広報よこはま青葉区版 2023年[令和5年]9月号 No.311 テキストデータ 5~10ページ 特集 区の人口…309,701人(101減) 世帯数…135,856世帯(5増) 2023年8月1日現在(前月比) 編集・発行/青葉区役所広報相談係 〒225-0024 青葉区市ケ尾町31-4 電話 978-2323(代)・2221(直) FAX 978-2411 ホームページ 「横浜市青葉区」で検索 青葉区公式X(旧Twitter) @yokohama_aobaku 毎月1日発行 青葉区マスコット なしかちゃん 5ページ <特集1> ●認知症になっても自分らしく安心して暮らせるまち青葉区 9月は世界アルツハイマー月間です。認知症について考えてみませんか。 ■区民の健康に関する調査を桐蔭(とういん)学園と共同で実施しました! 調査によると、青葉区の高齢者の認知症発生リスクは、全国調査の対象者と比べ、低いことが分かりました。  老年期(65~79歳)における認知症発生のリスク(5年以内に認知症を伴う要介護認定発生リスクを点数化※1)は、全国調査の対象者と比較して、青葉区民は低い傾向が見られました(図1)。  また、インターネット・SNSを毎日使う65歳以上の高齢者の割合は、全国調査の対象者と比較して約10%多い結果となりました(図2)。 [図1]要介護認知症リスク群の割合(65~79歳)※1  全国 5.1%  青葉区 2.4% [図2]インターネット・SNSの頻度(65~79歳) ・全国  ほぼ毎日 60.3%  1週間に3日程度 9.4%  1週間に1日程度 5%未満  1か月に1、2回程度 5%未満  めったに使わない/持っていない 23.2% ・青葉区  ほぼ毎日 70.1%  1週間に3日程度 7.9%  1週間に1日程度 5%未満  1か月に1、2回程度 5%未満  めったに使わない/持っていない 16.8% ◆調査概要  調査対象:40~79歳の区民男女 各1,500人(計3,000人)、郵送もしくはGoogle formsで回答  調査期間:2022年8月1日~9月30日  調査実施:桐蔭学園トランジションセンター  有効回答数:1,021 ※全国調査  調査対象:40~79歳の男女 各2,000人(計4,000人)  調査期間:2022年8月1日~3日  調査実施:桐蔭学園トランジションセンター(インターネット調査会社委託)  有効回答数:4,000  インターネット・SNSの利用が認知症リスク低減の一要素になっている可能性があります。  さらに、これからの人生について、こういう活動をして過ごしたいという将来の見通しをたて、実際に実行する力や、自宅や職場、趣味活動やボランティアなどに自分の居場所があることが、主観的な幸福感を促進する要因になることが、調査結果から判明しています。 「日頃から、健康への関心が高い青葉区民の特性が表れているね!」(なしかちゃん) ■シンポジウムを開催します! [参加費無料] 「幸福寿命を考える ― つながりが紡(つむ)ぐ100年人生 ―」 ~認知症になっても自分らしく安心して暮らせるまち青葉区を目指して~ 認知症は誰もがなる可能性があります。今回の調査結果をふまえ、人生100年時代において前向きな人生を送るヒントを皆さんにお伝えします。 日時:10月7日(土) 14時~16時(13時開場) 場所:青葉公会堂(市ケ尾町31-4) 定員:300人 登壇者(予定):桐蔭学園 理事長 溝上 慎一(みぞかみ しんいち)さん、たかはしメモリークリニック 院長 髙橋 正彦(たかはし まさひこ)さん ファシリテーター:ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員 澤岡 詩野(さわおか しの)さん  内容(予定):調査結果報告、認知症専門医による講演、ディスカッションなど 申込み:ウェブページか電話 詳細・参加申込みは「青葉区 シンポジウム」で検索 シンポジウムにあわせて、体験型イベントも実施します! お早めにご来場ください。 ■区内でのイベント  今年も区役所と区内地域ケアプラザ、山内図書館が一体となって アルツハイマー月間イベントを開催します。  区役所や地域ケアプラザでは、今年も参加賞(特製クリアファイルとボールペン)を用意して来場をお待ちしています。 ◆区役所  1階ホールにて、認知症パネル展  日時:9月25日(月)~29日(金) ◆地域ケアプラザ  認知症カフェ・講座、認知症キャンドルホルダー作りなど  申込みや詳細は各地域ケアプラザへ ◆山内図書館  認知症に関する図書コーナーの企画展  いろんな本を読んでみよう! 「みんな来てね~!」(認知症サポーターキャラバンマスコット「ロバ隊長」) 問合せ 高齢者支援担当 電話 978-2449 FAX 978-2427 6~9ページ <特集2/防災特集> ●大地震への備えと行動  関東大震災から100年を機に考えてみましょう  9月1日は、1923年の同日に発生した関東大震災にちなんで「防災の日」とされています。  関東大震災から100年の節目の年である今年の防災の日に、大地震から命を守るための備えと行動について考えてみましょう。 ◆避難場所について考えてみる  自宅や周辺の状況によって、さまざまな避難行動が考えられます。  地震が発生した時にどのように行動するのかを事前に決め、災害時に適切な避難行動をとれるようにしておきましょう。 【大地震発生】  ↓  身の安全を確保・火の始末  ↓  一時的に様子を見る  ↓  [いっとき避難場所] (1)[いっとき避難場所]  ↓  自宅で安全を確保できる場合  ↓  自宅 「自宅で安全に避難できるなら、あえて避難場所へ行く必要はありません。」(横浜市消防局マスコットキャラクターハマくん) (2)[いっとき避難場所]  ↓  火災の延焼拡大で危険になったとき  ↓  [広域避難場所] (3)[いっとき避難場所]   [広域避難場所]  ↓  火災や倒壊で自宅に戻れないとき  ↓  [地域防災拠点] (4)[地域防災拠点]  ↓  避難所生活が困難な場合  ↓  [福祉避難所] ◇いっとき避難場所  身の安全を確保し、様子を見るため一時的に避難する場所(自治会・町内会等、地域が独自に取り決めています。) ◇広域避難場所  地震によって大火災が発生した場合に、火や煙から身を守るために一時的に避難する場所(青葉区近辺13か所) ◇地域防災拠点  自宅で生活できない人が避難生活をする場所(青葉区では41か所が指定されています。) ・市内1か所でも震度5強以上を観測した場合に開設します。 ・最低限の水や食料、救助活動に必要な資機材などを保管しています。 ・地域防災拠点での避難生活は、避難者による相互扶助によって運営します。 「地域防災拠点の運営は、運営委員会を中心に地域の皆さんの助け合いで成り立っています。  皆さんも平時から自治会・町内会の防災活動や各地域防災拠点運営委員会の訓練に参加してみてください。災害には、地域全体で助け合う「共助」がとても重要になります。  他の避難場所や自宅でも、地域の住民の皆さんで協力して避難生活を乗り越えましょう!」 (青葉区地域防災拠点運営委員会連絡協議会 会長 関根 宏一(せきね こういち)さん) ◇福祉避難所  高齢者や障害者などのうち、避難生活で特別な配慮が必要である人のための二次的な避難場所 ○避難先を確認したい時は?  「青葉区民防災必携」で、区内の地域防災拠点の場所や広域避難場所の位置を確認することができます。  また、緊急情報の入手方法や伝言ダイヤルの使い方など、災害時に役立つ情報を掲載しています。  「青葉区民防災必携」は、区役所4階[71]番窓口で配布中  また、ウェブページからダウンロードできます。  「青葉区民防災必携」で検索 今回は、青葉消防団の一員として日頃から活動している、区内の大学生の皆さんに身を守る行動について紹介してもらいます。 ◆家の中の安全について考えてみる 「発災後の自宅での生活を想定しておきましょう。  家の中で安全に生活できるよう、家具・家財の安全を確保することが重要です。  また、断水・停電といったライフラインが使用できない状況も想定して準備しておきましょう。」 (青葉消防団学生団員 春田 優月(はるた ゆづき)さん(日本体育大学)) □ 大きな家具は倒れてこないよう家具転倒防止器具で固定 □ 戸棚の扉が開かないように留め金などをつける □ 手の届くところに懐中電灯やホイッスルを備える □ ガラス飛散防止フィルムを貼る □ ガラス等の飛散に備え、スリッパや軍手を用意  各家庭で備蓄を! 「災害発生直後は、食料品や日用品の入手が難しくなります。  家族構成に合わせた備蓄を各家庭でしておきましょう。」 (青葉消防団学生団員 加藤 まなみさん(國學院大學(こくがくいんだいがく))) □ 最低3日分、できれば1週間分の食料・飲み水を確保する(飲み水の目安:1人当たり3日で9リットル) □ 断水に備え、トイレパックを用意する(目安:1人当たり3日で15回分) □ 停電に備え、ポータブル電源や携帯電話等の充電用モバイルバッテリーなどを用意する ◆身を守る行動について考えてみる ・自宅にいるとき □ 机やクッション、布団などで頭を守る □ 丈夫な机の下に身を隠す □ ガラスの破片などでけがをしないように注意する □ 慌てて外に飛び出さず、ドアや窓を開けて出口を確保する □ 可能な範囲で火の始末をする ・屋外にいるとき □ 自動販売機やブロック塀、電柱など倒れやすいものから離れる □ かばんなどで頭を守り、看板や外壁など落下物の危険性のある建物から離れる □ 垂れ下がっている電線やガス漏れしている場所には絶対に近づかない □ 道路が液状化や地割れを起こしている場所には近づかない ・スーパー・コンビニなどにいるとき □ 陳列棚の転倒や商品の落下に注意し、柱や壁際に身を寄せる □ 衣類や手荷物、買い物カゴを使って頭を守る ・エレベーターに乗っているとき □ 全ての階のボタンを押して、停止した階で降りる □ 閉じ込められたとき、非常ボタンやインターホンで連絡をとり救助を待つ □ 余震の可能性もあるため、避難にエレベーターは使用しない ・車に乗っているとき □ 急ブレーキをかけず、ハンドルをしっかり握り、徐々にスピードを落として道路わきに停車する □ 揺れがおさまるまで、車内のラジオなどで情報収集する □ 車を離れるときは、緊急で移動させることもあるため、キーは車内に置いておく 「実際に大地震が発生すると、冷静に対応するのは難しいものです。  地震が起きた時に慌てず落ち着いて行動するために、その場に合った身の安全を守る方法を身に付けておきましょう。」 (青葉消防団学生団員 金子 侑生(かねこ ゆうき)さん(桐蔭(とういん)横浜大学)) ○帰宅困難者になってしまったら? ・むやみに移動しない  地震発生直後には、路上や駅周辺で混雑が発生し、集団転倒などの危険があります。また、道路の混雑により、救助・救急活動等の応急対策活動が妨げられる恐れもあります。  職場や利用施設にとどまれる場合には、むやみに移動を開始せずその場で安全を確保しましょう。 ・帰宅困難者一時滞在施設を活用  横浜市が指定している帰宅困難者一時滞在施設を利用してみましょう。一時滞在施設では、トイレや飲料水の提供を受けることができます。 「一時滞在施設NAVI」を使って近くの施設を検索することができます。 「帰宅困難者一時滞在施設検索システム」で検索 「発災直後、まず最初にすべきことは、身の安全の確保です。  発災直後だけでなくその後の避難生活も想定し、自分の身を自分で守る「自助」について平時から考えておきましょう。」 (消防署員一同) 問合せ 庶務係 電話 978-2213 FAX 978-2410 ●青葉区における大規模災害時の医療体制  大規模な災害が発生すると、医療機関にたくさんの負傷者が集まって非常に混乱することが予想されます。多数の負傷者の治療を効率的に行うためには、負傷者を重症度や緊急度などによって分類し、治療や搬送の優先順位を決めること(トリアージ)が必要になります。  より症状の重い人を優先的に災害拠点病院・災害時協力病院で受け入れる必要があるため、青葉区では、医療関係団体と災害時の医療体制づくりを進めています。 ◆症状・受診する医療機関等 ◇重症者:生命の危険性があるとき、または生命の危険が切迫しているとき  ↓  [災害拠点病院]  ・昭和大学藤が丘病院(藤が丘1-30)  目印:「診療中」と書かれた赤色の旗 ◇中等症者:生命の危険はないが入院を要する程度のとき  ↓  [災害時協力病院](7病院)  ・横浜総合病院(鉄(くろがね)町2201-5)  ・市ケ尾病院(市ケ尾町23-1)  ・江田記念病院(あざみ野南1-1)  ・青葉さわい病院(元石川町4300)  ・横浜新都市脳神経外科病院(荏田町433)  ・たちばな台病院(たちばな台2-2-1)  ・緑協和病院(奈良町1802)  目印:「診療中」と書かれた黄色の旗  生命の危険がない症状の時は…  まずはかかりつけ医や、黄色の旗を掲げている医療機関を受診してください。 ◇軽症者:生命の危険がなく、入院を要しないとき  ↓  [地域定点診療拠点](12か所)※  ・奈良小学校  ・田奈小学校  ・鴨志田緑小学校  ・みたけ台中学校  ・青葉台中学校  ・谷本中学校  ・荏田西小学校  ・あざみ野第二小学校  ・あざみ野中学校  ・嶮山(けんざん)小学校  ・元石川小学校  ・美しが丘小学校  ↓  ↓巡回診療  ↓  [地域防災拠点] ◇応急手当で対応可能な軽度の負傷者→区民の自助・共助による応急手当 ※[地域定点診療拠点]とは?  区内で震度6弱以上の地震が観測された場合に、区内で全41か所の地域防災拠点のうち12か所の地域防災拠点に併設し、身近な場所で負傷者の応急医療を迅速に実施するため、医療関係者(医師会、歯科医師会、薬剤師会、柔道整復師会、Yナース)が参集し、地域の人と協力して主に軽症者の診療を行う場所のことです。この取組は青葉区が医師会等と進めている区独自の取組です。 ○目印について 「診療中」と書かれた赤色の旗:災害拠点病院 「診療中」と書かれた黄色の旗:災害時協力病院、地域定点診療拠点、一般の診療所 ・一般の診療所は、被災からおおむね3日目以降、診療可能となった段階で、「診療中」の旗を掲げ、診療します。 ◆Yナース募集案内 ◇Yナースとは  大震災発生時に、あらかじめ登録された医師、薬剤師、市職員と共に、横浜市防災計画に基づく「医療救護隊」として活動する看護職のことです。発災直後、まずは自分と家族の安全を確保し、その後、指定されている地域定点診療拠点に参集します。 ◇活動内容  区内の避難所等で、軽症者に対する応急医療や診療の補助を行います。 ◇登録資格  横浜市に在住または在勤の看護師・准看護師の有資格者で、発災時に地域定点診療拠点で支援活動ができる人(病院勤務等で災害時に職場に参集することになっている人は原則除く) ◇登録方法  登録申込票を、福祉保健課へ郵送もしくはご持参ください。登録申込票は福祉保健課で配布しているほか、ウェブページにも掲載しています。 「青葉区 災害時医療体制 Yナース」で検索 「災害時、あなたの力を貸してください!」(Yナース) ○Yナースに聞きました!  Yナースとして登録され、防災訓練に参加した人にお話を伺いました。  斎藤 太郎(さいとう たろう)さん Q.普段はどんなお仕事をされていますか? A.これまで透析病院や重症心身障害児施設などに勤務し、現在は重症心身障害児者のショートステイ施設で働いています。 Q.なぜ登録をしようと思ったのですか? A.東日本大震災の発災時、看護職として何か協力できないかと考え、東京都看護協会の災害支援ナースに登録して、岩手県釜石市に派遣されました。そこでは、避難所での巡回健康調査を行いました。その後、横浜市に引っ越し、広報で募集の記事を読んだことをきっかけにYナースの登録をしました。 Q.防災訓練に出た感想は? A.小学校の防災訓練で、トリアージ訓練を行いました。実際に医師の横に付いて、バイタルサインなどの記録を行いました。医師の指示の下、書式に合わせて記録していけばいいので、初めてでしたが動くことができました。 Q.どのように地域に貢献していきたいですか? A.自分の住んでいる周りのことは、みんなで協力して助け合っていきたい、という思いがあります。 Q.登録を考えている人へ A.災害のことも地域のことも、まずは知って、関心を持って、関わってみることが大切だと思います。 問合せ 事業企画担当 電話 978-2436 FAX 978-2419 ●ペットの災害対策のすすめ  守れるのは飼い主だけ  台風や地震などのさまざまな災害に備え、家庭ごとにペットとの暮らし方を踏まえた対策を考えておきましょう。  ペットの災害対策で大切なことを横浜市動物適正飼育推進員で獣医師の松本 晃子(まつもと あきこ)さんに聞いてみました! 「災害対策は自助が原則です。大切なペットを守るために必要な準備と対策を5つのポイントで説明します。  特に共助として日頃から“ご近所(きんじょ)”の飼い主同士で災害時の協力や対策について話し合い、“ご近助(きんじょ)”を作っておくことをお勧めします。」 (横浜市動物適正飼育推進員 松本 晃子獣医師) ◇ポイント1:飼い主同士の協力・ペットの預け先の確保  地域防災拠点の訓練への参加やご近所への声かけで、飼い主同士で助け合う関係を作っておきましょう。  また、避難先への同行避難が困難な場合に備え、事前に知人やペットホテル等、一時預け先を確保しておきましょう。 ◇ポイント2:狂犬病予防接種・各種ワクチンの接種、ダニ・ノミの予防  避難先で、他のペットに感染症を広げない備えとして大切です。 ◇ポイント3:ケージ等の中での落ち着いた生活  キャリーバッグやケージ、家族以外の人や動物、生活音に慣らしておきましょう。  しつけができていると、避難先でのトラブル防止やペットのストレス軽減につながります。 ◇ポイント4:迷子札やマイクロチップの装着  離ればなれになってしまった場合にも飼い主が分かるように鑑札・注射済票(犬の場合)、迷子札、マイクロチップ等を装着しましょう。  マイクロチップ:登録している連絡先等が正しいか確認しておきましょう。  ※市では、犬猫のマイクロチップ装着費用の一部を助成しています。  迷子札等とマイクロチップ両方あるとより安心! ◇ポイント5:必要な物品の備蓄  普段から使うものは少し多めに買い置きして、古いものから使うローリングストックがおすすめです。  ・キャリーバッグやケージ  ・フード・水(できれば7日分以上)  ・服用中の薬  ・ペットシーツやトイレ砂  ・予備の首輪・リード  ・ペットと飼い主の情報を記載したペット手帳 ○「ペットのための防災手帳」を用意しましょう  区役所3階62番窓口でお配りしています。  ペットと飼い主の写真を貼ってね! ◆どうなるの?地域防災拠点へのペット同行避難 [?]ペットは一緒に過ごせるの  アレルギーや動物が苦手な人への配慮から、ペットは人が生活するスペースとは分けられた「ペットの一時飼育場所」で生活します。 [?]ペットの一時飼育場所はどんな場所  具体的な場所は拠点によって異なりますが、校庭やピロティ、動物の飼育小屋等多くの場合、屋外に設定されています。清掃等は飼い主同士が協力して行います。 [?]地域防災拠点にペット用の備蓄はあるの  ペット用の備蓄はありません。必要なものは最低5日分(できれば7日分以上)は備蓄しておきましょう。 「横浜市 災害時のペット対策」で検索 地域防災拠点については、6ページをご覧ください。 問合せ 環境衛生担当 電話 978-2465 FAX 978-2423 10ページ <特集3> ●身近な「福祉の相談相手」  民生委員・児童委員をご存じですか?  青葉区では、310人※の民生委員・児童委員が、高齢者や障害のある人の見守りだけでなく、子育て・介護などの福祉に関する困りごとを行政や福祉の専門機関につなぐなどしています。区役所・社会福祉協議会・地域ケアプラザとの連携・支援のもと、地域福祉の担い手として活動しています。 ※2023年7月現在   ◆このような活動をしています ◇相談・訪問・見守り活動  地域住民が抱える問題について、相手の立場に立ち相談を受けます。一人暮らしの高齢者、障害のある人、児童、子育て中の世帯などの見守りや訪問活動をしています。 ◇高齢者・障害者支援  介護や福祉サービスの情報提供やサロンの開催など、皆さんが楽しく活動・交流できる場を作っています。 ◇子育て支援  小・中学校の行事や会議、赤ちゃん教室、こんにちは赤ちゃん訪問などへの参加を通して、地域全体で子どもたちが安心して過ごせるように見守っています。 ◆このように選ばれます ◇民生委員は、自治会・町内会から推薦され、民生委員法に基づき厚生労働大臣から委嘱された無報酬の非常勤地方公務員です。また、民生委員は児童福祉法に定める児童委員も兼ねています。 ◇任期は3年で、活動の際は民生委員・児童委員証を携帯しています。 ◇相談内容についての秘密を守るため、民生委員法に定められた守秘義務があります。 ※専門機関に紹介する際は、本人の同意を得て 一部個人情報を提供することがあります。 「さまざまなところで活躍しているんだね♪」(横浜市版 民生委員・児童委員キャラクター「よこはまミンジー」) ◆安心してご相談ください  民生委員・児童委員は、日頃から「顔の見えるご近所づきあい」を大切にし、誰もが安心して暮らせるように、身近な相談相手として地域で活動しています。福祉に関する困りごとのご相談や情報の提供、支援を必要としている人を区役所の担当部署や関係機関におつなぎするなど、「つなぎ役」として活動しています。 (青葉区民生委員児童委員協議会会長 小嶋 優(こじま まさる)さん) ◆ひとりで悩まないで「誰かに話したい」と思ったら、気軽にご相談ください  主任児童委員は主に子どもの支援をしている民生委員・児童委員です。子どものことで困ったり悩んだりした時には気軽にお声がけください。皆さんの立場に立って一緒に考え、必要があれば福祉制度や子育て支援サービスにおつなぎします。子どもたちが安心して過ごせるようにお手伝いさせていただきます。 (主任児童委員 代表 三浦 尚美(みうら なおみ)さん)  地域の民生委員児童委員協議会ごとに、さまざまな活動を行っています。  福祉のことでご相談がある場合は、お近くの民生委員・児童委員、主任児童委員または運営企画係にお問い合わせください。 問合せ 運営企画係 電話 978-2433 FAX 978-2419