不動産投資が拡大すると、土地市場にはどのような影響があるのでしょうか。
不動産証券化によって、不動産は利回りという共通の尺度で他の金融商品との比較が可能な金融商品としての側面を持つことになりました。こうした不動産の金融商品化は国際的にも進展しており、我が国の不動産市場も国際的な投資資金の動向が無視できない状況となってきています。
不動産は、持続的な管理を必要とする財産です。経済社会情勢の変化に応じ、必要な質的向上を図っていかなければ十分な効用発揮を期待することはできません。管理や質の向上に必要な資金が適確に充当されて初めて不動産の健全な維持、発展が可能となります。
一方、急激な資金流入や長期的な資金の流出は、市場に大きな混乱をもたらし、適正な土地利用が阻害されたり地価が乱高下するといった事態が生じる恐れがあります。ひいては国民生活に多大な影響を及ぼすことにもなりますので、注視していく必要があるのです。
- ※ 平成20年版土地白書(国土交通省)
- ※ 基礎からよくわかる不動産証券化ガイドブック 改訂版(国土交通省不動産投資市場整備室監修、不動産証券化研究会編)平成20年発行