広報よこはま青葉区版 2021年[令和3年]8月号 No.286 テキストデータ

5ページ 特集

区の人口…311,128(48減)
世帯数…134,670(9増)
2021年7月1日現在(前月比)
 
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<特集>
●認知症になっても安心して自分らしく、安心して暮らせるまち青葉区

青葉区は長寿のまち
認知症は長寿と切り離せないもの、誰もがなりうるものです!


青葉区の人口に対する要介護認定を受けており、認知症の症状がある人の割合
(年齢別)※1

65~74歳 1.4%
75~84歳 8.9%
85歳以上 38.2%
出典:2020年3月時点「介護保険認定情報」を基に作成
※1 人口(年齢別)に占める認知症高齢者自立度Ⅱa以上の割合


加齢に伴い、認知症は増えていきます。
物忘れ等の軽度のもの(※2)を入れると、85歳以降では半数以上の人に症状がみられています。
※2 認知症高齢者自立度Ⅰ以上

〇備え1
まずは、認知症のことを知りましょう!

同じ認知症でも症状は人それぞれ。
戸惑いや不安感を抱えている人もいます。正しい知識を持つこと、個人としての相手を理解することが必要です。

認知症を知るには…「認知症サポーター(※3)養成講座」がおすすめ!

自治会・町内会、老人クラブ、地域のグループ、事業所、学校等、さまざまな人を対象に「認知症サポーター養成講座」を開催することができます。気軽に区役所や近くの地域ケアプラザにご相談ください。

※3 認知症サポーターとは:認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を温かく見守り、自分のできる範囲で活動する「応援者」のことです。

桐蔭(とういん)横浜大学にて認知症サポーター養成講座開催
参加した学生の皆さんから「認知症のことを知っているのと、知らないのでは見方が変わる」「優しく接することの大切さを学んだ」など感想をいただきました。

認知症に関するさまざまな情報が掲載されています。
「まちかどケア」で検索

〇備え2
なじみの人、場所、「つながり」をつくっておきましょう!

認知症の人の声
・元気な頃は友人もいたが、話せる人がいなくなった
・これからも今までの知り合いとのつきあいを続けたい
・もの忘れを話せる仲間が欲しい など

「つながり」が安心につながるという声が、地域ケアプラザや区役所に多数届いています。

「会いたい人がいる」「自分を待っていてくれる人がいる」そんな場所(活動)を作っておくことが未来の自分へのプレゼントになります!
※地域ケアプラザは「つながりづくり」のお手伝いもしています。体操教室やサロン、趣味の会などの紹介もしていますので、気軽にご相談ください。

語り合い、理解し合い、支え合い「お互いさま」のまちを目指して
「自分が認知症になったら…」あなたはどのようなまちで暮らしたいですか?(2020年10月実施のアンケートから)

認知症の人からは…
・気軽に「助けて」と言えるような空気のまちがいい
・今住んでいる所、慣れた場所がいい
・これまで通り、普通に暮らしたい など

地域の人や支援者の皆さんからは…
・隠すのではなく、認知症であることをオープンにできるまち
・地域のみんなが認知症のことを理解しているまち
・誰もが声かけをして、助け合えるまち など

家族から…
・今までと同じように声をかけてもらいたい
・地域で見守ってもらえると安心
・困ったことなど気軽に相談できる場所が身近にあると安心 など

人と人、あなたと誰かがつながって、語り合って、お互いを理解して、気心の知れた仲間になって、何かあったら支え合い、笑顔で「お互いさま」と言い合える。そんな自分らしく、安心して暮らせるまちをみんなで作っていきましょう。

認知症に関するご相談は、お気軽に区役所やお近くの地域ケアプラザまで!
「青葉区 地域ケアプラザ」で検索

問合せ 高齢者支援担当 電話 978-2449 FAX 978-2427