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トップページ > 開港150プレリュード3 川の町・横浜−ミナトを支えた水運


  横浜開港資料館平成18年度第4回企画展示「開港150プレリュード3 川の町・横浜−ミナトを支えた水運」
 


展示期間など
(1)展示期間平成19年1月31日(水)から4月22日(日)まで
(2)開館時間午前9時30分から午後5時(入館は4時30分まで)
(3)入 館 料大人200円、小中学生100円
(4)休 館 日月曜日(2月12日は開館)、2月13日(火)
(5)主  催横浜開港資料館
(6)共  催横浜市教育委員会
(7)後  援よこはまかわを考える会・横浜郷土史団体連絡協議会・読売新聞横浜支局・NHK横浜放送局・横浜市環境創造局・横浜市都市整備局・横浜市港湾局
(8)協  力大岡川流域まちかわ衆・NPO法人横浜シティガイド協会
(9)助  成日本財団


展示趣旨など
(1)展示のねらい
  安政6(1859)年の開港によって、半農半漁の寒村だった横浜は、やがて有数の国際貿易港として発展を遂げました。この横浜港の発展を内陸流通の拠点として支えたのは、関内(かんない)・関外(かんがい)と呼ばれる地域でした。開港場をつくるにあたって幕府はその周囲を川と堀割で区切り、出入りする橋のたもとに関門(かんもん)を設け、内側を「関内」、外側を「関外」と呼ぶようになりました。関内・関外地域には、大岡川や中村川、堀川、派大岡川、吉田川といった川や運河が縦横に流れ、人や荷を載せた帆かけ舟や汽船、艀(はしけ)がひしめき合い、河岸(かし)にはさまざまな荷を扱う商店や倉庫が建ち並んでいました。
しかし、昭和30年代から高度成長期を迎えると、川や運河が担ってきた流通機能は鉄道や道路に取って代わられ、いくつもの川や運河が埋め立てられ、姿を消してしまいました。町の景観も変わり、現在では川が繁栄していた時代の記憶も人々の間では薄れつつあります。
今回の展示では、これまであまり取り上げられることのなかったこうした川や運河の発展と衰退の歴史を、写真や絵はがき、地図、浮世絵、文書など多彩な資料を通して、国際貿易港・横浜のもうひとつの姿を紹介するものです。

(2)展示の見どころ
 横浜と言えば「港都」というイメージがあまりにも強いのですが、その「港都」としての機能を支えていたのは関内・関外地区を流れていた川や運河の存在でした。いわば、横浜は「川の町」でもあり、川と運河の発展と衰退の歴史は、そのまま横浜の町の変遷を表しているとも言えます。展示では、こうした川と運河を中心とした町が、どう移り変わってきたかを多彩で豊富な資料を使って紹介します。なかでも、写真と絵はがきは、当時の様子を鮮明に、しかもダイナミックに伝え、これまであまり顧みられることがなかった、川が繁栄していた頃の横浜の町を改めて認識するはずです。
 また、企画展示と同名のタイトルで、展示図録(A4判48頁、フルカラー、定価=税込750円)を刊行しましたので、展示と併せてご覧いただければ、川の町・横浜についての理解はさらに深まるでしょう。

展示資料の概要
(1)展示資料点数 約120点
(2)主な展示資料
ア 「横浜真景一覧図絵」明治24年 尾崎冨五郎 〔別添写真ア〕
 この絵地図は、明治初年から明治20年代にかけて横浜の絵地図作者として評判をとった尾崎冨五郎の晩年の作品として、鳥瞰図の手法で作成されたものである。関内と関外のほぼ半分が描かれ、川に浮かぶ船や河岸の場所、橋などが丁寧な筆運びで描写され、当時の横浜の中心部がどのような姿をしていたかを詳細に伝えている。

イ 元町堀川の風景 彩色写真 〔別添写真イ〕
元町堀川沿いから関内居留地を望んだ景観で、明治中期から後期にかけて撮影されたと思われるモノクロ写真に、かつての浮世絵師が高度な技術で彩色したものである。手前に浮かぶ船は、海、川双方で航行できる五大力船(ごだいりきせん)と呼ばれる荷物運搬用の帆船である。

ウ 伏島近蔵肖像写真(『伏島近蔵一代記』より)とその書簡(伏島治氏蔵) 〔別添写真ウ〕
 伏島近蔵(ふせじまちかぞう)は、群馬県の出身で、慶応元(1865)年から横浜に移り住み、英一番館に勤務し、明治元(1868)年には独立して自分の店を持ち、成功をおさめた。後に関外地区をはじめとする横浜の公共土木工事も数多く手がけ、明治29年に堀割川と吉田川を結ぶ新吉田川、翌年には新吉田川と大岡川を結ぶ新富士見川を完成させるなど、関外地区の発展に大きく貢献し、後には市会議員に当選し、横浜市政のリーダー的存在でもあった。この手紙は、甥の伏島忠五郎に宛てたもので、子どもたちの消息や霜害を受けた故郷の養蚕の状況を気遣っている内容である。剛胆な筆遣いではあるが、繊細で明敏な人柄をしのばせている。

エ ブロンズ彫刻「瑞鷹(ずいよう)」 新海竹太郎作 阪田貞俊氏蔵 〔別添写真エ〕
 大正11(1922)年6月に再度改築された大岡川に架かる大江橋の親柱に設置されたブロンズ彫刻のミニチュア。所蔵者の阪田貞俊氏の父貞明氏は、初代の横浜市都市計画局長で、この橋の改築にも携わった。最初の大江橋は、明治5年(1872)年5月に架設され、橋の名前は当時の県令(現在の県知事)大江卓に因んだものだ。大江橋は、横浜駅(現在のJR桜木町駅)から市街地中心部に至る横浜の玄関口であった。


展示記念講座
▲日時
 平成19年2月17日・24日・3月3日・10日・17日の毎土曜日で全5回、いずれも午後2時から4時(開場1時30分)
▲会場
 横浜開港資料館・講堂
▲講師及び演題(開講順)
 斉藤司(横浜市歴史博物館学芸員)「吉田新田開発と大岡川」、松本洋幸(横浜開港資料館調査研究員)「ミナトを支えた水運の発達」、小沢朗(横浜市都市整備局都市デザイン室長)「関内関外の街と川」、宮本一美(横浜市環境創造局職員・大岡川流域まちかわ衆事務局長)「横浜の川−市民とのかかわりから解く」、宮村忠(関東学院大学教授)「よこはまの川の魅力」
▲募集人員
 80名
▲受講料
 2,500円(全5回分)
▲申し込み方法
 往復はがきに住所、氏名、電話番号を明記のうえ、〒231-0021 横浜市中区日本大通3 横浜開港資料館講座係へ 2月9日(金)必着
 ※応募多数の場合抽選

展示記念ウォーキング
(1)NPO法人横浜シティガイド協会主催「春を待つ川辺を行く」
日時=平成19年3月31日(土)、午前10時から12時30分
(2)横浜郷土史団体連絡協議会春季研修会「堀割川周辺を歩く」
日時=平成19年4月4日(水)、午後1時から4時30分

  ※問い合わせは、(1)TEL045−662−2560 (2)TEL045−201−2169へ


〔別添写真ア〕「横浜真景一覧図絵」明治24年 尾崎冨五郎
横浜真景一覧図絵

〔別添写真イ〕元町堀川の風景 彩色写真
元町堀川の風景

〔別添写真ウ〕伏島近蔵肖像写真(『伏島近蔵一代記』より)とその書簡(伏島治氏蔵)
伏島近蔵肖像写真
書簡

〔別添写真エ〕ブロンズ彫刻「瑞鷹(ずいよう)」 新海竹太郎作 阪田貞俊氏蔵
ブロンズ彫刻「瑞鷹(ずいよう)」


問い合わせ先:問い合わせ先:横浜開港資料館 電話:045-201‐2104

 
教育委員会事務局教育政策推進室 - 2007年作成 - 2010年4月1日更新
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