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図書館員のオススメ本2010-2011



−この1年の間に、瀬谷図書館の職員が読んで、印象に残った本をご紹介します−


このリストは50音順になっています。書名をクリックすると、資料検索画面から予約ができます。
横浜市瀬谷図書館
 電話045(301)7911
646 アヒル飼いになる 飼い方から実例、しつけ、卵レシピまで アヒル好き編集部/編 誠文堂新光社 2010 210052826
「アヒルを飼う」なんて実際にやっている人は周りにそうそういないと思います。でも、この本に出てくるアヒルがともかくかわいくて、生まれてこのかた団地住まいですが今、アヒルが飼いたくてたまりません。環境さえ整えば、この本1冊で何とかなりそうです。ただ、当分はかなわぬ夢なので、かわいい写真たちでなごませてもらっています。(コメント:職員C)
913.6/ハ アフリカの瞳 帚木蓬生/著 講談社 2004 204051069
1992刊の「アフリカの蹄」の続編。前作ではアパルトヘイトと絶滅したはずの天然痘との闘いだった。あれから10年、アパルトヘイトは撤廃されたものの相変わらずこの国は貧しい。そしてエイズが蔓延していた。高価すぎる薬は手に入れることができない人ばかり、死を待つしかない人々を救うことはできるのか。医師作田とその妻パメラの戦いが始まる。(コメント:職員D)
913.6/ヤ 雨あがる 山本周五郎/著 角川春樹事務所 2008 208057821
江戸時代、某藩に二百五十石で召抱えられていた侍が、あまりにも立派な腕を持ち、武芸の極意を極め過ぎていながら、その武士の好人物と自己出張のない性格とが相俟って、妻と伴に諸国を放浪せざるを得なくなったユーモア溢れる物語である。舞台は、雨が降り続いて、なかなか雨があがらない町はずれの安宿から始まる。安宿で侍が喧嘩騒ぎに巻き込まれるのである。侍は、その性格の良さから、なんとか宿の者たちの喧嘩騒ぎを治まらせようと賭け試合をすることを思い立つ。武芸の極意に達した侍からすれば、容易く試合には勝つのであるが、それが後の仕官への門を閉ざすことになる。折角、仕官への道が開けかけたのにも係らず、賭け試合をしたことが明るみに出て、仕官が叶わなくなってしまう。 妻には、賭け試合を絶対しないと約束をしているのであるが禁を破ってしまう。しかし、その賭け試合のお陰で、たくさんのご馳走とお酒を得た宿の者たちは、祭り騒ぎのように歌えや踊りやらで賑わうのである。 その宿の者がこんな科白を言うところがある。 「こんなことが年に一遍、いや三年に一遍でもいい、こういう楽しみがあるとわかっていたら、たいていな苦労はがまんしていけるんだがなあ」と。 妻は、後日、仕官の断りを伝えに来た使者に、「主人が賭け試合を致しましたのは悪うございました。わたくしもかねがねそれだけはやめて下さるようにと願っていたのでございます。けれどもそれが間違いだったということが、わたくしには初めてわかりました。・・・・わたくしようやくわかりました、主人の賭け試合で、大勢の人たちがどんなに喜んだか、どんなに救われた気持ちになったか」そして、「でもわたくし、このままでもようございますわ、他人を押除けず他人の席を奪わず、貧しいけれど真実な方たちに混って、機会さえあればみんなに喜びや望みをお与えなさる、このままの貴方も御立派ですわ」と。 ユーモア溢れる物語のなかに、貧しくとも、人としての生き方、素晴らしさが随所に書かれている作品である。ぜひ、ご一読を。(コメント:職員L)
児童書研究019 絵本はともだち 中村柾子/著 福音館書店 1997 197060575
子ども達のおしゃべりを、保育園で自分が見聞きしているかのようです。子どもたちのはっとするような反応、ひざに上がってきた子に1対1で絵本を楽しむよろこびが、あたたかい言葉でつむがれ、胸がじんと熱くなります。「どの子どもにも思い出に残る1冊がありますように(あとがきより)」。(コメント:職員J)
295 風のような物語 Alaska 星野道夫/著 小学館 2010 210072712
 1996年、取材中のカムチャツカで不慮の事故により亡くなった著者が1991年に出した本の新装版です。アラスカの壮大な自然と野生動物だけにとどまらず、アラスカで生活する人々などの写真が、著者の静かな語りかけともいえる文章で紹介されています。写真を目で見る楽しみとともに、文章を読む楽しみも味わうことのできる1冊です。(コメント:職員E)
536 仰天列車 鉄道珍車・奇車列伝 藤崎一輝/著 秀和システム 2006 206090956
鉄道車両の歴史に登場した迷列車・珍列車・トンデモ列車の数々を紹介!!!若い人には「ふぅ〜ん」「へぇ〜」「うそぉ!」となること請け合い。オールドファンだと、一つくらいは名前を聞いたことのある(あるいは現物を見たことのある)列車が出てくるのでは?表紙イラストはジェット除雪車。冬季の除雪作業に音を上げた国鉄が考え出した必殺ワザである。自衛隊から借りたジェットエンジンを貨車に装備し、ジェット噴射で雪を吹っ飛ばすという触れ込みだったが、その結末やいかに???本文にマッチしたイラストも多数あり、こちらも一見の価値あり!(コメント:職員A)
379 子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方 明橋大二/著 太田知子/イラスト 1万年堂出版 2010 210045265
「子育てハッピーアドバイス」シリーズの「ほめ方・叱り方」をまとめた本です。毎日ガミガミ怒ってばかりで疲れちゃったとか、最近、家族関係がうまくいかないと悩んでいる方いませんか?この本は、子育て中のお母さんだけでなく、どんな人にも参考になる本です。小さなことから出発しましょう。帯には「ありがとう」は、最高のほめ言葉って書いてありますよ。(コメント:職員E)
913.6/キ 心晴日和 喜多川泰/著 幻冬舎 2010 210013257
いじめにあい登校拒否の14歳の美輝は、病院である老人と出会います。そして、老人から「自分のかわりに春を感じるものを見つけて写真をとって見せてほしい」とお願いされます。美輝は町中の見なれた光景が春にあふれていることに気付き、心が晴れていきます。あとがきに、「今抱えている悩みは10年後には悩みではなく、また違う悩みが生まれ、過去の悩みは体験となる」と。何度もくりかえし読みたくなる、心が前向きになる、そんな一冊です。(コメント:職員H)
絵本い 14ひきのもちつき いわむらかずお/さく 童心社 2007 207083490
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだい10ぴきの大家族のものがたり。みんなで助けあい、なかよく楽しくほのぼのと。この本は、美しいタッチで描かれ、読み聞かせでも、大人が見ても心がなごみます。ぜひ、一読をおすすめします。(このシリーズは、ほかにこんなものもあります。とんぼいけ、かぼちゃ、こもりうた、あきまつり、せんたく、おつきみ、ぴくにっく、さむいふゆ、やまいも、ひっこし、あさごはん)(コメント:職員G)
407 小さな生きものたちの不思議なくらし 甲斐信枝/著 福音館書店 2009 209065185
どこにでも見られる雑草や虫たち。よく見ると、驚くほど生命力に満ちた、いとしい生き物です。身近な彼らの魅力を子どもたちに伝えるため、たくさんの絵本を描いてきた甲斐さんならではの、すてきなエッセイです。読んだ後、足もとの草や虫を見つめてみたくなります。甲斐さんの絵本もあわせておすすめです。(コメント:職員K)
913.6/オ ねずみ石 大崎梢/著 光文社 2009 209069243
中学生のサトの住む神支村では、4年前殺人事件があった。それも、神の石を祀る神社の大切なおまつりの夜に。そして、4年たった今でも犯人は見つからず、サトには刑事がつきまとう。おまつりの夜に「ねずみ石」を探していて記憶のないサト。一生のうちに一度しか手に取ることのできない、願いが何でもかなうと言われる神の石・ねずみ石は事件に関わりがあるのか、あの夜あの場所でサトは何を目撃したのか。(コメント:職員C)
913.6/ワ のぼうの城 和田竜/著 小学館 2007 207088252
豊臣秀吉が小田原城を攻撃した同時期に、小田原方についた武州・忍城を圧倒的多数の石田三成の軍勢が攻撃をかけたが落とせなかった。城を守るは、「のぼう様」と呼ばれた領主のいとこにあたる総大将・成田長親。「のぼう」とは「でくのぼう」の略で、家臣や領民から、ばかにされつつも親しまれていた不可思議な人物。この長親の人間性と言動に動かされた家臣と領民が死力を尽くして城を守り抜いた。のぼう様の人間的な魅力と石田三成が忍城を水攻めするスケールがハイライト。「のぼうの城」は、2011年秋に映画が公開される予定。映画公開の前に一読してはいかがですか。(コメント:職員B)
児童ウ H.I.V.E. 悪のエリート養成機関 volume 1 マーク・ウォールデン/作 ほるぷ出版 2008 208042516
H.I.V.E.とは悪人養成機関の略称であり、地図にも載っていない南海の孤島にある極秘の学校だ。悪人としての素質を見込まれた少年少女は、ここで訓練を受けて世界を揺るがす一流の悪人になって世に放たれる・・・悪人を養成する学校と言う設定からしてすでにフツーではない。自らの意思に反して「入学」させられた主人公オットーは、自分の「入学」に何か得体の知れない者の意思が関わっていることを感じ取り、親友と共にこの学校からの脱出を試みる。それは到底不可能なことと思われた・・・この続きは本文で。とにかく手に汗握る一冊。!!でもこれ、児童書なんだよね、まいったなぁ(続編あり)(コメント:職員A)
児童マ ピーティ ベン・マイケルセン/作 鈴木出版 2010 210037783
「脳性まひ」による言語障害が、知的障害と誤解されていた19世紀はじめの物語。重い運動機能障害のため、差別に満ちた施設で暮らすピーティ。明瞭でやさしい知性をもったピーティには、必ず理解者が現れます…。希望やさしさを失わないピーティの姿に心を揺さぶられます。児童書ですが大人の方にも。(コメント:職員J)
209 文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの 上巻  下巻 ジャレド・ダイアモンド/著 草思社 2005 205094535/205094536
絶海の孤島イースター島。わずかな低木と謎のモアイ像、原始的な暮らしをする人々の島として発見されたこの島が、かつて緑豊かな木々にあふれ、高度の文明を誇っていたとは、誰が想像できたでしょうか。文明が興隆の頂点に達した時に、環境は破壊し尽される。その直後の崩壊の恐ろしさ。歴史上の様々な事例は私たちに、グローバル化のため逃げ場も失った、現代社会の危機を強く訴えます。(コメント:職員K)
913.6/シ 弥勒 篠田節子/著 講談社 1998 198052167
ヒマラヤの中腹にある小国パスキム王国、仏教と土着の信仰に守られた国。優れた仏教美術に魅せられた新聞記者永岡英彰は、政変で国交を断絶したパスキムに単身で潜入する。そこで見たものは虐殺された僧侶たちの死体の山だった。革命軍に捕らわれた永岡の想像を絶する生活が始まる。信仰とは何か、救いとは何かを問う大作。(コメント:職員D)
801 目からハム シモネッタのイタリア人間喜劇 田丸公美子/著 朝日新聞出版 2008 208063446
「はじめに」のわずか3ページから田丸流のイタリアが紹介されて始まります。表現豊かで情熱的なイタリアの人達。その姿が通訳者を通して、文化の違いからなのでしょうか、様々な現象として出現して来ます。数少ないイタリア語通訳者としての奮闘ぶりも加わり、ページを追うごとに笑いが込み上がります。読み終える頃には、すっきりとした壮快な気分になることでしょう。なんと楽しきイタリア!(コメント:職員F)


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教育委員会事務局瀬谷図書館−2011.1.14作成−2013.11.29更新
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