広報よこはま青葉区版 2025年[令和7年]9月号 No.335 テキストデータ 7-8、12ページ トピックス ●知った時から、あなたもゲートキーパー「いのちの門番」です! キーワードは「り・は・あ・さ・る」! 9月10日は「世界自殺予防デー」 話をよく聞き、一緒に考えてくれるゲートキーパーがいることは、悩んでいる人の孤立を防ぎ、安心を与えます。身近な人が悩んでいることに気付いたら、気持ちに寄り添って耳を傾けてみましょう。 ◆~悩んでいる人への接し方~ 「メンタルヘルス・ファーストエイド※」による対応 5つのステップ「り・は・あ・さ・る」 ※メンタルヘルス・ファーストエイドは、メンタルヘルス (心の健康)の不調に悩む人に対する、5つのステップ からなる初期支援のことです。 【り】〈り〉すく(リスク)評価 ・日常の何げないやりとりから、自殺の危険度をチェックすることです。 言葉や顔色、声の様子を気にかけましょう。 【は】〈は〉んだん(判断)・批評せず聞く ・責めたり、弱い人だと決めつけたりせずに聞きましょう。 ・温かみのある雰囲気で対応しましょう。 【あ】〈あ〉んしん(安心)・情報を与える ・現在の問題は、弱さや性格の問題ではなく、適切な医療や生活支援で 良くなる可能性があることを伝えましょう。 【さ】〈さ〉ぽーと(サポート)を得るように勧める ・医療機関や関係機関に相談するよう勧めてみましょう。 ・一緒に相談に行こうと勧めることも安心につながります。 【る】せ〈る〉ふへるぷ(セルフヘルプ) ・アルコールをやめる、軽い運動をする、力を抜く等によって、メンタル ヘルスの問題による症状が緩和されることがあります。悩んでいる 人に合う対処法を勧めてみるとよいかもしれません。 ◆横浜市の自殺対策~生きる・つながる~支えあう、よこはま 「横浜市 生きる」で検索 本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう。 ◆実践動画の紹介や、具体的な相談事例を知ることができます。 ・みんなでゲートキーパー宣言(横浜市YouTubeチャンネル) https://www.youtube.com/watch?v=FBRKFAN9uXg ・誰でもゲートキーパー手帳(厚生労働省) https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/0000168752.pdf 問合せ 障害者支援担当 電話 045-978-2453 FAX 045-978-2427 ●認知症になっても自分らしく安心して暮らせるまち青葉区 9月は認知症月間です ◆認知症のイメージを変えていこう! 〈これまでの認知症観〉 認知症にこんなイメージはありませんか? 認知症になったら… ・何もできなくなるの?一人で暮らせない? ・認知症なんて恥ずかしい。もう集まりに行けないわ。 ↓でも 〈これからの認知症観〉 認知症になってもできることはある。 ・認知症でも、一人ひとり「できること」「やりたいこと」「楽しめること」がある。 ・住み慣れた地域で仲間と繋がりながら、希望をもって暮らし続けることができる。 ↓そこで 〈チームオレンジ〉認知症の人が、自分らしく過ごせる地域づくりを進める取組です。 「チームオレンジ」を区内各地域で展開中!詳しくは、近くの地域ケアプラザや高齢者支援担当へお問い合わせください。 認知症啓発のシンボルカラーはオレンジ色(なしかちゃん) 青葉区の認知症に関する取組はこちら https://www.city.yokohama.lg.jp/aoba/kenko-iryo-fukushi/fukushi_kaigo/koreisha_kaigo/ninchi/20250414.html ・誰でも参加OK!おしゃべりを楽しめる認知症カフェ ・自分のペースで買い物できるスローショッピング ・認知症の人も一緒にオレンジ色の花を育て咲かせるオレンジガーデニング ◆オレンジシネマ【入場無料】 映画上映「長いお別れ」 日時 10月4日(土)13時30分~16時30分(12時30分開場) 会場 青葉公会堂 定員 区内在住・在勤・在学の人 450人 内容 認知症の人を支える取組の紹介・映画上映・展示 申込み 9月11日から、ウェブページ(申込フォーム)か、行事名、自宅の町名、氏名(ふりがな)、電話番号、年代を明記し、FAXで高齢者支援担当(FAX045-978-2427)へ。先着 認知症は誰もがなる可能性があります。ご家族やお知り合いと一緒に、ぜひご覧ください。 https://shinsei.city.yokohama.lg.jp/cu/141003/ea/residents/procedures/apply/2d77c2c5-59a1-4207-a9c4-24f4a46545df/start 〈STORY〉 直木賞作家 中島京子(なかじま きょうこ)の小説を映画化。ゆっくり記憶を失っていく父との、お別れまでの7年間。それは、思いもよらない出来事と発見に満ちた日々。笑って泣いて、前に進んでいく家族の物語。 問合せ 高齢者支援担当 電話 045-978-2449 FAX 045-978-2427 ●9月24日~30日は「結核・呼吸器感染症予防週間」 結核は過去の病気ではありません 2023年、横浜市で新たに301人※が結核と診断されました。 (※『横浜市結核通信(発行2024年11月)』より) 〈どんな病気?〉  結核菌によって、主に肺に炎症が起こる病気です。最初は風邪に似た症状から始まりますが、痰(たん)のからむ咳(せき)、微熱、体のだるさが2週間以上続いている場合は、早めに受診しましょう。 〈感染するの?〉  結核を発病し、菌を出している人の咳やくしゃみのしぶき内の菌が空気中に飛び散り、それを吸い込むことで感染します(空気感染)。感染しても全ての人が発病するわけではありません。健康であれば、免疫の働きによって結核菌を抑え込みます。  詳細はこちら▶  https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/yobosesshu/kansensho/kakusyukansensyou/tuberculosis.html 〈正しい治療で治せます〉  医師の指示のとおりに、薬を毎日飲めば治ります。 免疫を高めて結核を予防するには ・適度な運動 ・十分な睡眠 ・定期的な健診 ・予防接種(BCG:生後5~8か月) ・禁煙 ・バランスの良い食事 問合せ 健康づくり係 電話 045-978-2438 FAX 045-978-2419 ●ご意見を募集します! 「青葉かがやく生き生きプラン」 第5期計画策定中!  青葉区地域福祉保健計画「青葉かがやく生き生きプラン」は、誰もが安心して自分らしく健やかに暮らせる地域づくりのため、区民・事業者・関係機関(行政・社会福祉協議会・地域ケアプラザ)が連携して取り組む法定計画です。  現在、第5期計画(令和8年度~12年度)を策定しています。計画の素案に対するご意見やご提案をお聞かせください。 ◆第5期計画(素案)の構成 めざす姿 誰もが”お互いさま”と思えるまち青葉区 実現するための取組のテーマ(3つの柱) 柱1 知る・理解する 柱2 つながる・支え合う 柱3 いきいき・活躍 素案は区ウェブページからご覧いただけます。 地域ケアプラザ・区社会福祉協議会・区役所などでも配布しています。 素案はこちら https://www.city.yokohama.lg.jp/aoba/kenko-iryo-fukushi/fukushi_kaigo/chiikifukushi/fukushi-plan/keikaku.html ご意見・ご提案は、ウェブページ(申込フォーム)からお寄せください。 EメールかFAXか郵送でも受付しています。 ※詳細は区ウェブページ参照 https://shinsei.city.yokohama.lg.jp/cu/141003/ea/residents/procedures/apply/62ec34a0-e0d3-4513-b76a-c18bc1571470/start 募集期間 10月10日(金)まで(必着) ご意見をお待ちしています! (なしかちゃん・青葉区社会福祉協議会マスコットキャラクターあおばちゃん) 問合せ 事業企画担当 電話 045-978-2436 FAX 045-978-2419 ●農あるまちっていいね! 田奈恵みの里で農体験  青葉区は都心に近い地域でありながら、農業が盛んな地域です。夏はトマトやトウモロコシ、冬にはコマツナなど四季を通じてさまざまな農産物が生産されています。農あるまちの豊かさは、青葉区の大きな魅力の一つになっています。  田奈恵みの里では、農体験教室や地元食材の調理教室など、市民と“農”とのふれあいを通じて、「農あるまちづくり」を進めています。 Q1 田奈恵みの里ってどんなところ? A1 青葉区西部と緑区西部にまたがる旧田奈村のエリアで、青葉区と緑区の生産者有志が集まり、地域の農業に親しんでもらうための、さまざまなイベントを行っています。 Q2 どんな農体験ができますか? A2 田植えから収穫までを体験し、お米作りが学べる体験水田教室や、タマネギ・落花生・サツマイモの収穫体験、田奈産の材料を使用したよもぎ団子・うどん・コンニャク・みそを作る教室があります。 現在募集中のイベントや募集内容などの詳細は、市ウェブページをご覧ください。 市ウェブページ https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/nochi/noutaiken/megumi/tana/ 問合せ みどり環境局北部農政事務所 電話 045-948-2480 FAX 045-948-2488 青葉区まちづくり調整担当 電話 045-978-2217 FAX 045-978-2411 ●健診で“血糖値高め”と言われたあなたへ!  健診で「糖尿病の傾向がある」と指摘されたな…。 今は症状も何もないから、このままでも大丈夫でしょ! (男性)  糖尿病は、血液中の糖が増えすぎる病気です。自覚する症状がなくても、血管がダメージを受けます。  放置してしまうと、手足の神経障害・視力低下・腎(じん)機能低下・心筋梗塞・脳梗塞などのリスクが高まります。 (先生) ◆将来のあなたのカラダのために、今から見直してみませんか? 糖尿病予防のコツ 【食事】 ・欠食、大食い、早食いをやめる。 ・べジファースト、血糖値の上がりにくい順番を意識する。(野菜 → 肉・魚 → 米・麺の順) ・お菓子や甘い飲み物は控える。 【運動】 今より多く体を動かすよう心がける。 例えば… ・エレベーターを使わず階段を使う。 ・テレビを見ながらストレッチ ◆もっと詳しく知りたい人【無料・予約制】 ◇知ってトクする糖尿病予防セミナー ~血糖値が高めな方へ 専門家が教える実践のノウハウ~ 日時 (1)10月15日(水) (2)11月11日(火) 各9時30分~12時(受付9時から)全2回    原則、全回ご参加ください。 場所 福祉保健センター1階(15)(16)番 内容 (1)「糖尿病とは(医師)」、「健診結果の見方(保健師)」、「血糖コントロールのための食事(管理栄養士)」    (2)「血糖コントロールのための運動(健康運動指導士)」、「口は健康の入り口、糖尿病との関係(歯科衛生士)」 対象 区内在住の74歳以下で血糖値が高めの人 25人(家族の人も参加可) 申込み 9月11日からウェブページか電話で健康づくり係(電話 045-978-2438)へ。先着 https://shinsei.city.yokohama.lg.jp/cu/141003/ea/residents/procedures/apply/7f06a139-c709-41ca-91bb-ca7daafb839e/start ◇健康相談  区役所の保健師・栄養士・歯科衛生士がサポート!生活習慣の見直し方を、あなたと一緒に考えます。(毎月2回) 場所 区役所3階63番 対象 糖尿病などの生活習慣病や健診結果が気になる人 申込み ウェブページか電話で健康づくり係(電話 045-978-2438)へ。 https://www.city.yokohama.lg.jp/aoba/kenko-iryo-fukushi/kenko_iryo/kenkozukuri/kenkou-soudan.html 問合せ 健康づくり係 電話 045-978-2438 FAX 045-978-2419