港南区トップページ > 広報 > 広報区版2015 > 広報こうなん 27年12月号 地域通信

広報こうなん27年12月号 こう・なん・くぅの地域通信

皆さんの地域活動を紹介します!

地域と小学校が一体となって訓練を実施
日限山小学校地域防災拠点の総合防災訓練 ひぎり地区

体育館で住民が管理情報班に安否確認情報を報告している様子
安否確認報告
地域防災拠点の管理情報班に
住民の安否確認情報が集まります

 日限山小学校地域防災拠点(※1)では、毎年10月の土曜日に800人以上が参加して総合防災訓練を行っています。当日は、小学校の校庭や体育館などを使い、地域の皆さんが安否確認報告や炊き出し、エンジンカッターの取扱いなどの訓練を行います。

 訓練の中心となるのは、地域の自治会町内会の役員などで構成される日限山小学校地域防災委員会です。同委員会のメンバーは、まずデータから建物倒壊や火災などによる被害想定を学びました。その上で、災害が起こったらどう行動するか、被害を出さないためにどのような備えが必要かを検討し、訓練の内容や流れを決めています。3年ほど前からは、一時預かりの流れを確認するペット同行避難訓練や、特別避難場所(※2)である特別養護老人ホーム「芙蓉苑(ふようえん)」と連携した訓練にも取り組み、地域防災拠点としての対応の幅を広げることを目指しています。

 さらに、総合防災訓練には、日限山小学校の全校児童も参加しています。土曜登校日となる訓練当日、児童はいつもどおりに登校して授業を受け、10時30分の発災想定時間になると、身の守り方や避難経路などを確認しながら校庭へ避難します。そして、全員の安否を確認した後、訓練を順に見学し、最後に保護者による引き取り訓練を行います。地域と小学校が一体となった訓練について、本田校長は「児童や保護者の皆さんが共に地域防災の意識を高める、良いきっかけになっていると思います」と話します。

 同委員会では、“正しく知り、正しく恐れる”を合言葉に、さらに多くの住民に被害想定を知って対策してもらいたいと、防災・減災の大切さを伝えています。森田委員長は「一人でも多くの命、一軒でも多くの家を守るためには、近隣で助け合える環境づくりが大切です。そのために、日頃から向こう三軒両隣のつながりを深め、災害に備えていきたいです」と力強く語ってくれました。


児童に対して、炊き出しの必要性やかまどの器具を説明する様子 児童に囲まれる中、エンジンカッターで丸太を切る様子
地域の皆さんが各訓練の内容を児童に解説。
かまどに新聞紙のまきをくべたり、エンジンカッターで丸太を切る実演に、児童は驚いた様子で歓声を上げていました

体育館で森田委員長が最終確認をする様子
多くの参加者を迎えるにあたり、委員長から訓練前の最終確認がありました

※1 地域防災拠点は、物資・情報の入手や生活拠点を失った人の避難場所などになります
※2 特別避難場所は、地域防災拠点での避難生活が困難な高齢者や障害者などが避難する場所で、必要に応じて開設します

©2007-2015 City of Yokohama. All rights reserved.