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トップページ組織危機管理室>地震メモ〜地震について知っておきましょう!!〜


横浜市では,阪神・淡路大震災を教訓に地震観測施設の整備や
地震の解析,研究を積極的に進めています。





 地球の表面は十数枚のプレート(岩盤の板)で覆われています。プレートは地球内部のマントルの対流運動によって,それぞれが1年に数センチずつ異なった方向に動いています。プレート同士の境界では,プレートの沈み込みによって「ひずみ」がたまり,これに耐えきれなくなった弱い部分が破壊して地震が起きます。これを「プレート境界の地震」といいます。
 また,プレート内部でもプレート運動による力が加わって「ひずみ」がたまり,弱い部分が破壊して地震を起こします。これを「プレート内の地震」といいます。断層の活動による地震もその一つであり,阪神・淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震や鳥取県西部地震は,陸域の浅いところの断層運動によって生じました。


◆関連するホームページ
 ・地震発生のメカニズムを探る
 ・日本の地震活動






 マグニチュードと震度は,ともに地震の強さを表すスケールですが,この二つはよく間違えられます。マグニチュードは「地面の揺れを引き起こした地震そのものの大きさを表した数値」です。 これに対し,震度は「地震による各地の揺れの強さ」であり,震度0から7までの10段階で表されます。
 気象庁から発表される各地の震度は,以前は,気象台や測候所の観測員が実際の揺れ具合を基準に従って判定していましたが,現在は,震度計から自動的に震度を計算しています。マグニチュードを電球のワット数だとすれば,震度は机の上の明るさということになります。机の上の明るさは,電球のワット数が大きいほど明るくなりますが,同じ電球でも,電球に近いところでは遠いところよりも明るくなります。


◆震度と揺れ等の状況【気象庁へのリンク】






 プレートどうしが衝突することになどにより地殻内にひずみがたまり,地殻内でそのひずみを解消するため岩盤のズレが生じ,それが地表面に現れたのが断層です。日本の活断層データがまとめられている「新編 日本の活断層」では,約200万年前から現在までに活動した形跡が残っており,将来も地震が繰り返し発生すると推定される断層を活断層としています。
 日本列島には,約2,000の活断層があると言われています。神奈川県内では約30の活断層が確認されていますが,横浜市域では,現在のところ活断層の存在は確認されていません。しかし,川崎市との市境付近で微小地震が多発していることや,横浜市の地下深部に段差が推定され,それが活断層である立川断層の延長に位置していると考えられることから,平成7年度及び平成8年度の2か年で活断層調査を行いました。その結果,活断層である立川断層が横浜市域に延びていないことが確認されました。




◆関連するホームページ
 ・横浜市の活断層調査結果

 ・日本各地の活断層調査






 横浜市では,阪神・淡路大震災を教訓に,市内の地震観測施設の整備や地震の分析などを積極的に進めています。平成9年度からは,地震情報をより速く正確に市民に伝えるため,市域内に150か所の地震計を設置した「高密度強震計ネットワーク」による本格的な地震観測を行っています。これまでの観測結果では,揺れの大きさは市内でも地域により異なることがわかっています。これは地震計が設置してある場所の地盤が異なるだけでなく,地下深部にある「地震基盤」と呼ばれる硬い岩盤の形状が一様でないためです。
 そこで,平成10年度から平成12年度にかけて市内の地下構造について調査を実施しました。これまでの調査により,横浜市の地震基盤の深度は,約2.5kmから約4kmまでかなりの凸凹があることがわかっています。また,青葉区南部の地震基盤が北側へ向かって約1km弱深くなっている段差構造の存在が確認され,東西に走向を持つものと推定されました。こうした調査結果に基づいて,複数の想定地震に対して「市域のどこがどのように揺れるのか」を示した「地震マップ」「液状化マップ」を作成しました。このマップは市民,企業に情報を提供するとともに,防災対策に活用していきます。


地震マップ 液状化マップ
震度分布を示した「地震マップ」です
   液状化を推定した「液状化マップ」です





◆関連するホームページ
 ・日本各地の地下構造調査

 ・横浜市の地震情報



◆地震関連情報のリンク
 ・文部科学省地震調査研究推進本部

 ・内閣府防災情報のページ

 ・気象庁

 ・防災科学技術研究所

 ・国土地理院

 ・産業技術総合研究所地質調査総合センター

 ・海上保安本部海洋情報部

 ・東京大学地震研究所