広報よこはま青葉区版 2024年[令和5年]2月号 No.304 テキストデータ

8ページ
トピックス

●フレーフレー フレイル予防~人との「つながり」は元気の源!~

 フレイルとなる大きな要因・きっかけとして「社会とのつながりを失うこと」が挙げられます。最近では特に、新型コロナウイルスの感染予防で、人との交流や活動が減ったことからフレイルになる高齢者が増えています。
 「運動」「口腔(こうくう)」「栄養」「社会参加」の取組を、日常生活の中でバランスよく取り組むことがフレイル予防には効果的です。こころとからだの健康を維持するためには、人とつながること・社会活動に参加することが大切です!人とつながり、自分も周りの人も元気にしていきましょう!

■フレイルってなに?
フレイルとは「虚弱」という意味です。
・「健康」と「要介護状態」の“中間の状態”です。
・早く気が付いて予防することで状態の維持・改善が期待できます。

■身近な場所で定期的に参加する活動はありますか?
 ラジオ体操や太極拳、ハマトレ(横浜市が開発したトレーニング)などの運動、手芸やマージャンなどの趣味活動、元気づくりステーション(健康づくりに取り組むグループ活動)、町内会・ボランティア活動など、さまざまな通の場があります。楽しさや、やりがいのある活動に続けて参加してみましょう。

■通いの場は少し行きにくい…という人は、身近な場所でできることを「今よりひとつ」増やしましょう。
たとえば…
・1日1回以上外出する
・週1回以上は、友人や知人と交流する
・散歩中に会う人に挨拶する
・なじみの場所、お店をつくる
・地域ケアプラザで実施している健康講座に参加するなど
「近所の会館に集まり、みんなで楽しく運動♪」
「フレイル予防について学び、仲間にハマトレの良さを伝えています!」

 通いの場については、お近くの地域ケアプラザまたは区役所高齢者支援担当にお問い合わせください。
 さらに、ハマトレや元気づくりステーション等、フレイル予防について知りたい人は横浜市ウェブページをご覧ください。
「元気なうちから介護予防」で検索

問合せ 高齢者支援担当 電話 978-2452 FAX 978-2427


●猫の耳に注目!~人と猫が地域で共に暮らすための取組~

 地域で「耳カット」がある猫を見かけたことはありませんか?
 猫は年1~3回出産する繁殖力の強い動物です。「耳カット」は、その地域で猫を増やさない取組として、不妊去勢手術をして元の場所に戻す活動(TNR活動)がボランティアにより行われている証です。
 猫を助けたい人も、困っている人も、増やしたくないという思いは同じです。地域で猫を増やさないように見守っていきましょう。

手術済みの印
不妊去勢手術や耳カットは動物病院で行われ、猫への負担は最小限となっています。

Trap 捕まえて → Neuter 手術して → Return 戻す
不妊去勢手術をしないと…あっという間に増えてしまいます!

◆猫の飼い主さんへ
 飼い猫を捨てたり、放したりすることが、飼い主のいない猫を増やす原因になります。
・不妊去勢手術をして屋内で終生飼いましょう。
・飼い主が分かるように迷子札やマイクロチップを装着しておきましょう。

◆飼い主のいない猫に困っている人へ
・猫に近寄ってほしくない場所を居心地の悪い環境にすると効果的
 とげの付いたシートや、薄めたお酢や木酢液(もくさくえき)などをスポンジにふくませて置く、超音波発生装置を置く等

◆飼い主のいない猫のお世話をされている人へ
 猫のふん尿や鳴き声に困っている人もいます。
・餌(えさ)は決まった時間、決まった猫に与え、すぐに片付けましょう。
・ふん尿の清掃も行い、周辺の生活環境に配慮しましょう。
・少しずつ不妊去勢手術を進めていきましょう。
・地域で協力してくれる人を探してみましょう。

○耳より情報 横浜市では、こんな支援を行っています!
・飼い猫のマイクロチップ装着手術費用の一部を助成しています。
・飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の一部を助成しています。
・区役所3階62番窓口で猫が嫌がる超音波発生装置の貸出しを行っています。(要予約)

○動物の遺棄・虐待は犯罪です
 猫を含む愛護動物をみだりに殺したり傷つけたりすることや、捨てたりすることは法律*で禁止されています。
*動物の愛護及び管理に関する法律第44条

問合せ 環境衛生担当 電話 978-2465 FAX 978-2423