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  《関東大震災》を調べる。    
   1923年(大正12)9月1日午前11時58分、横浜を関東大地震が襲った。マグニチュードは7.9、地震後に発生した火災のために、被害がより一層拡大した。
 当日は土曜日で、O=M=プール氏の『古き横浜の壊滅』によれば、「夜明け前の二、三時間の間は嵐がたけり狂っていたが、妻と私とが三人の小さな男の子──六歳のトニー、四歳のディック、それに三歳のデイヴィッドといっしょに座って朝食をとったころは雲も切れ、午前中には日も出て、強めの、温室内のような暖かさの微風になった。真夏の暑さはまだ優勢であった。」とあり、午前11時には気温は30度近くまで上がり、雨上がりの街に強い日ざしが照りつけていた。
 本書を読むと、震災に見舞われた旧居留地における外国人の苦難を知ることができる。
 
 ここでは、横浜の歴史において、大きな転換点となった関東大震災について、横浜市中央図書館が所蔵する資料の一部を紹介したい。
 各ページの解説は、横浜市中央図書館開館記念誌編集委員会の編集による『横浜の本と文化』(横浜市中央図書館、1994年3月31日)を参考にした。