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| ■その他の応急手当の基礎実技■ | ||||||||||||||||||||||||
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| ■ I 傷病者の管理法 1 衣服のゆるめ方 ●傷病者にとって楽な姿勢をとらせ、衣服やベルトなどをゆるめる。 ●衣服は、傷病者に動揺を与えないように、できるだけ安静にしてゆるめる。
・傷病者に意識がある場合は、よく説明をし、希望を聞きながら衣服をゆるめ、無理強いしない。
・救命処置が必要ならば、そちらを優先する。 2 保温(傷病者の体温を保つ) ●悪寒、体温の低下、顔面蒼白、ショック症状などが見られる場合は、傷病者の体温が逃げないように毛布などで保温する。
・電気毛布、湯タンポ、アンカなどで傷病者を暖めることは、医師から指示を受けたとき以外はしてはいけない。
・地面やコンクリートの床などに寝かせるときの保温は、身体の上に掛ける物より、下に敷く物を厚くする。 ●日射病・熱射病を除き、季節に関係なく実施する。 ●保温をすることによって、圧迫感を与えないように注意する。 ●服がぬれているときは、脱がせてから保温をするようにする。 3 体位の管理法 ●傷病者に適した体位(姿勢)を保つことは、呼吸や循環機能を維持し、苦痛を和らげ、症状の悪化を防ぐのに有効である。 ●傷病者の希望する、最も楽な体位を取らせる。 ●体位を強制してはいけない。 ●体位を変えてやる場合は、痛みや不安感を与えないようにする。
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| ■ II 骨折の応急手当 1.骨折の部位を確認する ●どこが痛いか聞く。●痛がっているところを確認する。 ●変形や出血がないか見る。
・確認する場合は、痛がっているところを動かしてはならない。
・骨折の状態
2.骨折しているところを固定する。 ●協力者がいれば、骨折しているところを支えてもらう。 ●傷病者が支えることができれば、自ら支えてもらう。 ●副子を当てる。 ●骨折部を三角巾などで固定する。 ●変形部位を無理に元に戻さない。
←三角巾などで腕をつる
・副子は、骨折部の上下の関節が固定できる長さのものを準備する。
・固定するときは、傷病者に知らせてから固定する。 ・ショックに注意する。 |
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| ■ III けがに対する応急手当 1 包帯法 ●包帯は、きずの保護と細菌の侵入を防ぐために行う。 ●できるだけ清潔な包帯等を用いる。 ●きずを十分に覆うことのできる大きさのものを用いる。 ●出血があるときは、十分に厚くしたガーゼ等を用いる。 ●きず口が開いている場合などは、原則として滅菌されたガーゼを使用し、脱脂綿や不潔なものを用いてはならない。 ●滅菌ガーゼを扱うときは、清潔に扱う。 ●きず口が土砂などで汚れているときなどは、きれいな水で洗い流すなど清潔に扱う。 ●滅菌された材料は有効期限に注意する。
・包帯は強く巻くと血行障害を起こすので、注意して巻く。
・包帯の結び目は、きず口の上を避けるようにする。 2 三角巾 ●体のどの部分にも使用できる。 ●きずの大きさにとらわれずに使用できる。 ●きず口にはガーゼ等を当ててから、三角巾を用いるようにする。 |
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| ■ IV 搬送法 傷病者の搬送は、応急手当がなされた後に行ったり、危険な場所から安全な場所に移動させるために行うものである。傷病者に苦痛を与えず安全に搬送することが大切である。 1 担架搬送法 担架搬送は、傷病者の応急手当を行った後、保温をして、原則として足側を前にして搬送する。搬送中は、動揺や振動を少なくする必要がある。 2 応急担架作成法 1.竹ざおと毛布による担架
毛布の3分の1の部分に竹ざお1本を置き、片方の毛布を折りかえす。患者の肩幅に合わせて2本目の竹ざおを置き、上の毛布を折りかえした後(折りかえししろ15cm以上確保)、下の毛布を折りかえす。 2.衣服を用いた応用担架 5枚以上の上着を準備し、上着のボタンをかけたまま、両側から竹ざおに通す。 3 徒手搬送法 担架等が使用できない場所で事故現場から他の安全な場所へ緊急に移動させるために用いられる。
・徒手搬送は、いかに慎重に行っても傷病者に与える影響が大きいことを認識して、必要最小限度にとどめるべきである。
1.1名で搬送する方法 ●背部から後方に移動する方法で、おしりをつり上げるようにして移動させる。 ![]() ●背負って搬送する方法で、傷病者の両腕を交差または平行にさせて、両手を持って搬送する。 ●横抱きで搬送する方法で、小児、乳児や小柄な人は横抱きにしたほうが搬送しやすい。 ![]() ![]() ●毛布、シーツを利用する方法で、傷病者の胸腹部を圧迫することが多いので注意する。 ![]()
・傷病者の状態、けがの部位や病気の種類により、最も適切な方法で運ぶ。
・やむを得ない場合にとどめ、努めて複数の者により搬送を心がける。 2.2名で搬送する方法
・傷病者の首が前に倒れるおそれがあるので、気道の確保に注意する。
・2名がお互いに歩調を合わせ、搬送に際して傷病者に動揺を与えないようにする。 3.3名で搬送する方法 ●3名で搬送する場合の注意事項 ●足側の膝をつき、頭側の膝を立てて折り膝とする。 ●両腕を傷病者の下に十分入れる。 ●3名が同時に行動する。 ![]() ![]() |
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| ■ V 首のけがに対する応急手当 1.首が痛いか聞く ●次の症状があるか聞く。
・これらの症状が一つでもある場合は、首の骨を痛めていると判断する。
2.首が動かないようにする。
●協力者を集める。 ●板などの固い平らな上にのせ、全身が動かないように固定する。 ●安静に移動する。
・傷病者の生命に危険がおよぶような周囲の状況が見られない限り、動かしてはならない。
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■ VI 溺水に対する応急手当
・自ら救助を行おうとして、巻き込まれて溺れてしまうケースがあるので、救助は消防職員やライフセーバーなどの専門家に任せるのが原則である。
・もし溺れている人が水没してしまったら、水没場所を目印とともに覚えておき、到着した消防職員などの専門家に伝える。 2.心肺蘇生法の実施(気道の確保、人工呼吸、心臓マッサージ)
・飛び込み事故では、首の怪我がないか特に注意する。首の怪我が疑われる場合には、下顎挙上法(かがくきょじょうほう)により気道を確保する。
・溺水事故では、一刻も早く(可能ならば水中からの救出中においても)人工呼吸を開始することが重要である。また、水を吐かせることに時間を費やしてはならない。 3.溺れた人が吐いたら ●もし、溺れた人が吐いたら、直ちに顔を横に向ける。首に怪我があると判断される場合には、体ごと横に向け、頭が下がらないように支える。●その後、口の中をきれいにし、再び心肺蘇生法を続ける。 ●無理に腹部を圧迫して、水を吐かせる必要はない。 |
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■ VII 熱傷(やけど)に対する応急手当
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■ VIII ショック状態への対応
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■ IX 異物の除去 (食物などの異物が口などに詰まった場合の処置)
1 傷病者に反応(意識)がある場合の異物の除去の方法
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| ■ X 乳児・新生児に対する異物除去 1 小児(1歳以上)に対する異物除去の方法は、成人に対する場合と同じ 2 1歳未満の乳児・新生児について、異物による気道閉塞(へいそく)が疑われる場合の方法
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