広報よこはま青葉区版 2022年[令和4年]11月号 No.301 テキストデータ 5~7ページ 特集 区の人口…310,490人(103減) 世帯数…135,100世帯(20増) 2022年10月1日現在(前月比) 編集・発行/青葉区役所広報相談係 〒225-0024 青葉区市ケ尾町31-4 電話 978-2323(代)・2221(直) FAX 978-2411 ホームページ 「横浜市青葉区」で検索 青葉区公式ツイッター @yokohama_aobaku 毎月1日発行 青葉区マスコット なしかちゃん 5ページ <特集1> ●みんなで作る脱炭素社会!  横浜市では、2050年の脱炭素社会の実現に向け、さまざまな取組を行っています。次世代が安心して暮らせるよう、環境にやさしい暮らしを始めてみませんか? 「脱炭素化って最近よく聞くけど、なんか難しそう…自分で取り組めることって何があるのかな?」 「脱炭素社会の実現には、一人ひとりのライフスタイルの転換が重要です!できるところから取り組んでみましょう」 ◆「エネルギー」でアクション ・再生可能エネルギーの導入  神奈川県では、事業者が初期費用を負担し、住宅所有者は初期費用0円で太陽光発電設備を設置できる取組を行っています。 「0円ソーラー かながわ」で検索 ・次世代自動車※1への切替  次世代自動車の普及促進のため、青葉区しらとり台に全国初となる公道上※2にEV用充電器を設置する実証実験を行っています。 ※1 次世代自動車とは、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車などのことをいいます。 ※2 公道扱いである駐車帯(道の駅、サービスエリア、パーキングエリア)は除く ◆「食」でアクション ・食品ロス削減 ・地産地消 輸送にかかるCO2排出量の削減につながります。 「区役所では毎月第3木曜11時30分~15時に「あおばマルシェ」を開催しています」 ◆「3R」でアクション ・マイバッグ・マイボトルの使用 ・フリーマーケット、シェアリングの活用 ・ごみの分別 ◆こどもの国 区民デーで脱炭素を楽しく学ぼう! ・青葉区発!次世代エネルギー「ペロブスカイト太陽電池」の紹介  室内でも発電する極薄フィルム型太陽電池をご紹介します。【桐蔭(とういん)横浜大学】 ・環境に優しいエネルギー体験  手回し発電により、Nゲージの電車を走らせる体験などができます。【NPO法人ソフトエネルギープロジェクト】 ・ソーラーバッタの工作  太陽光エネルギーで動くソーラーバッタの工作体験ができます。【NPO法人太陽光発電所ネットワーク神奈川地域交流会】(協力:横浜市温暖化対策統括本部 YES事務局) ・サーキュラーエコノミー※1を学ぼう  脱炭素化の取組に関するパネル展示や、出荷できず本来廃棄される浜なしから抽出した香りを使った調香※2体験ができます。【三菱ケミカル株式会社、あおばコミュニティ・テラス】 ※1 これまで廃棄されていた製品や原材料を活用し、資源を循環させるシステム ※2 香りの組合せ ・美味(おい)しくて健康的な脱炭素レシピづくりゲーム  慶應義塾(けいおうぎじゅく)大学開発・企画の健康と環境の両方に優しいレシピづくりワークショップや、次世代郊外まちづくり※3の脱炭素化に関する活動の紹介を行います。【慶應義塾大学、横浜市建築局、東急株式会社】 ※3 横浜市と東急株式会社によるまちづくりの取組  他にも燃料電池自動車の展示などを行います。ぜひお立ち寄りください! ※内容は変更となる場合があります。 ※「ソーラーバッタの工作」と「サーキュラーエコノミーを学ぼう(調香体験)」は材料がなくなり次第、受付を終了します。 問合せ 企画調整係 電話 978-2216 FAX 978-2410 6ページ <特集2> ●青葉6大学連携特別講座 オンライン講座 受講料無料  青葉区では、区内にキャンパスを有する6つの大学(國學院大學(こくがくいんだいがく)、星槎(せいさ)大学、玉川大学、桐蔭(とういん)横浜大学、日本体育大学、横浜美術大学)と、地域のつながりを深めるために、各大学との連携・協力に関する本協定を締結し、「青葉6大学連携事業」を進めています。  6大学にご協力いただき開催する「青葉6大学連携特別講座」は、各大学の魅力的な講座をオンラインで受講できる貴重な機会です。希望する講座を選んでぜひお申し込みください! <12月11日(日)> ◆14時15分~15時15分 玉川大学 文学部 中田 幸司(なかだ こうじ)教授 [1]人生は明るく迷うべしー日本古典文学にみる心とことばの羅針盤(らしんばん)ー  人生は百年時代と言われます。先行き不透明な現代こそ「迷ったら先人のことばをきく」が鉄則かもしれません。  一千年前後という悠久(ゆうきゅう)の時代を経ていまに伝わる日本の文化に古典文学があります。時代をり越えたことばのエネルギーを共有し、論じたいと思います。 ◆15時30分~16時30分 横浜美術大学 美術学部 内田 均(うちだ ひとし)教授 [2]キャラクターとしてのシャーロックホームズ  コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ作品に関わる生産と消費の環境を考えます。  ホームズのイメージ形成の過程を初出(しょしゅつ)雑誌と同時代の舞台や映画、さらには現代日本のCMやアニメなども引用してご覧いただきます。 <12月18日(日)> ◆11時45分~12時45分 國學院大学 人間開発学部 渡辺 啓太(わたなべ けいた)准教授 [3]スポーツにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)  第3期スポーツ基本計画が2022年3月に策定され、今後5年間に総合的かつ計画的に取り組む12の施策の1つに「スポーツ界におけるDXの推進」が盛り込まれました。  スポーツ界におけるデジタル活用の現状と、これからのスポーツDX時代における健康・スポーツについてお話しします。 ◆13時~14時 星槎大学 共生科学部 堀川 徹(ほりかわ とおる)准教授 [4]古代の横浜ー武蔵国造(むさしのくにのみやつこ)の乱ー  今から約1,500年前、武蔵国では大きな戦乱がありました。その登場人物の1人は横浜北部に拠点を構えていた笠原直使主(かさはらのあたいおみ)という人物でした。彼とその動向を通じて、古代の横浜について考えます。 ◆14時15分~15時15分 日本体育大学 体育学部 長沼 俊夫(ながぬま としお)教授 [5]学校教育の不易(ふえき)と流行ー障害のある子どもの教育から考えてみましょうー  我が国で学校教育が始まり、今年は150年。  障害のある子どもの教育も社会状況の変容に応じて、進展してきました。障害のある子どもの教育の歴史を軸にして、学校教育の不易と流行について考えます。 ◆15時30分~16時30分 桐蔭横浜大学 大学院スポーツ科学研究科 桜井 智野風(さくらい とものぶ)教授 [6]本当の「ウォーキング」をはじめませんか?  「健康のためには1日1万歩!」…この数値を信じて歩いている方が多いと思います。  しかし、これは本当に効果的な強度・量なのでしょうか?今回は「ウォーキング」を科学的にひも解きながら、その具体的な方法についてもお話ししたいと思います。 通信制大学の星槎大学に運営協力をいただき、参加方法等のご案内もメールで事前に行います。 オンライン講座が初めての人もお申し込みください! 対象・定員 A:オンライン受講 各80人 先着  ⇒申込み受付後、12月1日以降に受講用URLが送付されます。 B:モニターでの受講 各20人 先着(会場:区役所4階会議室)  ⇒当日会場で、オンライン配信される映像を視聴します。 申込み 11月11日~30日に青葉区ウェブページ(申込フォーム) 「青葉6大学連携特別講座」で検索 ※Bのみファクスでも受け付けます。 件名「青葉6大学連携特別講座申込み」、参加者氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、希望する講座番号(複数可)を明記し、(ファクス 978-2410)で企画調整係へ。 問合せ 企画調整係 電話 978-2216 FAX 978-2410 7ページ <特集3> ●~11月は市民の読書活動推進月間です~山内図書館は開館45周年を迎えました!  山内図書館は、1977年に市内で3番目の図書館として開館しました。蔵書数は、令和3年度末時点で19万895冊と中央図書館に続いて市内2番目です。個人貸出しのほか、地域の団体への貸出しなど、さまざまなサービスを行っています。  コンセプトは「地域の力を地域に還元!山内図書館は青葉区民のプラットフォーム※」です。これからも地域に根ざした図書館を目指します。(山内図書館 古川(ふるかわ)館長) ※山内図書館は指定管理者制度に基づき、有隣堂グループにより運営されており、指定管理運営第3期コンセプトとして定められたものです。(第3期:令和2年度~令和6年度) ■図書館のサービス ◆おはなし会 キッズ向け  絵本や紙芝居を楽しみませんか?第2、第4水曜・金曜に開催しています。(事前申込制) ◆ティーンズコーナー ティーンズ向け  ライトノベルや純文学はもちろん、政治や歴史・スポーツ・料理まで幅広い本が揃っています。 ◆大人の倶楽部(くらぶ)活動 街歩き編 大人向け  意外と知らない街の歴史や見どころを一緒に歩いて、青葉区の魅力を再発見しませんか?(事前申込制) ◆りんごの棚  スウェーデンの図書館で始まり、言語障害のある子どもたちのために作られた、りんごのおもちゃが名前の由来です。  写真や絵で分かりやすく書かれた知識の本、点字つき絵本、ピクトグラム(絵文字)のついた絵本など、多くの人が楽しめる本を集めたコーナーです。 ◆CDブック  有名文学作品の朗読を録音した「CDブック」の貸出しをしています。 貸出し回数の多いタイトル ・シャーロックホームズ緋色の研究(アーサー・コナン・ドイル) ・愛犬/足袋(松本清張) ・父の詫び状(向田邦子) ・草枕(夏目漱石) ◆図書取次サービス  青葉区では区内の地区センターなど7施設で市立図書館の本の受取と返却ができます。 図書取次施設 ・美しが丘西地区センター ・大場みすずが丘地区センター ・奈良地区センター ・藤が丘地区センター ・若草台地区センター ・青葉区区民交流センター(田奈ステーション) ・青葉台コミュニティハウス ■関連イベント 地区センター・コミュニティハウスにSDGs(エスディージーズ)関連の本を増やしました!  11月の読書月間にあわせて、山内図書館が選定したリストを参考に各施設独自にSDGs関連の本を選定し、貸出しを行っています。SDGsの本を手に取り、一緒に持続可能なより良い未来を考えてみませんか? ◆若草台地区センターおすすめの一冊 『おはなしSDGs 未来からの伝言SDGsガイドブック』作:那須田 淳(なすだ じゅん) 絵:梶山 直美(かじやま なおみ) ※テーマにより著者が異なります。(講談社)  「おはなしSDGs」シリーズをおすすめします。一流童話作家の書き下ろしで、実力のあるイラストレーターによる挿絵が多数掲載されています。「物語の楽しさ」を第一に書かれ、優れた児童小説としてSDGsの理解にお役立てください。(伊藤館長) ◆みたけ台コミュニティハウスおすすめの一冊 『WE HAVE A DREAM 201カ国202人の夢×SDGs』World Dream Project編者(いろは出版)  地球環境が厳しい今、キング牧師が訴えた『I HAVE A DREAM』。あれから60年経過しましたが、『風の時代』へ突入したこのタイミングで次世代を担う若者達の未来に向けた「201カ国、202人の夢」を垣間見ることができた素敵な一冊です。(西川館長) ◆予告 2023年 2月開催 津村記久子(つむら きくこ)さんトークイベント  『ポトスライムの舟』(2009年・講談社)で第140回芥川賞を受賞した作家の津村さんをお迎えし、読書遍歴や創作活動、趣味についてお話しいただきます。どうぞ楽しみにお待ちください!  11~12月放送分の青葉区広報番組「あおバリューTV」で山内図書館が特集されます! 詳細は区報11月号お知らせをご覧ください。 問合せ 山内図書館 電話 901-1225 FAX 902-4492/学校連携・こども担当 電話 978-2345 FAX 978-2422