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都市整備局 >>  都市デザイン室 >> 080111 >> 歴史的建造物の保存について

平成20年1月11日


北仲通北地区 歴史的建造物の保存について

北仲通北地区は、旧生糸検査所(現横浜第2合同庁舎、一部復元済み)や旧横浜生糸検査所付属生糸絹物専用倉庫(現帝蚕倉庫)など、横浜に集まる全ての蚕糸荷物を一括して保管していた倉庫群の景観を有しています。
 当地区では、北仲通北地区再開発協議会が、業務・商業・住宅などの都心機能を集積する開発計画を進めていますが、地区の歴史的建造物の保全活用方策について、一部方向性がまとまりました。
 近々、歴史的建造物の本格的な移築及び一部解体工事を実施します。


歴史的建造物の保存方針について

帝蚕倉庫B号(ア) 解体
帝蚕倉庫C号(イ) 概ねB号の位置に曳屋保存
帝蚕倉庫D号(ウ) 解体
帝蚕倉庫事務所(エ) 現状保存
帝蚕ビルディング(オ) 解体
今後も、『旧灯台寮護岸(カ)及び旧波止場突堤(キ)から旧日新運輸倉庫護岸(ク)』までの復原、万国橋ビル(ケ)の保全活用の方向性について協議を行っていきます。
※曳屋保存 建物を解体しないで、現在の状態のまま移動させ保存するものです
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保全活用の方向性(上記ア〜オについて)

  1. 帝蚕倉庫C号を概ねB号の位置に曳屋保存するとともに、新築される高層棟の足下(低層部)に解体された倉庫の外壁レンガを活用して柱や軒などを復元することにより、倉庫群としての歴史を継承します。
  2. 曳屋したC号及び現状保存される帝蚕倉庫事務所は、クリエィティブシティーヨコハマのメインテーマである創造的産業の集積に資する(仮称)「アジアデザインマネージメントセンター」として活用される予定です。
※(仮称)「アジアデザインマネージメントセンター」
 横浜の目指すクリエイティブな産業、文化における活動と情報を、アジアを視野に置きながら交流・発信していく拠点

(参考)

今後の事業のスケジュール(予定)

平成20年1月  歴史的建造物の調査、解体工事(帝蚕倉庫の一部、帝蚕ビルディング)
平成20年中   先行地区の本体工事着手
平成22年    先行地区の工事竣工
平成23年    後発地区の工事着工(目標)
平成26年    後発地区の工事竣工(目標)

歴史的建造物の概要

建築群としての評価

 国際貿易港としての横浜を支えてきた生糸貿易の根幹となる施設が、生糸検査所を始めとする一連の建築群であり、生糸貿易で栄えた横浜の記憶を残す遺構です。

名称 旧横浜生糸検査所付属生糸絹物専用倉庫、倉庫事務所

  1. 所在地 横浜市中区北仲通5−57
  2. 建築年 大正15年(1926年)
  3. 設計者 遠藤 於菟(えんどう おと)鉄筋コンクリート建築の先駆者、三井物産横浜支店(明治44年竣工)などを設計
  4. 施 工 株式会社大林組
  5. 特 徴 横浜における震災復興建築の中でも、旧生糸検査所庁舎を含めて最大規模の複合施設で、レンガ貼りの柱型部分とセメントモルタル塗りの外壁という意匠で統一され、視覚的に一体感を与えています。遠藤於菟の晩年の大作にあたり、建築家としての表現の集大成の作品であったと言えます。

名称 帝蚕ビルディング

  1. 所在地 横浜市中区北仲通5−57
  2. 建築年 昭和3年(1928年)
  3. 設計者 合名会社 竹中工務店
  4. 施 工 合名会社 竹中工務店
  5. 特 徴 帝蚕倉庫などとは、異なる意匠ですが、中庭を取り囲んで部屋を配置する平面形式、古典的な三層構成を残した外壁の表現、玄関部分のアールデコ風の装飾などに、昭和初期のオフィスビルの典型を見ることができます。

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写真が必要な場合はメール(tb-toshidesign@city.yokohama.jp 件名:「北仲写真」)でご連絡下さい。データ(JPEG)を添付して返信します。

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- 2008年 01月 11日 作成 - 2010年 03月 28日 更新
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