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平成21年度 ハマライゼーション企業グランプリ選定委員紹介・委員長講評
※各選定委員の所属・役職は、平成22年3月時点のものです。
選定委員紹介
- 平野 文彦 委員長(日本大学経済学部 教授)
- 阿部 正和 委員(戸塚公共職業安定所 所長)
- 大森 八惠子 委員(特定非営利活動法人 みなと障がい者福祉事業団 事務局長)
平野 文彦 委員長(日本大学経済学部 教授)
表彰企業の選定作業を通じて、多くの価値ある企業の営みを学ばせていただいた。その一端を述べておきたい。
株式会社高島屋横浜店の取り組みが表彰に値する点は、 (1)ややもすると障害のない人にのしかかっている過重な負担の中で、 「この仕事を誰かが助けてくれたら、私はもっと先の仕事ができるのに」と思われている仕事を、 障害のある方が担当することで、両者ともに、より生産的な仕事ができて、ハッピーな関係が築かれていることである。 それを実現してきたジョブコーチの働きもまた生産的である。
日清医療食品株式会社横浜支店が請け負っているある病院の厨房では、管理者(チーフ)の方に、 「どのような障害のある方でも、それぞれの得意分野を見つけ出して仕事と配置を考え、必ず一人前の働き手にしてみせる」 という考え方がみなぎっていることである。それが一人一人のステップアップ意欲の下支えになっていることである。 またそれに応えるスキルアップ指導も注目に値する。
マルアキフーズ株式会社の取り組みでは、できるかどうかという判断よりも、 “まずは、やってもらおう主義”が高く評価される。ただ無責任に任せているのではなく、 「どのようなやり方が自分にとって最もよいのかは、管理者ではなく本人が最もよく分かっている」という考え方に立っている。 それぞれの流儀みたいなものをしっかり見ている現場管理者の姿勢もすばらしいというほかはない。
私には障害者雇用のこれら三つの現場は、まさに理論開発の実験室のように感じられた。 社会を代表して心からの拍手を送りたい。
阿部 正和 委員(戸塚公共職業安定所 所長)
どの受賞企業の社員の皆さんも、人の役に立ち、必要とされながら、 活き活きと働いていて、職場自体が非常に明るく、また暖かいということを感じた。 これから障害者雇用に取り組まれる企業の皆さんも、今回の3社の職場づくりを参考にしていただきたいと思う。
大森 八惠子 委員(特定非営利活動法人 みなと障がい者福祉事業団 事務局長)
毎年企業のすばらしい取組事例をみていつも感動している。 今年は3社選定したが、これ以外の企業もすばらしく、 どの企業を選定するか3人の委員とも同じ悩みだった。 中には本当にユニークな取組をしている企業もあり、非常によい参考になった。 これからも皆さんがんばっていただければと思う。

↑受賞企業の方々には、市長より表彰状をお渡ししました。
(平成22年2月19日、市役所応接室にて)
