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港北区まちづくり方針 II 分野別まちづくり方針
3. 水と緑の方針
- 港北区は、鶴見川等の河川がつくり出す水辺空間と流域の平地部、そして丘陵部からなっており、それぞれ特徴的な自然的環境を有しています。
- 水辺空間は、区民のやすらぎとうるおいを高める場所として、大切な資源となっています。
- 平地部では、市街化が進み、一般に緑は少ない状態にあります。丘陵部には、斜面緑地をはじめとする樹林地や農地が分布しています。樹林地は一部が公園や市民の森などとして活用されていますが、市街化の進行により減少する傾向にあります。また農地は主として区北西部に分布し、一部は、まとまりある優良な農地として農業振興地域に指定されています。
鶴見川をはじめとする水辺空間の魅力化を図るとともに、残された緑を様々な方策により保全・活用します。また、市街地の緑化を進め、これらの自然的資源を関連づけ、水と緑のネットワークを形成します。
→水と緑の方針図
水と緑の軸:鶴見川タウンリバーの整備
- 水と緑の軸となる鶴見川、鳥山川、早渕川、矢上川の親水性を高めるとともに、生物生息環境を改善します。
- 河川敷を利用し、遊歩道やサイクリングルートの整備を進めるとともに、周辺に位置する公園等のレクリエーション施設とを結ぶネットワークの形成を図ります。
緑の拠点、緑の保全・活用
- 残された緑をできる限り保全するとともに、区民のレクリエーションの場となる運動公園、地区公園、近隣公園をその地域・地形に合わせて特色ある公園として整備します。また、街区公園の適正配置を進めます。
- 特に(仮)日吉の丘公園、綱島公園、大倉山公園、新横浜公園、新羽丘陵公園、(仮)師岡町公園、岸根公園のそれぞれを中心とする一帯を緑の拠点として位置づけ、周辺の緑や水辺などの資源を生かして、一体的に保全・活用します。
- 樹林地や社寺林については、緑地保全地区、市民の森、緑地保存地区、ふれあいの樹林など、多様な緑地保全施策による保全に努めます。
- (仮)師岡町公園から岸根公園にかけての一帯は、横浜市緑の基本計画において「市街地をのぞむ7つの丘」に位置づけられており、多様な緑地保全施策により樹林地の保全に努め、平野部から見た丘の緑の景観を形成します。
まちの緑化:花やぐまちづくり
- 住民、企業、行政それぞれが少しずつ緑を生み出していくことによって、区全体が花や木に包まれ、歩いていて楽しいまちを目指します。このため、住民と行政が一体となって緑化運動を展開し、花やぐまちづくりを進めます。
- 公共施設については、施設や道路の緑化、街区公園をはじめとした公園の適正配置を進めるほか、市立学校では、花や木を増やし、緑のオープンスペースとして地域に開放された空間を目指します。また、公園や学校には水や緑を確保し、多様な生物が生息できる環境(ビオトープ)となるよう配慮します。
- 再開発などにあわせて、新しい緑の空間を創造します。
プロムナードの整備
- 暗きょ化後の水路、歩道などを活用し、自然に親しめるよう環境整備を進め、プロムナード化します。
農地の保全・活用
- 区の北西部では、地域の特産物の生産や市民の憩いと農体験の拠点となる「恵みの里」としての整備について、地域の意向をふまえ、検討します。
- 基本的には、農業振興地域内の農用地区域を保全し、農業専用地区の指定を進めます。
