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都市整備局 >>  都市交通課 >> モビリティマネジメント >> 都市交通セミナー「モビリティマネジメントを学ぶ」

モビリティマネジメント

都市交通セミナー「モビリティマネジメントを学ぶ」 (終了しました)


1 開催日時

平成23年9月22日(木) 18:30〜20:30

2 場所

横浜情報文化センター6階 情文ホール (横浜市中区日本大通11)
みなとみらい線 日本大通り駅直結(3番出口)

3 主催・後援

主催: 横浜市都市整備局
後援: 関東運輸局、社団法人神奈川県バス協会、横浜高速鉄道株式会社

4 参加人数

約130名

5 参加費

無料

6 プログラム

18:30 開演
18:35 【施策紹介】 横浜市の交通施策 (横浜市 都市整備局 都市交通課)
18:45 【講演】 「モビリティマネジメント」(MM)について (京都大学大学院 工学研究科 教授 藤井 聡 氏)
19:25 【事例紹介】 モビリティマネジメントの取組事例
    ・京都市におけるモビリティマネジメントの取組 (京都市 都市計画局 歩くまち京都推進室)
    ・「はだの交通スリム化」に向けた取組み (秦野市 都市部 公共交通推進課)
    ・横浜市におけるモビリティマネジメントの取組 (横浜市 都市整備局 都市交通課)
20:30 閉会

7 内容

【施策紹介】 横浜市の交通施策 (横浜市 都市整備局 都市交通課)
配布資料>(PDFファイル:707KB)

  • 横浜市の鉄道利用は、みなとみらい線やグリーンラインの開業などに伴い増加傾向にありますが、一方で、路線バス利用は減少しています。これは、バスから鉄道利用へ転換したことなどが関連していると考えています。
  • このような現状を踏まえ、横浜市では、「横浜都市交通計画」を策定し持続可能な交通の実現を目指しています。
  • 公共交通利用促進施策として、鉄道の整備や、鉄道駅周辺の歩行環境の改善、モビリティマネジメント、路線バスの維持活性化、また、新たな取組として、都心部における「コミュニティサイクル」社会実験の実施などを行っています。

【講演】 「モビリティマネジメント」(MM)について (京都大学大学院 工学研究科 教授 藤井 聡 氏)
配布資料>(PDFファイル:759KB)

  • マイカーを持っている人は、目的地の選択もクルマ利用を前提に考えるように、常に「移動=クルマ」という思考となってしまうため、いくら公共交通を整備しても関心を持ちません。
  • 住むところも同じで、初めからクルマ利用を前提に郊外に住んでいます。したがって、例外はあるとしても、郊外で公共交通が不便なので使いたくても使えないという反論は成り立ちません。
  • 公共交通への投資をする際には、このようなマイカー利用者の心理を忘れてはいけません。
  • マイカー利用者の意識を変えるアプローチの1つがモビリティマネジメント(MM)という教育的アプローチです。
  • モビリティマネジメントを行う上で重要な点は、「クルマをやめると人間は幸せになる」と確信を持つことです。例えば、次のような点で幸せになれます。
    (1)渋滞に巻き込まれません
    山手線の満員電車もいやですが、渋滞もそれと同等かそれ以上に嫌なものです。観光に行って渋滞に巻き込まれるなど最悪です。
    (2)シャキッとします
    クルマに乗っていると、車内の清潔さや服装には気を付けずだらしなくなりがちですが、電車だとおしゃれしたり化粧したり、シャキッとします。
    (3)近所で遊ぶ楽しさを感じられます
    クルマで遊びに出かけると、琵琶湖を一周して道の駅でアイスクリームを食べるだけといったことになりますが、クルマをやめると近所の公園で子どもと遊ぶ楽しさに気付きます。
    (4)外食でコミュニケーションをとれます
    クルマで行くお店は郊外のチェーン店が中心となりますが、最近の郊外型レストランなどは画一的です。それに対して、近所の寿司屋に行けば、少し高いかもしれませんが、店員に直接注文し、世間話をし、というようにコミュニケーションを図りながら楽しく食事ができます。
    (5)健康になります
    統計によると、クルマで出かける人の肥満率は約30%、徒歩や自転車で出かける人は約20%とクルマ利用により肥満率が1.5倍に増加してしまいます。
  • 現代のまち・交通についての意識を変えるには、一度言ったくらいでは効き目はないので、「人の幸せとは何か」ということについて住民とコミュニケーションをとりながら、理解してもらわなければなりません。
  • オーストラリアや欧米諸国では、行政は住民とのコミュニケーションに非常に費用をかけています。パンフレットやリーフレットも、住民とコミュニケーションを取ろうという意識が伝わってくるような、かっこいいものを作成しています。
  • オーストラリアや欧米諸国の行政は、民間企業がサービスのプロモーションを行うのと同程度のプロモーションを行うよう、力を入れています。ただでさえ、公共交通はクルマに対して利便性が劣っているのですから、プロモーションしなければクルマに負けて当然です。

【事例紹介】 京都市におけるモビリティマネジメントの取組 (京都市 都市計画局 歩くまち京都推進室)
配布資料>(PDFファイル:1393KB)

  • 京都市では、クルマを重視したまちと暮らしを、「歩く」ことを中心としたまちと暮らしに転換していくことを目指し、「歩くまち・京都」総合交通戦略を策定しています。
  • 「歩くまち・京都」の実現のために、(1)「既存公共交通」、(2)「まちづくり」、(3)「ライフスタイル」の3つの柱で取組んでいます。
  • 「ライフスタイル」の取組として、「歩くまち・京都」憲章のアナウンスや、シンポジウムの開催、市民しんぶん・情報誌等の活用、「スローライフ京都」大作戦アンケートの実施、地元ラジオと連携した情報提供、小学生・職場・駐車場利用者・観光客等を対象としたモビリティマネジメントなどを実施・推進しています。

【事例紹介】 「はだの交通スリム化」に向けた取組み (秦野市 都市部 公共交通推進課)
配布資料>(PDFファイル:1536KB)

  • 秦野市では、交通渋滞の緩和や地球温暖化対策のために、平成17年度から5カ年、「はだの交通スリム化プロジェクト」として11の施策を検討・実施してきました。
  • 現在は、市民・事業所・交通事業者等と協働で、ノーマイカーデーやTDM(交通需要マネジメント)教育、自転車通勤支援等を行っています。
  • TDM教育は、市内小学5年生を対象に、クルマに依存しすぎない移動方法などについて、座学や行動プラン作成などの体験作業も交えて学習する取組です。
  • TDM教育は、5年間で市内全13小学校で実施し、先生方にも好評いただいています。平成22年度からは、教員を対象としたTDM教育研修会(模擬授業)や授業参観を新たに加えて、2巡目を開始しています。

【事例紹介】 横浜市におけるモビリティマネジメントの取組 (横浜市 都市整備局 都市交通課)
配布資料>(PDFファイル:1520KB)

  • 横浜市は、平成21年度からモビリティマネジメントに取り組んでいます。
  • 平成21年度は、南区永田みなみ台団地の特定バス路線沿線の住民を対象に、バス利用促進モビリティマネジメントを実施しました。
  • 永田みなみ台団地では、アンケート調査票などを2度配布するとともに、効果を定量的に図るため、バス利用実態の事前・事後調査を実施しました。
  • 平成22年度は、マイカー利用が多く、バス利用が少ない泉区において、転入者を対象にバス利用促進モビリティマネジメントを実施し、区役所窓口にて、啓発小冊子や泉区バスマップ、バス優待乗車券、アンケート票等の資料セットを配布しました。

【質疑応答】

  • 海外では、都心へのクルマの乗り入れ制限など強制力を持った公共交通への転換を図っていますが、日本でも同様に強制的な転換策を図るべきではないでしょうか。
    →日本では、全市民の賛成を得られないと前に進められないという特質があり、実際には強制的な施策は取れていません。このようなことから、一人ひとりの意識に働きかけるモビリティマネジメントが出てきたのです。
  • どのくらいクルマを減らして公共交通利用を増やすのかという具体的な目標はありますか。
    →例えば、京都市では移動に占めるクルマの割合を28%から20%以下に減らす目標を定めています。

8 当日の様子

会場風景 藤井教授の講演 事例紹介
会場風景 藤井教授の講演 事例紹介

9 参加者アンケート結果

参加者アンケート結果

10 開催案内チラシ

開催案内チラシ>(PDFファイル:642KB)
チラシ表 チラシ裏

11 関連イベント

交通事業者や市民団体が主催で、下記イベントが開催されました。

バスの日イベント「バス利用感謝デー」
 神奈川県内を走る13社の路線バスが集結!バス車両展示やバリアフリー教室、運転手の制服を着て記念撮影など、家族連れで賑わいました。

主催:社団法人神奈川県バス協会
後援:関東運輸局、神奈川県、横浜市、神奈川新聞社
日時:平成23年9月17日(土)11:00-15:30
来場者:約5,000人
チラシ>(PDFファイル:633KB)

横浜グリーンモビリティカフェ2011
 移動困難者の交通手段確保についての課題をパネルディスカッションで議論したほか、子育てタクシーなどの福祉車両の展示も行いました。

主催:横浜交通まちづくり協議会
後援:横浜市
日時:平成23年9月19日(月・祝)11:00-16:00
来場者:約150人
チラシ>(PDFファイル:931KB)

横浜カーフリーデー2011&モビリティウィーク
 「クルマをおいて街に出よう」を合言葉に、クルマのない道路空間を創出。横浜市ではコミュニティサイクルをPRするパレードを行いました。

主催:横浜カーフリーデー実行委員会
後援:横浜市、神奈川県、東京急行電鉄株式会社、横浜高速鉄道株式会社、社団法人横浜商工会議所、社団法人横浜青年会議所、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、株式会社神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
日時:平成23年9月23日(金・祝)11:00-16:00
来場者:約50,000人
チラシ>(PDFファイル:1047KB)

12 概要版

このページの概要版はこちら(PDFファイル:337KB)


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- 2011年 09月 01日 作成 - 2015年 01月 28日 更新
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