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Yokohama's Memory3 【横浜の子ども】
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Yokohama's Memory Vol.3は,
【横浜の子ども】をテーマに画像をピックアップしました。


 開港後まもなく来日し,永く横浜で日々を過ごしたアメリカ人,マーガレット=バラは,その著『古き日本の瞥見』(有隣堂,1992)において,鯉のぼりや雛祭りといった風習のほかに,羽根つきや凧揚げなど子どもの遊びにも目を向けています。「少年たちは「風々吹けよ,凧々あがれ」と歌いますが,少女たちは「風さん静かに,羽根吹き飛ぶな」と歌います」と描写し,日本は「遊び好きな少年少女にてとっても住み心地がよさそう」て感想を述べています。

 風刺漫画雑誌 The Japan Punch の作者として知られるワーグマンは,The Illustrated London News の特派員として,こうした横浜の正月風景をスケッチするとともに,レポートを送っています。  

 外国人の手になる日本人の子どもの姿に対し,日本人は外国人の子どもをどのように観察したでしょうか。当時のジャーナリストである絵師たちは,輪回しに興ずる子どもたちを横浜浮世絵に描き,また,開港期を代表するガイドブック『横浜開港見聞誌』にも「異人之小児遊楽之図第一」,「小児の遊び其二之図」と題す2図を描くとともに,本文中に,子どもの「其声何国の小児もかはることなく,その遊びのさまも多分はかはりなし」と記します。

 Vol.3には,このほか,日本紹介を目的に撮影された「横浜写真」から,乳母日傘のポーズを1枚,また,海外貿易の拠点,横浜の象徴としてイギリス系の貿易商社であるW.M.Strachan & Co. の商標を選びました。

さらに,外国人居留地に暮らす人々の圧倒的多数を占めた中国人,その子どもたちが遊ぶ姿を描いた図版,そして,横浜掃部山公園に集う子どもたちを写した横浜絵葉書,関東大地震に被災した子どもたちが学ぶ姿を描いた千社札をお届けします。




外国人男女子供遊
横浜浮世絵
一川 芳員【外国人男女子供遊】
(万延元年(1860),丸屋甚八)
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Japanese Game
イラスト
【Japanese Game of
battledore and shuttlecock
in the streets of Yokohama】

(The Illustlated London News,
1865年7月15日号,所収)
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異商館の妻
図版
橋本 玉蘭斎
【異商館の妻小児を集めて
文字を読す之図】

(『横浜開港見聞誌』四編,
慶応元年(1865),所収)
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子守り
横浜写真
【子守り】
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W.M.STRACHAN & Co.
商標
【W.M.STRACHAN & Co.】
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A part of Chinese strrt
図版
【A part of Chinese strrt】
(「横浜名所図会」『風俗画報』257号,
東陽堂,1902年,所収)
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横浜掃部山公園
横浜絵葉書
【横浜掃部山公園
井伊掃部頭銅像
Kamonyama Park at Yokohama】

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野外の教授
千社札
【野外の教授】
(『横浜納札浜菱連追善大会』,所収)
拡大図へ(42KB)