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Yokohama's Memory6・7 
【描かれた東海道《神奈川・保土ヶ谷・戸塚》】
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徳川家康は1601年(慶長6)に,公用の書札,荷物の逓送のため東海道に宿を置き,伝馬制度を設定しました。各街道の伝馬所,助郷は1872年(明治5)に廃止され,民間の陸運会社に受け継がれます。
 東海道は,広重の「東海道五十三次」に代表される浮世絵のほか,十返舎一九『東海道中膝栗毛』や幕末の仮名垣魯文『滑稽冨士詣』などの滑稽本,さらには,名所図会などの地誌,紀行文などに数多く描かれています。
 横浜に関係する資料として,江戸後期に書かれた庶民のための観光案内,平亭銀鶏著『江の嶋まうで浜のさヾ波』より,《神奈川》の部分を紹介します。

 神奈川 金川より程がやへ一里九町
此宿にハ羽根沢、旅亀、大黒屋などいへるいときらびやかなる旅籠屋あり、其外、酒肴をあきなへる家もかずかずあり、殊に船着なれバ、旅舎の商家もおほくして、繁昌の地也、宿はづれを、神奈川の台といふ、風景眺望他にこえたり、此処にハ、江戸前の茶屋三四軒ありて、料理もいと美味也、右のかたに富士権現の山あり、森下を芝生といふ、鳥居の左に人穴あり、「吾妻鏡」にいでたる仁田四郎がいりし所にハあらず、○軽沢○追分大山へゆく道あり○帷子(又ハ片平ともかくよし)此処も駅なりしが、程が谷と相ならぶゆゑ、慶長二年に帷子、新町、程が谷を合して一宿とす

《参考文献》
  • 横浜市中央図書館開館記念誌編集委員会編『横浜の本と文化』(横浜市中央図書館,1994年3月)
  • 神奈川東海道ルネッサンス推進協議会編『神奈川の東海道』(上・下) (神奈川新聞社,1999年3月・2000年7月)
  • 丹波恒夫『浮世絵 江戸から箱根まで』 (朝日新聞社,1963年3月)
  • 神奈川県図書館協会郷土資料編集委員会編『神奈川県郷土資料集成』 第7輯 紀行篇(続)(神奈川県図書館協会,1972年3月)[『江の嶋まうで浜のさヾ波』翻刻収録]




神奈川
神奈川 
浮世絵
【広重(初代) 東海道五拾三次之内 神奈川 台之景】
拡大図へ(88KB)


神奈川
浮世絵
【立祥(二代広重)
東海道五拾三駅 四
加奈川
横浜】

拡大図へ(52KB)
神奈川
浮世絵
【国周・広重
東海道一ト眼千両
神奈川
浦島太郎
慶応3年2月】

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神奈川
浮世絵
【前芳盛光斎写生
書画五拾三駅
武蔵 神奈川
横浜眺望
明治5年10月】

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神奈川
浮世絵
【広重(三代)
東海名所改正道中記

蒸気車の出発
神奈川
 程か谷迄一リ九丁】

拡大図へ(124KB)



保土ヶ谷
保土ヶ谷
浮世絵
【広重(初代) 東海道五十三次之内 程ケ谷 新町入口】
拡大図へ(84KB)


保土ヶ谷
浮世絵
【立祥(二代広重)
東海道五拾三駅 五
程ケ谷
かたびら橋】

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保土ヶ谷
浮世絵
【国周・広重
東海道一ト眼千両
程ケ谷
飴売千太郎
慶応3年2月】

拡大図へ(96KB)


保土ヶ谷
浮世絵
【芳虎
書画五拾三駅
武蔵 程ケ谷
境木立場
明治5年10月】

拡大図へ(112KB)
保土ヶ谷
浮世絵
【広重(三代)
東海名所改正道中記

境木の立場
程ケ谷
戸塚迄二リ九丁
明治8年8月】

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戸塚
戸塚
浮世絵
【広重(初代) 東海道五拾三次之内 戸塚 元町別道】
拡大図へ(88KB)


戸塚
浮世絵
【立祥(二代広重)
東海道五拾三駅 六
戸塚
焼餅坂】

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戸塚
浮世絵
【国周・広重
東海道一ト眼千両
戸塚
早野勘平
慶応3年3月】

拡大図へ(80KB)


戸塚
浮世絵
【芳虎
書画五拾三駅
相模
戸塚
落人之追手
明治5年10月】

拡大図へ(96KB)
戸塚
浮世絵
【広重(三代)
東海名所改正道中記

藤沢迄二リ
戸塚
山道より不二之眺望
明治8年8月】

拡大図へ(104KB)


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