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園長だより

 園 長 通 信

  今年度もあっという間に春夏が過ぎて秋を迎え、保育園ではこどもたちが運動会に向けた活動に目を輝かせて取り組んでいます。
 南浅間保育園の年長クラス「ぞう組」では、竹太鼓の取組に熱が入って来ました。こどもたち自らの取組意欲に職員も一体となって熱気あふれる毎日です。毎年、年中クラスは年長クラスの竹太鼓を見て憧れを抱き、次年度への期待を膨らませるこどもたちが大勢います。(昨年度も年中クラス「きりん組」の園児が運動会終了後、年長組の真似をして竹太鼓のリズム打ちをして楽しむ姿が見られました。)いよいよ今年は自分たちが年長組として運動会で竹太鼓に挑みます。運動会は参加する全園児が主役ですが、やはり年長組は最後の運動会ですし、一番の花形ということになります。
 年長組の保護者の皆様が、おそろいの黄色いTシャツをご用意くださり、ぞう組はクラスカラーの黄色いTシャツを着用しての運動会となります。竹太鼓では紫色のサージ(長い布)を頭に巻きますが、きっと黄色のTシャツに紫色のサージが映えることでしょう!大変楽しみです!!  他のクラスのこどもたちも、日々の積み重ねを活かした形で運動会への取組を少しずつ、進めています。


コスモスの絵 コスモスの絵


 前回の園長だよりでは『愛着関係』についてお伝えしました。
 愛着関係の構築には臨界期があることについて触れ、愛着関係を丁寧に作っていくことが、こどもにとっていかに重要であるかをお伝えしました。

 今回は【人の育ち】にとって大切だと感じていることをお伝えしたいと思います。
  私たち保育者も親御さんも、Nobody’s perfect ですから、決して完璧とは言えませんが、“大切なことは何か”を感じ、知っていることを常に心にとめて、こどもと向き合うことはできると思っています。保育園の職員も、そう心がけています。


 先ずは、乳幼児期の育ちには順序性があるというお話を・・・
 順序性とはどんなことかと言いますと、

何事も関わってもらい育つ時期 = 受動的時期  


主体的に自ら外界に関わって育っていく時期 = 能動的時期  


協同的、共感的に育つ時期 = 関係性の拡大時期
赤ちゃんの写真

 

矢印下向き これらを経て、


 人は、豊かな人間性を持つ人格へと成長していきます。
 人間にとって非常に重要な『誇りを周囲の人々と分かち合える感性』を育て、『アイデンティティー』を確立させていきます。

 それでは、乳幼児期に大切に育てたいものは何でしょうか?!

それは  右向き矢印 基本的信頼感





 こどもは、乳幼児期に『基本的信頼感』=『人を信じる力』を身近な大人に育んでもらうのを待っています。
 赤ちゃんは自分が求める生理的な欲求に応答的に関わってくれる大人の存在に大きな安心を得ます。
  不快 から 快 へといざなうことが身近な大人の大切な役目です。  
  身体面での心地よさを求め、欲求サインを出している赤ちゃんに一つひとつ応えていくことにどれだけ大きな意義があることか?!
 声をかけてほしいな・・・あやしてほしいな・・・見つめて微笑んでほしいな・・・と感じている赤ちゃんに、微笑み、声をかけ、あやし、歌をうたい、温かく見つめ、赤ちゃんの情緒的快をつくることにどれだけ大きな意義があることか?!
 それらを無条件で精一杯してくれる大人に絶対的信頼を寄せ、基本的信頼感が育っていきます。 受動的時期に温かく丁寧に関わってくれた人を信じ、その信頼を基盤に、能動的時期に自ら様々なものに働きかけてたくさんのことをやってみて、主体的で意欲ある人に成長しいきます。そして関係性の拡大期に周囲の人と共感し合い、協同的に生きる主体へとさらに成長していきます。
人生の出発点で育んだ『基本的信頼感』を土台にして、その上にさらなる成長を積み重ねていきます。
 受動時期はひたすら受動するのみですから、関わる大人の役割が本当に大事です。
 この時期にこどもと関わることを仕事としている私たち保育者は、親御さんと共にこどもにとって大事な役割を持った人間であると常に意識していなければ、と思っていますが、私たち保育者も完璧な関わりはなかなか困難で、悩むことも多くあります。保育者同士で意見を交わし合って関わりを考え直したり、お互いに「こうしてみたら?!」と声をかけ合ったりして、支え合って保育しています。保育者も悩むことも迷うこともありますが、目の前のこどもの成長が嬉しくて、それを保育者同士また保護者の方々と共感し合える喜びが大きくて、保育の仕事を続けているのだと思います。

南浅間保育園長 西川洋子
標語 にこやかにめをかけてをかけこころかけ




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