こんにちは区長です 第6回 『鶴見川』
今回も水に関わるお話をさせていただきます。
6月末、新羽で行われた全長70メートルの竹(区制70周年を記念しての長さとのこと)による「流しそうめん」を楽しんできました。
鶴見川の歴史、特にかつて行われていた「舟運(しゅううん)」を通じて、地域の歩みを振り返ろうとの、区民の皆さんによる「鶴見川舟運プロジェクト」のひとつとして行われたものでした。
川は、豊かな自然環境や農作物などの恵みをもたらしてくれる母のような存在である一方、時として牙をむき出しにする野獣のような存在でもあり、まさに鶴見川も、その長い歴史を振り返ると、その繰り返しだったようです。
先日出版された『わがまち港北』にも、平井誠二さんの筆により、鶴見川は、穏やかな顔で、はたまた険しい姿で、何度も登場しています。
かつて、現在の新羽橋あたりまで舟が上って来られたこと、現在の新羽町、新吉田町界隈では「寒中そうめん」が名産であったこと、そして、その名産を舟により江戸の神田・浅草の商家に運んでいたことなどを、改めて知ることができました。
当日は、小雨模様の中ではありましたが、大人、子ども合わせて数百人の参加者で、大変な盛り上がり。今でも「流しそうめん」のスタートの時の歓声が、耳に残っています。
このような楽しいイベントを通じて、かつての、舟が通う鶴見川の風景やそうめんづくりが盛んだった農村や産業の姿などに、思いを馳せることができたことに感謝しつつ、『わがまち港北』を手元に置き、この街の様々な営みを感じる夏にしたいと思っています。
皆様も、それぞれの楽しみとともに盛夏を乗り切って下さい。
平成21年7月27日 港北区長 柏崎 誠
*「鶴見川舟運復活プロジェクト」及び「『わがまち港北』の出版」は、港北区制70周年・横浜開港150周年を記念して、区民の皆様自身が提案し実施する「アニバーサリー提案事業」(全部で15事業)として行われています。
| これまでのメッセージ | |
| 平成21年6月 29日 | 第5回 『梅雨入り』 |
| 平成21年6月 2日 | 第4回 『区政運営方針を発表しました』 |
| 平成21年5月16日 | 第3回 『新型インフルエンザについて』 |
| 平成21年4月21日 | 第2回 『ふたつの「元気」に触れて』 |
| 平成21年4月 | 第1回 『新区長より就任のごあいさつ』 |
