今月の本棚

10月

緑図書館に入った本から、いくつかをご紹介します。
ぜひ、手にとってご覧ください。


今月の本棚(バックナンバー) 2016年11月から2017年10月分

11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月  9月 10月 
  • 織田信長 ― 不器用すぎた天下人』 金子拓/著 河出書房新社
    書誌番号:3-0500482671 ラベルの記号:289/オ

    天下人・織田信長は「裏切られ」てばかりの人といえます。妹婿の浅井長政に裏切られ(金ヶ崎の退き口)、松永久秀や荒木村重にも裏切られ、最後は明智光秀に裏切られ(本能寺の変)生涯を終えます。とかく猜疑心が強いと思われている信長ですが、著者は信長が他人を信用しすぎたのではないかという疑問を提示しています。わずかなお供を連れただけで本能寺に宿泊したその行動は、油断とも言えますがまた家臣団を信頼した結果とも言えるでしょう。

  • メンデルの軌跡を訪ねる旅(シリーズ・生命の神秘と不思議)』 長田敏行/著 裳華房
    書誌番号:3-0500507884 ラベルの記号:467

    「メンデル」と聞いて、聞き覚えのある方は多いのではないでしょうか?学校の生物の授業で、エンドウマメを使った遺伝の「メンデルの法則」として習う、メンデル(Gregor Johann Mendel)です。意外とメンデルその人について知らない方は多いのではないでしょうか?メンデルのその人となり、実験をするにいたたった経緯、社会背景、メンデルの遺伝に関わる遺伝学に関する歴史と人について、分子生物学の研究者である長田教授が執筆しています。メンデルブドウが小石川植物園にあること、「ルイセンコ事件」など遺伝に関わる興味深い話がたくさんあります。理学博士らしい、詳細な引用文献がうれしいです。

  • 世界の郷土菓子』 林周作/著 河出書房新社
    書誌番号:3-0500480529 ラベルの記号:596.6

    世界のさまざまな地域で古くから作られてきたお菓子についての本。今まで見たことも聞いたこともないようなお菓子がたくさん載っていて、ページをめくるたびにわくわくします。そうしたお菓子が生まれた土地のことや、作っている様子を思い浮かべれば、人々の暮らしを感じることもできます。日本でも気軽に手に入る食材ばかりなので実際にお家で作ってみるのもよし、食べに旅行へ出かけるのもよしで楽しい1冊です。

  • 日本の漢字 中国の漢字』 伊奈垣圭映/編 水山産業
    書誌番号:3-0500425172 ラベルの記号:811

    中国語圏から日本に来た子どもたちが日本の漢字を学習するとき、漢字には親しみがあっても、新たな努力が必要になります。その一助になるようにと編まれた本書は、日本の小学校と中学校で学ぶ漢字を学年ごとに、台湾や香港で使われている繁体字、中国やシンガポールで使われている簡体字を並列し、それぞれの発音を掲載した漢字字典です。日本の漢字と異なる中国漢字は赤字で記載、また日本の国字のため中国漢字がないものには「*」マークを付けるなど、視覚的にも工夫されています。漢字検定の10級から2級までにも対応しており、子どもはもちろん、漢字の違いを楽しんだり、中国語学習の参考にもどうぞ。

 

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