- トップメニュー | 検索
トップページ > 消防局 > 救急関連情報 > 応急手当を覚えましょう > 倒れている人をみたら

倒れている人をみたら〜心肺蘇生の手順・AEDの使い方〜


         《 救命処置の流れの動画 》

    

   
          企画・制作 株式会社 野毛印刷
              監修 横浜市消防局



1 反応の確認
  「大丈夫ですか?」「もしもし」と声をかけながら、
 肩を軽くたたきます。
  交通事故の場合は、体をゆすったり、
 首を大きく動かさないようにします。
 
2 大声で叫び応援を呼ぶ119番通報とAEDの手配)
  「誰か来てください!人が倒れています!」などと、
 大声で叫んで人を呼びます。
    
3 119番通報をしてAEDの手配をする
  協力者がいれば、119番通報とAEDの手配をします。
  協力者がいない場合は、まず自分で119番通報を
 おこないます。
  小児・乳児の場合も同じです。
 
4 呼吸をみる
  普段通りの呼吸があるかどうかを観察します。
  胸と腹部が動いていなければ呼吸が止まっていると
 判断します。
 
【参考:死戦期呼吸(しせんきこきゅう)】
 突然の心停止直後には「死戦期呼吸(しせんきこきゅう)と呼ばれるしゃくりあげるような
途切れ途切れの呼吸がみられることがあります。
 胸と腹部の動きが普段どおりでない場合は、心停止と判断し、ただちに、胸骨圧迫を行います。
 
 
5 胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行う。
 (1)平らなかたい場所に仰向けに寝かせ、その横に膝立ちに
  なります。
 (2)胸の真ん中(左右の真ん中、かつ、上下の真ん中)に
  両手の付け根を重ねます。
   
 
 
 (3)肘を伸ばし、手の付け根に体重をかけ、傷病者の胸が
  少なくとも5cm沈むように圧迫します。
 
【大切なポイント:胸骨圧迫のポイント】 

 強く(成人は少なくとも5cm、小児は胸の厚さの約1/3)
 速く(少なくとも1分間に100回)
 絶え間なく(中断を最小にする)

 ・人工呼吸ができる場合は30:2で胸骨圧迫に人工呼吸を加える。
 ・人工呼吸ができないか、ためらわれる場合は胸骨圧迫のみを行う。
 
 
【参考:傷病者がこどもの場合】
 ・小児の場合は、両手でも片手でもかまいません。
 ・乳児(1歳未満)の場合は、胸の真ん中を、2本指(中指・薬指)で押します。
 ・圧迫の強さは、胸の厚さの約1/3です。
 
◇片手で行う胸骨圧迫   ◇2本指で行う胸骨圧迫         
 
6 人工呼吸を行う(省略可能)
  胸骨圧迫を30回続けたら、気道確保をして、人工呼吸を2回行います。
 
 
 (1)気道確保
   片手で傷病者の額を抑えながら、もう一方の手の
  指先を傷病者のあごの先端、骨のあるかたい部分
  にあてて持ち上げます。
   このような動作によって傷病者ののどの奥を広げ
  空気の通り道を確保する方法を「頭部後屈あご先
  拳上法」と呼びます。
 
 (2)人工呼吸   
   気道確保したまま、額にあてた手の親指を
  人差し指で傷病者の鼻をつまみます。
   傷病者の口を自分の口で覆い、1秒かけて吹き
  込み、胸が軽く膨らむのを確認します。
   これを2回行います。(成功失敗にかかわらず2回)
   終わったらすぐに、胸骨圧迫に移ります。 
 
 
 
7 胸骨圧迫と人工呼吸の繰り返し(心肺蘇生法)
 ・30回の胸骨圧迫が終わったら、人工呼吸を2回行います。
 ・胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせを救急隊や
 AEDが到着するまで繰り返します。
   
 
【参考:ほかに手伝ってくれる人がいる場合】
 疲れてくると気づかないうちに圧迫が弱くなったり、テンポが遅くなったりするので、
1〜2分を目安に役割を交代します。
 
 8 AEDが到着したら電源を入れ、電極パッドを装着する 
  心肺蘇生を行っている途中で、AEDが届いたら、すぐにAEDの準備を始めます。   
 
 
 

【大切なポイント:AED操作のポイント】

AEDは電源をいれると音声メッセージとランプで、
実施すべきことを指示してくれますので、落ち着いて操作しましょう。
 
 (1)電源を入れる   
  AEDのふたをあけて、電源ボタンを押します。
   (ふたを開けると自動的に電源が入る機種もあります。)
   
 
 (2)電極パッドを貼る      
  パッドを袋から取り出し、傷病者の胸部に電極パッド
  を貼ります。 
 (3)心電図の解析   
  パッドを貼ると、自動的に心電図の解析が始まります。
   
 
 
 
 (4)電気ショックと心肺蘇生の再開  
   ・「電気ショックが必要です」とメッセージが流れたら、
    誰も傷病者に触れていないことを確認してショック
    ボタンを押します。
   ・「ショックは不要です」とメッセージが流れたら、
    ただちに胸骨圧迫から心肺蘇生を再開します。                  
   
【大切なポイント:電極パッド使用上の注意事項】

 ・AEDには、成人用と小児用の2種類のパッドが入っている場合があります。
 小学生以上の傷病者には、成人用の電極パッドを使用し、小児用は使用しないでください。
 小学校に入るまでの小児(未就学児)には、小児用の電極パッドが入っていればこちらを使用します。
 ・傷病者の胸が濡れている場合は、タオル等で拭き取ってからパッドを貼ります。
 ・心臓ペースメーカーや除細動器が植込まれている場合、胸に出っ張りが
 ある場合は、ペースメーカーを避けて、電極パッドを貼りつけてください。
 

公開| 更新
横浜市消防局 警防部救急課 |電話:045-334-6784 |FAX:045-334-6785