
★ごみ組成の観点から見たG30の成果★
横浜市ではG30の取組により、平成17年4月から、10 分別15 品目の分別収集を実施してきました。
この取組によって、家庭から出される燃やすごみや資源物の組成がどのように変わったかを調べるために、ごみ組成調査を実施しています。
この調査は横浜市内の約2500世帯(各区約140世帯)の調査地域を設定し、年2回、実施しています。
Q G30で、ごみの分別に取り組んだ結果、横浜市の「燃やすごみ」はどのように変化したの?
1人1日あたりの燃やすごみの量は分別前と比べて36%減少し(図1)、また、「燃やすごみ」として排出されたごみの中の資源物の割合も分別拡大前の平成16年度に35.2%であったものが年々減少し、G30の取組の最終年度である平成22年度には16.6%と、半分以下に減りました(図2)。
図1 燃やすごみ量の変化 (湿基準)

図2 「燃やすごみ」として排出されたごみの中の資源物割合の変化 (湿基準、単位:重量%)
|
【コラム】横浜の燃やすごみは小さく重いごみに! 紙やプラスチックを分別したので、燃やすごみは生ごみの割合が多くなっています。生ごみは水分を多く含んでいて重いごみなので、紙やプラスチックを分別する前に比べて、1リットルあたりの重さが1.7倍(平成22年度)になっています。 生ごみは、できるだけ水を切って捨てましょう!
生ごみの水分が多いと、悪臭が発生したり、ごみ集積場所が汚れるなど不衛生になりやすいほか、燃やすのに余分なエネルギーが必要になり、焼却工場での発電効率も落ちてしまいます。また、生ごみの水を切ることで、ごみの減量にもつながり、運搬に必要なエネルギーも少なくてすむのです。絞らなくても、一晩おいてから出すだけで、かなりの効果があります。 |
【まめ知識】もっとごみを減らすにはどうすればよいの? → こたえ
Q 資源物はどのくらい正しく分別できているの?
平成22年度に「燃やすごみ」の中に混入していた資源物の状況は、つぎのとおりです。
平成17年度から新たに分別収集することになった、プラスチック製容器包装が資源として出された割合(分別率)は、約60%でした。プラスチック製容器包装は、全体の4割近くが「燃やすごみ」として捨てられています。
一方で、以前から分別していた缶・びん・ペットボトルは分別率が向上し、90%を超えています。分別が定着してきたことがうかがえます(図3)。
図3 資源として出された割合(分別率) (湿基準、単位:重量%)
また、古紙は、「燃やすごみ」のうち約10%を占めており(図2)、その量は年間約6.0万トン(平成22年度)でした。まだ多くのリサイクルできる紙が「燃やすごみ」として捨てられてしまっています。 「燃やすごみ」に入っていた古紙のうち、一番多かったのは雑誌・その他の紙で、その割合は73%でした(図4)。
図4 燃やすごみとして出されてしまった古紙の内訳(湿基準、単位:重量%)
資源となるものをリサイクルするために、出し方をもう一度確認して、正しく分別しましょう。
|
【コラム】古紙の「雑紙・その他の紙」ってなに?
上の写真が「雑紙・その他の紙」で、包装紙、紙袋、紙箱、OA紙、ちらし類などのことです。このような紙も、燃やさないでリサイクルをしましょう。紙袋または半透明の袋に入れ、ひもでしばるなど、中身が出ないようにして古紙の日に出してください。 |
【種類別・調査結果】プラスチック製容器包装
【まめ知識】プラスチック製容器包装/缶・びん・ペットボトル/古紙