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鶴見図書館では区内の保育園数園に伺って「おはなし会」を実施しています。
保育園にはいろいろな子がいます。0・1歳児の赤ちゃんたちから、しっかりしたおはなしも聞ける4・5歳児まで様々です。それぞれの保育園にあわせて、絵本や紙芝居、素話(本を見せないでお話だけを語ること)などプログラムを考え、楽しんでもらっています。
| <プログラム> *ろうそくぱっ 1 お花がわらった(手袋人形) 2「世界でいちばんきれいな声」(素話) マージョリー・ラ・フルール/作 『おはなしのろうそく11』 東京子ども図書館より 3 『くまさんくまさんなにみてるの?』(絵本) エリック・カール/絵 ビル・マーチン/文 偕成社 4 「くまさんのおでかけ」(人形をつかって) 中川 李枝子/作 5 『わたしのだいすきなどうぶつは』(絵本) フローラ・マクダネル/作 こだまともこ/やく 冨山房 6 『まるいたまご』(パネルシアター) 7『きょだいなきょだいな』(絵本) 降矢なな/絵 長谷川摂子/作 福音館書店 *ろうそく ふっ |
これはある日の会で実際に行ったプログラムです。3歳児から5歳児クラスの園児さんが参加しました。日頃、園で読み聞かせに慣れている子どもたちですが、“よその人”が来園してのおはなし会となると、日常とはまた違った、楽しいひと時となるようです。
会場となる部屋には、「何が始まるんだろう」という顔、顔、顔。いちばん始めは『ろうそく ぱっ』という手遊び歌です。親指をろうそくに見立て、「ろうそく ぱっ」と火をつけるまねをします。おはなし会の始まりの合図によく歌う歌です。

次は手袋人形を使った手遊び『おはながわらった』でリラックス。
『世界でいちばんきれいな声』は絵も本も見ずに語りだけを聞きます。子どもたちは、語り手の目を見つめ、じっとおはなしに聞き入ります。各々、自分の中で想像力をふくらませお話の世界を広げていきます。
続いては絵本の読み聞かせで、『くまさんくまさんなにみてるの?』です。色彩豊かな、迫力のある絵に思わず引き込まれます。子どもたちは、つぎにどんな動物がでてくるか、わくわくしながら絵本を見つめます。ときには、読み手と一緒に動物の名前を口に出しながら、絵本の世界を思い切り楽しんでくれます。
子どもたちの気持ちがぐっとくつろいできたところで、小さなくまのぬいぐるみの登場です。『くまさんのおでかけ』は、くまが“いっぽんみちを てくてく…”と散歩する楽しい詩です。石を飛び越えたり、水たまりをわたったり、子どもたちは、大人が考える以上におかしがり、くまのしぐさに笑い転げます。
再び絵本の読み聞かせ、『わたしのだいすきなどうぶつは』は牧場の動物たちが、のびのびと描かれた、すてきな絵本です。主人公の女の子の、動物たちへの愛情が伝わってくるあたたかいストーリーに、ゆったりとした気持ちになります。
雰囲気を変えて、パネルシアター『まるいたまご』では、子どもたちとのやりとりが愉快です。卵の中から何が出てくるか、あてっこしながら、手遊び歌を歌って息抜きです。
いよいよ最後は、大型絵本『きょだいな きょだいな』。
これは、たて36センチ、横50センチ、開くと1メートルの大きな本で、迫力満点。子どもたちの間から「わーっ!」という声があがり、読みきかせが始まります。
「あったとさ あったとさ」という調子の良い言葉のくり返しで、子どもたちもいっしょに声を出し、最後はみんなで大合唱です。
そしておしまいに、最初につけた「おはなしのろうそく」を消す歌、『ろうそく ふっ』を歌って、おはなし会は終わります。
終了後、プログラムや図書館の案内、おすすめの絵本などを紹介したプリントを、園長先生を通じて、お家の方へのおみやげにお配りします。後日、そのプリントを手に、家族の方と図書館に来てくれるお子さんもいて、楽しんでもらえたのだなと、私たちもうれしくなります。
保育園生活をともにする仲良し同士で楽しむおはなし会は、図書館の中で行うのとは一味違います。仲間と一緒に楽しんだら、今度はぜひご家庭で、親子一緒に、たっぷりと「おはなしタイム」を楽しんでいただけたらと思います。
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