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広報こうなん 27年11月号 特集

特集 男性も女性も悩んでいる!「恥ずかしい」などと我慢せずに相談しましょう!
    尿もれケアでいきいき生活

 男女や年齢を問わず、尿のことで悩んでいる人は多いといわれています。直接生命を脅かす重大な症状ではありませんが、尿もれやトイレが我慢できないといった悩みがあると、毎日が憂うつになって落ち込んだり、いつもトイレのことが気になって買い物や旅行も楽しめないなど、生活の質が低下します。また、外出を控えがちになり、「閉じこもり」から、寝たきりや認知症につながる恐れがあります。尿もれの原因や予防方法などを知り、いきいきとした生活を送りましょう。

 問合せ:区役所高齢者支援担当(電話:045-847-8418 FAX:045-845-9809)

尿もれのタイプ

 医師イラスト尿もれ(尿失禁)といっても、さまざまな症状や原因があります

症状   尿もれ(尿失禁)
タイプ
  考えられる原因など
 
咳(せき)やくしゃみ、荷物を持ち上げようとしたときなど、おなかに力を入れると もれてしまう 腹圧性尿失禁
(ふくあつせい
にょうしっきん)
出産や加齢によって骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)という尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)を含んだ筋肉が緩むために起こります
 
トイレに行きたいと感じたらもれてしまう  → 切迫性尿失禁
(せっぱくせい
にょうしっきん)
 → 過活動膀胱(かかつどうぼうこう)や脳血管障害、
男性では前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)など原因が明らかなこともあります
強い尿意を感じ、下着をおろしているうちに、我慢できずにもれてしまう
冷たい水を使ったり水の音を聞いたときなどに、急に尿意を感じてもれてしまう
 
排尿機能は正常だが、歩行障害のためにトイレまで間に合わず、もれてしまう  → 機能性尿失禁
(きのうせい
にょうしっきん)
 → 身体機能の衰えや認知症のために起こります
排尿機能は正常だが、認知症のためトイレの場所や使い方が分からず、もれてしまう
 
排尿までに時間が掛かったり、勢いがない  → 溢流性尿失禁
(いつりゅうせい
にょうしっきん)
 → 膀胱(ぼうこう)の疾患や前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)などが考えられます
残尿感がある
夜もトイレが近く、もれることもある
尿意がはっきりしない
おなかに力を入れないと尿が出ない
尿は出にくいが、もれることがある
 
男性のみ
排尿後、気付かないうちに尿が少しずつ出て、下着やズボンをぬらしてしまう
排尿後尿滴下
(はいにょうご
にょうてきか)
加齢に伴う筋肉の低下や前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)、尿道狭窄(にょうどうきょうさく)などが考えられます
※洋式トイレに座ってするなど、排尿の仕方を工夫することで症状が改善されることがあります
  
       腹圧性尿失禁イラスト   切迫性尿失禁のイラスト    機能性尿失禁のイラスト     溢流性尿失禁のイラスト


セルフケアでいきいきと!

医師イラスト今日から早速始めましょう!

骨盤底筋体操をしましょう

 骨盤底筋体操とは、尿やおならを我慢するときに使う筋肉を鍛えて、尿もれを予防・改善する体操です。腹圧性尿失禁には特に効果があります。骨盤底筋体操をやっているイラスト。腹筋には力を入れず、呼吸をしながら体操をしましょう

骨盤底筋体操 

  1. 全身をリラックスさせ、尿道(膣(ちつ))と肛門(こうもん)を5秒間強く締め、次いで緩めます (筋肉を同時に締め、胃の方に引き上げるイメージで力を入れます)
  2. 1日60回以上を目安に1を繰り返します
    例えば、朝・昼・晩・寝る前など、数回に分けて行ってください。 

   ※できる範囲で無理なく行ってください。継続することで効果が出てきます
   

テレビを見ながらやバスを待つ少しの時間にもできます


  

足腰を鍛えましょう・肥満を解消しましょうつぐみ元気いきいきクラブの写真

 排尿機能に問題がない場合、尿意を感じてから排尿までの動作をスムーズに行うことで尿もれを改善・予防できます。尿もれに限らず体全体の筋力アップや柔軟性を保つことは、とても重要です。また、肥満は膀胱や尿道を圧迫し、尿もれの原因となることがあります。  地域ケアプラザなどの施設では、体操教室などが行われています。参加して体を動かし、筋力アップを図りましょう。

▲つぐみ元気いきいきクラブ   

排尿日誌を付けましょう

 時間や回数、尿量を記録しておくと、1日の排尿パターンが分かり、どんなときに尿がもれやすいのかを確認することができます。また、医療機関を受診するときにも役立ちます。
排尿日誌記載例 
排尿のたびに、排尿時間・尿量・尿もれの状況や水分摂取量を記入します 排尿日誌を付けている人のイラスト
※尿を量るときには、上部半分程度を切り取った2リットルのペットボトルや牛乳パックを活用できます。あらかじめ、計量カップを使って水を入れ、50ミリリットルごとに目盛を付けておくと便利です




ケア用品も上手に活用しましょう

 尿もれ用パッドなどのケア用品を使うことで、不安なく過ごせるよう工夫することができます。男性用・女性用や尿もれの程度により、パッドの大きさを選ぶこともできます。また、下着のようなパンツタイプもあり、ドラッグストアなどで購入することができます。

相談・受診しましょう!

医師イラスト我慢せずに相談しましょう!

 尿もれを病気とは考えにくいかもしれませんが、日常生活に支障がある場合は早めに受診しましょう。適切な治療で症状が改善したり、生活指導を受けるだけで症状が軽くなる人も少なくありません。

かかりつけの医療機関や医師がいる
 まずは、かかりつけの医師に相談しましょう。服用している薬や持病の影響で、尿もれが起きている場合もあります

かかりつけの医療機関や医師がいない
 泌尿器科や、女性の場合は産婦人科で相談しましょう

排せつの困りごと110番(電話相談)

NPO法人 日本コンチネンス協会
 電話:050-3786-1145  毎週木・日曜日 10時から16時
     ※電話相談のスケジュールが変わることもありますが、その場合は、応答メッセージで相談受付日時をお知らせします
 ホームページ:http://www.jcas.or.jp

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