに保育園との交流 ・中田カフェ 西川島町中田町内会と地域作業所まどか工房と協働で実施している地域カフェ。 地域の交流、見守りの場となっています。 29ページ 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・あっぷる保育園鶴ヶ峰 ・あっぷるキッズつるがみね ・オハナ鶴ヶ峰保育園 ・ポプラ保育園 ・鶴ヶ峰保育園 ・西川島保育園 ・上の原保育園 ・あゆみ保育園 ・あゆみキッズ保育園 ・ポプラ第二保育園 ・キッズガーデン横浜鶴ヶ峰 [小規模保育事業] ・あさひすまいる保育園 [家庭的保育事業] ・前島保育室 [幼稚園] ・上の原幼稚園 ・グリーンヒル幼稚園 ・鶴ヶ峯幼稚園 [親と子のつどいの広場] ・旭区子育て広場ぽけっと 高齢者施設 [小規模多機能居宅介護] ・ラウレア [認知症対応型共同生活介護](グループホーム) ・三幸の園 ・神田園 ・シャロームミルトスの木鶴ヶ峰本町 ・かわしまの里 ・ニチイケアセンター横浜鶴ヶ峰 ・ソンポケアそんぽの家GH西川島 ・愛の郷グループホーム 障害者施設 [相談機関] ・【入所施設】旭区生活支援センターほっとぽっと【多機能】 [その他の施設](通所、入所、障害児) ・【通所施設】社会就労センターのぞみ ・【通所施設】まどか工房II ・【通所施設】シュガーポット ・【通所施設】おだか・おだか第二 ・【通所施設】ほわほわ ・【通所施設】まどか工房III ・【通所施設】もみの木第2作業所 ・【通所施設】地域作業所ミコミコカンパニー ・【通所施設】木楽舎 ・【通所施設】マインド葦 ・【通所施設】カーサ・ミコミコ  30ページ 第4期きらっとあさひプラン 白根(しらね)地区 白根(しらね)地区は、区の東部に位置し、帷子川に流れ込む中堀川を軸に、東西に延びる両側の丘陵地域です。丘陵地は住宅地になっています。区域の南端を国道16号が通り、区域西を白根(しらね)通りが縦断しています。 将来人口推計 ・人口 2015年:15,605人 2020年:15,380人 2025年:15,126人 2030年:14,781人 2035年:14,380人 ・14歳以下 2015年:12.6% 2020年:11.7% 2025年:10.8% 2030年:10.3% 2035年:10.3% ・65歳以上 2015年:23.2% 2020年:26.1% 2025年:28.2% 2030年:31.1% 2035年:34.6% ・75歳以上 2015年:10.5% 2020年:12.9% 2025年:16.3% 2030年:18.5% 2035年:19.6% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2030年頃には30%を超えます。 14歳以下の比率は、2025年に10%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35〜39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45〜49歳となっています。また、平成22年・27年に比べて年少人口は減少、70歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には23.2%、令和2年には26.1%となり、高齢化が進んでいますが、区平均の29.2%は下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:16,023人 平成27年:15,605人 令和2年:15,380人 平成22年〜令和2年増減数:643人減少 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:2,249人 平成27年:1,969人 令和2年:1,800人 平成22年〜令和2年増減数:449人減少 平成27年構成比:12.6% 令和2年構成比:11.7% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:944人 平成27年:778人 令和2年:745人 平成22年〜令和2年増減数:199人減少 平成27年構成比:5.0% 令和2年構成比:4.8% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:10,739人 平成27年:10,018人 令和2年:9,565人 平成22年〜令和2年増減数:1,174人減少 平成27年構成比:64.2% 令和2年構成比:62.2% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:3,035人 平成27年:3,618人 令和2年:4,015人 平成22年〜令和2年増減数:980人増加 平成27年構成比:23.2% 令和2年構成比:26.1% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:1,773人 平成27年:1,986人 令和2年:2,029人 平成22年〜令和2年増減数:256人増加 平成27年構成比:12.7% 令和2年構成比:13.2% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,262人 平成27年:1,632人 令和2年:1,986人 平成22年〜令和2年増減数:724人増加 平成27年構成比:10.5% 令和2年構成比:12.9% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:6,726世帯 平成27年:6,763世帯 令和2年:6,932世帯 平成22年〜令和2年増減数:206世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.38人 平成27年:2.31人 令和2年:2.22人 平成22年〜令和2年増減数:0.16人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 31ページ 私たちが描く地区の未来図 『人と人とのつながりを広げていこう! ふれあい支えあうまち白根(しらね)』 ・あらゆる世代が気軽に参加できる居場所がある。 ・隣近所の支えあいの輪が広がっている。 ・地域の交流の場が見守りや相談・情報交換の場になっている。 ・ボランティア活動が活性化している。 ・子育て世代が担い手として活動に参加している。 ・共に助け合う連帯感が生まれている。 ・多世代の人に情報が届き、地域行事や交流サロンの参加者が増えている。 [目標と主な取組] 目標A 身近なところでふれあいの場をつくろう ・町内会自治会会館や集会所を活用した身近な集いの場づくり ・子どもから高齢者まで気軽に立ち寄り、ふれあえる多世代居場所づくり ・地区障害者施設と連携した交流活動の促進 など 目標B 若い世代と地域をつなげよう ・子育て中の親子や子どもを中心とした活動の場やイベントの開催促進 ・学校と連携した小・中・高校生によるボランティア活動の促進 ・人材発掘・育成講座開催およびボランティア活動説明会の開催 など 32ページ 目標C 困ったときはお互いに助け合おう ・あいさつ・声掛け運動の継続的な実施 ・班・組単位でのひとり暮らし高齢者等見守り活動の推進 ・ボランティア等への参加意欲の高い方が実際に支援者となれる仕組みづくり ・町内会自治会の実情に合わせた災害時要援護者支援や隣近所の助け合いの体制づくり など 目標D 情報が必要な人に伝わるようにしよう ・ひとり暮らし高齢者など、情報が伝わりにくい人への手渡し等による伝達 ・子育て世代・高齢者世代など、それぞれの世代に合った地域活動等の情報を対象世代別に提供 ・地域支え合い連絡会等による地域施設・活動団体との情報の共有化およびネットワークづくり ・地区福祉保健広報誌「ふくほしらね」の誌面拡充と発行部数増による未加入世帯への配布 など [推進体制] 白根(しらね)地区地域福祉保健計画推進委員会… 地区社会福祉協議会、町内会自治会連合会、単位町内会自治会、民生委員児童委員協議会、青少年指導員連絡協議会、スポーツ推進委員連絡協議会、保健活動推進員会、消費生活推進員会、環境事業推進会、家庭防災員会、子供会、老人会、小中学校、PTA、幼稚園、保育園、防犯指導員、地区福祉施設、白根(しらね)カーニバル実行委員会、地域支え合い連絡会・ボランティア連絡会、不動丸小学校防災拠点運営委員会、老人福祉センター「福寿荘」、白根(しらね)地域ケアプラザ [地域のみなさまへ] 身近なところから「見守り」を進め、お互いに支えあえる関係をつくり、安全・安心に暮らせる住みよいまちづくりを、地域の皆さまで一緒に目指しましょう。 ふれあいの場として白根(しらね)地区最大のイベントである「白根(しらね)カーニバル」など、みんなで楽しめるイベントも開催していますので、ぜひお気軽に参加ください。 33ページ [第3期の振り返り] ・新春子供大会の「餅つき・凧作り」や「どんど焼き」が、地区の伝統行事として定着してきており、若い世代の親子の参加が年々増えてきています。 ・新たな交流行事への取組や、世代間交流促進を目的とした交流サロンの開設などにも取り組んでいます。 ・地域活動の担い手の固定化と高齢化が進んでおり、今後の世代交代が課題です。 ・地区最大の多世代交流イベントである「白根(しらね)カーニバル」などを活用し、児童と地域との交流を促していくことが必要です。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・横浜市立白根(しらね)保育園 ・太陽の子白根(しらね)保育園 ・太陽の子鶴ヶ峰保育園 [幼稚園] ・あたご幼稚園 高齢者施設 [認知症対応型共同生活介護](グループホーム) ・横浜旭の家 障害者施設 [相談機関] ・【入所施設】光の丘 相談室 [その他の施設](通所、入所、障害児) ・【通所施設】麦の丘 ・【通所施設】社会就労センターしらね ・【入所施設】自立サポートセンター歩 ・【入所施設・障害児施設】ぶどうの実 ・【通所施設】むくどりの家 [地域活動ホーム] ・あさひ ・第2あさひの家 34ページ 第4期きらっとあさひプラン 旭北地区 旭北地区は、中堀川の上流域一帯の丘陵地に広がる住宅を中心とした閑静な住宅地です。また、市街化調整区域も多く緑豊かな地区でもあります。 高齢化率が高く、独居高齢者や75歳以上の高齢世帯も多くみられます。また、障がい者施設等、福祉施設もあり、お互い支え合って暮らしています。 将来人口推計 ・人口 2015年:19,065人 2020年:18,475人 2025年:17,995人 2030年:17,362人 2035年:16,646人 ・14歳以下 2015年:13.4% 2020年:12.0% 2025年:10.5% 2030年:9.5% 2035年:9.9% ・65歳以上 2015年:27.2% 2020年:30.2% 2025年:31.4% 2030年:32.7% 2035年:35.3% ・75歳以上 2015年:11.9% 2020年:17.1% 2025年:20.3% 2030年:21.4% 2035年:21.3% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2035年には約35%に達します。 14歳以下の比率は、2030年に10%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35〜39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45〜49歳となっています。また、平成22年・27年に比べて年少人口は減少、75歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には27.2%でしたが、令和2年には30.2%となり、区平均の29.2%をやや上回り、高齢化が進んでいることが分かります。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:18,815人 平成27年:19,065人 令和2年:18,475人 平成22年〜令和2年増減数:340人減少 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:2,627人 平成27年:2,555人 令和2年:2,226人 平成22年〜令和2年増減数:401人減少 平成27年構成比:13.4% 令和2年構成比:12.0% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:1,038人 平成27年:1,081人 令和2年:781人 平成22年〜令和2年増減数:257人減少 平成27年構成比:5.7% 令和2年構成比:4.2% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:11,776人 平成27年:11,330人 令和2年:10,674人 平成22年〜令和2年増減数:1,102人減少 平成27年構成比:59.4% 令和2年構成比:57.8% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:4,412人 平成27年:5,180人 令和2年:5,575人 平成22年〜令和2年増減数:1,163人増加 平成27年構成比:27.2% 令和2年構成比:30.2% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:2,887人 平成27年:2,902人 令和2年:2,423人 平成22年〜令和2年増減数:464人減少 平成27年構成比:15.2% 令和2年構成比:13.1% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,525人 平成27年:2,278人 令和2年:3,152人 平成22年〜令和2年増減数:1,627人増加 平成27年構成比:11.9% 令和2年構成比:17.1% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:7,600世帯 平成27年:7,912世帯 令和2年:8,016世帯 平成22年〜令和2年増減数:416世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.48人 平成27年:2.41人 令和2年:2.30人 平成22年〜令和2年増減数:0.17人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 35ページ 私たちが描く地区の未来図 『人にやさしく、包みあうまち』 ・たがいに見守りあう、助けられる側イコール助ける側 誰もがどちらにもなり得る ・困ったときに発信できる「顔」の見える関係づくり ・みんな仲良く、人と人、人と動物、人と植物 [目標と主な取組] 目標A 安心安全なまちづくり ・ひとりも取り残さない 見守り→誰もが安心して暮らせるまちづくり ・日常の声掛け・あいさつ・寄合の場づくり ・犯罪ゼロ ・防犯パトロールの継続 登下校パトロール、地域パトロール ・災害時の減災 要援護者および高齢者支援の取組 各自治会・町内会での防災訓練の実施 目標B 夢のあるまちづくり ・子育て支援 親子のつどいの広場や子育て支援の場の維持拡大 乳幼児期から学齢期まで見据えた親子支援 子供にとって「世間話ができる近所の大人」を増やす ・次世代の地域の担い手を育成 ジュニアボランティア活動への支援 中高生のボランティア活動を企画 近隣に目を向けてもらうためのツールの提供 36ページ 目標C 和み親しめるまちづくり ・顔の見える環境づくり あいさつ推進キャンペーン等、方法を模索 ・生活の利便性向上 コミュニティバスの検討 移動スーパーの検討 お助け隊やちょこっとボランティアとの連携 ・環境整備 白根(しらね)通り拡幅工事に伴う生活環境の整備の推進 ・災害時への備え 日頃の生活から地域の関係性をよくすることで、災害時に備えられる地域づくり [定例及びプロジェクト活動] ・まちぐるみ福祉推進会議 年4回開催 課題解決に取り組む推進母体 ・中堀川いこいの場づくり 中堀川プロムナードの美化を進め、ホタルを呼び戻す活動 ・旭北地球お助け隊【地球温暖化対策】 将来を担う子供たちにどのような地球を残せるか [推進体制] 旭北地区まちぐるみ福祉推進会議… 連合自治会、地区社会福祉協議会、民生委員・児童委員、スポーツ推進委員、保健活動推進員、消費生活推進員、環境事業推進委員、家庭防災員、青少年指導員、保護司、子ども連絡協議会、防犯・防災活動委員会、自治会・町内会、かがやきクラブ、友愛活動員、小学校、中学校、福祉・保健施設 [地域の方へのメッセージ] まちぐるみとは…あなたのためのプロジェクトです! 37ページ [第3期の振り返り] ・防災用ののぼり旗や災害時安心カードを活用して、災害時に備えることができた。 ・区との協定で災害時要援護者名簿が民生委員と自治会に配布され、見守りが強化された。 ・民生委員と友愛活動員の勉強会ができたことで、お互いの情報共有ができた。 ・未就学児への支援が充実した。 ・防災訓練に中学生も参加ができた。 ・行政、学校等関係機関との連携が取れた。 ・バス便拡張ができた。現行バス会社との交換会を通し、意見交換することができた。 ・中堀川水辺愛護会の立ち上げ支援とその後、ホタルを飛ばすことができた。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・土と愛子供の家保育所 ・グローバルキッズ白根(しらね)保育園 [小規模保育事業] ・ちゃいれっく上白根(かみしらね)保育室 [幼稚園] ・上白根(かみしらね)幼稚園 ・白根(しらね)幼稚園 [親と子のつどいの広場] ・親子サロン メダカ 高齢者施設 [小規模多機能居宅介護] ・ふれあいの里 たちばな [認知症対応型共同生活介護](グループホーム) ・みんなの家 横浜上白根(かみしらね) ・サン・フローラ上白根(かみしらね) ・シャローム・ミルトスの木 [軽費老人ホーム] ・上白根(かみしらね)園 [介護老人福祉施設](特別養護老人ホーム) ・サンライズヒル横浜 ・椿寿 ・グリーンライフ ・ヴィラ横浜 ・ヴィラ桜ヶ丘 [介護老人保健施設] ・四季の森 ・リハセンターさわやか ・ケアホーム横浜 障害者施設 [その他の施設](通所、入所、障害児) ・【入所施設】偕恵 ・【入所施設】しらねの里 ・【通所施設】辻のあかり ・【通所施設】偕恵シグナル ・【通所施設】咲顔の詩 38ページ 第4期きらっとあさひプラン 上白根(かみしらね)地区 上白根(かみしらね)地区は、緑区との区境に位置し、中堀川の源流域の北東側が大きく造成されてできた緩やかな南東斜面で、市営ひかりが丘住宅及びUR西ひかりが丘団地の大規模団地と戸建てのエリアから成り立っています。 また日本最大級の動物園、横浜動物園ズーラシアも、1999年にこの地域に開園しました。 将来人口推計 ・人口 2015年:9,560人 2020年:8,623人 2025年:8,112人 2030年:7,494人 2035年:6,824人 ・14歳以下 2015年:9.4% 2020年:7.2% 2025年:6.3% 2030年:6.7% 2035年:7.9% ・65歳以上 2015年:39.0% 2020年:45.6% 2025年:45.6% 2030年:45.9% 2035年:47.2% ・75歳以上 2015年:18.2% 2020年:27.1% 2025年:33.0% 2030年:34.6% 2035年:32.2% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2020年に45%を超えています。 14歳以下の比率は、2020年以降、総じて横ばいに推移すると推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には65〜69歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には75〜79歳となっています。また、平成22年・27年に比べて年少人口は減少、75歳以上の5歳別の人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には39.0%でしたが、令和2年には45.6%となり、区平均の29.2%を大きく上回り、高齢化が進んでいることが分かります。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:10,236人 平成27年:9,560人 令和2年:8,623人 平成22年〜令和2年増減数:1,613人減少 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:1,172人 平成27年:895人 令和2年:619人 平成22年〜令和2年増減数:553人減少 平成27年構成比:9.4% 令和2年構成比:7.2% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:412人 平成27年:314人 令和2年:198人 平成22年〜令和2年増減数:214人減少 平成27年構成比:3.3% 令和2年構成比:2.3% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:5,782人 平成27年:4,938人 令和2年:4,074人 平成22年〜令和2年増減数:1,708人減少 平成27年構成比:51.7% 令和2年構成比:47.2% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:3,282人 平成27年:3,727人 令和2年:3,930人 平成22年〜令和2年増減数:648人増加 平成27年構成比:39.0% 令和2年構成比:45.6% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:1,986人 平成27年:1,983人 令和2年:1,590人 平成22年〜令和2年増減数:396人減少 平成27年構成比:20.7% 令和2年構成比:18.4% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,296人 平成27年:1,744人 令和2年:2,340人 平成22年〜令和2年増減数:1,044人増加 平成27年構成比:18.2% 令和2年構成比:27.1% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:4,977世帯 平成27年:4,946世帯 令和2年:4,809世帯 平成22年〜令和2年増減数:168世帯減少 ・平均世帯規模 平成22年:2.06人 平成27年:1.93人 令和2年:1.79人 平成22年〜令和2年増減数:0.26人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 39ページ 私たちが描く地区の未来図 『ともに声をかけ合い、ともに助け合い、ともに考え、ともに育ち、ともに生きる街』 [目標と主な取組] 目標A  地域全体で協力して『あいさつ』活動 ・上白根(かみしらね)地区は挨拶運動が盛んな街。のぼりの活用や、学校や福祉施設、各グループに積極的に挨拶運動を呼びかけ、その輪を大きくし、誰もが声を掛け合う街づくりを行っていきます。 目標B 地域全体で協力して『見守り』活動 ・ともに支え合い安心して自分らしく暮らせる街づくりとして、高齢者や障害者、子ども、外国人等の孤立解消するために、福祉施設や教育機関等と連携し、地域の結びつきを向上させ、担い手不足を解消し、地域の困り事、例えば買物支援や移動販売の充実を図っていきます。 40ページ 目標C 地域全体で協力して『防災』活動 ・地域の学校等と協働して、感染症対策の見直しを行ったうえで、災害時でも充分機能する防災組織を構築し、組織力の向上を図っていきます。 目標D 地域で暮らす人々が支えあい助け合う地域の実現 ・安心して自分らしく暮らせる街として、ともに声をかけ合い、ともに助け合い、ともに考え、ともに育ち、ともに生きる街を目標に、コア会議(委員会)を立ち上げ、活用できる制度や、活用できる場所(西ひかりが丘商店街空店舗)、協力して頂けるグループや個人を発掘し、具体的な提案を行い実施していくとともに、それぞれの会議体が連携出来るような仕組みを構築していきます。 [推進体制] 上白根(かみしらね)地区支えあい連絡会… 地区社会福祉協議会、連合自治会、ひかりが丘団地自治会、西ひかりが丘団地自治会、上白根(かみしらね)町内会、ハーベストタウン町内会、フォレストヒルズ自治会、民生委員・児童委員、保健活動推進員、老人クラブ連絡協議会、青少年指導員、上白根(かみしらね)中学校PTA、旭陵高校、上白根(かみしらね)中学校、四季の森小学校、四季の森幼稚園、ひかりが丘保育園、土と愛子どもの家保育所第2、旭児童ホーム、白根(しらね)学園、偕恵園、カプカプ、大池公園こどもログハウス、ひかりが丘地域ケアプラザ 41ページ [第3期の振り返り] ・清掃及び園芸ボランティアが多く、地域の美化活動が盛んである。 ・地域の高齢者が散歩中に声を掛けてくれる。 ・東亜ガスとの協定を結び、災害時にサポート(ガスボンベの配布等)が得られるようになった。 ・市営ひかりが丘住宅はリフォーム工事を経てさらに住みやすくなると思われる。 ・地域活動は活発に行われているが、まだ必要な活動は多くある。高齢化が一層進み、生活弱者の孤立や引きこもりが増え、見守り活動がより一層重要となっている。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・横浜市立ひかりが丘保育園 ・土と愛子供の家保育所第2 [幼稚園] ・四季の森幼稚園 [児童養護施設] ・旭児童ホーム・児童家庭支援センターおおいけ 高齢者施設 [認知症対応型共同生活介護](グループホーム) ・みんなの家・横浜上白根(かみしらね) [介護老人福祉施設](特別養護老人ホーム) ・サンライズヒル横浜 ・椿寿 ・ヴィラ横浜 ・ヴィラ桜ヶ丘 [介護老人保健施設] ・四季の森 ・ケアホーム横浜 障害者施設 [その他の施設](通所、入所、障害児) ・【通所施設】しらねの里・げんき ・【通所施設】カプカプ ・【通所施設】偕恵シグナル はれるや ・【入所施設】偕恵 42ページ 第4期きらっとあさひプラン 今宿地区 今宿地区は、区の中央に位置し、帷子川を軸とする南北に広がる緑豊かな丘陵地域です。区域の真ん中を国道16号と帷子川が通っています。 帷子川の旧河川は帷子川緑道として整備が進められており、令和2年4月までに完成した区間(420メートル)は住民の新たな憩いの場となっています。 将来人口推計 ・人口 2015年:14,867人 2020年:14,627人 2025年:14,369人 2030年:14,009人 2035年:13,596人 ・14歳以下 2015年:14.2% 2020年:13.4% 2025年:12.1% 2030年:10.9% 2035年:10.6% ・65歳以上 2015年:25.7% 2020年:27.6% 2025年:28.6% 2030年:29.8% 2035年:32.7% ・75歳以上 2015年:12.0% 2020年:14.5% 2025年:17.8% 2030年:19.4% 2035年:19.3% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2030年以降に30%を超えます。 14歳以下の比率は、2030年に10%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35〜39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45〜49歳となっています。また、平成22年・27年に比べて年少人口は減少、70歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には25.7%、令和2年には27.6%となり、高齢化が進んでいますが、区平均の29.2%はやや下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:15,168人 平成27年:14,867人 令和2年:14,627人 平成22年〜令和2年増減数:541人減少 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:2,252人 平成27年:2,117人 令和2年:1,967人 平成22年〜令和2年増減数:285人減少 平成27年構成比:14.2% 令和2年構成比:13.4% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:990人 平成27年:962人 令和2年:805人 平成22年〜令和2年増減数:185人減少 平成27年構成比:6.5% 令和2年構成比:5.5% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:9,625人 平成27年:8,936人 令和2年:8,626人 平成22年〜令和2年増減数:999人減少 平成27年構成比:60.1% 令和2年構成比:59.0% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:3,291人 平成27年:3,814人 令和2年:4,034人 平成22年〜令和2年増減数:743人増加 平成27年構成比:25.7% 令和2年構成比:27.6% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:1,971人 平成27年:2,024人 令和2年:1,913人 平成22年〜令和2年増減数:58人減少 平成27年構成比:13.6% 令和2年構成比:13.1% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,320人 平成27年:1,790人 令和2年:2,121人 平成22年〜令和2年増減数:801人増加 平成27年構成比:12.0% 令和2年構成比:14.5% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:6,386世帯 平成27年:6,426世帯 令和2年:6,652世帯 平成22年〜令和2年増減数:266世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.38人 平成27年:2.31人 令和2年:2.20人 平成22年〜令和2年増減数:0.18人減少 令和2年区平均構成比%:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 43ページ 私たちが描く地区の未来図 『笑顔で支え合い、安心して暮らすことのできるまち今宿』 これまで築いてきた活動成果を基盤として、地域住民全員参加型の笑顔でお互いに支え合い、安心して暮らせるまちづくりを進めます。 [目標と主な取組] 目標A  子ども・高齢者の見守りネットワークづくり ・学童の登下校見守り活動の継続 PTAの協力も得ながら、活動の一層の強化を図ります。 ・独居高齢者、要援護者への支援・見守りの推進 ご近所同士の見守りも進めながら、サポートを強化します。 ・地域のサポーターが高齢者・要援護者のチョットした困りごとをお手伝いする「チョットお手伝い」活動の継続 チョットお手伝い活動を更に活発にします。 ・昼食会や配食、サロン開催による高齢者の交流 サロン間の交流、ノウハウの共有化を図り、一層充実した活動にします。 目標B 安心して暮らすことのできるまち今宿 ・「こまった時のあんしんカード」配布継続 外出先で万が一の怪我や病気に見舞われた際、周囲の人の手助けを受けて救命率アップにつなげます。(対象:70歳以上の町内会・自治会加入者) ・防災、防犯体制の強化 連合防災訓練、地域防災拠点訓練の継続に加え、組単位程度の小グループによる『互近助(きんじょ)』助けあい組織づくりに取り組みます。 おさんぽパトロールなど、犯罪に強いまちづくり活動に住民全員で取り組みます。 ・町内会加入促進、広報活動 連合会共有の案内資料として『町内会・自治会へのお誘い』を作成します。 回覧板、「今宿地区だより」など活用し、地域活動を広くお知らせします。 44ページ 目標C 住民同士の交流促進 ・連合会行事、町内会自治会行事の継続的な企画・実施 SNSを活用し学生の参加を募るなど、幅広い世代間の交流を図ります。 学校、PTA、地区青指とも連携し、小・中学生の訓練参加者を増やします。 ・町内会自治会の役員・担い手の育成 あらゆる世代が負担を感じず参加できる町内会活動のしくみ・体制づくりを進めます。 ・ジュニアボランティア・中学生ボランティア活動の継続・強化 地区行事での活動に加え、サロンへの参加など活躍の場を広げます。 目標D 環境美化活動の推進 ・ゴミ集積所維持・管理 ゴミ出しルールの再徹底を行います。 町内会自治会以外の住人に対してもルール厳守の周知活動を行います。 ・帷子川緑道の定期的な清掃活動実施 帷子川緑道の愛護会を中心に、定期的な清掃活動を行います。 清掃活動を通じ、地域住民の親睦を深めると共に、環境意識の高揚を図ります。 [今宿地区の主な行事] ・どんど焼き(1月) ・防災訓練(6月) ・盆踊り大会(7月) ・レクレーション大会(10月) [お楽しみいっぱい!] ・さくらまつり(4月) ・演芸大会(9月) ・輪投げ大会(2月) ・福祉の集い(11月) ・福祉講演会(9月) 他 [推進体制] 今宿地区地域支えあい連絡協議会… 地区社会福祉協議会、町内会・自治会、民生委員・児童委員、スポーツ推進委員、青少年指導員、環境事業推進委員、家庭防災員、消費生活推進委員、保健活動推進員、老人会、ボランティアグループ 45ページ [第3期の振り返り] ・登下校の見守り、要援護者支援、サロン・食事会、安心カード普及、小・中学生ボランテイア活動など、地域を支える様々な活動が定着した。 ・連合会、町内会・自治会の行事も盛沢山で、地域住民の貴重な交流と研鑽の場となっている。 [2020年コロナ禍における活動] ・昼食会は配食での健康状況確認、サロンは少人数・回数増で対応。 ・防災訓練は役員のみで実施し、コロナ環境下想定での実践研修。 ・敬老会、クリスマス会等は中止、祝い品・プレゼントを戸別配布。 などなど、新たな経験の1年でした。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・横浜市立今宿保育園 [幼稚園] ・今宿幼稚園 ・清来寺幼稚園 高齢者施設 [認知症対応型共同生活介護](グループホーム) ・フレンディ都岡 ・ふぁいとパティオつくいけ [介護老人保健施設] ・けいあいの郷今宿 [特定施設入居者生活介護](有料老人ホーム) ・シルバーライフはなみずき 46ページ 第4期きらっとあさひプラン 川井地区 川井地区は、区の北部に位置し、帷子川流域の最も大きい地区で、区域の大半は市街化調整区域であり、自然的土地利用が多く、もともとの地形の改変程度は比較的小さな地区です。矢指市民の森、追分市民の森、ズーラシア、ゴルフ場など多くの緑に恵まれています。 将来人口推計 ・人口 2015年:14,021人 2020年:13,880人 2025年:13,573人 2030年:13,187人 2035年:12,781人 ・14歳以下 2015年:13.5% 2020年:13.0% 2025年:11.8% 2030年:10.7% 2035年:10.3% ・65歳以上 2015年:25.5% 2020年:27.6% 2025年:29.0% 2030年:30.6% 2035年:33.3% ・75歳以上 2015年:12.6% 2020年:15.0% 2025年:17.7% 2030年:19.2% 2035年:19.6% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2030年頃には30%を超えます。 14歳以下の比率は、2030年に10%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35〜39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45〜49歳となっています。また、平成22年・27年に比べて年少人口は横ばい、70歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には25.5%、令和2年には27.6%となり、高齢化が進んでいますが、区平均の29.2%はやや下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:13,958人 平成27年:14,021人 令和2年:13,880人 平成22年〜令和2年増減数:78人減少 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:1,918人 平成27年:1,898人 令和2年:1,811人 平成22年〜令和2年増減数:107人減少 平成27年構成比:13.5% 令和2年構成比:13.0% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:870人 平成27年:806人 令和2年:744人 平成22年〜令和2年増減数:126人減少 平成27年構成比:5.7% 令和2年構成比:5.4% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:8,935人 平成27年:8,551人 令和2年:8,234人 平成22年〜令和2年増減数:701人減少 平成27年構成比:61.0% 令和2年構成比:59.3% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:3,105人 平成27年:3,572人 令和2年:3,835人 平成22年〜令和2年増減数:730人増加 平成27年構成比:25.5% 令和2年構成比:27.6% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:1,709人 平成27年:1,807人 令和2年:1,750人 平成22年〜令和2年増減数:41人増加 平成27年構成比:12.9% 令和2年構成比:12.6% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,396人 平成27年:1,765人 令和2年:2,085人 平成22年〜令和2年増減数:689人増加 平成27年構成比:12.6% 令和2年構成比:15.0% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:6,116世帯 平成27年:6,341世帯 令和2年:6,522世帯 平成22年〜令和2年増減数:406世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.28人 平成27年:2.21人 令和2年:2.13人 平成22年〜令和2年増減数:0.15人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 47ページ 私たちが描く地区の未来図 『多世代がつながり 支え合う 心豊かなまち 川井』 豊かな自然の中で、子どもから高齢者まで、つながりを深めみんなで支え合い、元気に安心して住み続けられるまちを目指します。 [目標と主な取組] 目標A  見える支え合いをしよう ・見守り・支え合いの仕組みを構築します 関係団体(町内会や自治会、地区社協、民生委員、委嘱団体、連携施設、川井地域ケアプラザ、区役所や区社協など)との連携を強化します。 福祉施設との協議を密にします。 ・気楽に話し合えるサロン(居場所)を充実します 各単会の居場所の情報を共有し合います。 各居場所の広報活動を充実します。 ・ちょこボラの活動を活性化させ、活動を通じて見守りにつなげます 支援が必要な方への広報活動を充実します。 思いやりのある迅速な対応に努めます。 リピーターを把握し、次回の支援につなげます。 目標B 健康寿命を延ばそう ・健康維持・増進を図ります 健康ウォーキングを年2回以上継続します。 ラジオ体操の開催を周知し継続します。 ・認知症の理解・啓発に取り組みます 認知症講座を開き、理解を深めます。 48ページ 目標C 住民同士がつながろう ・挨拶が自然にできる環境づくりに努めます イベントを通じて顔の見える関係づくりを促します。 障害がある方への参加を呼びかけます。 地域と学校・PTAとの話し合いの場を増やし、人材育成も目指します。 ・身近な所で、生きがいを持てる場を増やします 文化活動の場を増やします。 より積極的な広報活動を行います。 [推進体制] 川井地域支えあいネットワーク… 町内会・自治会、地区社会福祉協議会、民生委員・児童委員、老人クラブ、スポーツ推進委員、青少年指導員、環境事業推進委員、消費生活推進員、保健活動推進員、家庭防災員、ボランティアグループ、福祉施設、区医師会、区歯科医師会 [第3期の振り返り] ・健康ウォーキング 史跡や野菜直売所を巡るコースでこれまでに6年間開催しました。 ・見守り 見守りを兼ねた移動スーパーを実現したほか、小中学生の登下校の見守り、夜間防犯パトロールを実施しました。 ・認知症講座 講演会を毎年開催し、介護予防活動の理解を深めました。 ・三世代グランドゴルフ大会 三世代交流のイベントとして11年間継続しています。 ・交流・居場所サロン 川井の「わいが家」上川井の「たまり場」などのサロンを立ち上げ、好評いただいています。 49ページ 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・横浜市立川井宿保育園 ・ひまわり愛児園 [幼稚園] ・上川井幼稚園 ・都岡幼稚園 [児童養護施設] ・ポート金が谷 高齢者施設 [小規模多機能居宅介護] ・ひまわり [認知症対応型共同生活介護](グループホーム) ・樹林の風 ・サリューブルあさひ壱番館 ・あかね ・つどい ・青い空と緑の大地 ・ゆうあい ・みんなの家 横浜金が谷 高齢者施設 [ケアハウス] ・シャローム桜山 [介護老人福祉施設](特別養護老人ホーム) ・旭ホーム ・あだちホーム ・さくら苑 ・シャローム横浜 ・弥生苑 ・水の郷 ・サニーヒル横浜 ・かわいの家 [介護老人保健施設] ・老健リハビリよこはま ・グリーンリーブズ赤枝 ・シオンよこはま ・ほほえみの郷 横浜 ・希望の森 [特定施設入居者生活介護](有料老人ホーム) ・ミニハウス オレンジヒルズ ・アモーレ 水の郷 ・ハートランド・エミシア横濱旭 障害者施設 [その他の施設](通所、入所、障害児) ・【入所施設】ホルツハウゼ ・【障害児施設】くるみ学園 ・【通所施設】虹のかけはし ・【入所施設】ヴィラあさひの丘 ・【通所施設】いっぱい ・【通所施設】ウイングス ・【通所施設】ラボ・ラーレ ・【通所施設】晴天 50ページ 第4期きらっとあさひプラン 若葉台地区 若葉台地区は、区の北端に位置し、帷子川の源流域である丘陵地を大規模開発した集合住宅団地です。団地中央には商店街や公共施設があり、歩車分離道路や、緑に囲まれた計画的な街並みが形成されています。 高齢化が進んでいますが、ウォーキングやサークルなどの活動が活発で、元気あふれる街です。 将来人口推計 ・人口 2015年:14,909人 2020年:13,793人 2025年:12,963人 2030年:11,952人 2035年:10,800人 ・14歳以下 2015年:7.1% 2020年:6.4% 2025年:6.3% 2030年:6.2% 2035年:7.2% ・65歳以上 2015年:41.2% 2020年:51.1% 2025年:53.2% 2030年:52.7% 2035年:51.8% ・75歳以上 2015年:15.7% 2020年:25.3% 2025年:35.3% 2030年:40.8% 2035年:40.8% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2020年には50%を超えています。 14歳以下の比率は、ほぼ横ばいに推移すると推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には60〜64歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には70〜74歳となっています。 また、平成22年・27年に比べて年少人口は横ばい、70歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には41.2%でしたが、令和2年には51.1%と区平均の29.2%を大きく上回り、高齢化が進んでいることが分かります。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:16,089 人 平成27年:14,909人 令和2年:13,793人 平成22年〜令和2年増減数:2,296人減少 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:1,170人 平成27年:1,063人 令和2年:881人 平成22年〜令和2年増減数:289人減少 平成27年構成比:7.1% 令和2年構成比:6.4% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:494人 平成27年:477人 令和2年:319人 平成22年〜令和2年増減数:175人減少 平成27年構成比:3.2% 令和2年構成比:2.3% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:10,452人 平成27年:7,707人 令和2年:5,869人 平成22年〜令和2年増減数:4,583人減少 平成27年構成比:51.7% 令和2年構成比:42.6% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:4,467人 平成27年:6,139人 令和2年:7,043人 平成22年〜令和2年増減数:2,576人増加 平成27年構成比:41.2% 令和2年構成比:51.1% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:2,883人 平成27年:3,805人 令和2年:3,553人 平成22年〜令和2年増減数:670人増加 平成27年構成比:25.5% 令和2年構成比:25.8% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,584人 平成27年:2,334人 令和2年:3,490人 平成22年〜令和2年増減数:1,906人増加 平成27年構成比:15.7% 令和2年構成比:25.3% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:6,679世帯 平成27年:6,714世帯 令和2年:6,728世帯 平成22年〜令和2年増減数:49世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.41人 平成27年:2.22人 令和2年:2.05人 平成22年〜令和2年増減数:0.36人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 51ページ 私たちが描く地区の未来図 『困ったときに声をあげられる雰囲気のあるまちづくり』 地域には価値観、考え方の違う人など、いろいろな人がいる。そして、いろいろな関わり方がある。 困ったときに声を上げ、それを受け止めることができる地域が、私たちが描く地区の未来図になります。 [目標と主な取組] 目標A  お互いを気にかけあう環境を作る ・みんなであいさつ運動を継続し充実させる 登山の時のようにいつでもだれとでも 名前を知らなくても顔見知りに 生活の中で自然に、肩肘張らずに ・移動サロン「ほっこり」の継続実施 だれでも自由に気軽に参加しやすい工夫 わかばの広場で、様々な場所で、扉のないテントで なんでも気軽に相談できる場所を併設 ・みんなでちょっとだけ迷惑をかけあえる、寛容な地域づくり 「手伝って」「助けて」など言える付き合い 「気になる」前の声かけ、「気にかける」運動 日頃のちょっとした気づき、声かけから災害時の助け合いへ 目標B 地域のだれもが参加のできる機会がある ・だれもが地域活動に参加しやすい環境づくり 子育て世代、学生、こども、障がい児・者、高齢者、転入者、だれでも 自治会活動、清掃活動、サークル活動、スタンプラリーなどのイベントを通して ジュニアボランティアの活動 ・これまでの取り組みを大切に、時代や多様性を取り入れさらに充実させていく コロナ禍での就労や子育て環境の変化にも対応 屋内から扉のない屋外へ、気軽に参加できる活動 ・若い世代目線での地域活動づくり 若い世代が集まれる場所 若い世代が声をあげられる雰囲気 ・企画段階からのプロジェクト参加 組織間連携と情報交換・共有 学校と地域の連携 52ページ 目標C だれもが気軽に集まれる身近な場がある ・移動サロン「ほっこり」を継続的に実施し、身近な場所で展開していく ・だれでも参加できるサロン開催の呼びかけ 自治会、かがやきクラブ(老人クラブ)、子育てサロンなど既存のサロンと連携 ・今までの活動を大切にし、時代やニーズの変化に合わせて、既存の活動とつながりあう 清掃活動や園芸活動、防災訓練などへの参加の呼びかけ こども連れでも、こども同士でも参加しやすい雰囲気づくり ひとりでも気軽に参加できる雰囲気づくり ・集会所やピロティを活用しただれもが利用できる居場所づくり 世代に応じた居場所・たまり場 多世代で参加できる交流の場 ・サークルやボランティアグループの紹介 ・緑豊かな若葉台の特色を活かしたオープンな居場所づくり プレイパークなど、環境を利用した居場所 外出しやすく、仲間づくりをしやすい雰囲気 目標D 地域の取り組みを多くの人に伝える、だれもが地域へ情報を発信できる ・地域の取り組みを情報発信する 連合・単位自治会、地区社協、行政委嘱委員、かがやきクラブ(老人クラブ)、ボランティア団体、NPO、学校、まちづくりセンター、地区センター、地域ケアプラザ、その他多様な活動 ・若い世代へのメッセージ発信、若い世代からのメッセージ発信 ・ICT(情報通信技術)の活用 ・地区社協だよりの充実 ・支援を必要としている人、支援をしたい人への情報提供 [推進体制] 若葉台地区社会福祉協議会… 連合自治会、単位自治会、住宅管理組合協議会、NPO、民生委員児童委員協議会、保健活動推進員、かがやきクラブ、友愛活動員、青少年指導員、保護司、PTA、ボランティアグループ、学校、幼稚園、保育園 [地域の方へのメッセージ] あいさつで みんなつながる 若葉台 53ページ [第3期の振り返り] ・地区社協地域福祉保健部会を毎月1回開催し、「孤立防止」をテーマに地区別計画について話し合いを持った。 ・お互いにあいさつをしやすい雰囲気をつくるため、あいさつ運動ののぼり旗を設置した。 ・「だれでも来られる場所」「敷居のない場所」「風通しの良い場所」として移動サロン「ほっこり」を毎月1回わかばの広場で開催した。 ・「若葉台高齢者等地域見守り活動報告会」を連合自治会・地区社協とで共催し、地域の取り組みを情報交換した。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・若葉台保育園 ・わかばの森保育園 [認定こども園] ・オーセルわかば幼稚園 [幼稚園] ・プレスクール若葉幼稚園 [親と子のつどいの広場] ・そらまめ 高齢者施設 [特定施設入居者生活介護](有料老人ホーム) ・トレクォーレ横浜若葉台 ・ヴィンテージ・ヴィラ横浜 障害者施設 [その他の施設](通所、入所、障害児) ・【通所施設】若葉台ぶんげいざ 54ページ 第4期きらっとあさひプラン 笹野台地区 笹野台地区は、旭区の西部に位置し、西側は瀬谷区に隣接し、最寄り駅は三ツ境駅です。昭和30年ごろから開発が始まった新興住宅地で、集合住宅は比較的少なく、戸建て住宅が中心の地区です。 将来人口推計 ・人口 2015年:12,910人 2020年:12,704人 2025年:12,314人 2030年:11,864人 2035年:11,412人 ・14歳以下 2015年:12.2% 2020年:11.6% 2025年:10.6% 2030年:10.2% 2035年:10.3% ・65歳以上 2015年:29.2% 2020年:30.3% 2025年:31.6% 2030年:33.5% 2035年:35.8% ・75歳以上 2015年:15.3% 2020年:17.6% 2025年:20.0% 2030年:20.8% 2035年:21.3% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2035年頃には35%を超えます。 14歳以下の比率は、2025年に10%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35〜39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45〜49歳となっています。 また、平成22年・27年に比べて、0〜9歳の5歳別人口は減少、75歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には29.2%でしたが、令和2年には30.3%と区平均の29.2%をやや上回り、緩やかに高齢化が進んでいることが分かります。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:13,218人 平成27年:12,910人 令和2年:12,704人 平成22年〜令和2年増減数:514人減少 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:1,620人 平成27年:1,571人 令和2年:1,478人 平成22年〜令和2年増減数:142人減少 平成27年構成比:12.2% 令和2年構成比:11.6% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:713人 平成27年:648人 令和2年:576人 平成22年〜令和2年増減数:137人減少 平成27年構成比:5.0% 令和2年構成比:4.5% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:8,138人 平成27年:7,575人 令和2年:7,382人 平成22年〜令和2年増減数:756人減少 平成27年構成比:58.7% 令和2年構成比:58.1% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:3,460人 平成27年:3,764人 令和2年:3,844人 平成22年〜令和2年増減数:384人増加 平成27年構成比:29.2% 令和2年構成比:30.3% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:1,847人 平成27年:1,785人 令和2年:1,607人 平成22年〜令和2年増減数:240人減少 平成27年構成比:13.8% 令和2年構成比:12.6% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,613人 平成27年:1,979人 令和2年:2,237人 平成22年〜令和2年増減数:624人増加 平成27年構成比:15.3% 令和2年構成比:17.6% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:5,730世帯 平成27年:5,733世帯 令和2年:5,884世帯 平成22年〜令和2年増減数:154世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.31人 平成27年:2.25人 令和2年:2.16人 平成22年〜令和2年増減数:0.15人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 55ページ 私たちが描く地区の未来図 自治会単位で、近隣の皆さんの事をよく知り、助け合って地域が 『住み良い街』 『困りごとを気軽に相談できる街』 『お互いにゆるやかにささえあえる街』 になれるよう努めます。 [目標と主な取組] 目標A  地域防災力の向上 テーマ:笹野台地区で災害が発生した時「被災を最小限に」する防災・減災の仕組みや災害時への備えの充実 ・現在、個々の自治会において災害発生時の対応として資材備蓄や訓練が実施されているが、「笹野台地区の視点」で各自治会の実情を調査して、対策の不備・改善点などを洗い出し、地区の防災・減災の充実を図る 現状の調査(組織・訓練・機材・備蓄品等) 共通点および改善点の洗い出し→笹野台地区の防災・減災基準作成 防災・減災意識の向上 定期的な訓練の内容の検討→計画→実施 資料等による広報活動 「個々に出来ることを、無理のない範囲で活動し、成果を出す!」 目標B 地域の見守り:見守りネットワークを作ろう テーマ:第3期の成果の輪をもっと広げ、支援を必要としている人を早く見つけ、ケアプラザや行政へつなげる ・誰を見守る:自治会員から→非会員へと範囲を広げて行く 高齢者、一人住まいの人、引きこもりの人、子ども、ハンディキャップのある人、支援が必要な(困っている)人など ・誰が見守る 地域のみんな、自治会および社協役員、民生委員児童委員、友愛活動員 ・どのように 自治会の組・班単位でゆるやかに ごみだしグループで 56ページ [見守りの一環として実施中の地区の取組] ・地区社協主催行事 1.笹野台昼食会…毎月 第1水曜日 2.お出かけ支援…毎日 高齢者・障がい者の移動支援 3.ちょっとしたお手伝い 毎日 移動サービス、庭木の剪定など 4.子育てサロン…毎月 第2水曜日・第4月曜日 5.カレーハウス笹野台…毎月 第4金曜日 6.移動販売…毎週 木曜日・金曜日 民間業者による移動販売 ・笹野台地域ケアプラザとの協働行事 7.第3月曜クラブ…第3月曜日 年3回 8.お茶べり会…毎月 第1金曜日 [推進体制] 笹野台地区ささえあい連絡会… 連合自治会、地区社会福祉協議会、民生委員・児童委員協議会、かがやきクラブ笹野台支部、連合子供会、友愛活動員、青少年指導員連絡協議会、スポーツ推進委員連絡協議会、家庭防災員会、消防団、地域ケアプラザ [地域のみなさまへ] 今、自治会員の皆さま全員の力が必要です! 57ページ [第3期の振り返り] 目標A ボランティア不足への対応 目標B 小中高生の地域行事への参加 目標E 青壮年交流の活性化 →連合自治会・地区社協で引きとり活動を継続する 目標C 見守りシステムの構築 目標H 障がい者への対応準備 目標J 高齢者交流の活性化 →第4期に引き継ぎ、「目標B 地域の見守り」で取り込む 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・キッズビレッジつくし保育園 ・三ツ境たんぽぽ保育園 [小規模保育事業] ・とこちゃん みっつ保育園 58ページ 第4期きらっとあさひプラン 希望が丘地区 希望が丘地区は、東西にのびる、一連の丘陵地に開けた住宅地で、南部は南斜面、北部は北斜面となっています。駅周辺から放射線状に道路が整備され、商店会が形成されています。また、駅周辺は集合住宅が中心に整備されていますが、全体的には戸建て住宅が広く整備された地域でもあります。 将来人口推計 ・人口 2015年:10,185人 2020年:10,295人 2025年:10,101人 2030年:9,873人 2035年:9,620人 ・14歳以下 2015年:11.5% 2020年:11.4% 2025年:11.5% 2030年:11.3% 2035年:10.9% ・65歳以上 2015年:25.3% 2020年:26.5% 2025年:28.4% 2030年:30.5% 2035年:33.5% ・75歳以上 2015年:12.6% 2020年:14.1% 2025年:16.8% 2030年:18.3% 2035年:19.4% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、2020年以降は減少が推測され、65歳以上の比率は2030年頃には30%を超えます。 14歳以下の比率は、ほぼ横ばいに推移しますが、2035年に10%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には40〜44歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には50〜54歳となっています。また、平成22年・27年に比べて70歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には25.3%、令和2年には26.5%となり、高齢化が進んでいますが、区平均の29.2%はやや下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:10,138人 平成27年:10,185人 令和2年:10,295人 平成22年〜令和2年増減数:157人増加 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:1,225人 平成27年:1,173人 令和2年:1,178人 平成22年〜令和2年増減数:47人減少 平成27年構成比:11.5% 令和2年構成比:11.4% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:521人 平成27年:510人 令和2年:549人 平成22年〜令和2年増減数:28人増加 平成27年構成比:5.0% 令和2年構成比:5.3% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:6,566人 平成27年:6,440人 令和2年:6,386人 平成22年〜令和2年増減数:180人減少 平成27年構成比:63.2% 令和2年構成比:62.0% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:2,347人 平成27年:2,572人 令和2年:2,731人 平成22年〜令和2年増減数:384人増加 平成27年構成比:25.3% 令和2年構成比:26.5% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:1,199人 平成27年:1,290人 令和2年:1,284人 平成22年〜令和2年増減数:85人増加 平成27年構成比:12.7% 令和2年構成比:12.5% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,148人 平成27年:1,282人 令和2年:1,447人 平成22年〜令和2年増減数:299人増加 平成27年構成比:12.6% 令和2年構成比:14.1% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:4,745世帯 平成27年:4,867世帯 令和2年:5,077世帯 平成22年〜令和2年増減数:332世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.14人 平成27年:2.09人 令和2年:2.03人 平成22年〜令和2年増減数:0.11人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 59ページ 私たちが描く地区の未来図 『世代や環境を超えて コミュニケーションが 自然と生まれるまち』 地域住民が、いかなる時も世代や環境が違ってもお互いを理解し、コミュニケーションが自然と生まれることにより、つながりや助け合いのあるまちづくりを目指します。 [目標と主な取組] 目標A  地域全員参加の支え合いのあるまちづくり きらっとあさひプラン「地域福祉保健計画」を知る→具体的な活動→変化を感じる ・きらっとあさひプランの周知 自治会や各種団体、学校関係や保育園など、定例会や集まりがある時、また「お便り」等で周知し、活動に参加する人を増やす。 第4期きらっとあさひプランのリーフレットを全戸配布する。 ・支えあい連絡会運営見直し 子育て世代や、取り組みによる新たな参加等、メンバーの見直し。 より多くの方が連絡会に参加できるよう会議体の見直し。 2年交代体制に伴う、引継ぎ実施の徹底。 ・定期的な現状調査 定期的に現状調査を行い、地域住民のきらっとあさひプランの把握度や、取組の変化を感じているかなどを分析し、次のアクションを考えていく。 目標B つながりのあるまちづくり お互いがあいさつをし、地域の集まりで知り合いを増やし、誰もが交流できる機会をつくる ・既存の活動の継続と更なる広がり お互いが積極的に挨拶をするオアシス運動の更なる推進。 自治会や商店会などでの地域清掃を継続し、更なる広がりで、近隣の知り合いを増やす。 子供会、老人会のない自治会からでも参加できるような働きかけ。 ・地域の集まりでの多世代交流 防災に向けた近隣とのつながりづくり。 健康チェックの開催。 運動会や防災訓練への積極的な参加。 ・身近なことからうまれるつながり 犬の散歩や家庭菜園など、趣味や特技などでつながる関係づくり。 少人数や短い時間でも誰もが気軽に立ち寄れるゆるやかなサロン(地区センターや公園など)を増やす。 60ページ 目標C 助け合いのあるまちづくり 誰もが安心してくらせるような助け合いのあるまちづくり、支援の輪を広げる ・既存の活動の継続と更なる周知 K・K ネットの会、松の会、さくら会、きぼうファーム、ジュニアボランティア等の活動の継続と広報活動。 ・ちょっとした困り事を地域で解決 高齢・障がい・子育て等において抱えるちょっとした困り事のお手伝いや声掛け等をするボランティア団体の仕組みづくり。 ・現状把握と相談窓口等の周知 定期的に現状調査をし、困っていることや不安なこと等地域の現状を把握する。 要援護者・支援者アンケートの新たな活用。 相談ダイヤルなど課題別の相談窓口一覧を作成し、周知する。 目標D 新しい仲間、新しい生活へのまちづくり 多様な人が一緒に暮らすことができ、コロナ禍でも安心して暮らせる新しい生活 ・多様な人が住みやすいまちに 地域の様々な活動や利用できる制度等、地域に住んでいる多様な人への情報発信。 転入先や外国籍の方などに向けた、自治会・町内会の勧誘、防災、ゴミ分別等の周知チラシを配布。 ・新しい生活様式と新しい人とのつながり 既存のものと新しいものとが混在(回覧板、ICT化等)した自治会・町内会の運営を推進。 コロナ禍で集まることが難しい中、書面やメールなどの活用、人数を限定する会議など新しい生活様式を取り入れ、新しい人とのつながりを育む。 ・新しいコミュニティの形 コロナ禍で集まりや行事が制限される中、新しいコミュニティを創造していく。(小学生までを対象にぬりえ大会の開催等) [推進体制] 希望が丘地区支えあい連絡会… 地区社会福祉協議会、自治会・町内会、民生委員児童委員協議会、子供会、老人クラブ、保健活動推進員、消費生活推進員、友愛活動員、スポーツ推進委員、青少年指導員、PTA、学校、幼稚園、保育園、福祉・保健施設、ボランティアグループ [地域の方へのメッセージ] 地域で支えあい、安心して暮らせるまち希望が丘を目指し、一緒に推進して行きましょう。 61ページ [第3期の振り返り] 希望が丘地区活動のつながり図 希望が丘地区の活動の確認やつながりについて共有をしました。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・中希望が丘保育園 ・夢のつぼみ保育園 ・横浜あさひ中央保育園 [認定こども園] ・やつはしキッズ八ッ橋幼稚園 [横浜保育室] ・プラス保育園 [小規模保育事業] ・ハニービー保育園 [事業所内保育事業] ・タドラーキッズ 高齢者施設 [小規模多機能居宅介護] ・プルメリア [認知症対応型共同生活介護](グループホーム) ・ずぅずぅ 障害者施設 [その他の施設](通所、入所、障害児) ・【通所施設】夏の空 ・【通所施設】旭カンパニー ・【通所施設】第二虹のかけはし 62ページ 第4期きらっとあさひプラン 希望が丘東地区 希望が丘東地区は、希望ケ丘駅北側一帯の、総じて南斜面の丘陵地を中心とした地区ですが、何本かの谷戸筋が入り、地形の構成は複雑です。戸建て住宅を中心に、集合住宅が散在しています。 将来人口推計 ・人口 2015年:18,063人 2020年:17,869人 2025年:17,483人 2030年:17,036人 2035年:16,573人 ・14歳以下 2015年:14.0% 2020年:12.8% 2025年:11.7% 2030年:10.8% 2035年:10.8% ・65歳以上 2015年:25.2% 2020年:26.7% 2025年:27.7% 2030年:29.8% 2035年:33.0% ・75歳以上 2015年:12.7% 2020年:15.1% 2025年:17.3% 2030年:18.1% 2035年:18.4% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2035年頃には30%を超えます。 14歳以下の比率は、2030年に10%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には40~44歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には50~54歳となっています。また、平成22年・27年に比べて0~9歳の5歳別人口は減少、70歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には25.2%、令和2年には26.7%となり、高齢化が進んでいますが、区平均の29.2%よりはやや下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:17,778人 平成27年:18,063人 令和2年:17,869人 平成22年〜令和2年増減数:91人増加 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:2,416人 平成27年:2,528人 令和2年:2,295人 平成22年〜令和2年増減数:121人減少 平成27年構成比:14.0% 令和2年構成比:12.8% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:1,039人 平成27年:1,163人 令和2年:906人 平成22年〜令和2年増減数:133人減少 平成27年構成比:6.4% 令和2年構成比:5.1% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:11,381人 平成27年:10,981人 令和2年:10,805人 平成22年〜令和2年増減数:576人減少 平成27年構成比:60.8% 令和2年構成比:60.5% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:3,981人 平成27年:4,554人 令和2年:4,769人 平成22年〜令和2年増減数:788人増加 平成27年構成比:25.2% 令和2年構成比:26.7% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:2,106人 平成27年:2,258人 令和2年:2,071人 平成22年〜令和2年増減数:35人減少 平成27年構成比:12.5% 令和2年構成比:11.6% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,875人 平成27年:2,296人 令和2年:2,698人 平成22年〜令和2年増減数:823人増加 平成27年構成比:12.7% 令和2年構成比:15.1% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:7,728世帯 平成27年:7,896世帯 令和2年:8,166世帯 平成22年〜令和2年増減数:438世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.30人 平成27年:2.29人 令和2年:2.19人 平成22年〜令和2年増減数:0.11人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 63ページ 私たちが描く地区の未来図 『みんなで築く生き生き活力ある街』 子どもから高齢者まで、いつでもみんなが「助け合い」「支え合い」「見守り」「ふれあい」、いつでも安全に安心して暮らせる地域 [目標と主な取組] 目標A 支援が必要な人に対する共助(きょうじょ)の推進 ・日常生活の「困った」をお手伝い ボランティア団体 「地域サポート希望が丘東」の協力を得て、移動スーパーが地区内5か所で週2回販売、宅配サービスも実施します。 食品ロスを無くす「もったいないバザール」を月1回開催します。 ボランティア団体「きぼうの手」が、お手伝いが必要な高齢者世帯や障害がある方に、有償で支援を行います。 ・自治会・町内会館で高齢者向けサロンや脳トレを開催 高齢者の憩いとふれあいの場として「サロン散歩道」を開催します。 高齢者が楽しく脳トレできるスクエアステップで、認知症予防と健康維持を目指します。 ・親子サロン、赤ちゃん教室等を開催し子育て支援 民生委員児童委員やボランティアが、赤ちゃん教室を2会場(春ノ木会館・中尾町会館)で毎月1回開催、親子サロンを今宿地域ケアプラザで毎月1回開催します。 リトミック講座を上・下期に各4回、小児救急救命講座を年1回開催します。 ・障害者への理解と支援ボランティアの募集 障害者理解のための研修実施とともに、障害者と家族等支援のボランティアを募集します。 目標B 日頃から顔の見える関係作り ・地域住民みんなが参加する夏祭りの開催 連合自治会を中心に、小・中学生のダンスや器楽演奏、盆踊り、模擬店などの夏祭りを開催し、地域交流を進めます。 ・下校時一斉パトロール、登下校時見守り活動を実施 連合自治会を中心に、小学生の下校時パトロールを年4回実施します。 自治会・町内会ごとに毎日の登下校時に見守り活動を実施します。 ・高齢者の健康、安心・安全な生活を続けられる講習・研修会の開催 各所で体操グループが活動します。 高齢者を対象に詐欺等防止研修会を開催します。 ・世代間交流と食事を楽しむ憩いの場として地域食堂を開催 ボランティアを中心に地域食堂「らんらん食堂」を毎月1回、今宿地域ケアプラザで開催します。 64ページ 目標C 平時から地域で助け合う関係作り ・災害時要援護者調査の実施 連合自治会、地区社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会の3者で災害時要援護者調査票「災害時安全カード」を作成し全世帯に配布、要援護者について調査します。安全カード提出世帯には、「カード保管ボトル」や「安否確認タオル」等の防災グッズを配布します。 ・自治会・町内会ごとの防災組織づくりの推進 「減災対策および災害時要援護者支援の手引き」を活用して、それぞれの自治会・町内会にあった組織づくりをサポートします。 ・避難所訓練時に要援護者に対する安否確認訓練を実施 災害時を想定して実施する地域防災拠点での避難所訓練にあたり、要援護者への安否確認を加えて行い、地域における「要援護者の見える化」を進めます。 ・災害時に地域が支え合うための防災訓練を実施 ・高齢者にお弁当を配食、昼食会を開催 一人暮らし高齢者や80歳以上の高齢者世帯の希望者に月2回お弁当を配食、または昼食会を毎月1回開催します。 目標D 小中学生が地域行事に参加、福祉体験できる機会の拡大 ・小中学生ボランティアが様々な地域行事に参加、交流 地域一斉清掃として中学生ボランティアが連合自治会や各種団体とともに主要道路を清掃、小学生が地域住民とともに生活道路を清掃、きれいな街づくりへの関心を育てます。 中学生ボランティアが夏祭りやふれあい広場の運営に参加し、地域交流を深めます。 地域防災拠点避難所訓練に中学生ボランティアが参加し、地域防災への理解を深めます。 ・ジュニアボランティアが地域の福祉活動を体験 民生委員児童委員の協力で小学校6年生のジュニアボランティアが老人ホーム等の訪問や高齢者昼食会を通じてふれあい・交流します。 赤い羽根共同募金や、ふれあい広場等の模擬店での販売を体験します。 目標E 地域の取り組みを支える仕組みづくり ・世代間交流を目的としたふれあい広場の開催 世代間交流の機会を通して、地域の人々がふれあいや親しみをもてるよう、地区社協が主催するふれあい広場で、連合自治会や各種団体の協力を得て福祉バザー、模擬店、餅つき、伝承遊び等を行います。 ・小学1年生を対象に、老人会有志が昔遊びで交流会を実施 ・小学5,6年生を対象に、老人会のミシンボランティアがミシンの使い方を指導 ・子ども達に「なかおバタフライガーデン」で学びの場を提供 ボランティアが運営する「なかおバタフライガーデン」(中尾小校庭内)で、蝶が羽化する花壇をつくり、同校児童や幼稚園・保育所児達に学びの場を提供します。 65ページ [推進体制] 希望が丘東地区支えあい連絡会… 連合自治会、地区社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、保健活動推進員、老人クラブ(第三支部・第四支部)、福祉・医療関係 [第3期の振り返り] 令和元年度に、移動スーパーを実現した「地域サポート希望が丘東」と、有償ボランティアが日常の困りごとをお手伝いする「きぼうの手」が設立され、御利用の皆さんの笑顔に元気をいただいています。 活動の多くが休止した新型コロナ禍、1年以上のブランクを越え、感染防止対策と両立できるよう見直し、そろりそろりと活動を再開させています。活動は安心・改善・前進と成長がポイントです。 最寄り駅やバス停が遠い地域の移動手段確保を目指し、「今宿周辺にミニバスを走らせる会」が、令和2年4月に横浜市の地域交通サポート事業グループに登録され、補助金を受け活動を展開しています。 ミニバスが実現したら「みんなで築く生き生き活力ある街」も近づいてきますね。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・中尾保育園 ・つぼみ保育園 [認定こども園] ・希望ヶ丘幼稚園 希望ヶ丘保育園 [横浜保育室] ・ザ・チャイルドクラブ希望が丘 [幼稚園] ・つくの幼稚園 高齢者施設 [特定施設入居者生活介護](有料老人ホーム) ・中銀ライフケア横浜希望ヶ丘 ・ライフコミューン希望が丘 ・中銀ケアホテル横浜希望ヶ丘 66ページ 第4期きらっとあさひプラン 希望が丘南地区 区の最南端に位置し、地区内を数本の二俣川支流が東西に流れています。起伏に富んだ南北斜面を繰り返す丘陵地には、静かな家並みの戸建て住宅地、公園や集合住宅が点在しています。また、緑あふれる里山の風景も残され、創建寛永5(1628)年の古刹や神社、ねこ塚などのスポットもあります。 ひとと歴史と自然が魅力の地区です。 将来人口推計 ・人口 2015年:11,314人 2020年:11,301人 2025年:11,092人 2030年:11,868人 2035年:10,633人 ・14歳以下 2015年:13.8% 2020年:13.3% 2025年:12.6% 2030年:11.6% 2035年:10.7% ・65歳以上 2015年:22.6% 2020年:24.4% 2025年:26.4% 2030年:29.1% 2035年:32.4% ・75歳以上 2015年:11.8% 2020年:13.3% 2025年:14.9% 2030年:16.5% 2035年:17.9% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2035年頃には30%を超えます。 14歳以下の比率は、2035年に10%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35〜39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45〜49歳となっています。また、平成22年・27年に比べて、5〜14歳の5歳別人口は若干の減少、85歳以上の人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には22.6%、令和2年には24.4%となり、高齢化が進んでいますが、区平均の29.2%は下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:11,320人 平成27年:11,314人 令和2年:11,301人 平成22年〜令和2年増減数:19人減少 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:1,609人 平成27年:1,558人 令和2年:1,500人 平成22年〜令和2年増減数:109人減少 平成27年構成比:13.8% 令和2年構成比:13.3% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:700人 平成27年:681人 令和2年:674人 平成22年〜令和2年増減数:26人減少 平成27年構成比:6.0% 令和2年構成比:6.0% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:7,394人 平成27年:7,204人 令和2年:7,045人 平成22年〜令和2年増減数:349人減少 平成27年構成比:63.7% 令和2年構成比:62.3% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:2,317人 平成27年:2,552人 令和2年:2,756人 平成22年〜令和2年増減数:439人増加 平成27年構成比:22.6% 令和2年構成比:24.4% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:1,136人 平成27年:1,214人 令和2年:1,258人 平成22年〜令和2年増減数:122人増加 平成27年構成比:10.7% 令和2年構成比:11.1% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,181人 平成27年:1,338人 令和2年:1,498人 平成22年〜令和2年増減数:317人増加 平成27年構成比:11.8% 令和2年構成比:13.3% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:4,689世帯 平成27年:4,788世帯 令和2年:4,943世帯 平成22年〜令和2年増減数:254世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.41人 平成27年:2.36人 令和2年:2.29人 平成22年〜令和2年増減数:0.13人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 67ページ 私たちが描く地区の未来図 『ご近所が仲良く声をかけ合い、安心して暮らせるまち』 [目標と主な取組] 目標A 子どもから高齢者まで気軽に立ち寄れる場づくり ・「誰でも」「気軽に」「ひとりでも」「いつでも」「より身近な地域に」参加できる居場所づくり(例えば、お散歩時や買い物帰りなど、ちょっと座って話ができるようなちょっとしたベンチ「ちょこっとベンチ(仮称)」を地域に広げるなど。) ・居場所づくりにより交流を生み出し、困りごとを相談しやすい地域にしていく ・世代を超えて交流が進む地域づくり ・送迎ボランティアやコミュニティーバス、タクシーなどの移動手段の充実 目標B 隣近所で声をかけ合える「ご近助(きんじょ)」付き合い ・「おたずね隊(仮称)」など、地域住民を特定せず定期的に訪問し、安否確認するとともに困りごとを把握する体制づくり ・一人も取りこぼしのない体制づくり ・向こう三軒両隣を基本とした顔の見える「ご近助(きんじょ)」の関係づくり ・買い物支援の継続、ちょこっと応援団の充実 68ページ 目標C 一人ひとりの思いを活かし、参加できる機会づくり ・自分の思いが活かされる、活かしていると実感できるような場面づくり ・特技や趣味、好きなことが活かせる機会づくり ・地域活動の周知、活動の見える化 ・自発的な活動であっても、地域の中で認め合い、感謝し合う関係づくり ・自ら進んで参加したくなる、魅力ある地域活動 目標D 大きな災害時にも対応できる、隣近所の顔の見える助け合いの体制づくり ・平時からのネットワーク構築のため、自治会「自主防災組織」の充実と連携 ・「防災部会」による防災活動を通した啓発の充実 ・「災害時要援護者マップ」の活用と啓発 ・一人も取りこぼしのない体制づくり(再掲) [希望が丘南地区・希望が丘地区で連携して行っている2つの活動の紹介] ・K・Kネットの会 地域の子育て支援として、親子の居場所づくりや2世代交流を目的とした「K・K ネット祭り」等を行い、安心して子育てできるまちづくりを目指す活動。 ・きぼうファーム 障がい児・者の余暇支援や障がい理解講座等を開催し、誰もが住みやすいまちづくりを目指す活動。 [推進体制] 希望が丘南地区支えあい連絡会… 希望が丘南地区連合自治会、希望が丘南地区社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、スポーツ推進委員連絡協議会、青少年指導員協議会、保健活動推進員会、消費生活推進員会、環境事業推進委員連絡協議会、家庭防災員連絡協議会、地域防災拠点運営委員会、子ども会育成連絡協議会、PTA、各種ボランティア団体 69ページ [第3期の振り返り] ・オレンジリボンによる安否確認訓練が誕生し、第2期にスタートしたマイカプセルの追加配布も行い、どちらも地域に定着した活動となっている。また、顔の見える関係づくりにもつながった。 ・地域の買い物支援として、移動スーパーを開始し、地域の居場所になりつつある。特にコロナ禍の中、とても重宝された。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・善部保育 高齢者施設 [特定施設入居者生活介護](有料老人ホーム) ・ベストライフ希望が丘 ・花珠の家あさひ ・プラチナライフ横浜善部町 その他 ・ポリテクセンター関東 70ページ 第4期きらっとあさひプラン さちが丘地区 さちが丘地区は、区の南部に位置し、相鉄線の3駅に囲まれた区域で、二俣川が3筋に分かれているあたりの低地と丘陵地からなる地区です。 さちが丘は、昭和39年二俣川町、小高町、万騎が原(まきがはら)の一部より新設され、町名は住民投票により「さち(幸)が多いように」との願いをこめて名付けられました。 将来人口推計 ・人口 2015年:10,273人 2020年:10,219人 2025年:10,236人 2030年:10,212人 2035年:10,161人 ・14歳以下 2015年:15.7% 2020年:13.2% 2025年:12.6% 2030年:12.1% 2035年:11.6% ・65歳以上 2015年:15.7% 2020年:17.7% 2025年:20.1% 2030年:23.6% 2035年:28.4% ・75歳以上 2015年:7.1% 2020年:8.8% 2025年:10.7% 2030年:12.1% 2035年:13.7% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、総じてわずかに減少すると推測され、65歳以上の比率は2035年までに25%を超えます。 14歳以下の比率は、2035年に11%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35〜39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45〜49歳となっています。また、平成22年・27年に比べて年少人口は減少、70歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には15.7%、令和2年には17.7%となり、やや高齢化が進んでいますが、区平均の29.2%は大きく下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:10,110人 平成27年:10,273人 令和2年:10,219人 平成22年〜令和2年増減数:109人増加 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:1,703人 平成27年:1,615人 令和2年:1,351人 平成22年〜令和2年増減数:352人減少 平成27年構成比:15.7% 令和2年構成比:13.2% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:814人 平成27年:717人 令和2年:618人 平成22年〜令和2年増減数:196人減少 平成27年構成比:7.0% 令和2年構成比:6.0% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:7,073人 平成27年:7,045人 令和2年:7,058人 平成22年〜令和2年増減数:15人減少 平成27年構成比:68.6% 令和2年構成比:69.1% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:1,334人 平成27年:1,613人 令和2年:1,810人 平成22年〜令和2年増減数:476人増加 平成27年構成比:15.7% 令和2年構成比:17.7% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:769人 平成27年:888人 令和2年:910人 平成22年〜令和2年増減数:141人増加 平成27年構成比:8.6% 令和2年構成比:8.9% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:565人 平成27年:725人 令和2年:900人 平成22年〜令和2年増減数:335人増加 平成27年構成比:7.1% 令和2年構成比:8.8% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:4,265世帯 平成27年:4,404世帯 令和2年:4,631世帯 平成22年〜令和2年増減数:366世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.37人 平成27年:2.33人 令和2年:2.21人 平成22年〜令和2年増減数:0.16人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 71ページ 私たちが描く地区の未来図 『誰もが安心して豊かにくらしていけるまち』 高齢者が生きがいを持ち、地域で子育てを応援できるまちにし、それを次世代に引き継げるようにして、誰もが安心・安全なまちを目指します。 [目標と主な取組] 目標A 地域の担い手を広げる ・若い世代の転入が増えているが、地域の担い手不足は解消していないので、若い世代が関心をもち参加できる取組をする。 ・担い手の負担を減らし、多くの人が得意な分野で気軽に参加してもらえるようにするとともに、一人一人の活動の効率化を推進して、見える化を図る。 ・他地区の成功事例を見学し、中心となって活動している方々を招いての研修を実施する。 目標B 高齢者が生きがいを持とう ・リタイア後も地域住民と新たに交流できるきっかけを作る。 ・お茶のみサロンや敬老会等の交流する機会を継続し、充実を図る。 72ページ 目標C 地域で子育てを応援しよう ・地域に住む親子が交流する子育てサロンを継続・拡張する。また、子育てに悩む親が孤立しないように支援する。 ・旭まつりを含む各自治会の盆踊り・防災訓練・大運動会・ふれあい福祉まつり等の行事にはたくさんの子供が参加している。それを継続しながら子育て支援につなげていく。 目標D 誰もが、ともに生きるまち ・誰もが参加できる地域行事を継続するとともに、多くの人に参加してもらえるように工夫する。 ・新しい住民や若い世代が増えているので、地域との関わりに参加してもらえるような工夫をする。 ・互いを気にかけ見守り合い、困ったときには声をかけ、支え合えるまちを目指す。 ・いざという時のために備えて、安否確認を行うための取組を進める。 ・高齢者・帰宅困難者の家族など、支援が必要な人達を地域で支える仕組みづくりを行う。 [推進体制] さちが丘地区社会福祉協議会… 自治会・町内会、民生委員・児童委員協議会、保健活動推進員、老人クラブ、青少年指導員 73ページ [第3期の振り返り] 行事の継続と担い手を増やす取組 ・「さちが丘連合自治会」の催しを動画で記録し、ビジュアル資料を作成した。 ・敬老会のイベントを外部委託、行事への炊飯器の利用等の業務改善により担い手の負担を軽減した。 ・旭まつりで太鼓を叩く人がいなくなり、募集したところ、若い人のグループが叩いてくれることになり、担い手が広がった。 ・地域の防災対策への準備を整え始めた。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・旭はるかぜ保育園 ・保育園夢未来二俣川 ・太陽の子さちが丘保育園 [小規模保育事業] ・すずらん二俣川保育園 [幼稚園] ・横浜三輪幼稚園 高齢者施設 [小規模多機能居宅介護] ・ミモザ横濱南万騎が原(まきがはら) [特定施設入居者生活介護](有料老人ホーム) ・サニーライフ南万騎が原(まきがはら) 74ページ 第4期きらっとあさひプラン 万騎が原(まきがはら)地区 万騎が原(まきがはら)地区は、帷子川の支流である二俣川の南側丘陵地を、昭和30~40年代にかけて開発された、戸建て住宅を主体とした住宅地です。昭和50年代には、相鉄いずみ野線開通により南万騎が原(まきがはら)駅周辺も住宅地となりました。近年は、高齢化に伴う住替え等があり、子育て世代の転入世帯が増えています。 将来人口推計 ・人口 2015年:9,404人 2020年:9,973人 2025年:9,628人 2030年:9,271人 2035年:8,937人 ・14歳以下 2015年:10.2% 2020年:11.3% 2025年:11.5% 2030年:11.1% 2035年:10.2% ・65歳以上 2015年:30.5% 2020年:30.2% 2025年:32.6% 2030年:35.0% 2035年:36.9% ・75歳以上 2015年:17.3% 2020年:17.7% 2025年:19.7% 2030年:20.5% 2035年:22.3% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、2020年以降は減少が推測され、65歳以上の比率は2030年頃には35%を超えます。 14歳以下の比率は、ほぼ横ばいに推移することが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には45〜49歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には55〜59歳となっています。 また、平成22年・27年に比べて、0〜9歳の5歳別人口は増加、85歳以上の人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には30.5%でしたが、令和2年には30.2%となりました。この5年間で高齢化は進んでいませんが、区平均の29.2%をやや上回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:9,836人 平成27年:9,404人 令和2年:9,973人 平成22年〜令和2年増減数:137人増加 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:1,060人 平成27年:958人 令和2年:1,129人 平成22年〜令和2年増減数:69人増加 平成27年構成比:10.2% 令和2年構成比:11.3% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:424人 平成27年:419人 令和2年:559人 平成22年〜令和2年増減数:135人増加 平成27年構成比:4.5% 令和2年構成比:5.6% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:6,036人 平成27年:5,578人 令和2年:5,829人 平成22年〜令和2年増減数:207人減少 平成27年構成比:59.3% 令和2年構成比:58.4% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:2,740人 平成27年:2,868人 令和2年:3,015人 平成22年〜令和2年増減数:275人増加 平成27年構成比:30.5% 令和2年構成比:30.2% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:1,233人 平成27年:1,242人 令和2年:1,248人 平成22年〜令和2年増減数:15人増加 平成27年構成比:13.2% 令和2年構成比:12.5% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,507人 平成27年:1,626人 令和2年:1,767人 平成22年〜令和2年増減数:260人増加 平成27年構成比:17.3% 令和2年構成比:17.7% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:4,291世帯 平成27年:4,248世帯 令和2年:4,654世帯 平成22年〜令和2年増減数:363世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.29人 平成27年:2.21人 令和2年:2.14人 平成22年〜令和2年増減数:0.15人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 75ページ 私たちが描く地区の未来図 『誰もが主役で、一人ひとりが輝けるまち』 [目標と主な取組] 目標A 地域のつながりづくりを進める [主に取り組んでいくこと] ・隣近所でのあいさつや声かけにより、世代を超えて、お互いに知り合う関係をつくる ・一斉清掃等、日常的で必要な地域の行事を継続し、地域の関係づくりにつなげる ・多世代が参加できるイベントを開催し、住民同士のつながりをつくる 目標B 思いやりの心を育む地域をつくる [主に取り組んでいくこと] ・登下校時の見守りや、隣近所で日常の中でできる見守りの意識を広めていく ・認知症の正しい理解者、認知症サポーターを増やし、地域での見守りの目を増やしていく ・障害福祉施設等との連携を図り、活動への協力や地域の行事への参加を呼び掛ける ・ジュニアボランティア体験事業や地域行事の手伝い体験などにより、将来の担い手を育成する ・地域の困りごとを把握するためのアンケートを自治会で実施する ・ひきこもりがちな方や生活にお困りの方を支援する 76ページ 目標C 子どもから大人まで、誰もが参加・活躍できる場づくり [主に取り組んでいくこと] ・間口を広げて参加者や開催の機会を増やす ・子育て世代が参加しやすいイベント実施による三世代交流の促進 ・誰でも参加できる、小さな交流の場を増やす ・好きなことや得意なこと、経験を活かせる活躍の場(ステージ)づくりと新たな担い手発掘 目標D 高齢者の居場所づくり [主に取り組んでいくこと] ・ラジオ体操、ウォーキング、シニアスポーツ等を通じた健康づくりと仲間づくり ・公園を会場とし、健康プレートや健康器具などを活用したストレッチや健康講座などの実施 ・老人クラブや地域の小グループによるサロン活動を増やす 新型コロナウィルス感染症拡大の長引く影響を受けて、生活が苦しくなっている方が増加していることから、支援が必要であると感じました。 そこで、令和3年3月7日、区社協の協力の下、万騎が原(まきがはら)地区内で生活困窮者向けの食品・日用品の無料頒布及び生活相談会を開催しました。 [推進体制] 万騎が原(まきがはら)地区福祉保健計画推進委員会… 【統括管理】連合自治会、南万騎が原(まきがはら)自治会、地区社会福祉協議会 【実動組織】民生委員・児童委員協議会、保健活動推進員会、スポーツ推進委員連絡協議会、青少年指導員連絡協議会、消費生活推進員連絡協議会、子ども会、老人クラブ、その他保健福祉関係ボランティア活動団体 77ページ [第3期の振り返り] ・地域の伝統的な活動を継続していくこと、次世代に引き継ぐことを大切に取り組みました。(教育水田ボランティアなど) ・個人の声や個別の活動から、地域で組織として取り組むことで、様々な人が参加する地域の活動として広がり、定着した取組もできました。(あさひ漢字塾など) 【4期に向けて】 サロン活動等の活動の場や活動を支えるボランティア等の担い手を増やしていくことで、地域の見守り、支え合いの取組を広げていけるよう、情報の周知や横のつながりづくりを進めていく。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・横浜市立柏保育園 ・まきが原愛児園 ・のぞみ保育園 ・グローバルキッズ南万騎が原(まきがはら)園 [幼稚園] ・柏幼稚園 ・まきが原幼稚園 高齢者施設 [小規模多機能居宅介護] ・みなみ万騎が原(まきがはら) [介護老人福祉施設](特別養護老人ホーム) ・グリンサイド清盛 障害者施設 [地域活動ホーム] ・サポートセンター連 [就労支援施設] ・横浜西部就労支援センター ・【通所施設】おしゃれ館あおば 78ページ 第4期きらっとあさひプラン 二俣川地区 二俣川地区は、二俣川駅周辺の相鉄本線と厚木街道を軸とする地区で、二俣川駅、保土ヶ谷バイパス本村ICがあり、交通の要衝です。二俣川駅南口市街地再開発事業により大型商業施設が完成し、賑わいと人の流れが大きく変わりました。二俣川駅北口には、区や県の公共施設が多く立地するとともに、駅を中心に商業施設が集積しています。 将来人口推計 ・人口 2015年:13,169人 2020年:14,617人 2025年:14,569人 2030年:14,484人 2035年:14,340人 ・14歳以下 2015年:9.7% 2020年:10.3% 2025年:11.6% 2030年:12.1% 2035年:11.8% ・65歳以上 2015年:20.1% 2020年:21.4% 2025年:23.2% 2030年:25.9% 2035年:29.2% ・75歳以上 2015年:11.5% 2020年:10.9% 2025年:12.8% 2030年:14.8% 2035年:15.8% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、2020年をピークに緩やかに減少が推測され、65歳以上の比率は2035年に約30%に達します。 14歳以下の比率は、総じてほぼ横ばいに推移することが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35〜39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45〜49歳となっています。また、平成22年・27年に比べて年少人口はほぼ横ばい、85歳以上の人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には20.1%、令和2年には21.4%となり、やや高齢化が進んでいますが、区平均の29.2%は大きく下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:13,499人 平成27年:13,169人 令和2年:14,617人 平成22年〜令和2年増減数:1,118人増加 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:1,684人 平成27年:1,517人 令和2年:1,595人 平成22年〜令和2年増減数:89人減少 平成27年構成比:11.5% 令和2年構成比:10.9% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:845人 平成27年:736人 令和2年:784人 平成22年〜令和2年増減数:61人減少 平成27年構成比:5.6% 令和2年構成比:5.4% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:9,493人 平成27年:9,002人 令和2年:9,898人 平成22年〜令和2年増減数:405人増加 平成27年構成比:68.4% 令和2年構成比:67.7% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:2,322人 平成27年:2,650人 令和2年:3,124人 平成22年〜令和2年増減数:802人増加 平成27年構成比:20.1% 令和2年構成比:21.4% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:1,173人 平成27年:1,377人 令和2年:1,616人 平成22年〜令和2年増減数:443人増加 平成27年構成比:10.5% 令和2年構成比:11.1% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,149人 平成27年:1,273人 令和2年:1,508人 平成22年〜令和2年増減数:359人増加 平成27年構成比:9.7% 令和2年構成比:10.3% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:6,430世帯 平成27年:6,428世帯 令和2年:7,504世帯 平成22年〜令和2年増減数:1,074世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.10人 平成27年:2.05人 令和2年:1.95人 平成22年〜令和2年増減数:0.15人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 79ページ 私たちが描く地区の未来図 『誰もが困っていることを相談できるまち』 より住みよく、安全安心なまちにするために、地域としてのつながりを深め、顔の見える関係の中で、互いに見守り・安心して助け合いのできるまち、手を差し伸べることのできるまちづくりを進めます。 [目標と主な取組] 目標A 地域への関心を高める ・自治会町内会へ加入しない新しい世帯が増えていることから、地域活動を周知する。 目標B 交流の場づくり ・地区にコミュニティ施設がないという状況はあるが、一人暮らし高齢者向けの「はなみずきの会」、中途障害者向けの「ひまわり会」、未就園児の親子向けの「ピヨピヨクラブ」、小中学生向けの「しみずがおか食堂」など、既存の活動の継続等を支援する。 80ページ 目標C 助け合えるまちづくり ・神奈川県ライトセンターやフェニックス旭などが設置されていて、障害のある方の来訪が多い街であること、コロナ禍で自ら助けを求めることが難しい事情のある方もいることから、困り事を抱える方の情報を収集し、啓発や取組みを進める。 ・二俣川小学校の建て替え計画に合わせ、児童の安全な通学路を確保する。 ・地域の支え合いである「桐の会」の担い手が高齢化していることから、新たな地域の担い手を養成する。 ・既存の福祉保健施設等の連携強化を進める。 [推進体制] 住みよいまちにするための検討会… 地区社会福祉協議会、自治会・町内会、民生委員・児童委員協議会 [地域の方へのメッセージ] 二俣川地区では、第4期地域福祉保健計画策定のため、各自治会町内会長、各種団体(老人クラブ、民生委員、保健活動推進員等)にアンケートを実施し、「誰もが困っていることを相談できるまち」を未来図として掲げました。実現には難しい未来図ですが、高齢者、若者、障がい者、子ども等、様々な人が行きかう(住む)二俣川地区として、「おたがいさま」の気持ちで、「助けて」を言い合える二俣川を目指します。そのためには、地域住民が共に考えていければと思っております。 [第3期の振り返り] ・第3期は、「ボランティア活動や地域の担い手につながる人づくり」として、桐の会(家事援助等ボランティア)やはなみずきの会(高齢者向け食事サービス)、ピヨピヨクラブ(子育て地域サロン)、「子ども・高齢者等誰もが立ち寄れる場づくり」として、しみずがおか食堂(こども食堂)やひまわり会(中途障害リハビリ)、「災害時の要援護者の方への支援体制づくり」として、防災マップの作成や被災時における障がい者理解など、様々な活動に取り組みました。 81ページ 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・明徳二俣川保育園 ・横濱あんじゅ保育園 ・太陽の子二俣川駅保育園 [小規模保育事業] ・旭ローズ保育園 ・おれんじハウス二俣川保育園 ・保育園スマイルキッズ二俣川駅前 [家庭的保育事業] ・ひより保育室 [幼稚園] ・横浜昭和幼稚園 [地域子育て支援拠点] ・ひなたぼっこ 高齢者施設 [小規模多機能居宅介護] ・コラージュ二俣川 [特定施設入居者生活介護](有料老人ホーム) ・サニーステージ二俣川 障害者施設 [相談機関] ・神奈川県ライトセンター ・旭区基幹相談支援センター ・【通所施設】中途障害者地域活動支援センターフェニックス旭 [地域活動ホーム] ・障害者地域活動ホームふたまたがわ [その他の施設](通所、入所、障害児) ・【通所施設】くるみの木 ・【通所施設】工房アリアーレ ・【通所施設】ピアジョブサポート二俣川   82ページ 第4期きらっとあさひプラン 二俣川ニュータウン地区 二俣川ニュータウン地区は、区中西部に位置し、県立がんセンター・県免許センターと保土ヶ谷バイパスにはさまれた丘陵地を開発して生まれたニュータウンと、その周辺の地区からなります。開発から約50年が経過し、現在では11町内会・4,000世帯、10,000人が居住し、その9割を戸建て住宅が占めています。 将来人口推計 ・人口 2015年:12,218人 2020年:11,861人 2025年:11,314人 2030年:10,716人 2035年:10,157人 ・14歳以下 2015年:10.7% 2020年:10.4% 2025年:9.8% 2030年:9.3% 2035年:9.2% ・65歳以上 2015年:33.7% 2020年:34.5% 2025年:35.4% 2030年:37.3% 2035年:40.2% ・75歳以上 2015年:18.4% 2020年:21.1% 2025年:23.5% 2030年:23.8% 2035年:23.9% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2035年頃には40%を超えます。 14歳以下の比率は、2025年に9%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には70〜74歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には50〜54歳となっています。また、平成22年・27年に比べて、5〜14歳の5歳別人口は減少、80歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には33.7%でしたが、令和2年には34.5%となりました。区平均の29.2%と比較しても、高齢化が進んでいることが分かります。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:12,446人 平成27年:12,218人 令和2年:11,861人 平成22年〜令和2年増減数:585人減少 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:1,401人 平成27年:1,310人 令和2年:1,231人 平成22年〜令和2年増減数:170人減少 平成27年構成比:10.7% 令和2年構成比:10.4% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:558人 平成27年:494人 令和2年:521人 平成22年〜令和2年増減数:37人減少 平成27年構成比:4.0% 令和2年構成比:4.4% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:7,349人 平成27年:6,795人 令和2年:6,541人 平成22年〜令和2年増減数:808人減少 平成27年構成比:55.6% 令和2年構成比:55.1% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:3,696人 平成27年:4,113人 令和2年:4,089人 平成22年〜令和2年増減数:393人増加 平成27年構成比:33.7% 令和2年構成比:34.5% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:2,011人 平成27年:1,862人 令和2年:1,582人 平成22年〜令和2年増減数:429人減少 平成27年構成比:15.2% 令和2年構成比:13.3% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,685人 平成27年:2,251人 令和2年:2,507人 平成22年〜令和2年増減数:822人増加 平成27年構成比:18.4% 令和2年構成比:21.1% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:5,246世帯 平成27年:5,331世帯 令和2年:5,360世帯 平成22年〜令和2年増減数:114世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.37人 平成27年:2.29人 令和2年:2.21人 平成22年〜令和2年増減数:0.16人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 83ページ 私たちが描く地区の未来図 『住んで良かったと思える街ニュータウン』 誰もがともに、自分らしく安心して暮らせるまち 地域のつながりを大切にして、若い世代も巻き込みながら、幅広く顔の見える関係を築き、お互いを尊重し、気にかけながら、自分らしくいきいきと暮らしていけるまち、「ふるさと」と呼べるまちを目指します。 [目標と主な取組] 目標A 「見守り」 外出機会を増やし、顔見知りを増やす ・「災害時要援護者」名簿をはじめ、既収集名簿の見守りへの活用検討を行います。 ・より幅広い横断的な「見守り連絡会議」(仮称)を設置し、見守りの仕組みづくりと見守り情報の一元化をはかります。 ・各種地域活動の活性化・組織拡大に向けた支援策を実施します。 ・常設サロンの開設に向け、検討を行います。 目標B 「担い手」 新たな人材の発掘、若い世代の参加・活躍 ・行事開催に必要なボランティアの募集・組織づくりを目指します。 ・ボランティア活動の人材確保への支援を行います。 ・高校生、大学生が担い手に参加できる仕組みを検討し、実施します。 ・広報人材や防災拠点ボランティアなど幅広い人材発掘をめざします。 目標C 「広報」 必要な情報への容易なアクセス ・連合・社協の広報を統合した「ニュータウン広報」の発行をめざします。 ・地区社協のホームページを充実させ、地域の行事や、サークル活動の情報、その他の情報を積極的に掲載し、情報を発信します。 ・行事の結果等も掲載し、地域で起こっていることを共有します。 ・大学生や成人等になってニュータウンから引っ越された人たちにも、「ふるさと」と思える・思いだされるような作りにします。 「ホームページ」一度検索してみてください「二俣川ニュータウン地区社協」で検索 84ページ 目標D 「防災」 安心して住み続けるために ・「防災連絡協議会」「防災拠点運営委員会」の連携をはかり、より実践的な防災訓練の実施を進めます。 ・「防災懇談会」などの開催により、防災意識の向上をすすめます。 ・自助(じじょ)(家屋の耐震・家具の転倒防止、食糧・簡易トイレ等の備蓄)を支援します。 ・共助(きょうじょ)(発災時の安否確認・避難所運営等)の充実をはかります。 ・「災害時要援護者・災害弱者」等への対応と支援を検討します。 [これまでの取組み] ・「チョコットしえんたい」活動 2007年 第1期計画の事業として発足。65才以上の要援助高齢者や障害者世帯を対象に民生委員と連携し、「生活支援サービス」として、庭木の剪定・草取り・芝刈り・ごみ処理・包丁研ぎ・家具の移動固定などなど幅広いサービスを提供しています。2020年度の実績は421件におよび、24人のサポーターにより住民の要望に応えています。 リピーターも多く、今日では地域にとってなくてはならない活動となっています。 ・「並木愛護会」活動 2011年 第2期計画の事業として、59名のサポーターにより発足した「並木愛護会」は、バス通りを中心に沿道約1000mの両側に250本の銀杏が植栽され、秋には素晴らしい黄葉に彩られます。その一方で大量の落葉を生み、清掃は高齢化が進む沿道住民の大きな負担となっていました。その負担をすこしでも地域で共有することをめざし発足し、現在では清掃エリアが銀杏並木に加え、トウカエデやこぶし並木にも拡大し、115名のサポーターを中心に落葉清掃活動を実施しています。(2020年度の延参加者1540名・別途小中学校の児童生徒も参加) [推進体制] 福祉保健計画推進二俣川ニュータウン福祉懇談会… 連合町内会、地区社会福祉協議会、民生委員・児童委員協議会、保健活動推進員会、老人クラブ、青少年指導員会、小・中学校PTA、子育てサロン、ボランティアグループ連絡会 85ページ [第3期の振り返り] ・「救急キット・健康カード」の整備 前回募集から5年が経過し、「健康カード」の書き換えが必要なことに合わせ「救急キット」の全世帯への整備を目指して再募集が取り組まれ、95%の世帯に整備されました。未整備世帯・新規転入世帯の方は町内会に申し出てください。 ・お茶べりサロン「さんさん」の開設 毎月第4水曜日11時~14時 於:連合町内会館参加費:100円「楽しく・気軽に・無理なく・自由に」をモットーにお好きな時間に、弁当などの持ち込みも自由。地域の皆様に楽しんで頂ける場を提供。皆様のお越しをお待ちしています。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [家庭的保育事業] ・瀬戸保育室 [幼稚園] ・しみずがおか幼稚園 高齢者施設 [小規模多機能居宅介護] ・アルメリア [認知症対応型共同生活介護](グループホーム) ・みんなの家 横浜今宿 [介護老人福祉施設](特別養護老人ホーム) ・今宿ホーム ・陽光苑 [特定施設入居者生活介護](有料老人ホーム) ・リハビリホームグランダ二俣川 86ページ 第4期きらっとあさひプラン 旭中央地区 旭中央地区は、北西から流れ込む帷子川と南西からの二俣川の合流地点の西側丘陵を主体にした地域です。分水嶺が町境となっています。市街化調整区域を含みますが、幹線道路に囲まれた地区となっています。 地区内に小中学校がないなど、活動場所が少ない中、地域ケアプラザ等の協力を得て、工夫しながら様々な活動をしています。 将来人口推計 ・人口 2015年:5,625人 2020年:5,750人 2025年:5,645人 2030年:5,516人 2035年:5,375人 ・14歳以下 2015年:13.2% 2020年:13.2% 2025年:12.4% 2030年:11.8% 2035年:10.6% ・65歳以上 2015年:25.5% 2020年:26.3% 2025年:27.6% 2030年:29.5% 2035年:32.0% ・75歳以上 2015年:12.6% 2020年:13.9% 2025年:16.7% 2030年:18.2% 2035年:18.7% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、2020年をピークに減少が推測され、65歳以上の比率は2035年までに30%を超えます。 14歳以下の比率は、2035年に10%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35〜39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45〜49歳となっています。また、平成22年・27年に比べて年少人口はほぼ横ばい、70歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には25.5%、令和2年には26.3%となり、高齢化が進んでいますが、区平均の29.2%はやや下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:5,662人 平成27年:5,625人 令和2年:5,750人 平成22年〜令和2年増減数:88人増加 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:733人 平成27年:742人 令和2年:761人 平成22年〜令和2年増減数:28人増加 平成27年構成比:13.2% 令和2年構成比:13.2% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:357人 平成27年:341人 令和2年:357人 平成22年〜令和2年増減数:0人 平成27年構成比:6.1% 令和2年構成比:6.2% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:3,661人 平成27年:3,447人 令和2年:3,475人 平成22年〜令和2年増減数:186人減少 平成27年構成比:61.3% 令和2年構成比:60.4% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:1,268人 平成27年:1,436人 令和2年:1,514人 平成22年〜令和2年増減数:246人増加 平成27年構成比:25.5% 令和2年構成比:26.3% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:696人 平成27年:728人 令和2年:717人 平成22年〜令和2年増減数:21人増加 平成27年構成比:12.9% 令和2年構成比:12.5% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:572人 平成27年:708人 令和2年:797人 平成22年〜令和2年増減数:225人増加 平成27年構成比:12.6% 令和2年構成比:13.9% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:2,368世帯 平成27年:2,422世帯 令和2年:2,541世帯 平成22年〜令和2年増減数:173世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.39人 平成27年:2.32人 令和2年:2.26人 平成22年〜令和2年増減数:0.13人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 87ページ 私たちが描く地区の未来図 『心の見えるまちづくり』 ・積極的な声掛けにより、高齢者の孤立化を防ぎ元気に過ごせている。 ・気軽に参加しやすいイベント等の開催を通じ、顔がつながる関係づくりができている。 ・イベントを通しての後継者の人材発掘・育成ができている。 [目標と主な取組] 目標A 人と人とのつながりを大切に ・イベントやサロンを継続実施し、出会いのきっかけとする。 ・誰もが気軽に集えるイベントを検討する。 ・あいさつ等により、身近に気長に繋がりを持てる方法を検討する。 88ページ 目標B 困りごとに気付ける人材発掘・育成 ・「気になったとき」「困ったとき」に、どうしたらいいのかわかるように啓発方法を検討する。 ・ご近所同士で気に掛けることができるような方法を検討する。 [推進体制] 旭中央地区… 地区社会福祉協議会、自治会・町内会、民生委員・児童委員協議会、保健活動推進員、老人クラブ、友愛活動員、青少年指導員、学校、ボランティアグループ、保護司、スポーツ推進委員 [会長メッセージ] 皆様には、日頃から各種事業の取り組みにご理解ご協力をいただき深く感謝申し上げます。これまで、楽しく安心して、住んでよかったと思えるまちづくりを目指し様々な活動をしてまいりました。近年の新型コロナウイルスの影響を受け、例年通りの活動に支障をきたしましたが、皆様から楽しみにしていますとの多くの声をいただき、できうる限りの活動を続けております。引き続き皆様とともに、よりよいまちづくりを進めてまいります。 89ページ [第3期の振り返り] ・高齢者懇親会は地域の方々に日頃の交流を深めていただく事を目的としているが、同時に高齢者が培った芸等を発表する場となっており好評である。 ・子育てサロンは、母親向けプログラムの企画やジュニアボランティアの企画など内容を充実させたことで、参加者には好評を得ている。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・ちとせ保育園 [小規模保育事業] ・サファリキッド保育園 [認定こども園] ・二俣川幼稚園(もりのこ) 高齢者施設 [認知症対応型共同生活介護](グループホーム) ・のぞみの家 ・あさひ別荘 [介護老人福祉施設](特別養護老人ホーム) ・今川の郷 障害者施設 [その他の施設](通所、入所、障害児) ・【通所施設】鶴ヶ峰もえぎ ・【通所施設】地域作業所天 90ページ 第4期きらっとあさひプラン 旭南部地区 旭南部地区(本宿・南本宿・桐が作)は、区の南部に位置し、厚木街道付近から保土ケ谷区境までの区域です。区域内を保土ヶ谷バイパスが縦断し、起伏に富み坂道が多いところで、南本宿市民の森、南本宿公園など緑に恵まれています。 地区内の高齢化率は区の平均を下まわっていますが、65歳以上の高齢化がやや進んで来ています。 将来人口推計 ・人口 2015年:13,042人 2020年:13,106人 2025年:13,074人 2030年:12,968人 2035年:12,825人 ・14歳以下 2015年:15.7% 2020年:14.4% 2025年:12.8% 2030年:12.6% 2035年:11.3% ・65歳以上 2015年:19.3% 2020年:20.6% 2025年:22.0% 2030年:24.3% 2035年:27.9% ・75歳以上 2015年:8.6% 2020年:10.5% 2025年:13.6% 2030年:14.2% 2035年:14.8% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、2020年以降は減少が推測されます。2035年頃には、65歳以上の比率は4人に1人超となり、一方で14歳以下の比率は、10人に1人程度となることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35〜39歳であった5歳別人口のピークは、令和2年には45〜49歳となっています。また、平成22年・27年に比べて年少人口は減少、70歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には19.3%、令和2年には20.6%となり、高齢化がやや進んでいますが、区平均の29.2%は下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:12,762人 平成27年:13,042人 令和2年:13,106人 平成22年〜令和2年増減数:344人増加 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:2,111人 平成27年:2,048人 令和2年:1,881人 平成22年〜令和2年増減数:230人減少 平成27年構成比:15.7% 令和2年構成比:14.4% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:978人 平成27年:936人 令和2年:876人 平成22年〜令和2年増減数:102人減少 平成27年構成比:7.2% 令和2年構成比:6.7% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:8,519人 平成27年:8,480人 令和2年:8,525人 平成22年〜令和2年増減数:6人増加 平成27年構成比:65.0% 令和2年構成比:65.0% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:2,132人 平成27年:2,514人 令和2年:2,700人 平成22年〜令和2年増減数:568人増加 平成27年構成比:19.3% 令和2年構成比:20.6% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:1,249人 平成27年:1,390人 令和2年:1,324人 平成22年〜令和2年増減数:75人増加 平成27年構成比:10.7% 令和2年構成比:10.1% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:883人 平成27年:1,124人 令和2年:1,376人 平成22年〜令和2年増減数:493人増加 平成27年構成比:8.6% 令和2年構成比:10.5% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:5,281世帯 平成27年:5,488世帯 令和2年:5,744世帯 平成22年〜令和2年増減数:463世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.42人 平成27年:2.38人 令和2年:2.28人 平成22年〜令和2年増減数:0.13人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 91ページ 私たちが描く地区の未来図 『地域みんなで支え合い、みんなで安心して自分らしく暮らせるまち、旭南部(本宿・南本宿・桐が作)をつくろう』 ・誰もが安心して生活できるための各種支援活動等を継続して行っていく。 ・乳幼児から高齢者まで、地域の見守り活動が行われており、障害児者を含め支え合い・支え合える仕組みづくりをさらに進めていく。 ・地域の元気を支える活動が活発に行われており、子どもや高齢者を含め多くの人が参加できる活動を進めていく。 [目標と主な取組] 目標A 誰もが安心して生活できるまち、ともに生きるまちを目指す ・高齢者の居場所づくり お茶のみ地域サロン「ほっと」の活性化 高齢者が地域行事に参加しやすい仕組みづくり ・子育て不安の解消に向けての活動 子育て地域サロン「ママ キッズ」等の活動推進 「学援隊」等の児童の安全見守り活動支援 ・障害児者等の支援 障害児者とその家族の交流会等の継続 障害の有無や世代の違い等に捉われず、誰もが分け隔てなく接することができる意識づくり 理解を深めるための地域住民向け研修会の実施、支援の呼びかけ 連合自治会等主催の地域行事への参加機会をつくる ・支援の必要な方への取組の模索 情報収集と支援策を検討する 目標B 地域の元気を支える活動を進め、多くの人に参加してもらう ・子ども参加行事の支援 大縄跳び大会などの子ども参加行事を支援する 子ども参加のイベントを通じて様々な年代との交流の場とする ジュニアボランティアの福祉体験活動支援 ・高齢者等の各種サークル活動支援 趣味・サークル活動等での健康づくり 誰もが参加しやすい仕組みづくりを検討する ・体操教室等の開催支援 保健活動推進員主導の体操教室や地域での活動支援 ・連合自治会・老人クラブ等の各種行事の支援 運動会・グラウンドゴルフ・ペタンク等の地域交流行事の開催支援 92ページ 目標C みんなが声を掛け合えるまちを目指し、助け合いを支える仲間を増やす ・顔の見える関係づくり あいさつの励行促進 お互いさま・助け合いの取組強化 各種見守り活動の支援・協力体制づくり ・災害時を含む要援護者への支援推進 平常時・災害時を含め要援護者対策の推進 自助(じじょ)・近助(きんじょ)・互助(ごじょ)・共助(きょうじょ)の活動支援 ・福祉保健計画の周知・各種福祉活動の共有化(「自分のこと」として考えられるように) 福祉保健計画の周知 各種福祉活動(地域サロン活動や見守り活動など)の周知、情報の共有化 ・地域の仲間を増やす活動の推進 教育水田の担い手の掘り起こし 目標D 地域のニーズを確認し、求められる地域づくりを目指す ・アンケート調査等を実施し、地域ニーズ全般を確認する 地域の皆さんが感じている生活する上での問題点やお困りごとの調査 高齢者や障害児者の方々が生活する上で必要と感じていること・お困りごとの調査 ・ニーズを開示して共有化し、対応策の検討とボランティア等支援者の掘り起こしを実施 アンケート結果の開示、分析、対応策の検討 ボランティアを中心とした支援体制の模索 ちょこっとボランティアの支援者・担い手の掘り起こし ちょこっとボランティア:高齢者、障害者などでサポートを必要としている方のちょっとしたお手伝い [推進体制] 旭南部地区では、お住まいの方々、地区に関わる団体、施設を含む全員でこの計画の実現に取り組みます。 旭南部 地区別計画の推進団体・施設等… 地区社会福祉協議会、連合自治会・単位自治会、民生委員・児童委員、保健活動推進員、老人クラブ、青少年指導員、消費生活推進員、スポーツ推進委員、家庭防災員、地区子ども会、福祉・保健施設、本宿小学校、南本宿小学校、左近山(さこんやま)小学校、本宿中学校、万騎が原(まきがはら)中学校、左近山(さこんやま)中学校 旭区役所・旭区社会福祉協議会・万騎が原(まきがはら)地域ケアプラザは、「地区別支援チーム」として地区別計画に係る会議や取組に参加し、地区別計画の推進団体・施設等と協働して、地区別計画の推進を支援します。 [地域の方へのメッセージ] 「地域福祉保健計画は、自分とはあまり関係ない」と思っている方も多いのではないでしょうか?実は、子どもから大人まで全ての人に関わる計画です。まずは計画に関心を持ってください。そして一緒に参加してみませんか? 旭南部を「安心して自分らしく暮らせるまち」にするには、地域の皆さんの力が必要です。 93ページ [第3期の振り返り] ・計画の詳細案内パンフレットを全戸配布し、周知に取り組みました。しかし、地域の中での認知度はまだ十分とは言えず課題があります。 ・「安心して暮らし続けられるまちづくり」に向けて「地域サロン活動」を含め、乳幼児から高齢者に至るまでの支援づくりに取り組んでいます。 ・一人暮らし高齢者や老々世帯等への見守り活動は、災害時等支援体制を含め、各自治会で取り組んでいます。 ・地域における健康づくりの各種取組は、各種行事へ多くの方に参加いただいています。 ・子どもの健全育成に関する活動は「吹き矢大会や大縄跳び大会」等は計画的に実施しましたが、計画の最終年はコロナの感染防止で見送ったものもあります。 ・ジュニアボランティア活動を経験した中学生による福祉活動への協力が増えてきました。 ・「発達障がい」に関する研修会を行い、参加者アンケートから、地域に少しずつ理解が深まっていることが分かりました。 ・小学校登下校時の「学援隊」による見守り活動「あいさつ運動」では、お互いに元気をもらえる活動になったとの声がありました。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・横浜小谷かなりや保育園 [家庭的保育事業] ・みうら家庭保育室 [幼稚園] ・本宿幼稚園 高齢者施設 [認知症対応型共同生活介護](グループホーム) ・フレンディ本宿 ・サリューブルあさひ弐番館 [ケアハウス] ・グリーンヴィラ富士見 [介護老人福祉施設](特別養護老人ホーム) ・富士見園 ・ヴィラ南本宿 [介護老人保健施設] ・ナーシングピア横浜 [特定施設入居者生活介護](有料老人ホーム) ・ホームステーションらいふ二俣川 障害者施設 [その他の施設](通所、入所、障害児) ・【通所施設】まどか工房I ・【通所施設】横浜マックデイケアセンター 94ページ 第4期きらっとあさひプラン 左近山(さこんやま)地区 左近山(さこんやま)地区は、旭区の南東に位置し、昭和40年代に丘陵部分に開発された集合住宅を中心とした地域です。開発当初に入居した方々や高齢になってから移り住む方もおり、区内でも高い高齢化率となっていますが、元気な高齢者も多い地区です。豊かな自然や公園がたくさんあることも魅力の一つで、身近なところに商店街やスーパー、病院があるなど生活環境も整っています。 将来人口推計 ・人口 2015年:9,043人 2020年:8,346人 2025年:7,833人 2030年:7,186人 2035年:6,504人 ・14歳以下 2015年:8.1% 2020年:6.0% 2025年:6.0% 2030年:6.8% 2035年:7.3% ・65歳以上 2015年:42.9% 2020年:47.0% 2025年:47.3% 2030年:46.9% 2035年:48.2% ・75歳以上 2015年:20.3% 2020年:27.9% 2025年:34.8% 2030年:35.9% 2035年:33.8% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2020年には45%を超えています。 14歳以下の比率は、2020年以降はほぼ横ばいに推移すると推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には65〜69歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には75〜79歳となっています。また、平成22年・27年に比べて年少人口は減少、75歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には42.9%でしたが、令和2年には47.0%となりました。区平均の29.2%を大きく上回り、高齢化が進んでいることが分かります。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:10,009人 平成27年:9,043人 令和2年:8,346人 平成22年〜令和2年増減数:1,663人減少 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:963人 平成27年:731人 令和2年:500人 平成22年〜令和2年増減数:463人減少 平成27年構成比:8.1% 令和2年構成比:6.0% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:458人 平成27年:287人 令和2年:203人 平成22年〜令和2年増減数:255人減少 平成27年構成比:3.2% 令和2年構成比:2.4% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:5,708人 平成27年:4,429人 令和2年:3,922人 平成22年〜令和2年増減数:1,786人減少 平成27年構成比:49.0% 令和2年構成比:47.0% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:3,338人 平成27年:3,883人 令和2年:3,924人 平成22年〜令和2年増減数:586人増加 平成27年構成比:42.9% 令和2年構成比:47.0% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:2,183人 平成27年:2,048人 令和2年:1,598人 平成22年〜令和2年増減数:585人減少 平成27年構成比:22.6% 令和2年構成比:19.1% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:1,155人 平成27年:1,835人 令和2年:2,326人 平成22年〜令和2年増減数:1,171人増加 平成27年構成比:20.3% 令和2年構成比:27.9% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:4,799世帯 平成27年:4,656世帯 令和2年:4,676世帯 平成22年〜令和2年増減数:123世帯減少 ・平均世帯規模 平成22年:2.09人 平成27年:1.94人 令和2年:1.78人 平成22年〜令和2年増減数:0.30人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 95ページ 私たちが描く地区の未来図 『活気ある左近山(さこんやま)を未来につなごう』 左近山(さこんやま)連合自治会 結成50周年記念スローガン(左近山(さこんやま)小学校 平成30年度6年1組 作成) [目標と主な取組] 目標A 大人になって戻りたいと思うふるさとづくり 「地域で子どもを育てよう」 ・居場所や集いの場を通じ、子どもと様々な世代の方が関わる場面を増やす ・子どもたちが自ら考え地域で活躍できる環境づくり 目標B 一人ひとりを理解し寄り添えるまち 「一緒に過ごす時間から互いの理解を深めよう」 ・誰も(孤立しがちな方、認知症、障がい児者、子育て世帯等)がホッとできるような居場所、関係づくり ・誰もが参加でき、互いを理解し合えるような機会づくり ・障がいがあっても、地域で活躍できる得意を活かせる場面づくり ・災害時を見据え、障がいや認知症等の理解啓発を進め、支え合える仕組みづくり 96ページ 目標C 地域住民自らが見守りの意識を持つまち 「となり近所で気にかけ合おう」 ・地域住民に日常生活の中で見守りの意識を持ってもらう ・近所付き合いの少ない人と繋がるきっかけづくり ・見守りに関する、様々な団体間の情報共有 目標D 地域活動に楽しく参加しやすいまち 「自分のペースで参加してみよう」 ・できる範囲で気軽に参加できるきっかけづくり ・地域を好きになってもらうための情報発信の強化 ・活動団体間で工夫や困りごとを共有する ・自治会活動の目的・内容のPRによる加入促進 ・地域での推進の要は「支えあいネットワーク会議」 各分野の代表が一堂に会し、意見交換や情報共有を行うことで、地域課題の抽出・共有ができ、課題解決に向けた地区別計画の推進に繋がっています。 ・核になるのは「運営委員会」 ネットワークメンバーより選出された運営委員を中心に、地区別計画の推進に向けた「支えあいネットワーク」の運営・企画を行っています。 ・共有のカギは「左近山(さこんやま)支えあい運営通信」 「運営通信」を発行し、運営委員会での検討や決定事項、イベントに向けての準備や開催の状況など、ネットワークメンバーへ随時情報共有を行っています。 [推進体制] 左近山(さこんやま)地区地域支えあいネットワーク… 左近山(さこんやま)連合自治会、1街区自治会、2街区自治会、小高団地自治会、あさひ自治会、7・8・9街区自治会、市沢団地自治会、市沢団地住宅地区自治会、左近山(さこんやま)地区社会福祉協議会、左近山(さこんやま)老人クラブ連合会、民生委員・児童委員協議会、保健活動推進員、青少年指導員、左近山(さこんやま)団地管理組合協議会、左近山(さこんやま)小学校、左近山(さこんやま)中学校、左近山(さこんやま)特別支援学校、PTA、左近山(さこんやま)保育園、学校・地域コーディネーター、左近山(さこんやま)第二ほのぼの会、左近山(さこんやま)中央診療所、日向台病院、左近山(さこんやま)商店連合会・空とぶくじら社、ハートケア左近山(さこんやま)、横浜市スポーツ協会、UR都市機構 左近山(さこんやま)地区社会福祉協議会、左近山(さこんやま)老人クラブ連合会、民生委員・児童委員協議会、保健活動推進員、青少年指導員、学校・地域コーディネーター、は運営委員 97ページ [第3期の振り返り] ・左近山(さこんやま)公園マップを作成 小学校3校統合後、生活圏が広がった子どもや保護者が遊び場を知るアイテムとなる。「団地祭」のクイズコーナーや「左近山(さこんやま)スタンプラリー」でも活用。 ・主催イベントの開催が交流の場に 施設の利用者が参加する事で、障がい児・者の理解に繋がった。春休みに合わせイベントを開催し子どもたちの参加が定着したり、老人会やジュニアボランティアが協力することで、楽しく多世代交流ができた。 ・地域交流サロンの活用で地域力アップ 「ほっとさこんやま」で日曜ほっとや認知症サポーター養成講座、各種教室等を開催。地域の方の居場所となり繋がりができた。 ・地域住民が中心となり行う取組みが増える 新たなボランティアが生まれ、今後のボランティアの入口としても期待される。 ・啓発や課題共有が今後の取り組みに繋がる 支えあいネットワークでの話し合いを通じて、地域の中に見守りの意識が芽生えつつあり、今後の取り組みへのきっかけになっている。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・横浜市立左近山(さこんやま)保育園 98ページ 第4期きらっとあさひプラン 市沢地区 区の南東に位置し、保土ケ谷区の陣ヶ下渓谷を形づくる谷の源流域にあたります。南北に環状2号線が通り、住宅地と農地・樹林地に土地利用が分かれています。山坂が多く道幅も狭く交通に不便な道が多くあります。地域の商店が減少し、生活に必要な施設までも距離があるなど、移動や買い物に困難を感じる方も多くいる地区です。 将来人口推計 ・人口 2015年:9,427人 2020年:9,176人 2025年:9,056人 2030年:8,872人 2035年:8,655人 ・14歳以下 2015年:15.9% 2020年:15.3% 2025年:13.4% 2030年:11.1% 2035年:10.7% ・65歳以上 2015年:23.9% 2020年:24.9% 2025年:25.6% 2030年:27.0% 2035年:29.6% ・75歳以上 2015年:11.1% 2020年:13.8% 2025年:16.4% 2030年:17.2% 2035年:16.8% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯と男女別人口」(各年3月末現在) 将来人口推計は、今後も減少が推測され、65歳以上の比率は2035年には約30%に達することが推測されます。 14歳以下の比率は、2035年に10%台になることが推測されます。 年齢5歳別人口の動向 平成22年には35〜39歳であった5歳別人口数のピークは、令和2年には45〜49歳となっています。また、平成22年・27年に比べて75歳以上の5歳別人口は増加しています。 65歳以上の高齢者の割合は、平成27年には23.9%、令和2年には24.9%となり、やや高齢化が進んでいますが、区平均の29.2%は下回っています。 人口、世帯数、年齢別人口等の動向 ・総人口 平成22年:8,911人 平成27年:9,427人 令和2年:9,176人 平成22年〜令和2年増減数:265人増加 平成27年構成比:100.0% 令和2年構成比:100.0% 令和2年区平均構成比:100.0% ・0~14歳 平成22年:1,348人 平成27年:1,502人 令和2年:1,401人 平成22年〜令和2年増減数:53人増加 平成27年構成比:15.9% 令和2年構成比:15.3% 令和2年区平均構成比:11.6% ・(内0~6歳) 平成22年:603人 平成27年:743人 令和2年:539人 平成22年〜令和2年増減数:64人減少 平成27年構成比:7.9% 令和2年構成比:5.9% 令和2年区平均構成比:4.9% ・15~64歳 平成22年:5,615人 平成27年:5,675人 令和2年:5,493人 平成22年〜令和2年増減数:122人減少 平成27年構成比:60.2% 令和2年構成比:59.9% 令和2年区平均構成比:59.2% ・65歳以上 平成22年:1,948人 平成27年:2,250人 令和2年:2,282人 平成22年〜令和2年増減数:334人増加 平成27年構成比:23.9% 令和2年構成比:24.9% 令和2年区平均構成比:29.2% ・(内65~74歳) 平成22年:1,188人 平成27年:1,201人 令和2年:1,013人 平成22年〜令和2年増減数:175人減少 平成27年構成比:12.7% 令和2年構成比:11.0% 令和2年区平均構成比:13.2% ・(内75歳以上) 平成22年:760人 平成27年:1,049人 令和2年:1,269人 平成22年〜令和2年増減数:509人増加 平成27年構成比:11.1% 令和2年構成比:13.8% 令和2年区平均構成比:16.0% ・総世帯数 平成22年:3,814世帯 平成27年:3,998世帯 令和2年:4,053世帯 平成22年〜令和2年増減数:239世帯増加 ・平均世帯規模 平成22年:2.34人 平成27年:2.36人 令和2年:2.26人 平成22年〜令和2年増減数:0.07人減少 令和2年区平均構成比:2.13% 出典:横浜市統計ポータルサイト「町丁別世帯」、「町丁別年齢別男女別人口」(各年3月末現在) 人口・世帯数の数値は町丁目別単位での集計のため、町丁目が地区をまたぐ等により、実際の数値と一致しない場合があります。 99ページ 私たちが描く地区の未来図 『新旧住民、全世代の住民が生き活きと交流する町』 子どもから高齢者まで、どの世代も、子育て世帯も、定時制住民もみんなで支え合い、安心して生き活きと暮らしていける町を創ります。 [目標と主な取組] 目標A 小規模で継続的な交流企画を創り、人々の交流を活発にする ・スポーツ・ゲーム・カラオケ、料理や手芸など、趣味を通じた集いの場を創り、様々な世代や世帯の日常的な交流の場を広げます。 ・ご家庭で不要となったものを気軽に提供できる場を開催し、繋がりが強まる住民同士の交流の場を創ります。 目標B 情報が必要な人に迅速に伝わるよう、伝達ルートを多様にする ・掲示板を活用し、町内会会員以外にも町内情報が伝わるようにします。 ・スマートフォン等を活用した町内情報の発信による情報の共有化を行います。また、スマートフォンの使い方講習会を開催します。 ・町内情報の一元化が出来るようにします。 100ページ 目標C 高齢者、障害者、子育て世代等への見守り体制を整える ・キャッツ ハンズ クラブの活動が発展するように支援をします。 日常生活でのちょっとした「困りごと」を住民間のお互い様の関係によって助け合い、解決していくボランティア団体です。 ・子どもから高齢者まで、孤食の課題を解消する目的で地域食堂を開設します。 ・交流の場としてのサロン開設を広めます。 [市沢地区には集いの場がたくさんあります!みなさんご参加ください] ・地域に住むボランティアによる集いの場や昼食会、ちょこボラの活動が高齢者の見守りに繋がっています。 ・夏祭りや市沢フェスタなどのイベント、子ども会やジュニアボランティアなどの活動も子どもたちの見守りに繋がっています。 [推進体制] 市沢地区支えあいネットワーク… 市沢地区連合町内会、市沢町下町内会・市沢上町内会・市沢中町内会・市沢新中町内会・県営市沢団地自治会・市沢町南自治会、スポーツ推進委員、青少年指導員、環境事業推進委員、保健活動推進員、消費生活推進員、市沢小学校地域防災拠点運営委員会、交通指導員、市沢よろこびの会、市沢地区社会福祉協議会、市沢地区民生委員児童委員協議会、旭かがやきクラブ市沢支部、市沢小学校放課後キッズクラブ、市沢子ども会、キャッツ ハンズ クラブ、学校・地域コーディネーター、空とぶくじら社 101ページ [第3期の振り返り] ・神田公園愛護会を発足し公園整備や花植え、芋煮会の開催を通し新たな地域交流の場となった。また、2か所のサロンも住民の集いの場となっている。住民の交流の場として、更なる内容の展開や活動場所の広がりが必要。 ・町内の各団体で情報誌を発行し、町内会加入世帯への情報提供に活用されている。町内会未加入者も含め、より町全体に広める必要がある。 ・災害時要援護者支援制度の運用が単位町内会ごとになっているので、全体で統一していく必要がある。キャッツ ハンズ クラブを発足し、独り暮らし高齢者などの生活支援を行っている。地域の課題を一つずつ解決し、地域に貢献することが求められている。 【地域福祉保健施設の分布】 施設リスト 子ども施設 [認可保育所] ・マヤ保育園 [小規模保育事業] ・保育室ひかり [幼稚園] ・左近山(さこんやま)幼稚園 高齢者施設 [認知症対応型共同生活介護](グループホーム) ・華寿園 [介護老人福祉施設] ・ハートケア左近山(さこんやま) 障害者施設 [相談機関]【入・児・医療】 ・横浜療育医療センター [その他の施設](通所、入所、障害児) ・【通所施設】第一空とぶくじら社 ・【通所施設】第二空とぶくじら社 ・【通所施設】第三空とぶくじら社 ・【通所施設】もみの木第1作業所 ・【通所施設】タキオングリーム 102ページ 第5章 計画の推進 第4期旭区地域福祉保健計画(きらっとあさひプラン)を目指す姿に向けて着実に推進していくためには、区全域計画・地区別計画ともに推進体制と仕組みが重要です。 (1)区全域計画推進の体制 区全域計画は、主に区役所、区社会福祉協議会、地域ケアプラザが福祉保健課題に関する様々な事業を実施するとともに、区民・関係機関・事業者等との連携・協働等によってそれらの課題の解決をしていくことで推進します。 区役所・区社会福祉協議会・地域ケアプラザの代表で構成する共同事務局が計画全体の策定・推進にかかる進行管理や総合調整、区域での課題共有、普及啓発事業、職員研修などを行います。 また、住民や区内の福祉・保健・医療等関係団体の代表者、学識者等で構成される旭区地域福祉保健推進会議において、事務局から計画策定・推進の状況を報告し、いただいたご意見や協議結果等をその後の方向性や取組等に反映させていきます。 103ページ (2)地区別計画策定・推進組織の体制 地区別計画は、各地区の地区別計画策定・推進組織(支えあいネットワーク等)が中心となり地区の未来図の実現や目標達成に向けて、必要な取組についての検討や推進状況の把握、課題の共有や検討などを行います。年度末には1年間の振り返りを行い、成果と課題を確認し、次年度の取組へとつなげていきます。 地区別計画策定・推進組織は、地区連合や自治会町内会をはじめ、地区社会福祉協議会や民生委員・児童委員、保健活動推進員、老人クラブや子ども会、ボランティア団体、学校や福祉施設等の関係機関、地区の状況や課題に応じた様々な組織・団体の関係者から構成されます。 メンバーは、会議等で共有された情報や課題、話し合われた意見などをそれぞれの組織・団体へ持ち帰り、それぞれの取組に活かしたり、必要な話し合いを持つなどします。 そして、それぞれの組織・団体で取り組んだことを次回の会議で報告、再検討するなどして、地区全体としての取組を進めていきます。このように、地区別計画策定・推進組織と地区内の様々な組織・団体が地区別計画を通してつながっていくことで、計画についての理解を浸透させていきます。 (3)地区別支援チームとその役割 区役所・区社会福祉協議会・地域ケアプラザは、各地区の地区別計画の策定・推進を支援するため、地区ごとに地区別支援チームを設置しています。 地区別支援チームは、地区別計画策定・推進に関する会議や取組等に参加し、住民の主体性を尊重し、寄り添いながら、住民や関係機関等と協働し、支援します。また、地域では解決が難しい課題を区全体の課題として捉え、関連する部署や区全域計画につなぎます。 コラム ・地域で取り組む「孤立防止」 若葉台地区では、地区別計画の推進にあたり地区別支援チームとともに話し合いを重ね、地域からの孤立が課題であることに着目しました。さらに孤立をテーマとした事例や意見交換でイメージを共有するなかで、“困っている人が困っていることを伝えられる住民同士の関係性”が大切だと気づき、住民同士がつながりをつくるために、「あいさつ運動」を始めました。また、誰もが気軽に立ち寄れる場づくりとして、移動型のサロン「ほっこり」も立ち上げました。住民と地区別支援チームが地域の現状や課題を十分に話し合うことで、新たな活動につなげています。 104ページ (4)振り返り 第4期計画では、取組の成果や課題を確認し、今後の活動につなげていくために、進捗状況の振り返りを行います。 区全域計画・地区別計画いずれもPDCAサイクルに基づき、各年度及び計画期間全体を通しての振り返りを実施します。振り返りの内容は、次年度の取組や第5期計画の策定に活かします。 「PDCAサイクル」とはプラン(計画)→ドゥ(実行)→チェック(振り返り)→アクト(継続・発展)の4段階を繰り返し行うことによって、業務や活動を継続的に改善していく手法のこと。 [区全域計画] 区域共通の課題や、各地区では解決の難しい課題などについての取組状況、地区別計画の支援状況について振り返りを行います。 振り返りの視点 ・結果 課題解決に向けた取組はどの程度進んだか ・経過 目指す姿に向けて、地域でどのような取組が行われたか 住民・地域が主体的に取り組めたか 住民・関係機関等と協働して取り組めたか 支援機関の働きかけや支援はどうだったか [地区別計画] 各地区で取り組んできたことを住民と地区別支援チームがともに振り返り、取組の成果や課題を共有、確認することで、今後の地域活動の方向性の確認や見直しを行います。 振り返りの視点 ・地域での取組が目指す姿や目標に基づいた活動となっているか確認する ・取組の成果を数的な変化でみる(場や機会の数、参加者数、担い手の数等) ・取組による成果を質的な変化でみる(対象の広がり、理解者の増加、組織間の連携強化等) 105ページ 第6章 資料編 (1)第4期計画の策定経過 106ページ (2)策定にあたっていただいた区民の皆さまからのご意見 第4期旭区地域福祉保健計画「きらっとあさひプラン」素案に関する区民意見募集 第4期旭区地域福祉保健計画「きらっとあさひプラン」を策定するにあたり、素案に関する区民意見募集を実施し、皆様から貴重なご意見・ご感想をいただきました。 1 実施概要 (1) 実施期間 令和2年11月11日(水)から令和2年12月15日(火)まで (2) 周知方法 素案冊子 1,400部、概要版 3,600部 ア 冊子の配布 旭区役所、旭区社会福祉協議会(旭区福祉保健活動拠点「ぱれっと旭」)、旭区内13地域ケアプラザ、その他の区民利用施設等 イ 関係団体等への冊子の送付・説明 旭区連合自治会町内会連絡協議会、旭区地区社会福祉協議会、旭区民生委員児童委員協議会、その他関連団体・施設等 ウ 横浜市旭区ホームページ、広報よこはまあさひ区版11月号への掲載等 2 実施結果 (1) 意見総数 総計 198件(区民149人からの意見198件) (2) 個人からの意見提出方法 はがき145人、電子申請3人、電子メール1人、ファクス0人、その他0人 (3) 計画(素案)項目別意見数 (総計198件) ・計画全体に関すること…11件 ・1章 第4期計画策定の背景に関すること…3件 ・2章 (2)目指すまちの姿 基本理念に関すること…4件 ・3章 (2)目指すまちの姿 目指す姿1に関すること…12件 ・3章 (2)目指すまちの姿 目指す姿2に関すること…77件 ・3章 (2)目指すまちの姿 目指す姿3に関すること…24件 ・その他…67件 (4) 計画(素案)テーマ別意見数 (総計198件) ・「移動」に関すること…50件 ・「買い物」に関すること…17件 ・「ケアプラザ機能・活用」に関すること…19件 ・「施設・環境整備」に関すること…46件 ・テーマ別に属さないもの…55件 ・その他…11件 107ページ (5) 提出された意見への対応の考え方 (総計198件) ア 計画(素案)にご賛同いただいたもの…12件 イ ご意見の趣旨が計画(素案)に含まれているもの…33件 ウ 計画に反映するもの…1件 エ ご意見を参考とさせていただくもの…72件 オ 質問・感想・その他…80件 策定にあたっていただいたご意見の紹介 [目指す姿1] 誰もが、ともに生きるまち [目指す姿2] みんなが、声をかけあえるまち [目指す姿3] ひとりひとりが、自分らしくいられるまち 「すべての人の計画であってほしい」 「困ったときに気軽に相談できる人がいると良い」 「誰もが自然に明るくあいさつし、声をかけあえる地域」 「子どもたちが地域の中で活躍できる場があると良い」 「認知症になっても隠すことなく、その人らしく生活できる地域」 「他愛のないおしゃべりができる場所はとても楽しい」 「よりよい地域づくりのためには横のつながりづくりが大切」 「高齢者が生きがいをもって活動できる地域」 「子どもから高齢者まで、安心して暮らせるまち」 「どんな人でも、いくつになってもいきいきと元気でいられるまち」 「できる人ができることをやって、お互いを補い合える地域」 地域福祉保健推進会議、策定検討部会、関係団体アンケート・ヒアリング等を通じて寄せられたコメントを整理し、700件を超える意見を得ました。ここに示したのはその中の代表的なものです。 108ページ (3)推進委員及び策定検討部会委員の名簿 旭区地域福祉保健推進委員(令和元年度~令和3年度) 五十音順・敬称略 氏名:所属(退任されている方は当時のもの) 相澤 一喜:旭区医師会 池田 宏史:旭区社会福祉協議会 岡田 朋子:福祉と保健の生活課題を考える会 梶原 喜久子(令和元年度):旭区肢体不自由児(者)父母の会 洪 正順:旭ケアマネット 齊藤 由紀子:旭区保健活動推進員会 白鳥 基裕:旭区地域自立支援協議会 中野 文雄:旭区老人クラブ連合会 中村 廣子:旭区地域子育て支援拠点運営法人 西山 宏二郎:旭区内社会福祉施設事業者 林 正男:旭区障害児者団体連絡会 細川 佳宏(令和2年度~):旭区訪問介護事業所連絡会 眞鍋 貴子:旭区社会福祉協議会ボランティア分科会 峰松 雅子:旭区民生委員児童委員協議会 山内 明美(令和元年度):旭区訪問介護事業所連絡会 山岸 弘樹:旭区連合自治会町内会連絡協議会 旭区地域福祉保健計画策定検討部会委員(令和元年度・令和2年度) 五十音順・敬称略 氏名:所属(当時のもの) 入江 ゆきよ:旭区民生委員児童委員協議会(主任児童委員連絡会) 岡田 朋子:福祉と保健の生活課題を考える会、旭区地域福祉保健推進委員 下山 直樹:市営ひかりが丘住宅LSA受託法人 鈴木 載代:旭区民生委員児童委員協議会 高田 充枝:旭区民生委員児童委員協議会 新倉 朋矢:旭区地域自立支援協議会 坂東 英夫:旭区老人クラブ連合会 紋谷 笙子:旭区保健活動推進員会 渡邊 敦子:旭区地区社会福祉協議会 109ページ (4)用語集 用語:解説 「あ」 ・ICT(情報伝達技術):インフォメーションアンドコミュニケーションズテクノロジーの略。「IT(情報技術)」に「C(コミュニケーション)」の要素を含めたもの。通信技術を活用したコミュニケーションを指し、情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称。 ・アウトリーチ:アウトリーチとは本来「手を差し伸べる」といった意味で、福祉におけるアウトリーチは、福祉サービスの実施機関が、潜在的な対象者に積極的に手を差し伸べ(もしくは「働きかけ」)、課題の解決を実現させる取組を指す。 ・新しい生活様式:厚生労働省が示す新型コロナウイルス感染症の感染拡大対策の一つ。(1)一人ひとりの基本的感染対策、(2)日常生活を営む上での基本的生活様式、(3)日常生活の各場面別の生活様式、(4)働き方の新しいスタイルの4項目が、日常生活の中で取り入れていただきたい実践例として具体的に示されている。 ・あんしんセンター:生活や金銭管理など幅広く権利擁護に関する相談を受けるとともに、福祉サービスの利用や日常的な金銭管理などが困難な高齢の方や障害のある方を支援する事業。 「え」 ・NPO法人:「NPO」とは「ノンプロフィットオーガニゼーション」の略称で、様々な社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し収益を分配することを目的としない団体の総称。このうち、特定非営利活動促進法に基づき法人格を取得した法人を、「特定非営利活動法人(NPO法人)」という。 「お」 ・親と子のつどいの広場:地域の子育て中の親子(主に0~3歳の未就学児と保護者)を対象に、子育て親子の交流や場の提供・子育てに関する相談・地域の子育て関連情報の提供などの活動を行っている。主にNPO法人などが運営を行い、スタッフとして地域の方々も活躍している。 「か」 ・買い物支援:外出が困難な障害者や高齢者等、日常的な買い物で困っている人へ商品の配達や出張サービス、買い物代行、移動販売の誘致を通じて支援すること。 ・学習支援:生活保護世帯及び生活困窮状態にある家庭、養育環境に課題があり支援を必要とする家庭に育つ小・中学生及びその保護者などを対象に、将来の進路選択の幅を広げ、生まれ育った環境によって左右されることなく、一人ひとりが基本的な生活・学習習慣を身に付け、自立した生活を送れるように支援を行うこと。 「き」 ・きらっとあさひ地域支援補助金:地域福祉の推進など、地域課題の解決に向けた取組を支援するため、活動に必要な経費を補助する制度。 「け」 ・健康寿命:健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。 ・権利擁護:自己の権利や意思を表明することが困難な認知症高齢者、知的障害者等の福祉サービス利用者の意思決定を援助し、支援を行うこと。 110ページ 「こ」 ・合計特殊出生率:15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計した値で、その年の年齢別出生率が今後とも変わらないと仮定した場合に、一人の女性が一生の間に産む子どもの数の平均。 ・コーディネート:課題の解決や連携・協働等、目的に応じて個人や団体・関係機関をつなぎ、互いの情報共有や必要な調整を行うこと。 「さ」 ・災害時要援護者:地震等の災害時に自力避難が困難な方のこと。 ・サロン:高齢者や障害者、子育て世代の人等、様々な住民が、身近な地域でのお茶会や趣味活動、レクリエーション活動等を通じて、住民同士の交流やつながりづくりを深める活動の場のこと。 「し」 ・自治会町内会:一定の地域で、地域の課題解決や住民相互の親睦を目的に自主的に組織された住民団体。住民なら誰でも加入でき、親睦のためのイベント、清掃等の環境整備、防災に関すること等、様々な事業を行う。 ・社会的孤立:家族や知人、職場や地域社会との関係が希薄で、他者との接触がほとんどないため、生活上の問題が生じたときに支援につながりづらい状態。 ・社会福祉協議会:社会福祉法第109条に基づき、社会福祉の増進を図ることを目的に全国・都道府県・市区町村のそれぞれに組織されている。民間としての「自主性」と広く住民や社会福祉関係者に支えられる「公共性」という二つの側面を併せ持った組織であり、横浜市においては、(1)社会福祉法人として専任職員と事務局を持つ市社会福祉協議会及び18の区社会福祉協議会(2)住民主体の任意団体でおおむね地区連合自治会町内会エリアで活動する地区社会福祉協議会がある。 ・社会福祉法人:社会福祉事業を行うことを目的として社会福祉法の定めに基づき設立される公益法人の一種。活動に公共性、非営利性を求められる点は他の公益法人等と同様だが、社会福祉法人は継続・安定した事業運営ができるよう、より厳格な設立運営要件が求められるとともに、公的な助成や税制面の優遇を受けている。 ・生涯学習:一人ひとりが自由に、自らテーマを選び、自分にあった手段・方法によって年齢に関係なく生涯にわたり、必要なことや興味関心のあることを、必要なときに学ぶこと。 ・少子高齢化:出生数が減少し子どもの割合が低下することや、平均寿命の伸びなどにより高齢者の割合が増加すること。 「せ」 ・生活困窮者自立支援制度:「なかなか仕事が見つからない」「家計のやりくりに悩んでいる」等の様々な事情により生活にお困りの方が周囲から孤立することなく安定した生活が送れるよう、一人ひとりの状況に応じた包括的な支援を行う制度。 111ページ ・生活支援:ごみ出しや買い物、日常的な見守りなど日常生活のちょっとした困りごとに対応する多様な主体(ボランティア、NPO、社会福祉法人、民間企業など)による支援のこと。 ・生活支援体制整備事業:高齢者が住み慣れた地域で自分らしく生き生きと人生の最期まで暮らし続けられるように「生活支援・介護予防・社会参加」を推進していく事業。 ・生産年齢人口:15歳から64歳までの人口のこと。この区分は「年齢3区分別人口」に基づくもので、「生産年齢人口」のほか、0歳から14歳までを「年少人口」、65歳以上を「老年人口(高齢者人口)」という。 ・成年後見サポートネット:成年後見制度を必要とする方が適切に利用できるように、福祉保健・法律など様々な専門職や市民後見人などが集まり、支援方法などを検討する取組。 ・成年後見制度(後見制度):高齢者の方、知的障害のある方、精神障害のある方などが安心して生活できるように保護し、支援する制度。法的に権限が与えられた後見人等が本人の意思を尊重しながら財産管理や身上監護を行う。 ・セーフティネット会議:生活困窮者自立支援制度では、「関係機関間の情報共有を行う会議体の設置」が法制化されている。横浜市では、この会議体を「横浜市生活困窮者セーフティネット会議」と位置づけ、市・区・個別支援の3階層で組織し、支援関係者間の積極的な情報交換や連携を進めている。 「た」 ・ダブルケア:育児期にある者が親の介護も同時に引き受けること。 ・団塊の世代:日本において、第一次ベビーブームが起きた時期に生まれた世代、第二次世界大戦直後の昭和22年(1947)~昭和24年(1949)に生まれて、文化的な面や思想的な面で共通している戦後世代のこと。 「ち」 ・地域ケア会議:高齢者の支援に関わる関係機関の様々な専門職が、地域住民とともに地域で高齢者を支えるネットワークを作り、地域の課題の解決やニーズに応えていくための話し合いを行う会議。 ・地域ケアプラザ:高齢者、子ども、障害のある人など、誰もが地域において健康で安心して暮らせるよう、身近な総合相談窓口として横浜市が設置。地域住民の福祉・保健活動やネットワークづくりを支援するとともに、住民主体による支え合いのある地域づくりを支援している。また、地域の中での孤立を防ぎ、支援が必要な人を把握して支援していくとともに、地域の課題を明らかにして地域住民と一緒に解決に向けて取り組んでいる。 ・地域子育て支援拠点:就学前の子どもとその保護者が遊んだり、交流するスペースの提供、子育て相談、子育て情報の提供等を行う子育て支援の拠点。地域で子育て支援に関わる方のために研修会等も実施している。 112ページ ・地域自立支援協議会:障害者やその家族が暮らしやすい地域づくりのために、関係者が顔の見えるネットワークを構築して、情報共有を行い、地域課題の発掘・解決を行うことを目的とする。横浜市は規模が大きいため、「横浜市自立支援協議会」とは別に、各区に「地域自立支援協議会」を設置している。 ・地区社会福祉協議会:「一人ひとりの困りごとを解決できる地域づくり」を目的とした住民主体の任意団体で、おおむね連合自治会町内会エリアで組織されている。略称は、地区社協。 ・地域福祉活動計画:地域福祉活動を推進するために、住民や各種施設、団体等が社会福祉協議会と協働して策定する民間の活動・行動計画。 「に」 ・2025年問題:人口の多い団塊の世代(1947〜1949年生まれ)が2025年までに後期高齢者(75歳以上)になることにより、医療・介護等の社会保障費の急増が懸念されていることを指す。 ・認知症サポーター(養成講座):認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、支援する応援者で、認知症サポーター養成講座を受講・修了した者を称する名称。 「は」 ・ハチマルゴーマル問題:中高年のひきこもりと高齢の親を抱える世帯を象徴した言葉。80代の親が50代のひきこもりの子を抱えている家庭、そしてそこから派生する問題を指す。 「ひ」 ・PDCAサイクル:プラン(計画)→ドゥ(実行)→チェック(振り返り)→アクト(継続・発展)の4段階を繰り返し行うことによって、業務や活動を継続的に改善していく手法のこと。 「ふ」 ・福祉教育:子どもから大人まで全ての人を対象とし、学校や地域でのボランティア体験・交流・出前授業等を通じて、高齢・障害等の当事者理解や身近な地域の福祉課題の理解等を進める取組。 「へ」 ・ヘルスメイト(食生活等改善推進員):各区で実施している食生活等改善推進員セミナーを受講した者。地域で食を通した健康づくりのボランティアとして活動している。 「ほ」 ・保健活動推進員:地域の健康づくりの推進役、行政の健康づくり施策のパートナー役として、地域で健康づくり活動を行っている。自治会町内会から選出され、市長が委嘱している。 「み」 ・民生委員・児童委員(民生委員):民生委員法に基づき厚生労働大臣から委嘱された非常勤特別職の地方公務員。全ての民生委員は児童福祉法に基づき児童委員を兼ねている。 地域の身近な相談相手として、介護や子育て等の福祉に関する様々な相談に応じ、利用できる福祉サービス等の情報提供を行ったり、行政や関係機関を紹介したりする「つなぎ役」となっている。 113ページ 「ゆ」 ・(地域)ユースプラザ:青少年相談センターの支所的機能を有し、15歳から39歳までの青少年の自立支援を図るため、地域における支援を行う。思春期・青年期問題の第一次的な総合相談や自立に向けた青少年の居場所の運営をするほか、地域で青少年の支援活動を行っているNPO法人等の団体や区との連携を図り、地域に密着した活動を行っている。 「よ」 ・要介護認定:介護保険のサービスを利用するためには、「介護を要する状態にある」という認定を受ける必要があり、サービス利用希望者からの申請により、市町村が訪問調査等を行い、介護認定審査会の審査判定を経て認定する。介護の必要度(要介護度)は、「要支援1・2」「要介護1~5」の7区分に分かれる。 ・要保護児童対策地域協議会:児童虐待の早期発見と早期支援、再発予防のために、子どもとその家族に関わる全ての機関や関係者が協働して対応することができるように作られた機関(しくみ)。要保護児童等の早期発見や適切な保護、支援を図るため、関係機関がその子ども等に関する情報や考え方を共有し、適切な連携の下で対応していく。要保護児童等に関し、関係者間で情報交換と支援の協議を行う機関。 「れ」 ・連合自治会町内会:自治会町内会が集まって構成され、相互の連絡調整や、地域住民の福祉増進のために広域的な事業を実施。 「ろ」 ・老人クラブ:地域を基盤とする高齢者の自主的な組織。仲間づくりを通して、生きがいと健康づくり、「生活を豊かにする楽しい活動」を行い、その知識や経験を生かして、地域の諸団体と共同し、「地域を豊かにする社会活動」に取り組み、明るい長寿社会づくり、保健福祉の向上に努めている。おおむね60歳以上の会員のクラブで、区によっては、かがやきクラブ、シニアクラブ、シルバークラブと呼称する。 令和3年10月発行(令和3年10月改訂) 事務局・問合せ先 横浜市旭区役所福祉保健課 住所:〒241-0022 横浜市旭区鶴ケ峰1-4-12 電話:045-954-6143 ファクス:045-953-7713 メール:as-chifuku@city.yokohama.jp 社会福祉法人横浜市旭区社会福祉協議会 住所:〒241-0022 横浜市旭区鶴ケ峰1-6-35 電話:045-392-1123 ファクス:045-392-0222 メール:asahi-ks@ceres.ocn.ne.jp