- トップメニュー|検索
市民局

広報よこはま2013年12月号 記事2

一期一会

横浜市長 林 文子 横浜市長 林 文子

年の瀬が近づき、恩師や旧友、今年新たに知り合った方の顔を思い浮かべて、年賀状の準備を始めていらっしゃる方も多いと思います。

私は、一日の終わりにも今日一日お目にかかった方たちの顔を思い浮かべ、多くの方が暮らすこの世の中で巡り合えた一期一会の不思議さとありがたさを感じています。

現代は情報通信技術が発達し、どこにいても、メールや携帯電話で連絡を取り合い、直接話さなくても、まるで会話をしているようなやりとりまでできるようになりました。本当に便利になった反面、こういう時代だからこそ、人と人とが直に出会い、言葉を交わし、心が触れ合う機会がますます大事になっているのではないでしょうか。

「十人十色」の言葉どおり、人は皆、考え方や感じ方が違いますので、初めてお目にかかる人と会話を交わすのは緊張します。でも、違いがあるからこそ新鮮な発見や学びがあるのです。思いやりの心、人を大事に思う気持ちも、直接人と会い、心の機微に触れることで育っていきます。

ご近所の皆様と、あるいは職場の仲間と一年を振り返り、新年の抱負を語りあう機会が増える季節です。改めて出会いの幸せをかみしめ、そして、新たな出会いが共感と信頼を築く第一歩となりますように。どうぞ良いお年をお迎えください。