横浜市阿久和保育園(所在地:瀬谷区阿久和西)の「きいちご組」(5歳児クラス)の子どもたちは、長い保育園生活で、たくさん散歩に出かけ、何回も公園を利用してきました。また、公園の遊具や原っぱで遊びながら、社会の簡単なルールやマナーを学んできました。
そこで、日常の保育の中に、身近な公園の清掃活動を取り入れるとともに、拾ってきたごみの分別についても考えてみることにしました。

きいちご組(5歳児クラス)の子どもたちが、もっとも利用した公園「むじなくぼ公園」をまず清掃することにしました。
この公園は、他の公園と比べきれいに整備されていますが、それでもごみはありました。
「こんなものあったー!」「なんだ、これー?」という言葉が飛び交い、「あっちにもいっぱいごみあったよ」と誰かが言えば、まるでゲームをしているかのように、大勢が一目散に走り出していました。
活動後の話し合いでは、「たくさんごみが落ちていた」「楽しかった」「ごみ拾いをして、なにかいい気持ちになった」「ごみを捨てる人がいっぱいいると思った」などの感想がでて、「自分でごみを持って帰れば公園がきれいになる」などの意見が出ました。

これなあに?って思うものがいっぱい!

ごみには、燃えるものと燃えないものがあることを半数くらいの子どもたちが知っていましたので、次の清掃の時は2種類に分別してみることにしました。子どもたちは、家庭でのごみ出しや、親が分別する様子を思い出したり、「火をつけたらこれはどうかなあ」と想像したりして、考えながら分けている子もいました。
また、ごみの種類や分別方法を知るために、家庭に配布される「ごみと資源の分け方・出し方」を見てみることにしました。「家庭で出るごみ」「保育園で出るごみ」はどんなものがあるか考え、「それらがどのようなきまりで出すのか」ということを資料を見ながら学びました。
そして、「ごみ」ではない「資源(リサイクルできるもの)」というものがあることを知りました。

ねぇー、これは もえる? もえない?

ごみの出し方を学んでいる中で「ヨコハマはG30」の取組についても知りました。
そして、ごみに関する仕事に携わる人の話を聞くために、環境事業局瀬谷事務所の方に来ていただきました。公園のごみを拾いながら分別の判断がつきにくいものに「これは資源になるの?」と尋ねたりしました。
また、園に戻ってきてからは資源となるものから再生されたものを見せてもらいました。ペットボトルからつくられた洋服、紙からつくられた紐など、元の形や質と全く異なったものに大変驚いた様子でした。

あれ? 燃えないごみ少ないね

みんなでごみについて考えました

資源となるものに表示されているマーク(アルミ缶、スチール缶、ペットボトル、紙、プラスチック等)を覚えながら、公園に落ちているごみや保育園内にあるものを分別しはじめました。
また、「きいちご組のごみも資源となるものと、ならないものに分けようか?」と提案する子どもがいました。
そして、「紙」と「プラ」の分別ボックスをつくり資源として集め、その他のものを今まで通り「ごみ」として捨てることに決めました。

よくみると、資源のものにはマークがあるよ

きいちご組の資源回収箱

子どもたちは、道ばたに落ちているごみを拾いながら、いつの間にか「ごみくん ごみくん でておいで」と唱え、歌をつくりはじめたのです。それをもとにひとつの詩をみんなで完成させました。
みんなで ひろおう! ごみくんを
あくわほいくえん きいちごぐみ
ごみくん ごみくん でておいで
ひろってあげるよ でておいて
ごみくん ごみくん でておいで
しげんのごみも でておいで
かんくん かんくん でておいで
アルミくん スチールくん でておいで
つぶれる かんは アルミくん
かたい かんは スチールくん
ペットボトルくん でておいで
キャップ と ラベルは プラですよ
ボトルは ペットで あつめます
かみくん かみくん でておいで
トイレットペーパーに なりますよ
ごみくん ごみくん でておいで
みんな まとめて でておいで
きれいに なるから でておいで |