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市民局

■■ぬくもりトーク 平成23年度開催状況■■

ぬくもりトークロゴ ぬくもりトーク
当日
日      時: 平成24年1月27日(金)9:30~10:45
会      場: 中山町自治会館
出席団体: 中山町高齢者食事会 18人
団体概要: 昭和55年12月から、単身高齢者の見守りを兼ねた集いの場として中山町自治会館にて食事会を開催している団体です。
平成23年度第11回目のぬくもりトークは、中山町高齢者食事会の皆様の活動場所を訪問し、日頃の活動内容をご紹介いただくとともに、「30年間の活動を振り返って気付いたことと今後の活動のあり方について」をテーマに意見交換を行いました。


(中山町高齢者食事会)
中山町高齢者食事会は、70歳以上の単身高齢者と77歳以上の高齢者の中から希望者を対象に年10回食事会を開催しています。昭和55年12月に緑区社会福祉協議会の勧めで始めてから今年で32年になります。食事会の参加費は1回300円です。現在、170名の高齢者の方に参加登録していただいています。

(中山町高齢者食事会)
会の運営はボランティアと民生委員で行っています。ボランティアは食事会で参加者の皆さんに召し上がっていただく松花堂弁当とデザートを作っています。食事会の1週間前に試作を、前日に下ごしらえをし、当日は調理・配膳・後片付けまで行います。民生委員は食事会前に高齢者の方に参加の呼びかけをしています。声をかけるためにお宅を訪れることが一人暮らしの方の安否確認になっています。

(中山町高齢者食事会)
食事会で出すお弁当とデザートは旬の食材をふんだんに取り入れて作っています。メニューも豊富で、料理教室に通っているような気分で楽しく活動しています。おいしかった料理は、レシピを覚えてわが家でも作ります。以前はお店で買っていた伊達巻などのおせち料理も今は手作りしており、家族にほめられています。
当日の様子
(中山町高齢者食事会)
料理は全て手作りするのですが、同じ料理でもわが家の作り方と違うので、うまくできるかドキドキします。食事会があった日は、家族が「おいしくできたか」と心配して必ず聞いてくれます。こうした家族の支えがあるから、活動を続けられています。
(中山町高齢者食事会)
草創期からボランティアとして活動してきました。料理を作る忙しさの中に和気あいあいとした雰囲気があり、ここにくるとホッとします。仲間と一緒に楽しく活動していることが自分の生活に活力を与えてくれていると感じます。
当日の様子
(市長)
(パネルの写真を見ながら)本当においしそうなお料理ですね。季節感があり、バラエティに富んでいて、料亭のお弁当のようです。このようなお料理を300円で食べることができるなんて幸せですね。参加者の方々はとても楽しみにされていることでしょう。
また、皆様がとてもお若いのに驚きました。いきいきと活動されているのが伝わってきます。仲間と一緒に人のために働くことは一番幸せで充実感があることだと思います。

(中山町高齢者食事会)
東日本大震災が起こったことでボランティアの大切さを感じ、私にも何かできるかもしれないと思いボランティアを始めました。ボランティアの高齢化が進んでいることを新聞で知りました。若い人は子育てや厳しい経済状況の中で忙しいと思いますが、心のどこかにボランティアのことを留めておいていただき、ゆとりができたときに、「やってみようかな」という気になっていただけたらと思います。
(中山町高齢者食事会)
お食事を召し上がった方に、「おいしかったわ、ありがとう」と声をかけていただくとうれしくなります。また、ある日バスに乗っているときに、高齢者の方が「今度食事会に行きましょうね」とお話しされているのを聞きました。食事会を楽しみにされている様子を見て、ボランティアをやってよかったと思いました。
当日の様子
当日の様子 (中山町高齢者食事会)
料理を作る上で失敗もありました。お吸い物に入れる三つ葉を冷蔵庫から取り出してみると、葉がパリパリ、茎はポキポキで使い物になりませんでした。私は頭の中が真っ白になってしまいましたが、別のメンバーが「私、買ってきます」とフォローしてくれました。その一言に救われて、とてもうれしかったことを覚えています。
(市長)
三つ葉のエピソードにとても感動しました。料理を作っているお一人おひとりが責任感を持って務めていらっしゃることが伝わってきました。買い物を引き受けられた方の心遣いも素晴らしい。今は、自分にとって楽しいことばかりに目を向けている人が多いように感じますが、人を支えようという思いやりの気持ちを持つことは、生きていく上で大切なことだと思います。
(中山町高齢者食事会)
食事をした後は、時節にあった情報提供を行政に行っていただいています。最近では、火災報知器の設置、オレオレ詐欺対策、地デジ化対策などについての情報提供を行いました。火災報知器の設置のときは、消防署の方から「高齢者は助成金が出ます」との説明がありました。その後、ご自身で直接消防署に連絡し、手続をされた方もいると聞いております。自治会の回覧もありますが、量が多くて高齢者の方はなかなか全てに目を通すことができないので、大切なお知らせを伝える場として役立っています。
(中山町高齢者食事会)
今まで食事会に参加していた方の中には、年齢とともに体調が悪くなり、食事会に行きたくても行けないという方が、たくさんいらっしゃいます。そういう方々をどのようにバックアップすればよいかということも考えていかないといけないと思っています。

(市長)
横浜市では、この超高齢化社会の時代にどのように地域の皆様をお守りしていくかを考えています。近年、日本で震災が起こる確率がかなり高くなっています。自然災害の発生を防ぐことは限界がありますが、災害の被害を少なくする「減災」に努める必要があります。いざというときに高齢者の方をお守りできるように、普段から見守りの体制を整えておくことが大切です。皆様の食事会は、高齢者の安否確認も兼ねているということで、とても意味のある取組だと思います。これからもよろしくお願いします。横浜市としても、市民の皆様が安心して暮らせるように力を入れてやっていきます。本日は本当にありがとうございました。
当日の様子

-参加者の皆様のその他のご意見-

  • 会が始まった当初は、中山町自治会館に調理場がなかったり、食器やイスなどが不足して大変だったのですが、自治会に支援していただき、現在は一度に70名分のお食事を用意できる環境が整いました。今では食事会が自治会の1つの行事のようになっています。

  • 昔は横浜市から高齢者の名簿を提供していただいていたので、中山町の高齢者の状況把握ができたのですが、個人情報保護意識の高まりから名簿の提供はなくなりました。そのため、現在、食事会の参加は個人からの申請をもって受付けています。本当はこちらからお誘いしたいのですが、特定の方に声をかけると公平性の面で問題になってしまうため、このような形をとっています。