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平成22年3月19日


象の鼻の土木産業遺構1件を
横浜市歴史的建造物として認定します

横浜市では昭和63年度に「歴史を生かしたまちづくり要綱」を定め、歴史的景観の保全を図ってきました。平成21年度は、「象の鼻パーク」の整備工事中に発見された明治期の横浜税関の遺構を認定しました。
 なお、本年3月15日に「横浜松坂屋本館(旧野澤屋)」の認定を解除したため、認定の件数は80件となります。

横浜税関遺構 鉄軌道及び転車台 [土木産業遺構:中区海岸通1丁目、2月22日認定]

名  称:横浜税関遺構 鉄軌道及び転車台(よこはまぜいかんいこう てつきどうおよびてんしゃだい)
所 在 地:横浜市中区海岸通1丁目(象の鼻パーク内)
種  類:土木産業遺構
設計者・施工者:不詳
構造・規模:鉄軌道(線路):鉄製 車軸幅1.06m
      転車台(ターンテーブル):鉄及び鋳鉄製 直径2.50m、4基、支承軸及び支承車輪8基付
築造年代:明治28(1895)年〜明治29(1896)年
認定年月日:平成22(2010)年2月22日

横浜港発祥の地である象の鼻地区は明治時代に横浜税関が置かれた場所で、今回認定を受けた遺構は、明治28〜29年に桟橋と税関構内の貨物運搬のために設置されたものです。これらの鉄道施設は大正期まで使用されていました。
 開港150周年を記念した「象の鼻パーク」整備工事中に遺構が発見され、遺構を生かした整備が行われました。これらは横浜港における海陸連絡設備の原初的形態の一端を伝えるとともに、鉄道技術史上も価値が高いものです。また、象の鼻地区の「開港の地」という土地の記憶を伝えていく上でも希少な遺構です。

  
展示風景写真 遺構写真
歴史的建造物の上部に強化ガラスを張り、広場から見学できるように展示 強化ガラスの内部の状況

発見・整備の経緯

今回認定した歴史的建造物を含め、同様の遺構が合計3か所見つかりました。遺構は、地盤面より約90cm下から発見されましたが、多くは関東大震災による被害を受けたほか、震災後に建てられた建物の基礎工事などで壊されていました。今回は保存状態の最もよかった1か所(4基)を保全し、他は発見されたままの状態で埋め戻されました。

 
歴史的建造物位置図
発見当時の写真
発見当時の状況
明治期の写真

写真出典:上田写真館撮影/横浜開港資料館蔵

 大さん橋通りと立体で交差する山下臨港線プロムナードの橋脚には、明治末(44年頃)に撮影された写真があります。
 この写真には、鉄軌道(線路)の上にある台車状の車両及び転車台が写っており、当時荷役(にやく)に使われていた様子がわかります。


 記事掲載のために写真が必要な場合はメール(tb-toshidesign@city.yokohama.jp 件名:「認定写真」)でご連絡下さい。データ(JPEG)を添付して返信します。
 なお、横浜開港資料館所蔵の写真については、同館までお問い合わせください(横浜開港資料館:電話番号045−201−2100)。


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都市整備局企画部都市デザイン室

ご意見・お問合せ - tb-toshidesign@city.yokohama.jp - 電話: 045-671-2023 - FAX: 045-664-4539

- 2010年 03月 23日 作成 - 2010年 03月 23日 更新
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