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広報こうなん26年11月号 こう・なん・くぅの地域通信

皆さんの地域活動を紹介します!

数秒の猶予が地震被害の軽減につながる
 緊急地震速報受信システムを取り入れた防災訓練 野庭住宅地区

 「防災は人任せにするのではなく、当事者として防災知識や技術を習得してもらうことが必要だと思い、訓練をしています」と語るのは、野庭住宅第四自治会の松木会長。
 同自治会の防災訓練では、班ごとにいっとき避難場所で安否確認をした後、自治会の災害対策本部のある公園に集まります。公園では消火や救護・救出、炊き出しなど、さまざまな訓練ができるようになっていて、参加者が体験しながら防災知識と技術を身に付けられるように工夫されています。また、集合住宅である同自治会では、防災訓練に併せて上の階の住民が下の階の住民に声を掛けながら下りてくる安否確認訓練も行われ、日頃からの顔の見える関係づくりにも生かされています。

 東日本大震災であらためて感じた地震の怖さと、強い揺れが来るまでの数秒が被害の軽減に役立つだろうとの思いから、同自治会では、平成24年11月に緊急地震速報受信システムを導入しました。速報が自治会全域に行き届くようにスピーカーも併せて設置し、防災訓練では、その試験用速報が開始の合図となっています。

 松木会長は、「勤務先で東日本大震災に遭いましたが、そのときに緊急地震速報受信システムの正確さにとても驚きました。こんなに素晴らしいシステムがあるのなら、利用しないのはもったいないと思い、自治会役員で検討を重ね、導入しました。地域の皆さんからは安心感があるとの声がある一方で、システムのことを知らない人もいて、情報周知の必要性をあらためて感じています。防災訓練を繰り返し行いながら、情報が届いていない人には、地域の中で気付いた人が積極的に声を掛けるなどして、根気よく活動を続けていきたいです」と力強く語ってくれました。

防災訓練写真防災訓練写真
 自治会以外の近隣の皆さんにも声を掛けて、防災訓練を行います

防災訓練写真 防災訓練写真 防災訓練写真 防災訓練写真 防災訓練写真
 さまざまな知識と技術が習得できる訓練となっています

緊急地震速報とは
 地震発生直後に震源に近い地震計で捉えた観測データを解析して地震の規模などを推定し、これに基づいて各地の震度などを予測し、可能な限り素早く知らせるものです。テレビやラジオなどで入手できる速報では、最大震度が5弱以上と推定された地震について、震度4以上が予測される地域名を報じます。 一方、緊急地震速報受信システムでは、気象庁が発表する速報のほか、利用者が設定した場所での強い揺れの到達時刻や震度などを独自に予測して知らせるため、より早く設定場所の地震について知ることができる場合もあります。




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