開港150周年・港北区制70周年記念
ステンドグラスが完成しました!
港北区では、平成21(2009)年の横浜開港150周年・港北区制70周年を目指し、港北区の親子で大きなステンドグラスの作品を製作する事業を実施しました。
平成19・20年度で10枚(1枚あたり80センチメートル×160センチメートル)の作品を製作し、去る9月13日に除幕式を行いました。
完成した作品は、港北区役所入口の壁面ガラスを飾り、鮮やかな色彩で来庁者を温かく迎えてくれます。
開庁時には自由にご覧いただけますので、ぜひお越しください。
大盛況の内に終了した教室の様子の一部を、当ホームページ上に掲載しました。
こちらもあわせてお楽しみください。
平成20年度「光のメッセージ教室」スケジュール(参考)
| 回 | 日程 | 内容(予定) |
|---|---|---|
| 1 | 6月8日(日曜) | ステンドグラスの基本を知ろう(講義) |
| 2 | 6月22日(日曜) | ちょっと作ってみよう(1)本番より小さいサイズのステンドグラスを親子で1つ作ります 本番のステンドグラスの原画を描こう(宿題) |
| 3 | 7月6日(日曜)★ | ちょっと作ってみよう(2)仕上げ |
| 4 | 7月13日(日曜) | 本番作業へ〜 色ガラスのカット・並べ(1) |
| 5 | 8月10日(日曜) | 色ガラスのカット・並べ(2) |
| 6 | 8月24日(日曜) | 色ガラスのカット・並べ(3) |
| 回 | 日程 | 内容(予定) |
|---|---|---|
| 7 | 9月7日(日曜) | 色ガラスのカット・並べ(4) |
| 8 | 10月12日(日曜) | ガラスの貼り付け |
| 9 | 10月19日(日曜) | はみ出た接着剤を削る(1) |
| 10 | 11月9日(日曜) | はみ出た接着剤を削る(2) |
| 11 | 12月7日(日曜) | ガラスのそうじ(1) |
| 12 | 1月18日(日曜)★ | ガラスのそうじ(2) |
| 13 | 2月15日(日曜)★ | 透明ガラスのそうじ |
| 14 | 3月8日(日曜)★ | 完成! 1年間よくがんばりました |
※時間は9時30分から11時30分まで、★の日程は9時30分から16時まで
教室の内容
| 会場 | 新田地区センター |
|---|---|
| 製作者 | 港北区在住又は在学の小学生と保護者20組および光ステンド工房スタッフ (のべ90名) |
| 講師 |
平山健雄(ステンドグラス作家)【プロフィール】 港北区菊名在住、「光ステンド工房」主宰。数々の個展を開くほか、全国の病院・大学・公共施設等のステンドグラスを製作。2000年には、ステンドグラス製作における技能・実績から、横浜市より「横浜マイスター」に認定。現在もステンドグラス製作のかたわら、ステンドグラスの普及・発展に努めている。 [横浜市内における主な仕事] 西横浜国際病院、特別養護老人ホーム「しらゆり園」、横浜市立大学 ほか |
20年度教室レポート
第1〜3回教室
6月8日、いよいよ20年度の光のメッセージ教室が始まりました!初回は、スライドでステンドグラスの歴史について学びました。今残っているステンドグラスで最も古いのは、なんと1000年以上も前のものだそうです。
第2、3回教室では練習で画用紙サイズのステンドグラス製作に取り組みました。本番と同様、色ガラスを加工し、のりで貼り付けていきます。のりが乾いた後は、はみ出したのりを削り取っていくのですが、これが予想以上に大変。限られた時間のなか、皆さん頑張って作品を仕上げました。
第4回教室(7月13日実施)
第4回教室から、本番用の大きなステンドグラス(たたみ約1畳分!)の製作が始まりました。事前に集めた皆さんの原画デザインを元に、5つのテーマで下書きを作成し、班ごとに色ガラスを乗せて大体のイメージを作ります。今年は、各テーマごとに同じ色味でまとめることにも挑戦します。どんな風に仕上がるのか、早くも完成が楽しみになってきました。
第5回教室(8月10日実施)
前回に引き続き、ガラスを切って並べる作業が進められています。ガラスを切ると聞くと、簡単なように聞こえるのですが、実際は大変な作業です。まず、専用のカッターで切れ目を入れ、小さなハンマーで振動を加えます。その後、両手で持ち、引っ張るように離します。ガラスが切れやすい方向もあり、思い通りにはなかなか切れません。自然と、みなさんの表情も真剣になってきました。
第6回教室(8月24日実施)
ガラス切り作業も、後半に入りました。作業も順調に進み、大まかな全体像も見えてきました。参加者のみなさんも、コツをつかみ始め、手際よくガラスを切っていきます。難しい原画デザインにもかかわらず、各班ごとに色味もまとめられ、所々にみなさんの工夫のあとも見られます。ガラス切りも残すところあと1回。残暑の中、作業が続きます。
第7回教室(9月7日実施)
4回にわたるガラス切り作業も、今日が最終日です。今年は、全体的に細かいデザインとなったのですが、無事に全てのガラスを切り終えることができました。最後に、鉄粉とガラスの粉をまぜた絵の具を使い、端にあるガラス片に名前を書き込んでいきました。こうやって作った各自のネームプレートは、専用の釜で書いた字をガラスに焼き付けていきます。次回からは、全員で加工したガラス片をいよいよ本体ガラスに貼り付けていきます。
第8回教室(10月12日実施)
前回作った各自のネームプレートなど釜で焼きなおした色ガラスが戻ってきました。約600℃の高温で6時間かけて焼き直されたそうです。この作業によって、書いた文字はガラスに焼き付けられ、薄めの色ガラスは色味が増し、より鮮やかになりました。今回は、このガラス片を含む全ガラス片の掃除を行いました。ガラスの角を取り、切り出しの時についたマジック・指紋をアルコールで消し、接着作業に向けて準備万端です。
第9回教室(10月19日実施)
今日から、ガラスの貼り付け作業が始まりました。最初に練習していたこともあって、皆さん慣れた手つきで、空気が入らないよう慎重に貼り付けていきます。一度外した色ガラスの場所が分からなくなっても大丈夫。この4ヶ月間で築いたチームワークで、あっという間に接着場所を見つけていきました。今日も賑やかな雰囲気の中、1回目の貼り付け作業が進んでいきました。
第10回教室(11月9日実施)
10月に貼り付けたガラスの糊も乾き、いよいよ最後の難関、はみ出した糊の削り取り作業がスタートしました。今回は、カッターナイフで糊に切れ目を入れ、竹串ではがす作業から始めました。今年の作品は難易度が高いということもあり、貼り付けたガラスの数は多い上に細かめ。気の遠くなるような作業ですが、最終回まであと数回、完成の日を楽しみに作業が続けられていきます。
第11回教室(12月7日実施)
今月も、糊の削り取り作業が続いています。前回に比べると、皆さんの作業スピードも格段に上がり、土台ガラスの大半を占めていた糊もだいぶ片付いてきました。シリコン製の糊なので、なかなか取れませんが、集中してはがしていくと約2時間の作業もあっという間。まだ多くの糊が残っていますが、年明けの残り3回の教室で一気に仕上げていきます。
第12回教室(1月18日実施)
糊の削り取り作業も最終日となりました。今まで目立っていた糊もほとんど片付き、すっきりとしてきました。年明け第1回目の今日から、1日がかりの作業。作業量も増えて大変な1日でしたが、学校での出来事などを話しながら、今日もにぎやかに制作が進められました。
第13回教室(2月15日実施)
11月から始まった糊の削り取り作業も大詰め。今回からは、今まで横に置いていたガラスを立てて、作業が進められました。いざ立てて光を通してみると、どのガラスもまた違った表情を見せ、とてもきれいです。こうやって光を通し、さらに糊が残っていないかチェックをします。切った色ガラスの側面などに、意外と糊が残っているため、さらに透明度を高めるために根気強くはがしていきます。来月は最終回。いよいよ完成です!
