横浜市立図書館 瀬谷図書館  展示 私の一冊 2007
本文へジャンプ - トップメニュー|検索

私の一冊 2007

〜この感動をあなたに〜

2007年の読書週間に利用者の皆様のオススメの本を募るアンケート「私の一冊 〜この感動をあなたに〜」を行い、推薦文とともにそれらの本を展示しました。ホームページでも紹介します。

(いただいた推薦文は、多少編集しています。書名をクリックすると資料検索画面から予約ができます。表示されたものとは別の版で、同じ作品が本になっている場合があります。複数巻にわたる本の場合は最初の巻が表示されます。 )

『孤独でも生きられる。』 曽野綾子/著

沢山の著書の中からのエキスが短縮され、味わい深い言葉で表現されています。高齢者に特におすすめです。例えば、『ほんとうの話』155頁には、「その人の生涯が豊かであったかどうかは、その人がどれだけこの世で【会ったか】のように私は感じている。人間だけではない。自然や出来事や、或いはもっと抽象的な魂や精神や思想にふれることだと私は思うのである。」という文章が掲載されています。

(60代 女性)

『お月さん』 桐江キミコ/著

12の短編集です。どの人生も地味でうまくいかない、そんな物語です。それは町を歩いていてすれちがった人々であり、私自身でもある。突然、仕事をやめてしまった桜子さん、寝て暮らす里子さん、マッチ箱みたいな家から引越した月子ちゃんも、今もどこかで暮らしている。みんなこうやって生きて死んでいくのだろう。

(50代 女性)

『瀬島竜三 -参謀の昭和史-』 保阪正康/著

太平洋戦争に於ける参謀たちの役割と苦悩を書いている。

(60代 男性)

『岩伍覚え書』 宮尾登美子/著

リズミカルで無駄のない文体で、一つの文章は長いけど読み心地がいいです。作者のお父さんの稼業(芸妓娼妓紹介業)を、お父さんの日記をもとに書いた作品です。

(30代 女性)

『指輪物語』 J.R.R.トールキン/著

近年、映画化されて評判も高かったのですが、イメージを固定される映像で見るよりも、本で自分の理解で空想を拡げて見る方が何倍もおもしろくて豊かです。翻訳された年以来、毎年一度は読み返して飽きません。できれば、この物語の前段となる『ホビットの冒険』から読むことをおすすめします。

(70代 女性)

『城山三郎昭和の戦争文学』 城山三郎/著

その時代が分かり、考えることが多い本です。

(40代 男性)

『字幕の中に人生』 戸田奈津子/著

映画字幕翻訳家戸田奈津子氏がどのようにして今の職についたか、そして映画字幕が出来るまで等、映画好きには興味深い内容です。そして何より「字幕翻訳家になりたい」という夢を持ち続け、20年余り下積み生活をして今に至った。夢を持つという事、そして自分を信じて努力していれば、きっとかなうという事を教えて頂きました。何かにつまずいた時に何度も読みかえしている私のバイブルです。知ってましたか?彼女は一度も留学経験がないんですよ!努力して今の地位を得たのにはビックリです。

(30代 女性)

→このページのトップに戻る

『永遠のツタンカーメン』 クリスチャン・ジャック/著

ツタンカーメンに関する物語であるが、発掘者ハワード・カーターとカーナヴォン卿を主題にして書かれた小説です。一つの事に一生をかけた彼らを羨ましいと思うとともに、当時の彼らの周りの名声・名誉を求めた学者、役人たちの名は時と共に埋もれ忘れられてしまうのに、生前、名誉を得る事の少なかったカーターが、ツタンカーメンと共に人々の記憶に語り継がれてゆくであろうと思うと不思議な感動を覚える。(ツタン・カーメンの発掘に興味のある方は一読されたし。)

(60代 男性)

『反転』 田中森一/著

良質な犯罪小説を読むが如き面白さ。

(40代 男性)

『道元断章』 中野孝次/著

古典、特に宗教に関する本には、そのままの説明であって、そこには読んだ時の感動が伝わってこないが、この本には著者の生の実体験が文面に表現されており、読んでいてうれしかった。今だに再読中。

(70代 男性)

『打ちのめされるようなすごい本』 米原万里/著

強靭な精神力と好奇心あふれる行動力、ユーモアをもった稀有な日本人による書評である。権力に対する批判精神、本質を見抜く力に脱帽する。白川静、米原万里の二人の巨星を読書界は失った。世の中の出来事に対する米原万里の意見を聞けなくなることは本当に残念である。

(60代 男性)

『ローマ人の物語』 塩野七生/著

古代ローマ人の一千年のメッセージが楽しい。是非とも一読をすすめたい。

(60代 男性)

→このページのトップに戻る

『岡田式静坐の道』 柳田誠二郎/著

「あえて求むるなかれ。無為の国に静坐せよ・・・」と、岡田先生の言葉を生涯一貫して生きられた。

( −  − )

『世界の艦船』(雑誌. 海人社刊)

世界の軍船がよくわかる。たいへんよいです。

(60代 男性)

『神雕【※1】剣侠』 金庸/著

子供の頃に読んだ、”血わき肉おどる”がぴったりの冒険活劇です。中国の古典(時代物)は初めてでしたが、とてもひきこまれ一気に読みました。これは、CATVで、『神雕【※1】侠侶』としてやっていたものの原作で、ドラマから本へいったのですが、どちらも義あり、信あり、愛あり、情あり、と人間らしいやさしさも、戦いもある物語でした。

(50代 女性)

『ムシウタ 01.』 岩井恭平/著

“虫”、この日本には“虫つき”と呼ばれる人々がいた。虫は、虫つきに強大な“力”を与えるかわりに夢を食べてゆく。虫は、始まりの三匹とよばれるものたちによってふえてゆく。主人公、薬屋大助は虫つきをこの世に生まれさせないために戦ってゆく物語。一巻だけではわからないのでいっきに読んだほうがいいです。

(10代 男性)

『大川わたり』 山本一力/著

今も昔も、人間が生きていくために大切にしなければならないのは、天の恵みの水。「大川わたり」という題名に心ひかれ読み進めたところ、主人公の銀次の姿が自分と重なり、はらはらドキドキの連続。人間の心の弱さ、善悪、義理人情、精神力、師弟関係等がからみあった展開に時間を忘れるほどでした。江戸時代の人々の暮らしが実に細やかに表現され、作者の心意気を存分に感じたものでした。

(60代 男性)

『雨あがる』 山本周五郎/著

立派な腕を持ちながら仕官できず、浪人生活を送る武士夫婦の物語。しかしながらそれを潔しとする生きざまを見事に描いた山本周五郎の逸品であると思う。

(40代 男性)

→このページのトップに戻る

『北の動物園できいた12のお話』 浜なつ子/著

旭山動物園で働く人々が、さまざまな動物と出会い、考え、気づかされたもののエッセイです。北のはずれの動物園で働く人たちの心はいつもほかほかとして温かです。

(10代 女性)

『離婚バイブル』 下田治美/著

離婚を真剣に考えた頃、関連本を読み漁った。専門家による様々なケースを紹介したり不安を取り除くようなアドバイス等、迷っている読者に、「大丈夫」と後押しするような本が多い中、唯一、心を動かされた本。著者の言うとおりになった事も多く、本当に励まされました。著者の実体験を踏まえ、「離婚を思いとどまるか、合意離婚か、道はそれだけ」と読者に投げ掛ける。下田治美さんは大好きな作家で、『愛を乞うひと』、『ぼくんち熱血母主家庭』などもお薦めです。

(40代 女性)

『生きてゆく力がなくなる時』 坂村真民/著

「死のうと思う日はないが、生きてゆく力がなくなることがある。そんな時、お寺を訪ね、わたしはひとり仏陀の前に坐ってくる。力わき明日を思う心が出てくるまで坐ってくる。」二度とない人生だから、どんな失敗、挫折、病気になっても生きねばならぬ。その力を信仰から頂かせてもらうのだ、と著者は云っている。

(60代 男性)

『オレゴンの旅』 ラスカル/文 ルイ・ジョス/絵

大人の絵本です。サーカスの道化師ぼくとクマのオレゴンの物語。ある日、「大きな森のあるオレゴン」に連れてってくれ、と頼まれたぼく。何ももたず、僅かなお金をポケットにヒッチハイクの旅。薄汚れた都会を逃げ出し、オレゴンへの長い道のり。運転者たちとの出会いや広大な風景の展開に私も共に旅をする。ようやく辿りついたオレゴン。囚われの身から野生にかえり、森にかけこむオレゴンの姿が胸を打つ。オレゴンとの約束を果たしたぼくは、心も軽くぼくの旅に出ようと心に決める。私も人生の最後に向けて本当の心の居場所に還る旅に出よう。

(60代 女性)

『クロニクル千古の闇』 ミシェル・ペイヴァー/著

紀元前4000年(中石器時代)を舞台にしたシリーズ作品で、オオカミ語を話すことのできる男の子が主人公です。シリーズはまだ完結していませんが、スピード感のある文章とこまかい描写に思わず、その時代にタイムスリップしたような気持ちになれる本です。

(10代 女性)

『君よ知るや南の国』 ゲーテ/原作

一人の男性が旅芸人(?)だかの女の子と出会って、いろいろ悩む、というようなお話だったと思うのですが・・・。とにかくとても切なくて、小学生の時に読んだ本なのに、いまだにその切なさは忘れられません。(ただし、訳や内容は子供むけなので、今読むとどうしても幼い気はしますが)

(40代 女性)

→このページのトップに戻る

『ラヴ・ユー・フォーエバー』 ロバート・マンチ/著

友人に教えてもらい初めて読んだ時、何とも言えぬ不思議な気持ちになりました。母の愛は山よりも高く海よりも深し、と言いますが、そんな気持ちをピタリと当てたような本です。子どもには読んであげないで、タンスの奥にしまっておきたい、心にひっそりと持っていたい、と思っています。

(40代 女性)

『風が強く吹いている』 三浦しをん/著

最近読んだ中で、一番面白く且つ感動した本です。おんぼろアパートに住む、よせあつめの弱小陸上部が、無謀にも箱根駅伝をめざす、という、ありえないようなお話なのですが、ぐんぐんと引き込まれていきます。スポーツ好きはいうに及ばず、私のような運動大っ嫌い、スポーツ音痴にもおススメの一冊。何が嬉しくて悲しくて彼らは走るのか?その疑問が少しだけ解けた気がするばかりか、自分が走っているような気持ちにすらなれる。箱根の仙石原をバスでゆられながらお読みになると、ますます気分は盛り上がるでしょう。未来の箱根駅伝が楽しみ!

(50代 女性)

『日月抄』 白洲正子/著

「本ものの美は、美しく生きてこそ宿る」この言葉のように、常に自分を磨き高めていた白洲正子の生き方に感動した本です。文中の「たしなみについて」では、人間の品格とは何かを考えさせられました。
(鶴間駅近くにある白洲正子旧邸、武相荘を訪れると、著者のくらしぶりと美意識が身近に感じられます。おすすめです。)

(70代 女性)

『をんな紋』 玉岡かおる/著

明治43年、同じ紋を継ぎ悲しみと嫉妬の修羅場の姉妹の一生。現代女性から考えられぬ家族の生きざま、一度読んでください。

(70代 女性)

『青春の門』 五木寛之/著

(40代 女性)

『流転の海』 宮本輝/著

(60代 女性)

『霧の聖マリ (ある生涯の七つの場所 1)』 辻邦生/著

(30代 男性)

→このページのトップに戻る
「わたしたちのだいすきな本」のページ

       【※1】旧字体など文字化けの可能性がある漢字は、常用漢字に変更しております。


横浜市トップメニュー > 教育委員会 > 横浜市立図書館トップページ > 各図書館 > 瀬谷図書館 > 展示 > 瀬谷図書館  展示 私の一冊 2007

教育委員会事務局瀬谷図書館−2008.2.26作成−2012.3.30更新
電話:045-301-7911
 FAX:045-302-3655
E−mail:ky-libkocho18@city.yokohama.jp
© 2008-2012 City of Yokohama. All rights reserved.