広報よこはま青葉区版 2021年[令和3年]9月号 No.287 テキストデータ 5ページ 特集 区の人口…311,156(28増) 世帯数…134,726(56増) 2021年8月1日現在(前月比) 編集・発行/青葉区役所広報相談係 〒225-0024 青葉区市ケ尾町31-4 電話 978-2323(代)・2221(直) FAX 978-2411 ホームページ 「横浜市青葉区」で検索 青葉区公式ツイッター @yokohama_aobaku 毎月1日発行 青葉区マスコット なしかちゃん <特集> ●大地震への備え 避難行動の確認と自宅の安全対策!  大地震はいつ発生するか分かりません。発災時には、まず自分の身を守ることが一番。  そして、揺れが収まったら、状況に応じて適切な避難行動を取りましょう。  コロナ禍においては、自宅で安全が確保できる場合は自宅に留まる「在宅避難」に努めましょう。  また、「在宅避難」のためにも、普段から自宅の安全対策を実施しておきましょう! 発災時の避難行動~自宅や周辺状況のより、避難行動は変わります~ 大地震発生 自宅「余震が心配。どこに避難したらよいの?」 身の安全の確保・一時的に様子を見る 〈いっとき避難場所〉 身の安全を確保し、様子を見るために一時的に避難する場所 避難の必要があるときは、自治会・町内会等、地域で取り決めている避難場所にひとまず行きましょう。 自宅で安全を確保できる場合→自宅 倒壊や火災で自宅に戻れない場合→地域防災拠点 〈地域防災拠点〉 自宅で生活できない人が自宅 避難生活をする場所 ・市内1か所でも震度5強以上を観測した場合に開設。 ・最低限の水や食料、救助活動に必要な資機材などを保管しています。 ・地域防災拠点での避難生活は、避難者による相互扶助によって運営します。 ほかにも 〈広域避難場所〉 地震によって大火災が発生した場合に、火や煙から身を守るために一時的に避難する場所 なしかちゃん「自宅が倒壊や火災の恐れがあり危険な場合は、まず安全な場所に避難しよう。危険がない場合は、あえて避難する必要はないよ。」 家の中の安全対策~発災後も自宅での生活が維持できるよう対策を~ 発災後の自宅での生活を想定して、必要な準備をしておきましょう! □大きな家具は倒れてこないよう家具転倒防止器具で固定 □ガラス飛散防止フィルムを貼る □戸棚の扉が開かないように留め金などをつける □手の届くところに懐中電灯やホイッスルを備える □ガラス等の飛散に備え、スリッパや軍手を用意 なしかちゃん「大地震が起きると、断水や停電などで普段の生活ができなくなる恐れがあるよ。自宅の安全対策と併せて、備蓄品の準備もしておこう。」 各家庭で備蓄をお願いします! □最低3日分、できれば1週間分の食料・飲み水を 確保する(飲み水の目安:3日で9リットル/人) □断水に備え、トイレパックを用意する(目安:3日で15回分/人) □携帯電話等の充電用モバイルバッテリー など 過去の経験から学ぶ!~被災時にあってよかったもの~ 過去の大震災では、断水のために生活用水(洗濯、入浴、洗面)やトイレ、飲食用の水で困った人が多くいました。 水の備蓄のほか、給水所から水を運ぶポリタンクや台車、身体を拭くウェットティッシュが特に役立ったそうです。 停電やガスの不通によって、照明や食事の確保に困った人も多くおり、懐中電灯やランタン、乾電池、カセットコンロやカセットガスが重宝されました 女性については、生理用品などの備蓄も役立ったと言われています。 問合せ 庶務係 電話978-2213 FAX978-2410 青葉区における大規模災害時の医療体制  青葉区では大規模な災害に備えて、医療関係団体と災害時の医療体制づくりを進めています。  大規模な災害が発生すると、医療機関にたくさんの負傷者が集まって非常に混乱することが予想されます。限りある医療資源を必要な人に届けるには、より症状の重い人を優先的に災害所点病院・災害時協力病院で受け入れる必要があるため、受診する医療機関を分けています。 災害発生時には多数の負傷者の治療を効率的に行うために、負傷者を重症度や緊急度などによって分類し、治療や搬送の優先順位を決めること(トリアージ)が必要になります。 重症者 生命の危険性があるとき、または生命の危険が切迫しているとき 受診する医療機関等 災害拠点病院 昭和大学藤が丘病院(藤が丘1-30) 中等症者 生命の危険はないが入院を要する程度のとき 災害時協力病院(7病院) 横浜総合病院(鉄(くろがね)町2201-5) 市ケ尾病院(市ケ尾町23-1) 江田記念病院(あざみ野南1-1) 青葉さわい病院(元石川町4300) 横浜新都市脳神経外科病院(荏田町433) たちばな台病院(たちばな台2-2-1) 緑協和病院(奈良町1802) 軽症者 生命の危険がなく、入院を要しないとき 地域定点診療拠点(※)(12か所)→巡回診療 地域防災拠点 奈良小学校 田奈小学校 鴨志田緑小学校 みたけ台中学校 青葉台中学校 谷本中学校 荏田西小学校 あざみ野第二小学校 あざみ野中学校 嶮山(けんざん)小学校 元石川小学校 美しが丘小学校 応急手当で対応可能な軽度の負傷者 区民の自助・共助による応急手当 一般の診療所は、被災から概ね3日目以降、診療可能となった段階で、「診療中」の旗を掲げ、診療します。 ・赤色の旗…災害拠点病院 ・黄色の旗…災害時協力病院、地域定点診療拠点、一般の診療所 ※地域定点診療拠点とは?  区内で震度6弱以上の地震が観測された場合に、区内で12か所の地域防災拠点に併設し、身近な場所で負傷者の応急医療を迅速に実施するため、医療関係者(医師会、歯科医師会、薬剤師会等)が参集し、地域の人と協力して主に軽症者の診療を行う場所のことです。  また、体制が整った段階で、地域定点診療拠点から地域防災拠点へ巡回診療を行います。 ★この取組は青葉区が医師会等と進めている区独自の取組です。 問合せ 事業企画担当 電話978-2436 TEL978-2419 ペットの飼い主の皆さんへ 日頃から災害に備えましょう  突然起こる災害に備えて、大切なペットのために日頃から対策を考えておきましょう。  地域防災拠点にはペットフードやケージなどのペット用品はありません。  また、ペット用の救援物資はすぐに届きません。ペットのための避難用品を備えておきましょう。 避難用品の例 ・ケージやキャリーケース、リード、ハーネス ケージやキャリーケースに慣れさせておきましょう。避難した先でもペットが安心して過ごすことができます。 ・フード、水、食器、薬 最低5日分(できれば7日分)用意しておきましょう。 ・ペットシーツ、猫用のトイレ砂、トイレットペーパー 排せつ物の処理には必需品です。 ・新聞紙、ビニール袋、タオル、ガムテープ 排せつ物の処理やその他、いろいろな用途に活用できます。 ・ペット手帳 ペットの情報を記載し、飼い主と一緒の写真を貼付します。ペットを預けるときや迷子になったペットを探すときなどに役立ちます。 ★区役所3階62番窓口で「ペットのための防災手帳」を配布しています! お気に入りのおもちゃがあるとペットのストレス発散にもなります。 地域防災拠点でのペット受入れについてのルール作りなどの支援を行っています。 区役所では、各地域防災拠点の実情に応じたルール作りや「災害時ペット対策」を取り入れた地域防災拠点の支援を行っています。 「横浜市 災害時のペット対策」で検索 問合せ 環境衛生担当 電話978-2465 FAX978-2423