港南区トップページ > 広報 > 広報区版2014 > 広報こうなん 26年7月号 特集

広報こうなん26年7月号 特集

地域のみんなで 子どもの見守り!

 港南区には、子どもたちが安全・安心に暮らせるまちづくりを進めるために、子どもたちを見守り、その成長を支える活動をしている人たちがいます。今回は、その活動の一部を紹介します。
 皆さんも、無理なくできることから、一緒に子どもたちを見守りませんか。

問合せ:区役所青少年育成係(電話:045-847-8396、FAX:045-842-8193)

登下校時の見守り

 子どもたちが毎日歩く通学路には、交通量の多い道路や歩道のない道路など、危ない場所がたくさんあります。区内全小学校では、子どもたちが安全に学校に通えるように、学援隊やPTAの皆さんなどが登下校の見守り活動をしています。今回は、そのうちの2校で活動している皆さんの声を紹介します。
※学援隊は、学校の防犯対応力の向上を図るため、市内小学校で安全管理活動をサポートする保護者や地域の人によるボランティア団体です

永谷小学校学援隊

 車通りの多い交差点や見通しの悪い道路などで、見守り活動を行っています。活動をしてみると、普段は何気なく歩いている道路もバスや車の往来があり、子どもたちにとっては、たくさんの危険があることが分かります。
 活動を通じて道路に潜む危険や見守り活動の重要性に気付き、子どもたちの安全を守らなければという思いをあらためて感じています。

通学路で児童の見守りを行っている様子
▲学援隊の皆さんの見守りの様子 

日野小学校学援隊・見守り隊

 日々の見守り活動のほか、毎月の定例会で校外委員や先生と見守りで気付いたことなどを情報交換しています。
 5月の定例会では、「特に道路を横断するときは左右をしっかり確認し、手を挙げて渡るように」といった声掛けをしていこうと話し合いました。これからも、子どもたちがより安全に登下校できるように、協力して見守っていきます。

毎月の定例会の様子
▲毎月行われている定例会の様子

学援隊の皆さんが感じるやりがい

 子どもたちの元気な挨拶や、楽しそうに学校に通う姿を見ることが一番のやりがいで、こちらも元気をもらえます。お礼の手紙や手作りのワッペンをもらったり、給食会で交流したりすると、子どもたちにも親しまれていると実感でき、楽しく見守り活動に取り組むことができます。

日野小学校の児童が学援隊に贈ったワッペン 永谷小学校の児童が贈った手紙
▲日野小学校の児童が贈った手作りのワッペン(左)と永谷小学校の児童が贈ったお礼の手紙(右)

安全・防犯対策の環境づくり

 区内各小学校には、PTA・自治会町内会・青少年団体・学校・交通安全などの関係団体で構成される「地域子どもの安全対策協議会」が設置され、子どもたちの安全や防犯について協議しています。
 地域内のパトロールや安全マップの作成、交通安全教室の開催、子どもたちが危険を感じたときに安心して逃げ込める「こども110番の家」の登録の呼び掛けなどを行っています。また、通学路の安全点検で危険な場所を調べ、標識の新設や路面標示の修繕などの改善策について、警察・区役所・土木事務所と協議します。

改善例

 子どもへ注意を向けてもらうため、路面標示を修繕したほか、路側帯をカラー化して歩行者空間を確保する「あんしんカラーベルト」を導入しました。

修繕前の道路の様子。「スクールゾーン」の路面表示が消えかけています 路面表示を修繕したほか、路側帯には「あんしんカラーベルト」を導入しました
▲修繕前(左)と修繕後(右)

こども110番の家

 登録した家には、目印となるプレートを掲げてもらい、子どもたちが危険を感じて逃げ込んできたときの一時的な保護をお願いしています
 港南区では、登下校時に在宅している個人宅や営業している店舗などを中心に、約1,900件の登録があります

防犯寺子屋

 港南防犯協会や地域で防犯活動に取り組む皆さんが、「こうなん防犯寺子屋隊」として出前教室「防犯寺子屋」を区内全小学校で実施しています。低学年・中学年・高学年それぞれの学齢に応じて分かりやすく、連れ去りへの対処方法など危険を回避する方法を教えたり、子どもたち自身も社会のルールを守るように指導したりしています。

低学年(1年生・2年生)

 危険から身を守るためのポイントをまとめた「おおだこポリスの4つのおやくそく」を歌と踊りで覚えるほか、日頃から友だちや近所の人と挨拶をすることの大切さを学びます。また、“家族に黙って、家のお金や物を取ることは良くない”ということを学びます。危険から身を守るためのポイントをまとめた「おおだこポリスの4つのおやくそく」を覚えます

おおだこポリスの4つのおやくそく
●おうちのひとにいってきます!
 家の人に行き先などを伝えてから出掛けましょう
●おともだちとあそぼうね!
 一緒に遊ぶと互いに助け合え、誘拐など悪いことをしようとする人にも狙われにくくなります
●だまされてついていかない!
 知らない人から声を掛けられても、ついて行ってはいけません
こわくなったら大声で!
 怖い目に遭いそうになったら、「助けて!」と大きな声で叫びましょう

中学年(3年生・4年生)

 教室内で意見を出し合って、“やって良いこと・悪いこと”について考えます。また、人の話を聞くことや約束を守ること、人を傷つけないようにすること、人の物を勝手に使ったり返さなかったりするのは良くないということを学びます。

高学年(5年生・6年生)

 たばこ・飲酒・薬物の危険性、万引きはしてはいけないこと、携帯電話の安全な使い方など、規範意識を持つことについて学びます。さらに、困ったことがあったら一人で悩まず、周りの人に相談することなどの大切さを学びます。

こうなん防犯寺子屋隊の皆さんの思い

 子どもたちが犠牲になった事件・事故に思いを巡らせ、「子どもたちには悲しい思いをさせたくない」という気持ちで活動をしています。
 登下校のときに地域の人に大きな声で挨拶をすることは、地域の人とのつながりが深まるほか、日頃から大きな声を出す習慣が身に付き、防犯にもつながります。子どもたちには、自分の身を自分で守る手段を学んでもらえたらうれしいです。

まずはここから!みんなで広めよう!「港南ひまわり83(ハチサン)運動」

 「港南ひまわり83運動」とは、犬の散歩や買い物、家の周りの清掃など外に出る用事を、できるだけ小学生の登下校時間帯である午前8時午後3時にすることで、地域全体で子どもの安全を見守る環境づくりを進めていこうという運動です。
 港南区青少年健全育成を推進する会・港南区安全安心まちづくり推進協議会・区役所の三者が協働で推進しています。運動の輪を広げるため、皆さんのご協力をお願いします。

©2007-2014 City of Yokohama. All rights reserved.