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港北区の歴史概要

区域の変遷

区域の変遷

港北区は、昭和14年4月戸塚区と同時に誕生しました。当時の港北区は、現在の港北区、緑区、青葉区、都筑区をあわせた区域で、人口は約5万人あまりでした。

その後、昭和44年に緑区(現在の緑区、青葉区及び都筑区の一部)を分区、さらに平成6年11月に行政区再編成により区の北西部地域が都筑区に編入されて現在の港北区になりました。


市街化の流れ

明治41年に現在のJR横浜線が、大正15年に現在の東急東横線が開通したことにより、港北区は、横浜市の内陸部としてはいち早く市街化が始まりました。昭和初期には、綱島温泉が賑わい、慶應義塾大学予科が日吉に移転し、東急東横線の各駅周辺で宅地開発が見られました。

戦後初期から高度経済成長期にかけては、農地や樹林地における宅地開発や、農地から工場、倉庫へと土地利用の転換が進みました。特に鶴見川周辺には工場が集積し、横浜市における内陸工業の一大拠点にとなりました。

また、昭和39年、東海道新幹線の開通に伴って新横浜駅が開業すると、新横浜駅北部地区土地区画整理事業が開始され、横浜駅周辺・関内・関外地区に次ぐ横浜市第二の拠点としての整備が始まりました。

昭和60年に横浜―新横浜を結ぶ高速鉄道3号線が開通、平成5年にはさらにあざみ野(青葉区)まで延伸され、新横浜北駅(現在の北新横浜駅:平成11年8月に改称)と新羽駅ができると、新羽町の準工業地域では工場や倉庫から住宅への転換が見られるようになりました。また、そのほかの準工業地域でも住宅への転換が急速に進みつつあります。

新横浜駅を中心として小机、新羽を含む地域が横浜市の総合計画「ゆめはま2010プラン」において新横浜都心として位置づけられ、広域的な施設や基盤の整備が図られつつあり、その1つとして平成10年に横浜国際総合競技場(現:日産スタジアム)がオープンしました。

区のあゆみ

年代西暦年号 ことがら 人口 世の中
900年代    「倭名類聚しょう【わみょうるいじゅしょう】」に橘樹郡高田、久良岐郡師岡などの郷名が記される   奈良・平安時代
1200年代    「吾妻鏡【あづまかがみ】」に武蔵国の師岡氏、綱島氏などの武士が登場   鎌倉時代
1400  1405応永12 「私案抄【しあんしょう】」に綱島郷で橋供養が行われたときの趣意書が記される   室町時代
1476文明8 小机合戦(太田道灌【おおたどうかん】が小机城を攻略)    
1486 18 「廻国雑記【かいこくざっき】」に駒林で宿を借りると記される    
1800   1834 天保5 このころ安藤広重が小机の泉谷寺に滞在。杉戸8枚の「山桜小禽彩色画」が残されている    
1859   横浜開港   嘉永6(1853)年 黒船浦賀に来航
1871明治4 廃藩置県により神奈川県おかれる    
1889 22 横浜に市制施行。小机村・大綱村・日吉村などが組織される    
1900 1904 37 綱島の桃栽培が始まる    
1908 41 横浜〜八王子間の施設横浜鉄道(横浜線の前身)開通    
1910  1912大正 綱島果樹園芸組合が設立される    
1914 3 樽町・綱島にラジウム鉱泉湧出   第一次世界大戦(〜1918)
1917 6 横浜線国有化される    
1920  1923 12 関東大震災    
1926 15 丸子多摩川〜神奈川間 東京横浜電鉄神奈川線(東急東横線の前身)開通
横浜鉄道菊名駅開業
   
1927昭和2 区政施行 横浜市に 鶴見・神奈川・保土ケ谷・中・磯子の5区誕生
篠原町・菊名町・大豆戸町・太尾町・大曽根町・樽町・南綱島町・北綱島町・
師岡町・岸根町・鳥山町・小机町が神奈川区に編入
東京横浜電鉄 綱島温泉浴場開業
   
1928 3 大曽根に天然スケート場開業(昭和11年に大倉山スケート場となる)    
19301931 6 東京横浜電鉄、大倉山梅林を整備   満州事変
1932 7 渋谷〜桜木町間の東横線全線開通
大倉山精神文化研究所建設
  5・15事件
1934 9 慶應義塾大学予科、日吉に移転   昭和11(1936)年 2・26事件
1938 13 豪雨により鶴見川の堤防決壊、被害を受ける   昭和12(1937)年 盧溝橋事件【ろこうきょうじけん】
1939 14 港北区の誕生(面積は全市域の約3分の1) 51,800 ノモンハン5・11事件
19401941 16 横浜線の直通運転開始(東神奈川〜八王子)   太平洋戦争勃発
1942 17 区役所 菊名に竣工移転
菊名女学校開校
   
1944 19 海軍司令部慶應義塾大学日吉キャンパスに駐留
防空緑地として綱島公園開設
   
1945 20 慶應義塾大学日吉キャンパスに米軍が駐留 86,314 横浜大空襲
広島・長崎原爆投下
終戦
1946 21 区選挙管理委員会発足、初めて民生委員任命   日本国憲法施行
1947 22 区内で初めて市営バス開通
大倉山天然スケート場廃業
   
1948 23 港北農協発足    
1949 24 慶應義塾大学日吉キャンパス返還
港北保健所開設
  東京証券取引所設立
単一為替レート実施(1ドル360円)
19501950 25 民生安定所(現福祉保健センター)開設 93,421  
1951 26 港北消防署開署
社会福祉協議会、農業委員会発足
  日米安全保障条例調印
横浜市の人口100万人突破
1953 28     テレビ放送開始
1954 29 篠原町で弥生式土器を発見   日本の航空会社が初の国際線就航
ビキニ島水爆実験
1955 30 岸根基地米軍兵舎開設 111,095  
1956 31     経済白書「もはや戦後ではない」
横浜市、政令都市に指定される
1960  1960 35 港北郵便局開局
港北区総合庁舎(菊名)落成
147,688 カラーテレビ放送開始
1961 36 区自治会、町内会連絡協議会発足    
1963 38 東急バス日吉営業所開設    
1964 39 新横浜駅営業開始   東海道新幹線開通
東京オリンピック
1965 40 第三京浜道路開通 235,046 東京沼津線(国道246号)開通
ベトナム戦争
1966 41 清掃局(現資源循環局)港北事務所開設
下水道局(現環境創造局)太尾ポンプ場運転開始
  日本の総人口1億人突破
イタイイタイ病など公害・環境問題深刻化
1967 42 市警(現県警)、港北警察署開署    
1968 43 横浜線(東神奈川〜小机)複線化
道路局港北土木事務所開設
  東名高速道路開通
横浜市の人口200万人突破
1969 44 緑区分区   アポロ11号月面着陸成功
19701970 45 水道局港北営業所開設 221,511  
1971 46 岸根公園開園    
1972 47 地震時の広域避難場所が決定
岸根基地跡地が横浜市に全面返還
  沖縄県発足
1973 48 港北ニュータウン基本計画発表
市内初の老人福祉センター菊名寿楽荘開設
  円変動相場制へ移行
1974 49 第1回区民のつどい    
1975 50   255,275 ベトナム戦争終結
米ソ宇宙船初のドッキング
1976 51 東海道新幹線ひかり号新横浜停車(1日2本)   ロッキード事件
1977 52 港北区水防協議会、港北区公明選挙推進協議会(現港北区明るい選挙推進協議会)発足    
1978 53 港北区新総合庁舎(大豆戸町)開設
横浜線(小机〜中山間)複線化
  新東京国際(成田)空港開港
横浜大洋ホエールズ誕生
19801980 55 熊野神社市民の森開園
港北図書館、菊名地区センター開館
265,506  
1981 56 交通局港北営業所開設
新田地区センター開館
   
1984 59 第1回鶴見川花火大会
大倉山記念館開館、大倉山公園一部開園
   
1985 60 地下鉄3号線(横浜〜新横浜)開通
港北スポーツセンター開館
第1回港北駅伝大会
大倉山 市内初の緑地保全地区に指定される
280,670 日本、世界一の長寿国に
横浜市人口300万人を突破
1986 61 『港北区史』発刊    
1987 62 横浜市総合リハビリテーションセンター開設   国鉄分割民営化。JR各社発足
1988 63 港北区シンボルマーク制定
横浜線全線複線化
   
1989平成 横浜アリーナ開館
横浜博覧会開催
港北区制50周年
  消費税導入
市制100周年、開港130周年
横浜ベイブリッジ開通
ベルリンの壁崩壊
市の花 バラ 制定
19901990 2   305,774  
1991 3 区の木 ハナミズキ、区の花 ウメ 制定
横浜労災病院開設
  湾岸戦争勃発
バブルの崩壊
ソ連邦の消滅
1992 4 あそぼーっと夢inアリーナKOHOKUフェスティバル開催
横浜ラポール開館、総合保健医療センター開設
  日本人初の宇宙飛行士がスペースシャトルに搭乗
1993 5 地下鉄3号線(新横浜〜あざみ野)開通    
1994 6 都筑区分区
新横浜行政サービスコーナー開設
都筑区分区前
331,236
都筑区分区後
278,090
 
1995 7 新吉田地域ケアプラザ開設
日吉駅行政サービスコーナー開設
震災時避難場所が決定
279,333 阪神・淡路大震災
地下鉄サリン事件
1997 9 篠原地区センター・篠原地域ケアプラザ開設
日本盲導犬協会訓練センター完成
事業所系ゴミ有料化スタート
  香港中国返還
1998 10 横浜国際競技場(現日産スタジアム)オープン
スポーツ医科学センター・スポーツコミュニティプラザ(現日産ウォーターパーク)開館
   
2000 2000 12 高田地域ケアプラザ、下田地域ケアプラザ、大豆戸地域ケアセンター(現大豆戸地域ケアプラザ)、下田ショートステイセンター開館
港北国際交流ラウンジ開館
294,305  
2001 13     911米同時多発テロ
2002 14 福祉保健センター開設(福祉部と保健所を統合)
2002FIFAワールドカップTMサッカー日韓共同開催
樽町地域ケアプラザ開館
  住民台帳ネットワークシステムスタート
2003 15 区役所の屋上緑化が完成
新横浜夢オアシス(鶴見川多目的遊水地)運用開始
   
2004 16 城郷小机地区センター・城郷小机地域ケアプラザ開館   みなとみらい線開通
2005 17 ふるさとサポート事業開始
港北AAA(港北安全・安心まちづくり協議会)発足
311,722  
2006 18 英語版地域防災マップ作成
市内初の地域子育て支援拠点どろっぷ開設
地域福祉保健計画(FFF)事業スタート
316,522  
2007 19 区内小学校で緑のカーテン事業を実施
区内初のオートモール複合型大型商業施設が師岡町にオープン
日吉本町地域ケアプラザ開館
320,961  
2008 20 市営地下鉄グリーンライン(港北区日吉〜緑区中山 間)開業
師岡コミュニティハウス開館
323,394  
2009 21 港北区制70周年
新羽町新吉田町せせらぎ緑道延長整備完了
港北区生活支援センター開館
新田新道が延伸される
325,590 横浜開港150周年
 2010  2010 22 屋上に太陽光パネルを設置 329,471 羽田空港新国際ターミナル開業
2011 23 東日本大震災による被害者の支援や帰宅困難者対策などを実施する
港北エコアクション推進本部(「省エネルギーの推進」、「みどりアップの推進」、「ヨコハマ3R夢プランの推進」)発足
331,937 東日本大震災
2012 24 新横浜駅周辺で帰宅困難者対策訓練を実施
港北区と区内企業が災害時における協定を締結
3ヶ年の保育所待機児童対策(22〜24年度)により17園の保育所施設を開設
334,040 東京スカイツリーが開業
2013 25 市内初のオープンガーデン(港北OPEN GARDEN)を実施 338,378 富士山が世界遺産に登録
2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定
2014 26 新羽地域ケアプラザ・コミュニティハウス開館
新横浜駅開業50周年
341,324 「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録
東海道新幹線開業50周年

【参考】 港北グラフィックほか

横浜市の図書館で、港北区の歴史に関する図書をご覧いただけます。ここではその一部を紹介します。
(図書により、中央図書館などから取り寄せとなるものがあります。)

  • 「港北区史」 港北区郷土史編さん刊行委員会・編 昭和61年発行
  • 「港北百話」 「古老を囲んで港北を語る」編集委員会・編 昭和51年発行
  • 「港北の歴史散歩」 横浜郷土研究会・編 昭和45年発行
  • 「港北の遺跡を訪ねて」 港北の遺跡を訪ねて編集委員会・編 平成4年発行
  • 「港北 都市化の波の中で」 横浜市港北区 昭和46年発行
  • 「未来都市コーホク」 港北区区政推進課 昭和62年発行
  • 「港北50&TODAY」 港北区総務課 平成元年発行
  • 「新・港北物語」 港北区区政推進課・編 平成6年発行
  • 「横浜の町名」 横浜市市民局 平成8年発行
  • 「新編武蔵風土記稿」雄山閣出版 平成8年発行
  • 「鶴見川流域誌」国土交通省関東地方整備局京浜工事事務所 平成15年発行
  • 「港北の歴史散歩」大倉精神文化研究所 平成15年発行
  • 「横浜港北の自然と文化」大倉精神文化研究所 平成18年発行
  • 「横浜港北の地名と文化」大倉精神文化研究所 平成21年発行
  • 「港北区の境域と記憶-区制70周年記念誌1939〜2009-」港北区役所 平成21年発行
  • 「わがまち港北」 「わがまち港北」港北出版グループ 平成21年発行
  • 「わがまち港北2」 「わがまち港北」港北出版グループ 平成26年発行
  • 「新横浜駅50周年記念誌「新横浜50年の軌跡」」新横浜町内会 平成26年発行
  • 「港北区プラン(平成27年3月改定)」港北区役所・都市整備局 平成27年発行
⇒区内の歴史を生かしたまちづくり(港北オープンヘリテイジなど)・歴史的な建物についてはこちら