広報よこはま青葉区版 2023年[令和5年]5月号 No.307 テキストデータ 7~8ページ トピックス 7ページ ●5月31日は世界禁煙デー 吸う人も吸わない人もたばことあなたの健康について考えてみませんか? ◆気付かないうちに受動喫煙!? 吸わない人に、煙を吸わせない配慮を  特に子どもは、受動喫煙による健康への影響が大きく、気管支ぜんそくの誘発と悪化、頭痛や体温低下などの原因となるため、周囲の配慮が必要です。 ◇ベランダならOK?  ベランダで吸っても、隣の家にも煙が流れているかもしれません。 ◇目の前でなければOK?  喫煙後は吐く息からも45分は有害物質が出て、服や髪に付着して、室内に持ち込まれます。  同居の家族は、受動喫煙の影響を受けています。 ◇換気扇の下ならOK?  換気扇の下で吸っても部屋に有害物質は残ってしまいます。 ◇加熱式たばこなら大丈夫?  「加熱式たばこ」は、たばこの葉を利用した「たばこ」です。煙の出ないたばこにも有害物質は含まれています。  受動喫煙や吸う人に対する健康への影響は明らかになっていません。 ◆一人で頑張らなくても大丈夫! 禁煙を考えている皆さん  今はいろいろな禁煙方法があり、あなたに適した方法で、禁煙にチャレンジできます。 (禁煙外来で医師のサポートを受ける、禁煙支援薬局で禁煙方法を相談する など) 禁煙治療を受けると、成功率は3倍に! たばこをやめてみようかなと思う人は「横浜市 禁煙 NOTE」で検索 問合せ 健康づくり係 電話 978-2440 FAX 978-2419 ●6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です この機会にぜひ歯や口の健康について、見直してみませんか? 「どうして歯や口が大事なの?」(なしかちゃん)  口の状態が悪いと食事が充分に取れなくなってしまったり、細菌が血管や肺に侵入することで重篤な病気に繋がることもあります。  口の中を清潔にして良い状態を保つことは、健康に生きていくために大切です。 ◆歯周病はさまざまな病気を引き起こすことが分かっています ・血管を通じて全身に回り→糖尿病、心内膜炎、動脈硬化症、早産・低体重児出産 ・気管から肺へ→肺炎 ・骨粗しょう症→骨がもろくなる ◆口の汚れとは  むし歯や歯周病の原因はプラーク(歯垢(しこう))と呼ばれる細菌の塊です。  歯と似た色をしているのでついていても見逃しがちですが、歯ブラシできちんと磨いてしっかり落とすことが大切です。 ~汚れがつきやすいのはこの3か所~ 1.歯と歯の間 2.歯と歯ぐきの境目 3.奥歯のかみ合う面 歯ブラシで落とせるプラークは約60%だけ! フロスや歯間ブラシも使い、歯と歯の間の清掃も行いましょう。 ◆歯ブラシのポイント ◇選び方 ・柄(え)がまっすぐ ・小さめで平らな毛先 ・ふつうの固さ ◇持ち方 ・ペンを持つように軽く握り細かく動かします。 毛先が開いた歯ブラシは、プラークの除去効果が低下します。 歯ブラシは月に一度を目安に交換しましょう。 ◆歯医者さんからメッセージ 「コロナも落ち着きマスクを外す機会も増えました。  マスクを外しても自信をもって笑えるように、お近くの歯科医院で定期検診を受け、むし歯や歯周病は早めに治療しましょう。」 (青葉区歯科医師会 黒田 勝也(くろだ かつや)歯科医師(クロダ矯正歯科)) 青葉区歯科医師会ウェブサイトもぜご覧ください。 ◆横浜市歯周病検診のご案内  市内在住の満40・50・60歳の人は500円※、満70歳の人は無料で、市内の実施医療機関で受診できます。 ※市県民税非課税の人などは無料(要手続) 詳しくは「横浜市 歯周病検診」で検索 健診についての問合せ 横浜市けんしん専用ダイヤル 電話 664-2606 FAX 663-4469 問合せ 健康づくり係 電話 978-2441 FAX 978-2419 8ページ ●子育て家族の何でも相談窓口 「横浜子育てパートナー」  「どこに相談していいか分からない」などの出産前から子育て中の「困った」ことをラフールとラフールサテライトでは、いつでも気軽に相談できます。また、「子育てパートナー」という専門相談員もいますので、安心して電話・来所によりご相談ください。 ◆子育てパートナーとは?  子育てのいろいろな悩みごとや困りごとについて、一人ひとりに寄り添いながら一緒に考え、必要な情報を提供したり、適切な支援機関を紹介したりする専任スタッフです。 「子育て中は、迷ったり、不安になったり、悩むこともありますね。  自分の気持ちを誰かに話すことで、心が軽くなることがあります。また、頼れる人や場所が見つかるかもしれません。」 (ラフール「子育てパートナー」衣笠(きぬがさ)さん) 「まずは「話して」、抱えていることを一旦「放して」みませんか? それだけでもちょっと楽になって、次の一歩が踏み出せるかもしれません。 子育てパートナーは伴走者。あなたに寄り添って一緒に考えます。」 (サテライト「子育てパートナー」谷﨑(たにざき)さん) 年間約500人が利用しています! 相談無料・匿名可・秘密厳守 ・「どんなことを相談できるのかな?」 ・「妊娠中で、出産後が心配です。何か使える制度はありますか? 情報がたくさんありすぎて…。私に必要な情報は?」 ・「自分や家族のこと、誰かに相談したい。 どこに相談したらいいの?引っ越してきて、分からないことばかり。いろいろ知りたい!」  なんでも気軽にご相談ください。青葉区にはたくさんの頼れる場所があります。皆さんの相談内容に応じて、必要な情報を探します。 ・「子どもを預けたくて電話をかけたところ、空いてないと断られました。」  他に預かってもらえるところはないか、他の方法はないかなど、一緒に考えていきます。 ◆青葉区地域子育て支援拠点ラフール・ラフールサテライト ◇ラフール(青葉台) 〒227-0062 青葉台1-4 6階 電話 479-5810 FAX 981-3307 ◇ラフールサテライト(市ケ尾) 〒225-0024 市ケ尾町1152‐25 1階 電話 507-5570 FAX 979-1361 ◇共通 利用時間 火曜~土曜 10時~16時 休館日 日曜・月曜、祝日(月曜が祝日の場合は翌火曜も) ●ハチの巣は早期発見・早期駆除を  アシナガバチやスズメバチは5月頃から巣を作り始め、刺されるとショック症状を起こすこともあります。これからの時季、ガーデニング等、屋外で作業を始める前に巣がないか確認しましょう。巣がまだ小さいうちに発見できれば、費用を比較的抑えて駆除することができます。 ◆こんなところにハチの巣が! ・壁・天井裏の中(スズメバチのみ) ・軒下・破風(はふ)の下 ・木の枝 ・レンジフード・換気扇 ・戸袋(とぶくろ)・床下の中(スズメバチのみ) ・垣根・植え込みの中 ・木の洞(うろ)の中(スズメバチのみ) ◆巣を確認する際の注意点  巣を揺らしたり、周囲で騒ぐと、ハチを刺激し危険です。近付きすぎないよう注意しましょう。もし刺されてしまった場合は、傷口を水洗いしたあと、保冷剤などで冷やし、速やかに医療機関を受診しましょう。 ◇駆除は建物や土地の所有者及び管理者が実施します。区役所では駆除をしていません。 ◇こんな時は、区役所にご相談ください 生活衛生課(3階62番窓口) どの業者に駆除を頼めばいいかわからない → 駆除業者団体をご案内します。 駆除機材を借りたい → 防護服と高所用殺虫剤噴霧器を貸し出します(要予約)。 自分で駆除できるかしら? → 巣の大きさやハチの種類によっては駆除方法をご案内します。※巣やハチの形から種類を見分けられることもあります。詳細についてはウェブサイトをご覧ください。 ※スズメバチは攻撃性が高く危険ですので、専門駆除業者に依頼することをお勧めします。 「青葉区 ハチの話」で検索 問合せ 環境衛生担当 電話 978-2465 FAX 978-2423 ●夏に向けて蚊に注意! 蚊を増やさない環境づくりにご協力を  蚊は刺されて不快なだけでなく感染症を媒介します。新型コロナウイルス感染症の流行で減少していた国内外の人の往来が再び増加傾向にあり、今後蚊媒介感染症のリスクが高まると予想されます。  感染を防ぐために3つの対策をしましょう。 (1)幼虫(ボウフラ)対策 蚊は小さな水たまりでも卵を産みます。 水たまりの原因になるものは片付けましょう。 ・受け皿の水は週に一度は捨てる。 ・水がたまる入れ物やごみを置いたままにしない。 (2)成虫対策 成虫は草むらなど湿った風通しの悪いところに潜んでいます。草刈りなどを定期的に行って、蚊が潜む場所をなくしましょう。 (3)蚊に刺されないための対策 蚊の居る場所では、長袖・長ズボンを着用し、肌が露出する部分には虫よけ剤を使いましょう。 問合せ 環境衛生担当 電話 978-2465 FAX 978-2423