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港北区まちづくり方針
I 理念と将来都市像
1. 区づくりの基本理念
港北区の基本計画である「ゆめはま2010プラン港北区計画」では、区づくりの基本理念として、自然と都市機能が調和したふれあい文化都市を掲げ、以下の5つの施策の方向を挙げています。
- 安全で快適に暮らせるまちづくり
- 緑と水辺を生かしたうるおいのあるまちづくり
- 思いやりにあふれ、はつらつと暮らせるまちづくり
- こころの豊かさを実感できるまちづくり
- 活力にあふれ、躍動するまちづくり
2. 将来都市像
区づくりの基本理念を実現するため、まちづくりの目標である将来都市像を次のように設定します。
「自然と都市機能が調和した個性あるまちがネットワークした都市」
すなわち、
- 「自然」について
- 区の中央をS字型に流れる鶴見川、その支流である鳥山川、早渕川、矢上川と、それらを囲む丘陵地帯には自然が残り、区民は身近に自然を享受することができます。また、生物生息環境も改善され、多様な動植物が見られます。
- 「都市機能」について
- 新横浜都心では都心としての成熟が進み、業務、商業、文化、スポーツなど複合的な機能を果たしています。また、各鉄道駅を中心に形成された拠点では、教育、商業、行政などの機能を背景に活気のあるまちが形成されています。鶴見川沿いに形成された工業地域では、近代化された工場と住宅とが共存したまちになっています。
- 「個性あるまち」について
- 12ある鉄道駅周辺では、それぞれの自然的環境と都市機能にふさわしい街並み、雰囲気がつくりだされています。また、商店街や住宅地においても、それぞれのまちづくりが進み、個性あるまちが形成されています。
- 「ネットワーク」について
- 各拠点とその後背地及び他の地域とは鉄道、バス、幹線道路などでネットワーク化され、移動がきわめて便利で快適です。このため広い地域での交流が可能となり、賑わいが創出されます。
このような都市を港北区は目標とします。
3. 将来のまちの構成と骨格
港北区のまちづくりの目標、「自然と都市機能が調和した個性あるまちがネットワークした都市」を実現するために、まちを形成する「水と緑の軸、緑の拠点」、「都市活動の拠点」、「鉄道」、「道路骨格」についての考え方を示し、将来のまちの構成と骨格を明確にします。
水と緑の軸、緑の拠点
港北区には、区内を東西に流れる鶴見川をはじめ、その支流である鳥山川、早渕川、矢上川などが区内を流れ、これが「水と緑の軸」を構成しています。そして、港北区はこの軸によって区内が区分され、河川流域の平地部と後背の丘陵部からなる、まとまりのある圏域が構成されています。
丘陵地や河川周辺に残る樹林地は、そのまとまりごとに「緑の拠点」として位置づけ、周辺の川や樹林地等の自然的環境とのつながりを確保するとともに、保全・活用します。
都市活動の拠点
⇒拠点図
区民が集まり、交流の場となる各鉄道駅周辺を、次に示す拠点として位置づけます。
- 新横浜都心
- 新羽、新横浜駅北部・南部、小机にまたがる地域を都心として、業務、商業、文化、スポーツ等の機能集積を図ります。
- 地域拠点(日吉駅、綱島駅、大倉山駅周辺)
- 比較的広い地域の後背住宅地を控えた拠点として回遊性のある個性的な商店街を中心に教育、商業、行政等の集積を図ります。
- 生活拠点(菊名駅、(仮)高田町駅周辺)
- 交通の結節点及び地域に身近な拠点として、商店街を中心に商業、生活サービス機能を充実させます。
- 身近な生活拠点(妙蓮寺駅、岸根公園駅、(仮)日吉本町駅周辺)
- より地域に身近な拠点として、商店街等を中心に日常的な商業、生活サービス機能を強化します。
鉄道
港北区内の鉄道は、都市間鉄道であるJR東海道新幹線と、東急東横線、JR横浜線、高速鉄道3号線、横浜環状鉄道日吉〜中山間(高速鉄道4号線)で構成されます。さらに神奈川東部方面線の整備と横浜環状鉄道の延伸が構想されています。
道路骨格
港北区内の道路骨格は、地域交通を担う幹線道路と広域交通を担う高速道路により構成されます。幹線道路は区内の平地部を結ぶ循環道路と、区と周辺地域とを結ぶ放射道路を中心に道路骨格を形成します。
将来のまちの構成と骨格
以上を総合すると「港北区の将来のまちの構成と骨格図」のようになります。
