A.
1.国道1号を横断する清源院入口交差点の横断歩道について
戸塚駅前地区中央土地区画整理事業において、国道1号の戸塚大踏切を解消するため、都市計画道路柏尾戸塚線の整備を進めています。 柏尾戸塚線の「JR交差部〜清源院入口交差点」区間は、ゆるやかに左カーブしており、また急勾配の上り坂のため、横断歩道を残した場合、車から横断している歩行者を確認することが遅れやすい交差点となっています。そのため、事故防止の観点から、横断歩道を残すことは困難であると考えております。
また、戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発事業において、バス、タクシーが利用できる第1交通広場や駅前のバス降車場など、駅利用者(バス、タクシー、鉄道)の利便性を高める公共施設整備を進めています。 これらの公共施設が完成すると、バス降車場から第1交通広場へ向かうバスが清源院入口交差点を左折することとなり、円滑な道路交通を確保するため歩行者と車を分離する必要があります。この観点からも横断歩道を残すことは困難です。
しかし、皆様からのご要望を踏まえ、事故防止、道路交通の円滑化、バリアフリー等の観点から、横断歩道の廃止時期等の取り扱いについて引き続き検討してまいります。
2.清源院入口交差点の歩道橋について
(1)エスカレーター・エレベーター
エスカレーターについては、歩道幅員等より設置は難しいと考えております。バリアフリー対応としてエレベーターの設置を予定しております。
なお、エレベーターについては、皆様からのご要望を踏まえ、よりご利用しやすいよう規模や庇について検討してまいります。
(2)屋根
屋根については、維持管理上の問題や整備費用の面から設置は難しい状況です。
しかしながら、皆様からの強いご要望を踏まえ、清掃等の日常管理について皆様のご協力がいただけることを前提に、屋根の設置に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。
(3)景観
戸塚駅周辺のさらなる魅力アップに向けた取り組みとして、「旧東海道みちづくり検討委員会」、「戸塚駅周辺整備事業デザイン委員会」の2つの委員会を設置し、現在、検討を進めております。今後、この委員会の検討結果を踏まえ、高欄等を含めた歩道橋の景観について魅力的なものとなるよう検討していきたいと考えております。
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